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研究分野別サイレントキーワード
「二酸化炭素」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:産業連関二酸化炭素を含む研究件
❏消費行動分析・効率性分析・サプライチェーン分析を統合した二酸化炭素排出評価(20H00081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】加河 茂美 九州大学, 経済学研究院, 教授 (20353534)
【キーワード】サプライチェーン / 産業連関 / DEA / 二酸化炭素 / 政策 (他7件)
【概要】
❏廃棄物循環分析用産業連関表を用いた廃棄物処理費用負担制度の分析(11630019)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】中村 愼一郎 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (20180367)
【キーワード】LCA / 廃棄物処理 / 産業連関分析 / 廃棄物 / 産業連関 (他14件)
【概要】動脈(財生産)部門と静脈(廃棄物管理)部門の間の財と廃棄物の循環を巡る相互依存関係を定量的に把握する勘定体系として廃棄物産業連関表の概念を提唱し,これに沿って平成7年度廃棄物産業連関表を開発した.この表は製造業を中心とする70の動脈部門,一般廃棄物と産業廃棄物からなる30種類の廃棄物,および焼却・破砕・埋め立ての廃棄物処理産門から構成されている.焼却はさらに廃熱利用・残差処理形態によって細別されて...
【複合領域】社会・安全システム科学:サプライチェーン二酸化炭素を含む研究件
❏消費行動分析・効率性分析・サプライチェーン分析を統合した二酸化炭素排出評価(20H00081)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】加河 茂美 九州大学, 経済学研究院, 教授 (20353534)
【キーワード】サプライチェーン / 産業連関 / DEA / 二酸化炭素 / 政策 (他7件)
【概要】
❏環境・資源・リスクに対する強靭性と持続性を備えた産業構造解析モデルの構築(26740056)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】尾下 優子 神戸大学, 海事科学研究科, 講師 (50709227)
【キーワード】産業クラスター / フロー解析 / バイオマス / 二酸化炭素 / 産業構造解析 (他12件)
【概要】本研究では、産業連関理論とグラフ理論などを組み合わせた新たな産業構造解析モデルの構築を行い、様々な応用研究を行った。その結果、産業の複雑な連関構造・波及構造の中から、資源や環境負荷集約的な産業構造や、特徴的な産業構造を定量的に解析し、可視化することは、持続可能かつ強靭な産業システムの構築ための技術開発・導入戦略、資源獲得・利用戦略、負荷削減対策、リスクマネージメントを議論するための有効な情報かつ判...
❏国際貿易ネットワーク解析を通した二酸化炭素排出評価に関する研究(26241031)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加河 茂美 九州大学, 経済学研究院, 教授 (20353534)
【キーワード】グローバルサプライチェーンネットワーク / 国際貿易 / 二酸化炭素 / クラスター / スペクトラルクラスター分析 (他21件)
【概要】本研究では、世界多地域産業連関表を用いて、最終財生産に伴うグローバルサプライチェーンに付随するCO2排出量を重みに持つ隣接行列の作成し、CO2排出集約的なサプライチェーンクラスターの検出を行った。また、データノイズ、アルゴリズムに関するクラスター分析の安定性評価法を開発し、データノイズ、アルゴリズムに関して頑健なCO2クラスターが存在していることを明らかにした。さらに、グローバルサプライチェーンを...
【環境学】環境解析学:二酸化炭素フラックス二酸化炭素を含む研究件
❏複雑地形上の森林と大気間における水蒸気・二酸化炭素交換速度の算定手法の開発(17510011)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】熊谷 朝臣 九州大学, 農学研究院, 助教授 (50304770)
【キーワード】森林群落 / 蒸散 / 樹液流計測 / 流域 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】樹液流計測によって森林群落レベルの蒸散速度を実際に計測・算定する際、樹体内部・個体間変動に起因する不確実性が障害となる。この不確実性を解消する方策を確立することを目的として、まず、平坦地形において比較的均質な個体サイズを持つスギ林分で大量の樹液流計測センサーを用いて、個体内・個体間の樹液流速変動を計測し、その結果を利用したモンテカルロシミュレーションにより適正サンプリング戦略の立案を行った。この結...
❏森林における二酸化炭素・水蒸気交換過程のモデル化(12876035)
【研究テーマ】林学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】窪田 順平 東京農工大学, 農学部, 助教授 (90195503)
【キーワード】森林 / 二酸化炭素 / 水蒸気 / 交換過程 / 林分構造 (他12件)
【概要】本研究では、森林内外に形成される微気象環境とそれによる水蒸気や二酸化炭素の交換過程と森林の樹種、密度、樹冠構造等の関係を明らかにし、これを数値シミュレーションにより再現し、さらに樹木の成長にともなう林分構造と水蒸気や二酸化炭素の交換過程の相互作用を明らかすることを目的とした。モデルを適用には、過去から林分調査、気象観測が行われてきた東京農工大学演習林を対象とし、現時点での水蒸気、二酸化炭素の交換過...
【環境学】環境解析学:ガスフラックス二酸化炭素を含む研究件
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
❏生態系温暖化ポテンシャルによる生態系の温暖化影響力の総合評価(15310004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鞠子 茂 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (10251018)
【キーワード】生態系 / 二酸化炭素 / メタン / 一酸化二窒素 / 温暖化 (他12件)
【概要】本研究は、生態系が温暖化に及ぼす影響力を総合的に評価するために生態系温暖化ポテンシャル(EGWP)を提案し、限定した地域(都道府県レベル)における主要な生態系(森林、草原、農地)を対象としてその有効性を検討することを目的としている。生態系温暖化ポテンシャルは、各生態系におけるCO_2、CH_4、N_2Oの収支データから計算される。そこで、本年度は森林・草地・農地生態系を主たる研究対象地域として以下...
【環境学】環境創成学:温室効果ガス二酸化炭素を含む研究件
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
【環境学】環境創成学:産業連関表二酸化炭素を含む研究件
❏環境・資源・リスクに対する強靭性と持続性を備えた産業構造解析モデルの構築(26740056)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】尾下 優子 神戸大学, 海事科学研究科, 講師 (50709227)
【キーワード】産業クラスター / フロー解析 / バイオマス / 二酸化炭素 / 産業構造解析 (他12件)
【概要】本研究では、産業連関理論とグラフ理論などを組み合わせた新たな産業構造解析モデルの構築を行い、様々な応用研究を行った。その結果、産業の複雑な連関構造・波及構造の中から、資源や環境負荷集約的な産業構造や、特徴的な産業構造を定量的に解析し、可視化することは、持続可能かつ強靭な産業システムの構築ための技術開発・導入戦略、資源獲得・利用戦略、負荷削減対策、リスクマネージメントを議論するための有効な情報かつ判...
❏環境と技術および消費構造の相互依存関係に関する計量的研究(産業連関の手法による)(05853007)
【研究テーマ】経済統計学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】池田 明由 東海大学, 教養学部, 専任講師 (60222874)
【キーワード】産業連関表 / 環境分析 / 二酸化炭素 / 二酸化窒素 / 二酸化硫黄 (他8件)
【概要】昨年度までに1985年について「環境分析用産業連関表」の第1次推計を行い、さらにそれを用いていくつかの分析結果をまとめてきた。今年度は分析の過程で気付いた点について第1次推計結果をさらに精緻化するとともに、その結果を用いて省エネ技術の効果に関するシミュレーション分析をさらに進めた。また環境問題の国際比較分析の手始めとして中国四川省成都市に関する研究に、また時系列分析への拡張をめざして1980年の環...
【環境学】環境保全学:炭素循環二酸化炭素を含む研究件
❏プラズマ触媒反応による非熱的CO2還元とメタノール高速合成(21K18615)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】プラズマ化学 / プラズマ触媒 / カーボンリサイクル / 炭素循環 / カーボンニュートラル (他9件)
【概要】メタノール合成に用いる高活性触媒としてCuZn/Al2O3合金触媒を用い,誘電体バリア放電(DBD, Dielectric Barrier Discharge)の組み合わせによる反応促進効果を確認するとともに反応機構を明らかにした。DBDを照射したまま赤外吸収分光分析が可能な装置を新たに開発し,熱反応とプラズマ反応による表面化学種の違いを同定した。熱反応では,CO2とH2の混合ガス(H2/CO2 ...
❏大規模二酸化炭素資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルスタックの開発(19H02807)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】SOEC / CO2電気分解 / 炭素循環 / カーボンニュートラル / CO (他10件)
【概要】二酸化炭素(CO2)を資源として循環する炭素循環エネルギーシステムの産業実装による産業の革新的な低炭素化が本研究のゴールである。CO2の還元・資源化がキーテクノロジーであり、本研究では固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell、SOEC)を用いたCO2還元によるCO2資源化を目指している。社会実装に必要な大量還元の大面積化を実現するため、金属基板上にSOEC...
❏東南アジア熱帯林全域の炭素貯留能力を解明する(17H01477)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
【キーワード】炭素循環 / 温暖化 / 気候変動 / 熱帯林 / 二酸化炭素
【概要】当初、東南アジア熱帯林全域に多数の観測点からなる森林簿ネットワークを構築し、森林炭素収支の統合解析を行おうとした。しかし、今般の新型コロナウィルス感染拡大により、ほとんどの観測点の構築が頓挫した。そのような環境下で、(1)ベトナムの高地針広混交林サイトの設定に成功した。(2)ミャンマーの森林炭素収支において、違法伐採の影響は大きく、その評価の成否が極めて重要であることが明らかになった。(3)日本の...
【環境学】環境保全学:地下貯留二酸化炭素を含む研究件
❏空隙スケール現象計測に基づくCO2地下貯留におけるトラップメカニズムの解明(25281036)
【研究テーマ】環境技術・環境負荷低減
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 工学院, 教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地下貯留 / トラップメカニズム / 溶解 / 対流 (他17件)
【概要】二酸化炭素地下貯留における最大の懸念は浮力に伴う漏洩である.本研究では,多孔質内部の空隙スケール計測に基づいて漏洩を阻害するトラップメカニズムの解明を行った.キャピラリートラップ飽和率は初期ガス飽和率に強く依存するため,初期ガス飽和率を決定する界面張力,粘性,浮力の影響をモデル化し,トラップ量推定を可能にした.次に,溶解トラップに移行する上で支配的な現象となる自然対流現象のモデル化を行うとともに,...
❏残留ガストラップによる安定型CO2地下貯留法の開発(21310053)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (30262314)
【キーワード】環境保全技術 / 地下貯留 / 残留ガストラップ / 物質輸送 / ガス飽和率 (他10件)
【概要】温暖化の防止を目的としてCO_2地下貯留が提案されている.最初,CO_2は塩水で満たされている多孔質岩石中を浸透する.この過程は毛管力,浮力,粘性せん断力に強い影響を受ける.次に,CO_2は再び塩水で浸透されるが,一部のCO_2は毛管力により岩石多孔質中にトラップされる.さらに,岩石中にトラップされたCO_2の気泡は徐々に塩水中へ溶解していく.溶解により重くなった塩水は貯留層スケールで自然対流を開...
❏多孔質内超臨界二酸化炭素の流動現象解明に基づく長期安定型地下貯留の実現(15710052)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 助教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地球温暖化 / 地下貯留 / MRI / コア解析 (他8件)
【概要】平成15年度においてMRIを用いた岩石内を流動する超臨界CO_2を直接可視化できることが明らかとなった.平成16年度はこれらの知見を基に,計測の高度化を行うとともに,計測結果を基に,定量的な解釈を試みた. 第一に,平成15年度に用いたスピンエコー法による可視化手法を用いると計測時間が1分程度度と長くなり,時間分解能が足りなくなる.一方,円筒形の岩石コアに圧入されたCO_2は流れ水平面方向に均一であ...
【環境学】環境保全学:地球温暖化ガス排出削減二酸化炭素を含む研究件
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
❏空隙スケール現象計測に基づくCO2地下貯留におけるトラップメカニズムの解明(25281036)
【研究テーマ】環境技術・環境負荷低減
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 工学院, 教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地下貯留 / トラップメカニズム / 溶解 / 対流 (他17件)
【概要】二酸化炭素地下貯留における最大の懸念は浮力に伴う漏洩である.本研究では,多孔質内部の空隙スケール計測に基づいて漏洩を阻害するトラップメカニズムの解明を行った.キャピラリートラップ飽和率は初期ガス飽和率に強く依存するため,初期ガス飽和率を決定する界面張力,粘性,浮力の影響をモデル化し,トラップ量推定を可能にした.次に,溶解トラップに移行する上で支配的な現象となる自然対流現象のモデル化を行うとともに,...
【環境学】環境保全学:電気分解セル二酸化炭素を含む研究件
❏再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化(15K14300)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証し...
❏二酸化炭素直接還元炭素資源再生による再生可能エネルギーの負荷平準化(24656550)
【研究テーマ】リサイクル工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 准教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 電気分解 / 再生可能エネルギー / 負荷平準化 / 炭素資源再生 (他9件)
【概要】再生可能エネルギーを活用した二酸化炭素(CO2)の直接還元炭素資源再生を目的に電気分解セルを製作しCO2電気分解の実証を行った。実験より再生一酸化炭素:酸素生成比がほぼ1:0.5となり、Faraday則に応じて化学量論的に電気分解が進むことを確認した。得られた実験データを基に製鉄プロセスへの本技術の応用可能性を検討したところ、本SOECシステムの貢献が確認された。以上からCO2の直接還元炭素資源再...
【環境学】環境保全学:地球温暖化二酸化炭素を含む研究件
❏低炭素社会に貢献する土質系廃棄物の二酸化炭素固定化の可能性調査(23656294)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小峯 秀雄 茨城大学, 工学部, 教授 (90334010)
【キーワード】鉄鋼スラグ / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 低炭素社会 / 循環型社会 (他9件)
【概要】製鋼スラグのCO2固定化特性を実験的に調査し,メカニズムの推察および固定化量の評価を行った.CO2固定化特性を調べるために,一定流量通気型CO2固定化試験を実施した.その結果,大気圧下において,初期濃度が4500mg/LのCO2を0.05 mg/Lで供試体に通気した場合において,エージング製鋼スラグは0.03 g-CO2/g-slagのCO2を固定し,未エージング製鋼スラグは0.04 g-CO2/...
❏帯水層に圧入された二酸化炭素の貯留特性と貯留量評価技術の研究(20360407)
【研究テーマ】地球・資源システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】薛 自求 (財)地球環境産業技術研究機構, CO2貯留研究グループ, 副主席研究員 (90467449)
【キーワード】地球システム / 二酸化炭素地中貯留 / 地球温暖化 / 二酸化炭素 / 帯水層 (他16件)
【概要】地下深部地層の温度・圧力条件下で、孔隙率や浸透率が異なる2種類の砂岩試料に超臨界CO_2を注入しながら、弾性波速度と比抵抗の変化を測定した。これらの実験データをもとに推定した各々の砂岩試料中の超臨界CO_2飽和度について、二相流(超臨界CO_2、間隙水)解析コードTOUGH2による数値シミュレーションで得た砂岩試料中の超臨界CO_2飽和度とよく一致し、帯水層に圧入したCO_2貯留量評価法の有効性が...
❏京都議定書CDM植林事業における住民参加プロセスに関する研究(17405034)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】天野 正博 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60353562)
【キーワード】森林 / 二酸化炭素 / 京都議定書 / クリーン開発メカニズム(CDM) / 第2約束期間 (他10件)
【概要】当研究は「1)地球環境問題に途上国の住民が参画できる機会を得ることができる。」「2) 京都議定書で採用されているクリーン開発メカニズムでは植林した後は森林を保全をするだけで定期的に炭素クレジットの対価を得ることができる。」という2つの観点から、温暖化対策として望ましい森林の取り扱いについて提案した。研究対象地をベトナム、インドネシア、タイ、パナマに設定し、提案内容の検証を行った。 ...
【環境学】環境保全学:再生可能エネルギー二酸化炭素を含む研究件
❏再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化(15K14300)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証し...
❏二酸化炭素直接還元炭素資源再生による再生可能エネルギーの負荷平準化(24656550)
【研究テーマ】リサイクル工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 准教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 電気分解 / 再生可能エネルギー / 負荷平準化 / 炭素資源再生 (他9件)
【概要】再生可能エネルギーを活用した二酸化炭素(CO2)の直接還元炭素資源再生を目的に電気分解セルを製作しCO2電気分解の実証を行った。実験より再生一酸化炭素:酸素生成比がほぼ1:0.5となり、Faraday則に応じて化学量論的に電気分解が進むことを確認した。得られた実験データを基に製鉄プロセスへの本技術の応用可能性を検討したところ、本SOECシステムの貢献が確認された。以上からCO2の直接還元炭素資源再...
【環境学】環境保全学:環境技術二酸化炭素を含む研究件
❏空隙スケール現象計測に基づくCO2地下貯留におけるトラップメカニズムの解明(25281036)
【研究テーマ】環境技術・環境負荷低減
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 工学院, 教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地下貯留 / トラップメカニズム / 溶解 / 対流 (他17件)
【概要】二酸化炭素地下貯留における最大の懸念は浮力に伴う漏洩である.本研究では,多孔質内部の空隙スケール計測に基づいて漏洩を阻害するトラップメカニズムの解明を行った.キャピラリートラップ飽和率は初期ガス飽和率に強く依存するため,初期ガス飽和率を決定する界面張力,粘性,浮力の影響をモデル化し,トラップ量推定を可能にした.次に,溶解トラップに移行する上で支配的な現象となる自然対流現象のモデル化を行うとともに,...
❏海洋バイオマス利用による CO2 削減およびバイオ燃料化に関する研究(22310057)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】瀬名波 出 琉球大学, 工学部, 准教授 (70253945)
【キーワード】海洋 / バイオマス / 二酸化炭素削減 / 海藻 / バイオ燃料 (他11件)
【概要】本研究では火力発電所や下水処理施設などから排出される二酸化炭素(CO2)を海藻を育てるための資源として再利用した。高濃度の CO2を海水に人工的に溶かし、それを海藻に与えることで藻類の光合成(成長速度)を飛躍的に高めた。通常の海水に比べて約 1.9 倍以上に成長が高まる結果を得た。また海藻を原料としたバイオエタノールの試作を成功させた。このようにCO2を減らし,また CO2を新たな資源として再利用...
❏超臨界二酸化炭素中でのバイオプロセスの新展開:環境調和型デラセミ化反応の開発(16750135)
【研究テーマ】環境関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】松田 知子 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 講師 (10319494)
【キーワード】酵素反応 / 環境技術 / 二酸化炭素 / 超臨界流体 / 不斉合成 (他12件)
【概要】デラセミ化反応は、ラセミ体の化合物を光学活性体へ変換する反応である。光学活性化合物は医薬品中間体として必要で、それらを環境に負荷をかけずに合成する方法は非常に重要であり、原子収率が100%であるデラセミ化反応の開発は急務である。そこで、本研究では、アルコール脱水素酵素によりデラセミ化反応を行う方法の開発を行った。溶媒としては、酵素反応では通常、水が用いられることが多い。しかし、水中での反応では、生...
【環境学】環境保全学:二酸化硫黄二酸化炭素を含む研究件
❏排出量取引の費用効果性に関する理論的実証的研究:二酸化硫黄排出量取引の事後的評価(15730128)
【研究テーマ】応用経済学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】有村 俊秀 上智大学, 経済学部経済学科, 助教授 (70327865)
【キーワード】環境経済学 / 排出量取引 / 計量分析 / 米国 / 二酸化硫黄 (他11件)
【概要】初めに、昨年度収集した情報をもとに、排出量取引の利点である排出削減費用の抑制効果が、米国二酸化硫黄(SO_2)排出承認証取引制度において発揮されているかどうかについて、実証的な観点から計量分析を行った。具体的には、企業の主な排出削減手段である排出承認証取得、低硫黄石炭への発電燃料の転換、脱硫装置の設置に焦点をあて、州ごとに行われている地元炭鉱の産業保護や排出承認証売買による費用や利益に関する規制な...
❏環境と技術および消費構造の相互依存関係に関する計量的研究(産業連関の手法による)(05853007)
【研究テーマ】経済統計学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1993
【研究代表者】池田 明由 東海大学, 教養学部, 専任講師 (60222874)
【キーワード】産業連関表 / 環境分析 / 二酸化炭素 / 二酸化窒素 / 二酸化硫黄 (他8件)
【概要】昨年度までに1985年について「環境分析用産業連関表」の第1次推計を行い、さらにそれを用いていくつかの分析結果をまとめてきた。今年度は分析の過程で気付いた点について第1次推計結果をさらに精緻化するとともに、その結果を用いて省エネ技術の効果に関するシミュレーション分析をさらに進めた。また環境問題の国際比較分析の手始めとして中国四川省成都市に関する研究に、また時系列分析への拡張をめざして1980年の環...
【環境学】環境保全学:環境変動二酸化炭素を含む研究件
❏原生代の温暖化:下部地殻岩石に見る大規模脱二酸化炭素イベントの証拠と表層環境変動(20606002)
【研究テーマ】地球システム変動
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】大森 聡一 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 特任准教授 (90267469)
【キーワード】原生代 / 温室効果 / 脱炭酸反応 / 下部地殻 / 環境変動 (他12件)
【概要】南インド・ケララ州と北米アディロンダック山地の下部地殻岩について,地質調査,薄片観察・記載を行なった。各試料についてCO_2流体包有物が,ざくろ石やジルコンなどの鉱物に包有されていることが明らかになった。地球史を通した岩石圏CO_2循環と表層環境を結合した数値モデルを構築し,原生代の脱炭酸イベントが表層気温に与えた影響を議論した。沈み込み帯のCO_2の挙動を議論するために,沈み込み帯の温度構造推定...
❏サンゴ礁における炭素循環とその環境変動に伴う変化(08041100)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60192548)
【キーワード】サンゴ礁 / 二酸化炭素 / 環境変動 / サンゴ / オーストラリア (他7件)
【概要】サンゴ礁は、光合成と石灰化とを通じて地球規模の炭素循環に関わっている.また炭素循環過程は、数1000年オーダーでの環境変動とそれに伴うサンゴ礁地形の形成とともに変化してきたと考えられる.本研究では,代表的な大陸型の堡礁であるグレートバリアリ-フと大洋島型の堡礁であるパラオ諸島とにおいて,サンゴ礁地形と生物分布,サンゴ礁上における生産速度,外洋-堡礁-ラグーン間での海水と炭素の収支、サンゴ礁地形の形...
【環境学】環境保全学:産業連関分析二酸化炭素を含む研究件
❏環境・資源・リスクに対する強靭性と持続性を備えた産業構造解析モデルの構築(26740056)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】尾下 優子 神戸大学, 海事科学研究科, 講師 (50709227)
【キーワード】産業クラスター / フロー解析 / バイオマス / 二酸化炭素 / 産業構造解析 (他12件)
【概要】本研究では、産業連関理論とグラフ理論などを組み合わせた新たな産業構造解析モデルの構築を行い、様々な応用研究を行った。その結果、産業の複雑な連関構造・波及構造の中から、資源や環境負荷集約的な産業構造や、特徴的な産業構造を定量的に解析し、可視化することは、持続可能かつ強靭な産業システムの構築ための技術開発・導入戦略、資源獲得・利用戦略、負荷削減対策、リスクマネージメントを議論するための有効な情報かつ判...
❏廃棄物循環分析用産業連関表を用いた廃棄物処理費用負担制度の分析(11630019)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】中村 愼一郎 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (20180367)
【キーワード】LCA / 廃棄物処理 / 産業連関分析 / 廃棄物 / 産業連関 (他14件)
【概要】動脈(財生産)部門と静脈(廃棄物管理)部門の間の財と廃棄物の循環を巡る相互依存関係を定量的に把握する勘定体系として廃棄物産業連関表の概念を提唱し,これに沿って平成7年度廃棄物産業連関表を開発した.この表は製造業を中心とする70の動脈部門,一般廃棄物と産業廃棄物からなる30種類の廃棄物,および焼却・破砕・埋め立ての廃棄物処理産門から構成されている.焼却はさらに廃熱利用・残差処理形態によって細別されて...
【数物系科学】地球惑星科学:マントルウエッジ二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
【数物系科学】地球惑星科学:マントル捕獲岩二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏捕獲岩の温度圧力情報から探る100mオーダーのリソスフェア構造(25287139)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】流体包有物 / マントル捕獲岩 / 地質圧力計 / ラマン分光分析 / 二酸化炭素 (他6件)
【概要】本課題では,捕獲岩が由来した深度を100mオーダーの解像度で決定できる地質圧力計の開発を目指した. リソスフェアは地球深部からもたらされる温度や流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によってその物質構造や流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その検証や流体の実体,分布などを論じるには岩石構造を直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで我々は,捕獲岩に見られる流体包有物の残留...
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
【数物系科学】地球惑星科学:火山二酸化炭素を含む研究件
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
❏火山ガス生成に伴う化学過程に関する実験的研究(11304040)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】火山 / 火山ガス / 揮発性物質 / 流体包有物 / 二酸化炭素 (他17件)
【概要】火山活動を理解するうえで揮発性物質の挙動が重要であることは従来から指摘されており、本研究では、マグマ中に溶け込んでいる揮発性物質が火山ガスとして地表に現われるまでの化学的な過程を明らかにし、火山噴火や火山活動のメカニズムの解明に貢献した。これまでの火山ガスの研究は、火山ガスの分析と発泡現象を直接結ぶ研究が欠落しており、起源を論ずる上でネックとなっていた。そこで本研究では次の3項目に取り組み実験火山...
【数物系科学】地球惑星科学:ラマン分光分析二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏捕獲岩の温度圧力情報から探る100mオーダーのリソスフェア構造(25287139)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】流体包有物 / マントル捕獲岩 / 地質圧力計 / ラマン分光分析 / 二酸化炭素 (他6件)
【概要】本課題では,捕獲岩が由来した深度を100mオーダーの解像度で決定できる地質圧力計の開発を目指した. リソスフェアは地球深部からもたらされる温度や流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によってその物質構造や流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その検証や流体の実体,分布などを論じるには岩石構造を直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで我々は,捕獲岩に見られる流体包有物の残留...
【数物系科学】地球惑星科学:炭酸塩二酸化炭素を含む研究件
❏土中の炭素循環に応答した塩類集積プロセスに関する研究(26660189)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】塩類集積 / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 有機物 / Na土壌 (他11件)
【概要】1960年代から乾燥地・半乾燥地の塩類集積に関して、Naイオンが卓越するNa土壌とCa資材を用いた改良についての研究が広く行われてきた。一方、塩類集積地では、炭酸Ca等の炭酸塩が集積している所も多く、この場合、炭酸塩の水溶解性が低いため、塩類集積の改善が困難である。炭酸塩は、土中水と気相のCO2と化学平衡するため、土壌中のCO2濃度を高くするとよく溶解する。この点に着目し、土壌呼吸等による土壌中C...
❏排水からの微量有害元素(Se,Sb,As,B)アニオンの濃縮・除去の新基盤技術(15310045)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】梅津 良昭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10005423)
【キーワード】セレンイオン種 / 平衡相図 / 酸化マグネシウム / 土壌固化 / 炭酸塩 (他21件)
【概要】1.排水からのセレンイオン種の除去に関する基礎反応:水溶液中でセレンは4および6価の二つの酸化状態が安定であり、化学的に複雑な挙動を示し、排水基準で有害物質に指定されているセレンイオン種の除去プロセスの確立は緊急かつ重要な課題である。水溶液中のセレンイオン種を難溶性の固相として分離するプロセスの基本となる、Se(IV)-Fe(III)-H_2O、Se(IV、VI)-Ca-H_2O、Se(IV、VI...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏火山ガス生成に伴う化学過程に関する実験的研究(11304040)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】火山 / 火山ガス / 揮発性物質 / 流体包有物 / 二酸化炭素 (他17件)
【概要】火山活動を理解するうえで揮発性物質の挙動が重要であることは従来から指摘されており、本研究では、マグマ中に溶け込んでいる揮発性物質が火山ガスとして地表に現われるまでの化学的な過程を明らかにし、火山噴火や火山活動のメカニズムの解明に貢献した。これまでの火山ガスの研究は、火山ガスの分析と発泡現象を直接結ぶ研究が欠落しており、起源を論ずる上でネックとなっていた。そこで本研究では次の3項目に取り組み実験火山...
【数物系科学】地球惑星科学:炭素同位体比二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏単成火山のマグマ上昇はマグマ起源揮発性物質の拡散放出から捉えられるか(23540569)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】野津 憲治 静岡大学, 防災総合センター, 客員教授 (80101103)
【キーワード】火山噴火予知 / 単成火山 / 伊豆東部火山群 / 手石海丘 / 大室山 (他9件)
【概要】マグマ揮発性物質は、火山ガスとして山頂火口や山腹噴気孔から放出しているだけでなく、火山体表面全体から拡散放出している。本研究では伊豆東部火山群の単成火山直下のマグマの動きをマグマ揮発性物質の拡散放出から捉えようとした。1989年の海底噴火で形成した手石海丘では、火口底直上の海水の精密化学・同位体分析から極めて少量のマグマ-熱水起源のCO2とCH4の放出を検出した。最近の群発地震震央域の陸上部分や2...
【数物系科学】地球惑星科学:流体包有物二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏捕獲岩の温度圧力情報から探る100mオーダーのリソスフェア構造(25287139)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】流体包有物 / マントル捕獲岩 / 地質圧力計 / ラマン分光分析 / 二酸化炭素 (他6件)
【概要】本課題では,捕獲岩が由来した深度を100mオーダーの解像度で決定できる地質圧力計の開発を目指した. リソスフェアは地球深部からもたらされる温度や流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によってその物質構造や流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その検証や流体の実体,分布などを論じるには岩石構造を直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで我々は,捕獲岩に見られる流体包有物の残留...
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
【数物系科学】地球惑星科学:風化二酸化炭素を含む研究件
❏後期始生代-初期原生代の大気二酸化炭素・酸素濃度とその地球表層環境への影響(15K05338)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】村上 隆 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (00253295)
【キーワード】大気進化 / 酸素 / 二酸化炭素 / 風化 / 古土壌 (他6件)
【概要】後期始生代-初期原生代は、地球表層環境の大変動時代であった。この時代の大気二酸化炭素、酸素濃度の定量的算定は、気候変動、海洋進化、生物進化により正確な制限を与える。鉱物-水-大気相互作用である風化をモデル化し、大気進化を定量化した。酸素濃度は約25から18億年前におよそ10E-6から10E-3気圧に上昇した。大気二酸化炭素濃度は約28から18億年前におよそ10E-0.5から10E-1.5気圧に減少...
❏先カンブリア時代の鉱物-水-大気反応:大気進化の推定(11440160)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】村上 隆 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00253295)
【キーワード】大気の進化 / 鉱物-水-大気反応 / 風化 / 電子顕微鏡 / 酸素 (他6件)
【概要】地球表層における鉱物-水-大気反応は、その結果として、風化した岩石に大気進化の情報を含んでいる。この相互作用は現代、先カンブリア時代とも継続的に起こっているが、大気組成の差ににより、風化岩石には鉱物学的・化学的に異なる二次鉱物を形成されるはずである。ところが先カンブリア時代の風化岩石は、風化後例外なく変質作用を受けているため、実際の鉱物-水-大気反応の情報が消されており、その再現・推定は困難になっ...
【数物系科学】地球惑星科学:沈み込み帯二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
【数物系科学】地球惑星科学:気候変動二酸化炭素を含む研究件
❏東南アジア熱帯林全域の炭素貯留能力を解明する(17H01477)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
【キーワード】炭素循環 / 温暖化 / 気候変動 / 熱帯林 / 二酸化炭素
【概要】当初、東南アジア熱帯林全域に多数の観測点からなる森林簿ネットワークを構築し、森林炭素収支の統合解析を行おうとした。しかし、今般の新型コロナウィルス感染拡大により、ほとんどの観測点の構築が頓挫した。そのような環境下で、(1)ベトナムの高地針広混交林サイトの設定に成功した。(2)ミャンマーの森林炭素収支において、違法伐採の影響は大きく、その評価の成否が極めて重要であることが明らかになった。(3)日本の...
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
【数物系科学】地球惑星科学:マグマ二酸化炭素を含む研究件
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
❏火山ガス生成に伴う化学過程に関する実験的研究(11304040)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】火山 / 火山ガス / 揮発性物質 / 流体包有物 / 二酸化炭素 (他17件)
【概要】火山活動を理解するうえで揮発性物質の挙動が重要であることは従来から指摘されており、本研究では、マグマ中に溶け込んでいる揮発性物質が火山ガスとして地表に現われるまでの化学的な過程を明らかにし、火山噴火や火山活動のメカニズムの解明に貢献した。これまでの火山ガスの研究は、火山ガスの分析と発泡現象を直接結ぶ研究が欠落しており、起源を論ずる上でネックとなっていた。そこで本研究では次の3項目に取り組み実験火山...
❏高温高圧実験による二酸化炭素存在下におけるマグマ生成プロセスの解明(08740412)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】広瀬 敬 東京工業大学, 理学部, 助手 (50270921)
【キーワード】マントル / 水 / 二酸化炭素 / 玄武岩 / 部分融解 (他7件)
【概要】地球のマントルを代表していると考えられるマントルカンラン岩(レールゾライト)について,含水および含二酸化炭素の融解実験をピストンシリンダー型高温高圧発生装置を用いて,1および3ギガパスカルの圧力下でそれぞれ行った.含水融解実験に関しては,我々によってすでに行われていた実験を低温領域に拡大し,できた融解液(マグマ)の化学組成および融解量(マグマ生成量)を求めた.その結果,カンラン岩の無水ソリダス温度...
【数物系科学】地球惑星科学:マントル二酸化炭素を含む研究件
❏火山ガス生成に伴う化学過程に関する実験的研究(11304040)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】火山 / 火山ガス / 揮発性物質 / 流体包有物 / 二酸化炭素 (他17件)
【概要】火山活動を理解するうえで揮発性物質の挙動が重要であることは従来から指摘されており、本研究では、マグマ中に溶け込んでいる揮発性物質が火山ガスとして地表に現われるまでの化学的な過程を明らかにし、火山噴火や火山活動のメカニズムの解明に貢献した。これまでの火山ガスの研究は、火山ガスの分析と発泡現象を直接結ぶ研究が欠落しており、起源を論ずる上でネックとなっていた。そこで本研究では次の3項目に取り組み実験火山...
❏高温高圧実験による二酸化炭素存在下におけるマグマ生成プロセスの解明(08740412)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】広瀬 敬 東京工業大学, 理学部, 助手 (50270921)
【キーワード】マントル / 水 / 二酸化炭素 / 玄武岩 / 部分融解 (他7件)
【概要】地球のマントルを代表していると考えられるマントルカンラン岩(レールゾライト)について,含水および含二酸化炭素の融解実験をピストンシリンダー型高温高圧発生装置を用いて,1および3ギガパスカルの圧力下でそれぞれ行った.含水融解実験に関しては,我々によってすでに行われていた実験を低温領域に拡大し,できた融解液(マグマ)の化学組成および融解量(マグマ生成量)を求めた.その結果,カンラン岩の無水ソリダス温度...
【数物系科学】地球惑星科学:二酸化炭素を含む研究件
❏再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化(15K14300)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証し...
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
❏高温高圧実験による二酸化炭素存在下におけるマグマ生成プロセスの解明(08740412)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】広瀬 敬 東京工業大学, 理学部, 助手 (50270921)
【キーワード】マントル / 水 / 二酸化炭素 / 玄武岩 / 部分融解 (他7件)
【概要】地球のマントルを代表していると考えられるマントルカンラン岩(レールゾライト)について,含水および含二酸化炭素の融解実験をピストンシリンダー型高温高圧発生装置を用いて,1および3ギガパスカルの圧力下でそれぞれ行った.含水融解実験に関しては,我々によってすでに行われていた実験を低温領域に拡大し,できた融解液(マグマ)の化学組成および融解量(マグマ生成量)を求めた.その結果,カンラン岩の無水ソリダス温度...
【化学】基礎化学:クラスター負イオン二酸化炭素を含む研究件
❏分子クラスター表面における光誘起反応のダイナミクスに関する研究(08740445)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】佃 達哉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (90262104)
【キーワード】クラスター負イオン / 光電子分光法 / 光解離分光法 / ホールバーニング分光法 / 電子構造異性化 (他8件)
【概要】平成8年度には、光解離および光電子分光装置を製作し、以下に挙げる研究成果を得た。 1.二酸化炭素のクラスター負イオンの電子構造 (CO_2)_n^-(2≦n≦16)の光電子スペクトルを測定し、n=7および14において負イオンコアがC_2O_4^-とCO_2^-との間で置き換わることを見い出した。このイオンコアのスイッチングは、n=7および14において各々CO_2^-とC_2O_4^-の周りに安定な...
❏不安定化学種の会合体を利用した協奏的化学反応の研究(07740450)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】佃 達哉 東京大学, 教養学部, 助手 (90262104)
【キーワード】クラスター負イオン / 二酸化炭素 / 光電子分光法 / 求核置換反応 / 反応中間体 (他7件)
【概要】平成7年度に、クラスター負イオンの光電子分光装置を製作し、以下に挙げる研究成果を得た。 1.二酸化炭素のクラスター負イオンの化学反応 (CO_2)_N^-をCH_3Iと気相で反応させた結果、[(CO_2) _nCH_3I] ^-(n=1-3,n≧7)を主生成物として検出した。光電子分光法により主生成物の電子構造を調べた結果、n=1-3,n≧7とでは全く異なる電子構造を持つことがわかった。すなわち、...
【化学】基礎化学:光電子分光法二酸化炭素を含む研究件
❏分子クラスター表面における光誘起反応のダイナミクスに関する研究(08740445)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】佃 達哉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (90262104)
【キーワード】クラスター負イオン / 光電子分光法 / 光解離分光法 / ホールバーニング分光法 / 電子構造異性化 (他8件)
【概要】平成8年度には、光解離および光電子分光装置を製作し、以下に挙げる研究成果を得た。 1.二酸化炭素のクラスター負イオンの電子構造 (CO_2)_n^-(2≦n≦16)の光電子スペクトルを測定し、n=7および14において負イオンコアがC_2O_4^-とCO_2^-との間で置き換わることを見い出した。このイオンコアのスイッチングは、n=7および14において各々CO_2^-とC_2O_4^-の周りに安定な...
❏不安定化学種の会合体を利用した協奏的化学反応の研究(07740450)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】佃 達哉 東京大学, 教養学部, 助手 (90262104)
【キーワード】クラスター負イオン / 二酸化炭素 / 光電子分光法 / 求核置換反応 / 反応中間体 (他7件)
【概要】平成7年度に、クラスター負イオンの光電子分光装置を製作し、以下に挙げる研究成果を得た。 1.二酸化炭素のクラスター負イオンの化学反応 (CO_2)_N^-をCH_3Iと気相で反応させた結果、[(CO_2) _nCH_3I] ^-(n=1-3,n≧7)を主生成物として検出した。光電子分光法により主生成物の電子構造を調べた結果、n=1-3,n≧7とでは全く異なる電子構造を持つことがわかった。すなわち、...
【化学】複合化学:二硫化炭素二酸化炭素を含む研究件
❏二配位ホウ素カチオンによる超ルイス酸分子化学(26708004)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】庄子 良晃 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40525573)
【キーワード】ホウ素 / ボリニウムイオン / ルイス酸 / 超ルイス酸 / 小分子活性化 (他15件)
【概要】本研究では、これまで安定には存在し得ないと考えられてきた、ホウ素上に芳香環のみが置換した2配位ホウ素カチオン (=ボリニウムイオン)である Mes2B+ の初めての単離および大量合成に成功した。また、Mes2B+ を用いて、前例のない二酸化炭素のC=O二重結合切断反応を始めとする、種々の特異な小分子活性化反応を開発した。さらに、Mes2B+ がカーボンナノチューブなどのナノカーボン類や遷移金属ジカ...
❏直流グロー放電法による高機能性プラズマ重合膜の試作(06555284)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】柿本 雅明 東京工業大学, 工学部, 助教授 (90152595)
【キーワード】直流グロー放電 / プラズマ重合 / ナフタレン / ベンゼン / 有機ケイ素化合物 (他12件)
【概要】本研究は、今までプラズマ重合においてほとんど試みられていない直流グロー放電法によるプラズマ重合膜の特長を明らかにし、機能性をプラズマ重合膜の創製に結びつけることを目的とした。 1)出発物質が反応性の官能基を保持していなくても重合が可能であるプラズマ重合の特徴を活かして、昇華性の固体であるナフタレンおよびオクタフルオロナフタレンをモノマーとして選択し、直流グロー放電の印加電圧やモノマーガスの圧力と放...
【化学】複合化学:求核置換反応二酸化炭素を含む研究件
❏分子クラスター表面における光誘起反応のダイナミクスに関する研究(08740445)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1996
【研究代表者】佃 達哉 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (90262104)
【キーワード】クラスター負イオン / 光電子分光法 / 光解離分光法 / ホールバーニング分光法 / 電子構造異性化 (他8件)
【概要】平成8年度には、光解離および光電子分光装置を製作し、以下に挙げる研究成果を得た。 1.二酸化炭素のクラスター負イオンの電子構造 (CO_2)_n^-(2≦n≦16)の光電子スペクトルを測定し、n=7および14において負イオンコアがC_2O_4^-とCO_2^-との間で置き換わることを見い出した。このイオンコアのスイッチングは、n=7および14において各々CO_2^-とC_2O_4^-の周りに安定な...
❏不安定化学種の会合体を利用した協奏的化学反応の研究(07740450)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1995
【研究代表者】佃 達哉 東京大学, 教養学部, 助手 (90262104)
【キーワード】クラスター負イオン / 二酸化炭素 / 光電子分光法 / 求核置換反応 / 反応中間体 (他7件)
【概要】平成7年度に、クラスター負イオンの光電子分光装置を製作し、以下に挙げる研究成果を得た。 1.二酸化炭素のクラスター負イオンの化学反応 (CO_2)_N^-をCH_3Iと気相で反応させた結果、[(CO_2) _nCH_3I] ^-(n=1-3,n≧7)を主生成物として検出した。光電子分光法により主生成物の電子構造を調べた結果、n=1-3,n≧7とでは全く異なる電子構造を持つことがわかった。すなわち、...
【化学】複合化学:触媒反応二酸化炭素を含む研究件
❏プラズマ触媒反応による非熱的CO2還元とメタノール高速合成(21K18615)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】プラズマ化学 / プラズマ触媒 / カーボンリサイクル / 炭素循環 / カーボンニュートラル (他9件)
【概要】メタノール合成に用いる高活性触媒としてCuZn/Al2O3合金触媒を用い,誘電体バリア放電(DBD, Dielectric Barrier Discharge)の組み合わせによる反応促進効果を確認するとともに反応機構を明らかにした。DBDを照射したまま赤外吸収分光分析が可能な装置を新たに開発し,熱反応とプラズマ反応による表面化学種の違いを同定した。熱反応では,CO2とH2の混合ガス(H2/CO2 ...
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
【化学】複合化学:イオン液体二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【総合理工】エネルギー学:二酸化炭素再資源化二酸化炭素を含む研究件
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
❏二酸化炭素再資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルの開発(16H04644)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 二酸化炭素再資源化 / 電気分解 / 固体酸化物 / MS-SOEC (他12件)
【概要】金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)を改良し、電気分解性能の向上を進めた。金属基盤にガス拡散向けのμmオーダーの細孔を多数開けた。SOEC本体のアノード、カソード層は大気プラズマスプレー法(APS)を用いた。CO2電気分解試験を行った。目的のCO2の電気分解によるCO、O2の生成を確認し、製作したセルがMS-SOECとして機能することを実証した。当初計画したMS-SOECの製作と、作動...
【総合理工】エネルギー学:固体酸化物電気分解セル二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素再資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルの開発(16H04644)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 二酸化炭素再資源化 / 電気分解 / 固体酸化物 / MS-SOEC (他12件)
【概要】金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)を改良し、電気分解性能の向上を進めた。金属基盤にガス拡散向けのμmオーダーの細孔を多数開けた。SOEC本体のアノード、カソード層は大気プラズマスプレー法(APS)を用いた。CO2電気分解試験を行った。目的のCO2の電気分解によるCO、O2の生成を確認し、製作したセルがMS-SOECとして機能することを実証した。当初計画したMS-SOECの製作と、作動...
❏再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化(15K14300)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証し...
【総合理工】ナノ・マイクロ科学:二酸化炭素資源化二酸化炭素を含む研究件
❏大規模二酸化炭素資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルスタックの開発(19H02807)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】SOEC / CO2電気分解 / 炭素循環 / カーボンニュートラル / CO (他10件)
【概要】二酸化炭素(CO2)を資源として循環する炭素循環エネルギーシステムの産業実装による産業の革新的な低炭素化が本研究のゴールである。CO2の還元・資源化がキーテクノロジーであり、本研究では固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell、SOEC)を用いたCO2還元によるCO2資源化を目指している。社会実装に必要な大量還元の大面積化を実現するため、金属基板上にSOEC...
❏二酸化炭素再資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルの開発(16H04644)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 二酸化炭素再資源化 / 電気分解 / 固体酸化物 / MS-SOEC (他12件)
【概要】金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)を改良し、電気分解性能の向上を進めた。金属基盤にガス拡散向けのμmオーダーの細孔を多数開けた。SOEC本体のアノード、カソード層は大気プラズマスプレー法(APS)を用いた。CO2電気分解試験を行った。目的のCO2の電気分解によるCO、O2の生成を確認し、製作したセルがMS-SOECとして機能することを実証した。当初計画したMS-SOECの製作と、作動...
【総合理工】応用物理学:エマルション二酸化炭素を含む研究件
❏ナノ表面制御可能な超臨界ナノプレイティングにおける電導機構の解明(16710079)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】曽根 正人 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特任助教授 (30323752)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他8件)
【概要】本申請者は、超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特許JP3571627)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【総合理工】応用物理学:電気分解二酸化炭素を含む研究件
❏大規模二酸化炭素資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルスタックの開発(19H02807)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】SOEC / CO2電気分解 / 炭素循環 / カーボンニュートラル / CO (他10件)
【概要】二酸化炭素(CO2)を資源として循環する炭素循環エネルギーシステムの産業実装による産業の革新的な低炭素化が本研究のゴールである。CO2の還元・資源化がキーテクノロジーであり、本研究では固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell、SOEC)を用いたCO2還元によるCO2資源化を目指している。社会実装に必要な大量還元の大面積化を実現するため、金属基板上にSOEC...
❏二酸化炭素再資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルの開発(16H04644)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 二酸化炭素再資源化 / 電気分解 / 固体酸化物 / MS-SOEC (他12件)
【概要】金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)を改良し、電気分解性能の向上を進めた。金属基盤にガス拡散向けのμmオーダーの細孔を多数開けた。SOEC本体のアノード、カソード層は大気プラズマスプレー法(APS)を用いた。CO2電気分解試験を行った。目的のCO2の電気分解によるCO、O2の生成を確認し、製作したセルがMS-SOECとして機能することを実証した。当初計画したMS-SOECの製作と、作動...
❏再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化(15K14300)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証し...
【総合理工】環境化学:グリーンケミストリー二酸化炭素を含む研究件
❏自然界の安全な酸化・還元剤およびCO2を用いた酵素による酸化還元反応の開発(25410189)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松田 知子 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (10319494)
【キーワード】グリーンケミストリー / 酵素 / 酸素 / 二酸化炭素
【概要】環境にやさしく危険を伴わない、酸化・還元反応を開発することを目的として研究を行った。その結果、Fusarium sp.由来のバイヤー・ビリター酸化酵素やGeotrichum candidum由来の還元酵素を、大腸菌により大量発現して用いると、効率が良く、爆発など危険性がない反応を行えることを見出した。さらに、両酵素ともに、基質特異性が広く、立体選択性が高いことを見出した。非常に不斉合成が難しいとさ...
❏超臨界二酸化炭素中でのバイオプロセスの新展開:環境調和型デラセミ化反応の開発(16750135)
【研究テーマ】環境関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】松田 知子 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 講師 (10319494)
【キーワード】酵素反応 / 環境技術 / 二酸化炭素 / 超臨界流体 / 不斉合成 (他12件)
【概要】デラセミ化反応は、ラセミ体の化合物を光学活性体へ変換する反応である。光学活性化合物は医薬品中間体として必要で、それらを環境に負荷をかけずに合成する方法は非常に重要であり、原子収率が100%であるデラセミ化反応の開発は急務である。そこで、本研究では、アルコール脱水素酵素によりデラセミ化反応を行う方法の開発を行った。溶媒としては、酵素反応では通常、水が用いられることが多い。しかし、水中での反応では、生...
【工学】プロセス・化学工学:低温触媒反応二酸化炭素を含む研究件
❏メタンと二酸化炭素を原料とした電場印加触媒反応の反応機構・伝導機構の解明(17H07194)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】矢部 智宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (40803234)
【キーワード】メタン / 二酸化炭素 / 合成ガス製造 / 低温触媒反応 / メタン炭酸ガス改質 (他16件)
【概要】メタン炭酸ガス改質による合成ガス製造を低温で炭素析出なく進めるための高性能触媒プロセスを検討した。Laを一部置換したZrO2にNiを担持したNi/La-ZrO2触媒を用いることによって、表面プロトニクスと担体の格子酸素を介したレドックス機構の相乗効果で低温で本系が進行することを種々のkinetic実験により明らかにした。 また本系の応用展開として、さらに酸素と水を添加したメタンTri-reform...
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
【工学】プロセス・化学工学:電場触媒反応二酸化炭素を含む研究件
❏メタンと二酸化炭素を原料とした電場印加触媒反応の反応機構・伝導機構の解明(17H07194)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】矢部 智宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (40803234)
【キーワード】メタン / 二酸化炭素 / 合成ガス製造 / 低温触媒反応 / メタン炭酸ガス改質 (他16件)
【概要】メタン炭酸ガス改質による合成ガス製造を低温で炭素析出なく進めるための高性能触媒プロセスを検討した。Laを一部置換したZrO2にNiを担持したNi/La-ZrO2触媒を用いることによって、表面プロトニクスと担体の格子酸素を介したレドックス機構の相乗効果で低温で本系が進行することを種々のkinetic実験により明らかにした。 また本系の応用展開として、さらに酸素と水を添加したメタンTri-reform...
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
【工学】プロセス・化学工学:メタン転換二酸化炭素を含む研究件
❏メタンと二酸化炭素を原料とした電場印加触媒反応の反応機構・伝導機構の解明(17H07194)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】矢部 智宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (40803234)
【キーワード】メタン / 二酸化炭素 / 合成ガス製造 / 低温触媒反応 / メタン炭酸ガス改質 (他16件)
【概要】メタン炭酸ガス改質による合成ガス製造を低温で炭素析出なく進めるための高性能触媒プロセスを検討した。Laを一部置換したZrO2にNiを担持したNi/La-ZrO2触媒を用いることによって、表面プロトニクスと担体の格子酸素を介したレドックス機構の相乗効果で低温で本系が進行することを種々のkinetic実験により明らかにした。 また本系の応用展開として、さらに酸素と水を添加したメタンTri-reform...
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
【工学】プロセス・化学工学:表面プロトニクス二酸化炭素を含む研究件
❏メタンと二酸化炭素を原料とした電場印加触媒反応の反応機構・伝導機構の解明(17H07194)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】矢部 智宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (40803234)
【キーワード】メタン / 二酸化炭素 / 合成ガス製造 / 低温触媒反応 / メタン炭酸ガス改質 (他16件)
【概要】メタン炭酸ガス改質による合成ガス製造を低温で炭素析出なく進めるための高性能触媒プロセスを検討した。Laを一部置換したZrO2にNiを担持したNi/La-ZrO2触媒を用いることによって、表面プロトニクスと担体の格子酸素を介したレドックス機構の相乗効果で低温で本系が進行することを種々のkinetic実験により明らかにした。 また本系の応用展開として、さらに酸素と水を添加したメタンTri-reform...
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
【工学】プロセス・化学工学:除湿二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
❏表面含浸液体膜による空気中の水蒸気・炭酸ガス・有機蒸気分離装置の開発(21560776)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 液体膜 / ガス分離 / 二酸化炭素 / 除湿 (他12件)
【概要】トリエチレングリコール液をベースとした表面含浸型の液体膜装置を開発した。これにより空気中の微量成分である水蒸気,炭酸ガス,有機蒸気の分離をおこない,装置の性能を示し,膜分離プロセス設計の基礎を与えた。 ...
【工学】プロセス・化学工学:蒸気透過二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
【工学】プロセス・化学工学:液体膜二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
❏表面含浸液体膜による空気中の水蒸気・炭酸ガス・有機蒸気分離装置の開発(21560776)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 液体膜 / ガス分離 / 二酸化炭素 / 除湿 (他12件)
【概要】トリエチレングリコール液をベースとした表面含浸型の液体膜装置を開発した。これにより空気中の微量成分である水蒸気,炭酸ガス,有機蒸気の分離をおこない,装置の性能を示し,膜分離プロセス設計の基礎を与えた。 ...
【工学】プロセス・化学工学:電気めっき二酸化炭素を含む研究件
❏超臨界ナノプレーティング法によるナノ空間での金属成長機序の研究(21H01668)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】曽根 正人 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30323752)
【キーワード】電気化学反応 / 電気めっき / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / 電析 (他14件)
【概要】研究代表者らは、超臨界二酸化炭素(Sc-CO2)と電解質溶液を混合して乳濁状態としてめっきを行う方法である超臨界ナノプレーティング(SNP)法を開発した。2021年度において、この超臨界ナノプレーティング(SNP)法による電気化学反応を解析するため、新規高圧回転電極セルを設計・製造に成功した。 この高圧回転電極セルを用いて、Sc-CO2を混合した硫酸銅電解めっき液における銅電析の電気化学的特性を、...
❏超臨外CO2・金属イオン溶液系液膜のナノエレクトロプレーティングに関する研究(17360367)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宮田 清蔵 東京農工大学, 大学院工学府, 特任教授 (90015066)
【キーワード】めっき / 精密造形プロセス / 微細プロセス技術 / 超臨界流体 / 表面処理 (他12件)
【概要】本申請者らは、超臨界二酸化炭素が電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化可能であることを見いだした。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、ゼロエミッション型超臨界ナノプレーティングシステム(ZSNP)と命名した。ZSNP法により得られたニッケ...
❏ナノ表面制御可能な超臨界ナノプレイティングにおける電導機構の解明(16710079)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】曽根 正人 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特任助教授 (30323752)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他8件)
【概要】本申請者は、超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特許JP3571627)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流...
【工学】プロセス・化学工学:面粗度二酸化炭素を含む研究件
❏超臨外CO2・金属イオン溶液系液膜のナノエレクトロプレーティングに関する研究(17360367)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宮田 清蔵 東京農工大学, 大学院工学府, 特任教授 (90015066)
【キーワード】めっき / 精密造形プロセス / 微細プロセス技術 / 超臨界流体 / 表面処理 (他12件)
【概要】本申請者らは、超臨界二酸化炭素が電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化可能であることを見いだした。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、ゼロエミッション型超臨界ナノプレーティングシステム(ZSNP)と命名した。ZSNP法により得られたニッケ...
❏ナノ表面制御可能な超臨界ナノプレイティングにおける電導機構の解明(16710079)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】曽根 正人 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特任助教授 (30323752)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他8件)
【概要】本申請者は、超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特許JP3571627)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【工学】プロセス・化学工学:ナノ組織金属二酸化炭素を含む研究件
❏超臨外CO2・金属イオン溶液系液膜のナノエレクトロプレーティングに関する研究(17360367)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宮田 清蔵 東京農工大学, 大学院工学府, 特任教授 (90015066)
【キーワード】めっき / 精密造形プロセス / 微細プロセス技術 / 超臨界流体 / 表面処理 (他12件)
【概要】本申請者らは、超臨界二酸化炭素が電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化可能であることを見いだした。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、ゼロエミッション型超臨界ナノプレーティングシステム(ZSNP)と命名した。ZSNP法により得られたニッケ...
❏ナノ表面制御可能な超臨界ナノプレイティングにおける電導機構の解明(16710079)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】曽根 正人 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特任助教授 (30323752)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他8件)
【概要】本申請者は、超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特許JP3571627)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【工学】プロセス・化学工学:バイオリアクター二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素吸収剤モノエタノ-ルアミンの再資源化用バイオリアクタ-の検討(03650763)
【研究テーマ】化学工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991
【研究代表者】太田口 和久 東京工業大学, 工業部化学工学科, 助教授 (20134819)
【キーワード】monoethanolamine / Biodegradstion / Escleuicheia coli / Acetic Acid / Bioreaetor (他8件)
【概要】大規模プラント排ガス中のCO_2を除去する技術のうちモノエタノ-ルアミン化学吸収法は、吸収能力および経済性および経済性などの点で高く評価されている。この方法では、CO_2吸収後のモノエタノ-ルアミンは水蒸気の作用によりCO_2を分離し再生される。しかし、長期間に亘る反復使用の後に劣化物を含んだ吸収液のCO_2吸収能力は低下し、吸収液は廃棄されている。本研究では、そのような使用済みモノエタノ-ルアミ...
❏固定化アセトバクテリウムによる二酸化炭素からの酢酸生産用バイオリアクタ-の検討(02650704)
【研究テーマ】反応工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】小出 耕造 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016392)
【キーワード】アセトバクテリウム・ウッディ- / 二酸化炭素 / 独立栄養細菌 / 酢酸 / バイオリアクタ- (他17件)
【概要】前年度の研究では,Acetobacterium woodii(ATCC29683)は独立栄養条件下では菌体濃度を十分に高めることが困難であるため,フルクト-スを基質として前培養により得た停止期菌体を遠心分離して高密度化し,アルギン酸カルシウムゲルによる固定化菌体による気泡塔型バイオリアクタ-での酢酸生成を検討した。しかし,本固定化法は高密度の細胞懸濁液を用いた場合と比べて酢酸の生産性が劣り,また培...
【工学】電気電子工学:めっき二酸化炭素を含む研究件
❏超臨界ナノプレーティング法によるナノ空間での金属成長機序の研究(21H01668)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】曽根 正人 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30323752)
【キーワード】電気化学反応 / 電気めっき / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / 電析 (他14件)
【概要】研究代表者らは、超臨界二酸化炭素(Sc-CO2)と電解質溶液を混合して乳濁状態としてめっきを行う方法である超臨界ナノプレーティング(SNP)法を開発した。2021年度において、この超臨界ナノプレーティング(SNP)法による電気化学反応を解析するため、新規高圧回転電極セルを設計・製造に成功した。 この高圧回転電極セルを用いて、Sc-CO2を混合した硫酸銅電解めっき液における銅電析の電気化学的特性を、...
❏超臨外CO2・金属イオン溶液系液膜のナノエレクトロプレーティングに関する研究(17360367)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宮田 清蔵 東京農工大学, 大学院工学府, 特任教授 (90015066)
【キーワード】めっき / 精密造形プロセス / 微細プロセス技術 / 超臨界流体 / 表面処理 (他12件)
【概要】本申請者らは、超臨界二酸化炭素が電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化可能であることを見いだした。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、ゼロエミッション型超臨界ナノプレーティングシステム(ZSNP)と命名した。ZSNP法により得られたニッケ...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【工学】電気電子工学:ヒートポンプ二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素を冷媒として用いる遷臨界ヒートポンプサイクルの高効率化に関する研究(14350102)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】飛原 英治 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (00156613)
【キーワード】ヒートポンプ / 二酸化炭素 / COP / 気液二相エジェクタ / 遷臨界サイクル (他6件)
【概要】本研究では二酸化炭素冷媒を用いた冷凍機のCOPの低さを改善すると期待されている、エジェクタと呼ばれる膨張動力回収機構の研究・開発を行っている。超音速ノズルに対する研究成果に基づき、実際にエジェクタ全体を設計し、それを組み込んだ実際のエジェクタ式ヒートポンプを製作、性能試験を行い、その実験結果に対する解析を行った。研究成果により以下のことを明らかにすることが出来た。まず、エジェクタサイクルにおけるエ...
❏社会受容性を備えた高温型ケミカルヒートポンプの開発(06780404)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助手 (20233827)
【キーワード】ヒートポンプ / 省エネルギー / 炭酸カルシウム / 炭酸マグネシウム / 二酸化炭素
【概要】本研究では二酸化炭素を反応媒体にしたケミカルヒートポンプの可能性を検討した。二酸化炭素は1000K以下の高温域で安定な物質であり、また地球環境に対しても優しく、社会受容性を備えた反応物である。そこで二酸化炭素を反応媒体にした反応系の検討を行った。その結果、無機酸化物系の炭酸化反応が有望であった。酸化カルシウム/二酸化炭素反応系は従来より、反応活性が高いことが知られており、ヒートポンプを完成するには...
【工学】電気電子工学:酢酸二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素吸収剤モノエタノ-ルアミンの再資源化用バイオリアクタ-の検討(03650763)
【研究テーマ】化学工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1991
【研究代表者】太田口 和久 東京工業大学, 工業部化学工学科, 助教授 (20134819)
【キーワード】monoethanolamine / Biodegradstion / Escleuicheia coli / Acetic Acid / Bioreaetor (他8件)
【概要】大規模プラント排ガス中のCO_2を除去する技術のうちモノエタノ-ルアミン化学吸収法は、吸収能力および経済性および経済性などの点で高く評価されている。この方法では、CO_2吸収後のモノエタノ-ルアミンは水蒸気の作用によりCO_2を分離し再生される。しかし、長期間に亘る反復使用の後に劣化物を含んだ吸収液のCO_2吸収能力は低下し、吸収液は廃棄されている。本研究では、そのような使用済みモノエタノ-ルアミ...
❏固定化アセトバクテリウムによる二酸化炭素からの酢酸生産用バイオリアクタ-の検討(02650704)
【研究テーマ】反応工学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1990 - 1991
【研究代表者】小出 耕造 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016392)
【キーワード】アセトバクテリウム・ウッディ- / 二酸化炭素 / 独立栄養細菌 / 酢酸 / バイオリアクタ- (他17件)
【概要】前年度の研究では,Acetobacterium woodii(ATCC29683)は独立栄養条件下では菌体濃度を十分に高めることが困難であるため,フルクト-スを基質として前培養により得た停止期菌体を遠心分離して高密度化し,アルギン酸カルシウムゲルによる固定化菌体による気泡塔型バイオリアクタ-での酢酸生成を検討した。しかし,本固定化法は高密度の細胞懸濁液を用いた場合と比べて酢酸の生産性が劣り,また培...
【工学】建築学:カーボンニュートラル二酸化炭素を含む研究件
❏プラズマ触媒反応による非熱的CO2還元とメタノール高速合成(21K18615)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】プラズマ化学 / プラズマ触媒 / カーボンリサイクル / 炭素循環 / カーボンニュートラル (他9件)
【概要】メタノール合成に用いる高活性触媒としてCuZn/Al2O3合金触媒を用い,誘電体バリア放電(DBD, Dielectric Barrier Discharge)の組み合わせによる反応促進効果を確認するとともに反応機構を明らかにした。DBDを照射したまま赤外吸収分光分析が可能な装置を新たに開発し,熱反応とプラズマ反応による表面化学種の違いを同定した。熱反応では,CO2とH2の混合ガス(H2/CO2 ...
❏大規模二酸化炭素資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルスタックの開発(19H02807)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】SOEC / CO2電気分解 / 炭素循環 / カーボンニュートラル / CO (他10件)
【概要】二酸化炭素(CO2)を資源として循環する炭素循環エネルギーシステムの産業実装による産業の革新的な低炭素化が本研究のゴールである。CO2の還元・資源化がキーテクノロジーであり、本研究では固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell、SOEC)を用いたCO2還元によるCO2資源化を目指している。社会実装に必要な大量還元の大面積化を実現するため、金属基板上にSOEC...
【工学】建築学:VOC (Voice of Customers)二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏表面含浸液体膜による空気中の水蒸気・炭酸ガス・有機蒸気分離装置の開発(21560776)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 液体膜 / ガス分離 / 二酸化炭素 / 除湿 (他12件)
【概要】トリエチレングリコール液をベースとした表面含浸型の液体膜装置を開発した。これにより空気中の微量成分である水蒸気,炭酸ガス,有機蒸気の分離をおこない,装置の性能を示し,膜分離プロセス設計の基礎を与えた。 ...
【工学】建築学:低炭素二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素再資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルの開発(16H04644)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 二酸化炭素再資源化 / 電気分解 / 固体酸化物 / MS-SOEC (他12件)
【概要】金属基盤固体酸化物電気分解セル(MS-SOEC)を改良し、電気分解性能の向上を進めた。金属基盤にガス拡散向けのμmオーダーの細孔を多数開けた。SOEC本体のアノード、カソード層は大気プラズマスプレー法(APS)を用いた。CO2電気分解試験を行った。目的のCO2の電気分解によるCO、O2の生成を確認し、製作したセルがMS-SOECとして機能することを実証した。当初計画したMS-SOECの製作と、作動...
❏CO_2回収型石炭燃焼の高度化と各種汚染物質の同時低減に関する基礎学理構築(21246035)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】岡崎 健 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20124729)
【キーワード】二酸化炭素 / 低炭素 / 燃焼 / 石炭 / O_2(他7件)
【概要】CO_2回収型石炭燃焼の超クリーンと高効率を同時に実現するための基礎学理を構築した. CO_2回収型石炭燃焼(O_2/CO_2石炭燃焼)に特徴的な高濃度CO_2を低NO_x燃焼に活用するための条件を明らかにし, O_2/CO_2燃焼のNO_x転換率を,空気燃焼よりも, 40%程度低減することに成功した.さらに,高濃度CO_2下では,熱分解中に固体燃料中の灰分とCO_2が反応し,灰付着やガス化に影響...
【工学】土木工学:物質輸送二酸化炭素を含む研究件
❏空隙スケール現象計測に基づくCO2地下貯留におけるトラップメカニズムの解明(25281036)
【研究テーマ】環境技術・環境負荷低減
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 工学院, 教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地下貯留 / トラップメカニズム / 溶解 / 対流 (他17件)
【概要】二酸化炭素地下貯留における最大の懸念は浮力に伴う漏洩である.本研究では,多孔質内部の空隙スケール計測に基づいて漏洩を阻害するトラップメカニズムの解明を行った.キャピラリートラップ飽和率は初期ガス飽和率に強く依存するため,初期ガス飽和率を決定する界面張力,粘性,浮力の影響をモデル化し,トラップ量推定を可能にした.次に,溶解トラップに移行する上で支配的な現象となる自然対流現象のモデル化を行うとともに,...
❏残留ガストラップによる安定型CO2地下貯留法の開発(21310053)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (30262314)
【キーワード】環境保全技術 / 地下貯留 / 残留ガストラップ / 物質輸送 / ガス飽和率 (他10件)
【概要】温暖化の防止を目的としてCO_2地下貯留が提案されている.最初,CO_2は塩水で満たされている多孔質岩石中を浸透する.この過程は毛管力,浮力,粘性せん断力に強い影響を受ける.次に,CO_2は再び塩水で浸透されるが,一部のCO_2は毛管力により岩石多孔質中にトラップされる.さらに,岩石中にトラップされたCO_2の気泡は徐々に塩水中へ溶解していく.溶解により重くなった塩水は貯留層スケールで自然対流を開...
【工学】土木工学:膜分離二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
❏表面含浸液体膜による空気中の水蒸気・炭酸ガス・有機蒸気分離装置の開発(21560776)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 液体膜 / ガス分離 / 二酸化炭素 / 除湿 (他12件)
【概要】トリエチレングリコール液をベースとした表面含浸型の液体膜装置を開発した。これにより空気中の微量成分である水蒸気,炭酸ガス,有機蒸気の分離をおこない,装置の性能を示し,膜分離プロセス設計の基礎を与えた。 ...
【工学】土木工学:無機膜二酸化炭素を含む研究件
❏ゼオライト分離膜の開発(09750839)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松方 正彦 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (00219411)
【キーワード】ゼオライト / 無機膜 / 分離 / ドライゲルコンバージョン / 気相輸送法 (他9件)
【概要】ゼオライト膜の合成条件を確立し、透過、分離、反応試験に境するアイテムを揃えることを目標とした。合成方法は、乾燥ゲルを有機結晶化剤蒸気や水蒸気中で結晶化させる方法(ドライゲルコンバージョン法)を用いた。検討したゼオライトは、SiO_2/Al_2O_3=50とローシリカなMFI型ゼオライトであり、平均細孔径0.1μmの多孔質アルミナ平板上に製膜した。原料ゲルの調製条件、ゲルの製膜条件、結晶化条件などを...
❏ナノ構造制御による高温ガス分離用無機分離膜の開発(05555206)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】中尾 真一 (1994-1995) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00155665)
【キーワード】無機膜 / ゾル-ゲル法 / CVD法 / メンブレンリアクター / ガス分離 (他19件)
【概要】高温下で水素、酸素二酸化炭素を分離可能な無機分離膜を開発するとともに、分離膜システムおよびメンブレンリアクターシステムへの展開を検討した。 水素に関しては、メンブレンリアクターに関する実験を行うとともに実用化を念頭においたモデル化を検討した。またCVD法を用いて分子ふるい機能を有するシリカ膜の開発に成功した。同膜は特異な温度依存性を示した。 酸素に関しては、2年間をかけて、欠陥のない均質な多孔質薄...
【工学】土木工学:硬度二酸化炭素を含む研究件
❏超臨外CO2・金属イオン溶液系液膜のナノエレクトロプレーティングに関する研究(17360367)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】宮田 清蔵 東京農工大学, 大学院工学府, 特任教授 (90015066)
【キーワード】めっき / 精密造形プロセス / 微細プロセス技術 / 超臨界流体 / 表面処理 (他12件)
【概要】本申請者らは、超臨界二酸化炭素が電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化可能であることを見いだした。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、ゼロエミッション型超臨界ナノプレーティングシステム(ZSNP)と命名した。ZSNP法により得られたニッケ...
❏ナノ表面制御可能な超臨界ナノプレイティングにおける電導機構の解明(16710079)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】曽根 正人 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特任助教授 (30323752)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他8件)
【概要】本申請者は、超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特許JP3571627)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【工学】移動現象および単位操作:ガス分離二酸化炭素を含む研究件
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏イオン液体の液体膜による空気中の水蒸気・二酸化炭素・VOC蒸気分離法の開発(24560918)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】membrane separation / ionic liquid / vapor permeation / permeability / 液体膜 (他11件)
【概要】新規素材であるイオン液体を用いてガス・蒸気分離用の液体膜を作成し,平膜形式の分離膜モジュールにより液体膜の分離性能を実験的に示した。イオン液体は揮発しないので従来にない耐久性のある液体膜を構成でき,液体膜による分離プロセスの実用化に近づける。イオン液体による液体膜モジュールにより,空気中の微量成分(水蒸気,二酸化炭素,VOC蒸気)の膜分離装置を開発た。各種イオン液体のこれら蒸気・ガス透過係数を測定...
❏表面含浸液体膜による空気中の水蒸気・炭酸ガス・有機蒸気分離装置の開発(21560776)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 液体膜 / ガス分離 / 二酸化炭素 / 除湿 (他12件)
【概要】トリエチレングリコール液をベースとした表面含浸型の液体膜装置を開発した。これにより空気中の微量成分である水蒸気,炭酸ガス,有機蒸気の分離をおこない,装置の性能を示し,膜分離プロセス設計の基礎を与えた。 ...
【工学】総合工学:炭素二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏C-14同位体分離法の開発研究(10558078)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】藤井 靖彦 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 教授 (20016869)
【キーワード】炭素同位体分離 / 同位体効果 / 一酸化炭素 / 二酸化炭素 / カルバメート (他10件)
【概要】原子力施設から発生するC-14廃棄物の減容処理のため、C-14同位体を分離濃縮する方法の研究を行った。対象とする物質が原子炉中性子減速材グラファイトであるため、その処理法として最も簡単な燃焼によって発生するCO及びCO_2を作業物質として選んだ。本研究は次の3サブテーマから成る。 (1)分子軌道法を用いる炭素同位体効果の研究 軽元素の同位体分離法としては錯体化学交換法が適当である。そこで本研究では...
【工学】総合工学:界面活性剤二酸化炭素を含む研究件
❏ナノ表面制御可能な超臨界ナノプレイティングにおける電導機構の解明(16710079)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】曽根 正人 東京農工大学, 大学院・工学教育部, 特任助教授 (30323752)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他8件)
【概要】本申請者は、超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特許JP3571627)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【工学】総合工学:地中隔離二酸化炭素を含む研究件
❏高圧水充填多孔質における超臨界二酸化炭素の浸透・閉塞を伴う移流拡散現象の解明(13450081)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】平井 秀一郎 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 教授 (10173204)
【キーワード】地中隔離 / 二酸化炭素 / 多孔質 / MRI / LBM (他6件)
【概要】膨大なCO_2排出量に対して、量的に意味のある寄与が可能である技術としてCO_2地下貯留が注目されている。地下の高温・高圧条件においてCO_2は超臨界状態となり、水よりもわずかに軽いために浮力を受け移流すると考えられている。よって、隔離技術の長期安定性を評価するためには、これらの条件における岩石(多孔質)内の移流現象の解明が必要不可欠である。 本研究では、核磁気共鳴イメージング(MRI)の手法を用...
❏二酸化炭素地中隔離技術における長期安定性予測手法の研究(13450414)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】佐藤 光三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60322038)
【キーワード】二酸化炭素 / 地球温暖化 / 地中隔離 / 二酸化炭素問題
【概要】地球温暖化現象の要因として二酸化炭素の排出増加が挙げられ、その対応策として各種隔離技術の研究が進められている。しかしながら、二酸化炭素の長期的挙動は解明されていないのが現状である。地下帯水層に圧入された二酸化炭素は気相・液相・固相となって安定するが、液相に溶解した二酸化炭素は帯水層内を移流分散により拡散する。その際孔隙レベルの不均質性が移流分散挙動に与える影響を評価することが必要となる。本研究では...
【工学】総合工学:土壌圏現象二酸化炭素を含む研究件
❏液-気-化学連成場における地盤内のファインバブル挙動の解明(16H04411)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹村 貴人 日本大学, 文理学部, 教授 (30359591)
【キーワード】ファインバブル / CO2地中中和処理 / 二酸化炭素 / 移流・分散 / 地中中和 (他14件)
【概要】本研究では,ファインバブルの理化学性把握,気・液・化学連成場における地盤内のファインバブル挙動解析,現場スケールでのファインバブル移動特性把握を行なった.これらの結果を踏まえ,地盤内におけるO2態/CO2態ファインバブルの移動領域・環境影響範囲の推定,ファインバブルを用いた効率的なCO2地中中和処理工法の提案を行なった.その結果,通水溶液のpH 条件がファインバブルの移動特性に与える影響,異なるp...
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
【工学】総合工学:炭酸カルシウム二酸化炭素を含む研究件
❏土中の炭素循環に応答した塩類集積プロセスに関する研究(26660189)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】塩類集積 / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 有機物 / Na土壌 (他11件)
【概要】1960年代から乾燥地・半乾燥地の塩類集積に関して、Naイオンが卓越するNa土壌とCa資材を用いた改良についての研究が広く行われてきた。一方、塩類集積地では、炭酸Ca等の炭酸塩が集積している所も多く、この場合、炭酸塩の水溶解性が低いため、塩類集積の改善が困難である。炭酸塩は、土中水と気相のCO2と化学平衡するため、土壌中のCO2濃度を高くするとよく溶解する。この点に着目し、土壌呼吸等による土壌中C...
❏低炭素社会に貢献する土質系廃棄物の二酸化炭素固定化の可能性調査(23656294)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小峯 秀雄 茨城大学, 工学部, 教授 (90334010)
【キーワード】鉄鋼スラグ / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 低炭素社会 / 循環型社会 (他9件)
【概要】製鋼スラグのCO2固定化特性を実験的に調査し,メカニズムの推察および固定化量の評価を行った.CO2固定化特性を調べるために,一定流量通気型CO2固定化試験を実施した.その結果,大気圧下において,初期濃度が4500mg/LのCO2を0.05 mg/Lで供試体に通気した場合において,エージング製鋼スラグは0.03 g-CO2/g-slagのCO2を固定し,未エージング製鋼スラグは0.04 g-CO2/...
❏社会受容性を備えた高温型ケミカルヒートポンプの開発(06780404)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1994
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 助手 (20233827)
【キーワード】ヒートポンプ / 省エネルギー / 炭酸カルシウム / 炭酸マグネシウム / 二酸化炭素
【概要】本研究では二酸化炭素を反応媒体にしたケミカルヒートポンプの可能性を検討した。二酸化炭素は1000K以下の高温域で安定な物質であり、また地球環境に対しても優しく、社会受容性を備えた反応物である。そこで二酸化炭素を反応媒体にした反応系の検討を行った。その結果、無機酸化物系の炭酸化反応が有望であった。酸化カルシウム/二酸化炭素反応系は従来より、反応活性が高いことが知られており、ヒートポンプを完成するには...
【工学】総合工学:セオライト二酸化炭素を含む研究件
❏メタン改質反応における熱力学平衡支配脱却を可能とするNi微粒子内包ゼオライト触媒(21H01700)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】多湖 輝興 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (20304743)
【キーワード】金属微粒子内包 / ゼオライト / メタン改質 / 二酸化炭素 / 合成ガス (他13件)
【概要】令和3年度(2021年度)は,主にNi@Silicalite-1の開発と600℃と850℃におけるDRM反応試験を実施した.アモルファスシリカに酸化ニッケル(Niフィロシリケート,Ni-PS)を固定化したNi-PS/SiO2をNi源としてゼオライト合成母液に投入し,水熱処理を施すことにより,Silicalite-1の1次粒子粒界にNi-PSが形成された.水素還元後にNi-PS中の酸化Ni種が還元さ...
❏ゼオライト分離膜の開発(09750839)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】松方 正彦 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (00219411)
【キーワード】ゼオライト / 無機膜 / 分離 / ドライゲルコンバージョン / 気相輸送法 (他9件)
【概要】ゼオライト膜の合成条件を確立し、透過、分離、反応試験に境するアイテムを揃えることを目標とした。合成方法は、乾燥ゲルを有機結晶化剤蒸気や水蒸気中で結晶化させる方法(ドライゲルコンバージョン法)を用いた。検討したゼオライトは、SiO_2/Al_2O_3=50とローシリカなMFI型ゼオライトであり、平均細孔径0.1μmの多孔質アルミナ平板上に製膜した。原料ゲルの調製条件、ゲルの製膜条件、結晶化条件などを...
❏超高速圧力スイング吸着法の開発(06555233)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1994 - 1996
【研究代表者】鈴木 基之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10011040)
【キーワード】圧力スイング吸着 / PSA / 空気分離 / 二酸化炭素 / ゼオライト (他7件)
【概要】圧力スイング吸着法(PSA)の応用分野を一層拡大するための小規模、大容量、省エネルギー化には、既に画期的な技術のブレークスルーが必要となっており、新吸着剤の開発から全く新規の操作法の開発に至るあらゆる段階の研究が行われている。本研究は吸脱着サイクルの超高速化に注目し、吸脱着サイクルタイムがこれまでのPSAに比べて極端に短いsec〜msecオーダー程度の超高速PSAを開発した。 1.ピストン駆動型超...
【工学】総合工学:CO2二酸化炭素を含む研究件
❏液-気-化学連成場における地盤内のファインバブル挙動の解明(16H04411)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹村 貴人 日本大学, 文理学部, 教授 (30359591)
【キーワード】ファインバブル / CO2地中中和処理 / 二酸化炭素 / 移流・分散 / 地中中和 (他14件)
【概要】本研究では,ファインバブルの理化学性把握,気・液・化学連成場における地盤内のファインバブル挙動解析,現場スケールでのファインバブル移動特性把握を行なった.これらの結果を踏まえ,地盤内におけるO2態/CO2態ファインバブルの移動領域・環境影響範囲の推定,ファインバブルを用いた効率的なCO2地中中和処理工法の提案を行なった.その結果,通水溶液のpH 条件がファインバブルの移動特性に与える影響,異なるp...
❏新規ナノ粒子支持型イオン液体膜による各種蒸気・ガス分離プロセスの開発(15K06538)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】伊東 章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50151494)
【キーワード】膜分離 / 蒸気透過 / イオン液体 / CO2 / 除湿 (他9件)
【概要】本研究では液体膜によるガス・蒸気透過分離法に着目し,分離性能評価,応用開発をおこなった。液体膜成分には不揮発性のイオン液体などを使用した。この液体膜分離装置の空気中のCO2分離(CO2濃縮空気の供給),空気の除湿,空気中のVOC分離の各応用について研究開発を実施した。CO2分離については促進輸送効果を持たせるため,アミン成分をイオン液体に混合して液体膜とした。特に空気中のCO2を回収し,CO2濃縮...
❏気孔装置解析による植物独自の高次情報処理のパラダイム提案(26221103)
【研究テーマ】植物分子・生理科学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2014-05-30 - 2019-03-31
【研究代表者】射場 厚 九州大学, 理学研究院, 教授 (10192501)
【キーワード】気孔 / 葉緑体 / CO2 / 環境応答 / 高等植物 (他6件)
【概要】孔辺細胞葉緑体、および、気孔閉鎖因子SLAC1チャネルにおける環境シグナル受容、そして、膜交通を介した気孔装置における動的細胞間コミュニケーションに着目し、これらの階層の異なる細胞動態が、植物における環境感知・情報処理においてどのような役割を持つのか解析した。孔辺細胞葉緑体を欠失したシロイヌナズナ変異体gles1を用いて、CO2、光、乾燥シグナルの高次情報処理における同葉緑体の重要性を明らかにした...
【工学】総合工学:廃棄物二酸化炭素を含む研究件
❏低炭素社会に貢献する土質系廃棄物の二酸化炭素固定化の可能性調査(23656294)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小峯 秀雄 茨城大学, 工学部, 教授 (90334010)
【キーワード】鉄鋼スラグ / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 低炭素社会 / 循環型社会 (他9件)
【概要】製鋼スラグのCO2固定化特性を実験的に調査し,メカニズムの推察および固定化量の評価を行った.CO2固定化特性を調べるために,一定流量通気型CO2固定化試験を実施した.その結果,大気圧下において,初期濃度が4500mg/LのCO2を0.05 mg/Lで供試体に通気した場合において,エージング製鋼スラグは0.03 g-CO2/g-slagのCO2を固定し,未エージング製鋼スラグは0.04 g-CO2/...
❏廃棄物循環分析用産業連関表を用いた廃棄物処理費用負担制度の分析(11630019)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】中村 愼一郎 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (20180367)
【キーワード】LCA / 廃棄物処理 / 産業連関分析 / 廃棄物 / 産業連関 (他14件)
【概要】動脈(財生産)部門と静脈(廃棄物管理)部門の間の財と廃棄物の循環を巡る相互依存関係を定量的に把握する勘定体系として廃棄物産業連関表の概念を提唱し,これに沿って平成7年度廃棄物産業連関表を開発した.この表は製造業を中心とする70の動脈部門,一般廃棄物と産業廃棄物からなる30種類の廃棄物,および焼却・破砕・埋め立ての廃棄物処理産門から構成されている.焼却はさらに廃熱利用・残差処理形態によって細別されて...
【工学】総合工学:廃棄物再資源化二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素の資源化を指向する触媒的固定化反応の開発(23350047)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山田 徹 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40296752)
【キーワード】合成化学 / 触媒・化学プロセス / 二酸化炭素 / 廃棄物再資源化
【概要】銀触媒の存在下,二酸化炭素がプロパルギルアルコールに導入され,対応する環状カーボナートが得られる。本研究ではアルキン活性化を利用し炭素-炭素結合形成を伴う二酸化炭素固定化を試みた。アルキンを有するカルボニル化合物に塩基の存在下,二酸化炭素と反応させると,五員環ラクトンが得られた。この系をo-アルキニルアニリンに適用すると,アルキンに対しカルバミン酸アニオンが環化付加した,対応するベンゾキサジン-2...
❏廃棄物循環分析用産業連関表を用いた廃棄物処理費用負担制度の分析(11630019)
【研究テーマ】経済理論
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】中村 愼一郎 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (20180367)
【キーワード】LCA / 廃棄物処理 / 産業連関分析 / 廃棄物 / 産業連関 (他14件)
【概要】動脈(財生産)部門と静脈(廃棄物管理)部門の間の財と廃棄物の循環を巡る相互依存関係を定量的に把握する勘定体系として廃棄物産業連関表の概念を提唱し,これに沿って平成7年度廃棄物産業連関表を開発した.この表は製造業を中心とする70の動脈部門,一般廃棄物と産業廃棄物からなる30種類の廃棄物,および焼却・破砕・埋め立ての廃棄物処理産門から構成されている.焼却はさらに廃熱利用・残差処理形態によって細別されて...
【工学】総合工学:吸着二酸化炭素を含む研究件
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
❏低炭素社会に貢献する土質系廃棄物の二酸化炭素固定化の可能性調査(23656294)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】小峯 秀雄 茨城大学, 工学部, 教授 (90334010)
【キーワード】鉄鋼スラグ / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 低炭素社会 / 循環型社会 (他9件)
【概要】製鋼スラグのCO2固定化特性を実験的に調査し,メカニズムの推察および固定化量の評価を行った.CO2固定化特性を調べるために,一定流量通気型CO2固定化試験を実施した.その結果,大気圧下において,初期濃度が4500mg/LのCO2を0.05 mg/Lで供試体に通気した場合において,エージング製鋼スラグは0.03 g-CO2/g-slagのCO2を固定し,未エージング製鋼スラグは0.04 g-CO2/...
【工学】総合工学:帯水層二酸化炭素を含む研究件
❏帯水層に圧入された二酸化炭素の貯留特性と貯留量評価技術の研究(20360407)
【研究テーマ】地球・資源システム工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】薛 自求 (財)地球環境産業技術研究機構, CO2貯留研究グループ, 副主席研究員 (90467449)
【キーワード】地球システム / 二酸化炭素地中貯留 / 地球温暖化 / 二酸化炭素 / 帯水層 (他16件)
【概要】地下深部地層の温度・圧力条件下で、孔隙率や浸透率が異なる2種類の砂岩試料に超臨界CO_2を注入しながら、弾性波速度と比抵抗の変化を測定した。これらの実験データをもとに推定した各々の砂岩試料中の超臨界CO_2飽和度について、二相流(超臨界CO_2、間隙水)解析コードTOUGH2による数値シミュレーションで得た砂岩試料中の超臨界CO_2飽和度とよく一致し、帯水層に圧入したCO_2貯留量評価法の有効性が...
❏二酸化炭素貯留層のガスリーク補修に対するポリマー架橋処理の適用(13650984)
【研究テーマ】資源開発工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】増田 昌敬 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50190369)
【キーワード】二酸化炭素 / 帯水層 / 隔離 / ゲル / 多孔質媒体 (他6件)
【概要】CO_2の地中処分においては,帯水層の上部に存在する不浸透性の地層が帽岩(キャップロック)の役割を果たしてガスが封入されることを前提にしているが,地層中の断層や割れ目を通じてガスのリークが発生することが懸念される。本研究では,CO_2ガスを封入した帯水層からのガスリークを止める対策技術として,ゲル生成剤(ポリアクリルアミド,アルミン酸ナトリウム,水酸化ナトリウムの混合水溶液)の注入によるCO_2ガ...
【工学】総合工学:X線CT二酸化炭素を含む研究件
❏空隙スケール現象計測に基づくCO2地下貯留におけるトラップメカニズムの解明(25281036)
【研究テーマ】環境技術・環境負荷低減
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 工学院, 教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地下貯留 / トラップメカニズム / 溶解 / 対流 (他17件)
【概要】二酸化炭素地下貯留における最大の懸念は浮力に伴う漏洩である.本研究では,多孔質内部の空隙スケール計測に基づいて漏洩を阻害するトラップメカニズムの解明を行った.キャピラリートラップ飽和率は初期ガス飽和率に強く依存するため,初期ガス飽和率を決定する界面張力,粘性,浮力の影響をモデル化し,トラップ量推定を可能にした.次に,溶解トラップに移行する上で支配的な現象となる自然対流現象のモデル化を行うとともに,...
❏残留ガストラップによる安定型CO2地下貯留法の開発(21310053)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (30262314)
【キーワード】環境保全技術 / 地下貯留 / 残留ガストラップ / 物質輸送 / ガス飽和率 (他10件)
【概要】温暖化の防止を目的としてCO_2地下貯留が提案されている.最初,CO_2は塩水で満たされている多孔質岩石中を浸透する.この過程は毛管力,浮力,粘性せん断力に強い影響を受ける.次に,CO_2は再び塩水で浸透されるが,一部のCO_2は毛管力により岩石多孔質中にトラップされる.さらに,岩石中にトラップされたCO_2の気泡は徐々に塩水中へ溶解していく.溶解により重くなった塩水は貯留層スケールで自然対流を開...
【工学】総合工学:ハイドレート二酸化炭素を含む研究件
❏CO2ハイドレートの内部生成および分解制御による革新的な青果物貯蔵技術の開発(26660197)
【研究テーマ】農業環境・情報工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中野 浩平 岐阜大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20303513)
【キーワード】鮮度保持 / ハイドレート / 二酸化炭素 / 青果物 / ポストハーベスト工学 (他6件)
【概要】本研究では、比較的低圧条件で水と反応してハイドレートを形成するCO2に注目し、内部にCO2ハイドレートを生成させ細胞内水の流動性を低下させることを基本原理とする新規な長期品質保持技術の開発を目的とした。種々の青果物を3MPaCO2-3℃の環境におくことによって、果実内をネットワーク状に分布する細胞間隙にCO2ハイドレートが生成されることがX線分析技術によって確認された。また、CO2ハイドレートの内...
❏二酸化炭素ハイドレートを用いた消火に関する基礎研究(19656059)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】植田 利久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10151797)
【キーワード】消火 / 燃焼 / クラスレートハイドレート / 二酸化炭素 / 火災 (他9件)
【概要】下記の研究項目について研究を実施した. 1.二酸化ハイドレート結晶粒子サイズが消火効率に及ぼす影響 3MPa,274Kの条件にて生成させた二酸化炭素ハイドレート結晶を大気圧,-70℃の条件にて取り出し,その後,液体窒素温度条件にてふるいを用いてこ二酸化炭素ハイドレート結晶粒子サイズを1mm-8mmの範囲の6段階の大きさに分類した,こうして得られた各粒子サイズの結晶を直径75mmのメタノールプール火...
【工学】総合工学:燃焼二酸化炭素を含む研究件
❏CO_2回収型石炭燃焼の高度化と各種汚染物質の同時低減に関する基礎学理構築(21246035)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】岡崎 健 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20124729)
【キーワード】二酸化炭素 / 低炭素 / 燃焼 / 石炭 / O_2(他7件)
【概要】CO_2回収型石炭燃焼の超クリーンと高効率を同時に実現するための基礎学理を構築した. CO_2回収型石炭燃焼(O_2/CO_2石炭燃焼)に特徴的な高濃度CO_2を低NO_x燃焼に活用するための条件を明らかにし, O_2/CO_2燃焼のNO_x転換率を,空気燃焼よりも, 40%程度低減することに成功した.さらに,高濃度CO_2下では,熱分解中に固体燃料中の灰分とCO_2が反応し,灰付着やガス化に影響...
❏二酸化炭素ハイドレートを用いた消火に関する基礎研究(19656059)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】植田 利久 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10151797)
【キーワード】消火 / 燃焼 / クラスレートハイドレート / 二酸化炭素 / 火災 (他9件)
【概要】下記の研究項目について研究を実施した. 1.二酸化ハイドレート結晶粒子サイズが消火効率に及ぼす影響 3MPa,274Kの条件にて生成させた二酸化炭素ハイドレート結晶を大気圧,-70℃の条件にて取り出し,その後,液体窒素温度条件にてふるいを用いてこ二酸化炭素ハイドレート結晶粒子サイズを1mm-8mmの範囲の6段階の大きさに分類した,こうして得られた各粒子サイズの結晶を直径75mmのメタノールプール火...
【工学】総合工学:超臨界二酸化炭素二酸化炭素を含む研究件
❏超臨界ナノプレーティング法によるナノ空間での金属成長機序の研究(21H01668)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】曽根 正人 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30323752)
【キーワード】電気化学反応 / 電気めっき / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / 電析 (他14件)
【概要】研究代表者らは、超臨界二酸化炭素(Sc-CO2)と電解質溶液を混合して乳濁状態としてめっきを行う方法である超臨界ナノプレーティング(SNP)法を開発した。2021年度において、この超臨界ナノプレーティング(SNP)法による電気化学反応を解析するため、新規高圧回転電極セルを設計・製造に成功した。 この高圧回転電極セルを用いて、Sc-CO2を混合した硫酸銅電解めっき液における銅電析の電気化学的特性を、...
❏超臨界二酸化炭素中でのバイオプロセスの新展開:環境調和型デラセミ化反応の開発(16750135)
【研究テーマ】環境関連化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】松田 知子 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 講師 (10319494)
【キーワード】酵素反応 / 環境技術 / 二酸化炭素 / 超臨界流体 / 不斉合成 (他12件)
【概要】デラセミ化反応は、ラセミ体の化合物を光学活性体へ変換する反応である。光学活性化合物は医薬品中間体として必要で、それらを環境に負荷をかけずに合成する方法は非常に重要であり、原子収率が100%であるデラセミ化反応の開発は急務である。そこで、本研究では、アルコール脱水素酵素によりデラセミ化反応を行う方法の開発を行った。溶媒としては、酵素反応では通常、水が用いられることが多い。しかし、水中での反応では、生...
❏超臨界二酸化炭素を利用したナノプレイティングに関する研究(15360418)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】斎藤 拓 (2004) 国立大学法人東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (90196006)
【キーワード】電気めっき / ナノ組織金属 / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / エマルジョン (他15件)
【概要】超臨界二酸化炭素は電解質溶液とは混合しないが、少量の界面活性剤を添加することによりエマルジョン化が可能であることを見いだした(特開2003-321791)。このエマルジョン化により液面が上昇し、系全体が通電し、プレイティングが均一に行われることを発見した(Chem.Lett.,1086-1087,(2002))。この方法は、超臨界流体技術とめっき技術を融合させたものであり、低環境負荷型超臨界流体ナ...
【工学】総合工学:超臨界流体二酸化炭素を含む研究件
❏超臨界ナノプレーティング法によるナノ空間での金属成長機序の研究(21H01668)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】曽根 正人 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (30323752)
【キーワード】電気化学反応 / 電気めっき / 超臨界流体 / 二酸化炭素 / 電析 (他14件)
【概要】研究代表者らは、超臨界二酸化炭素(Sc-CO2)と電解質溶液を混合して乳濁状態としてめっきを行う方法である超臨界ナノプレーティング(SNP)法を開発した。2021年度において、この超臨界ナノプレーティング(SNP)法による電気化学反応を解析するため、新規高圧回転電極セルを設計・製造に成功した。 この高圧回転電極セルを用いて、Sc-CO2を混合した硫酸銅電解めっき液における銅電析の電気化学的特性を、...
❏沈み込み帯の流体学:海洋―スラブ―マントル系での塩水の移動と化学組成(24340134)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】川本 竜彦 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (00303800)
【キーワード】沈み込み帯 / 水流体 / マグマ / 海水 / 塩水 (他22件)
【概要】1) 東北日本弧一ノ目潟火山のレルゾライト捕獲岩には、炭酸塩鉱物と塩水からなる流体包有物が存在し、塩水は3.7±0.8%の塩濃度を持つ。2) マグマと水流体の間の微量成分元素分配のその場観察実験を行った。火山弧の下で海洋プレートからマントルウェッジに加わる超臨界流体は塩素を含み、上昇過程で塩水とメルトに分離することで島弧玄武岩の化学的特徴を説明する仮説を提案した。3) マントルウェッジに塩水をどう...
❏金星表層を模擬した高温超臨界二酸化炭素中でのパイライト分解実験(21654076)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】橘 省吾 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (50361564)
【キーワード】金星 / パイライト / 分解 / 反応速度 / 気候 (他8件)
【概要】金星環境を地球と対比しながら理解することは比較惑星学上の重要なテーマである.しかし,金星研究は鉱物学・岩石学・地球化学的探査の困難さもあって,これまでは限られた探査データに基づいた理論的研究が先行し,金星環境の安定性や表層物質循環を論じるための重要な化学反応であるパイライトの分解速度データとして,10年以上前に金星環境とはかけ離れた条件下で求められた実験データ(Fegley et al., 199...
【工学】総合工学:多孔質二酸化炭素を含む研究件
❏空隙スケール現象計測に基づくCO2地下貯留におけるトラップメカニズムの解明(25281036)
【研究テーマ】環境技術・環境負荷低減
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 工学院, 教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地下貯留 / トラップメカニズム / 溶解 / 対流 (他17件)
【概要】二酸化炭素地下貯留における最大の懸念は浮力に伴う漏洩である.本研究では,多孔質内部の空隙スケール計測に基づいて漏洩を阻害するトラップメカニズムの解明を行った.キャピラリートラップ飽和率は初期ガス飽和率に強く依存するため,初期ガス飽和率を決定する界面張力,粘性,浮力の影響をモデル化し,トラップ量推定を可能にした.次に,溶解トラップに移行する上で支配的な現象となる自然対流現象のモデル化を行うとともに,...
❏残留ガストラップによる安定型CO2地下貯留法の開発(21310053)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (30262314)
【キーワード】環境保全技術 / 地下貯留 / 残留ガストラップ / 物質輸送 / ガス飽和率 (他10件)
【概要】温暖化の防止を目的としてCO_2地下貯留が提案されている.最初,CO_2は塩水で満たされている多孔質岩石中を浸透する.この過程は毛管力,浮力,粘性せん断力に強い影響を受ける.次に,CO_2は再び塩水で浸透されるが,一部のCO_2は毛管力により岩石多孔質中にトラップされる.さらに,岩石中にトラップされたCO_2の気泡は徐々に塩水中へ溶解していく.溶解により重くなった塩水は貯留層スケールで自然対流を開...
❏高圧水充填多孔質における超臨界二酸化炭素の浸透・閉塞を伴う移流拡散現象の解明(13450081)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】平井 秀一郎 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 教授 (10173204)
【キーワード】地中隔離 / 二酸化炭素 / 多孔質 / MRI / LBM (他6件)
【概要】膨大なCO_2排出量に対して、量的に意味のある寄与が可能である技術としてCO_2地下貯留が注目されている。地下の高温・高圧条件においてCO_2は超臨界状態となり、水よりもわずかに軽いために浮力を受け移流すると考えられている。よって、隔離技術の長期安定性を評価するためには、これらの条件における岩石(多孔質)内の移流現象の解明が必要不可欠である。 本研究では、核磁気共鳴イメージング(MRI)の手法を用...
【工学】総合工学:メタン二酸化炭素を含む研究件
❏プラズマ触媒反応による非熱的CO2還元とメタノール高速合成(21K18615)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】プラズマ化学 / プラズマ触媒 / カーボンリサイクル / 炭素循環 / カーボンニュートラル (他9件)
【概要】メタノール合成に用いる高活性触媒としてCuZn/Al2O3合金触媒を用い,誘電体バリア放電(DBD, Dielectric Barrier Discharge)の組み合わせによる反応促進効果を確認するとともに反応機構を明らかにした。DBDを照射したまま赤外吸収分光分析が可能な装置を新たに開発し,熱反応とプラズマ反応による表面化学種の違いを同定した。熱反応では,CO2とH2の混合ガス(H2/CO2 ...
❏電極での触媒微生物の定着機構の解明とハイブリッド化によるバイオカソード性能の進化(17K07713)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小林 肇 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (50549269)
【キーワード】微生物電気化学的システム / 電気化学的メタン生成 / メタン菌 / バイオ電極 / 二酸化炭素 (他11件)
【概要】電気化学的メタン生成では,微生物を触媒とする電極(バイオカソード)により電流と二酸化炭素からメタンを合成する.リアルタイムPCRとFISH法により,バイオカソードの表面菌叢は,主にメタン菌と放線菌から構成されていることが示された.これら微生物の遺伝子発現を解析したところ,メタン菌では水素資化性メタン生成に関与する遺伝子群が高発現していた.放線菌ではシトクロムや酸化還元酵素の遺伝子群が高発現しており...
❏メタンと二酸化炭素を原料とした電場印加触媒反応の反応機構・伝導機構の解明(17H07194)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2017-08-25 - 2019-03-31
【研究代表者】矢部 智宏 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (40803234)
【キーワード】メタン / 二酸化炭素 / 合成ガス製造 / 低温触媒反応 / メタン炭酸ガス改質 (他16件)
【概要】メタン炭酸ガス改質による合成ガス製造を低温で炭素析出なく進めるための高性能触媒プロセスを検討した。Laを一部置換したZrO2にNiを担持したNi/La-ZrO2触媒を用いることによって、表面プロトニクスと担体の格子酸素を介したレドックス機構の相乗効果で低温で本系が進行することを種々のkinetic実験により明らかにした。 また本系の応用展開として、さらに酸素と水を添加したメタンTri-reform...
【工学】総合工学:水素二酸化炭素を含む研究件
❏再生可能エネルギー活用にむけた固体酸化物電気分解セルの金属化による大面積化(15K14300)
【研究テーマ】エネルギー学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】電気分解 / 固体酸化物電気分解セル / 再生可能エネルギー / 水 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】再生可能エネルギーの普及に伴い、その不安定な非定常電力を固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell)により電気分解にて活用する可能性を検討した。従来のSOECの課題は大面積化が困難な点である。そこで金属基板上にSOEC層を形成した金属基板SOEC(MS-SOEC)を開発した。新たに提案した成膜条件によるMS-SOECを開発し、このセルを用いて電気分解を実証し...
❏酸素不足型鉄酸化物を用いる二酸化炭素の一酸化炭素への転換システムの研究(06680462)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】一般研究(C)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】吉田 崇 東京工業大学, 理学部, 助手 (50251608)
【キーワード】二酸化炭素 / 一酸化炭素 / メタン / 鉄酸化物 / 水素 (他10件)
【概要】吸熱反応システムによる二酸化炭素の分解は、二酸化炭素による地球温暖化防止対策として有効である。提案するシステムは、1)二酸化炭素のメタン転換工程(CO_2+4H_4=CH_4+2H_2O)、2)メタンの改質工程(CH_4+H_2O=2CO+4H_2)から構成され、システム全体で反応は、CO_2+H_2=CO+H_2となる。メタン転換反応は(1)フェライトの水素による活性化反応、(2)排ガス中の二酸...
❏ナノ構造制御による高温ガス分離用無機分離膜の開発(05555206)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】試験研究(B)
【研究期間】1993 - 1995
【研究代表者】中尾 真一 (1994-1995) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00155665)
【キーワード】無機膜 / ゾル-ゲル法 / CVD法 / メンブレンリアクター / ガス分離 (他19件)
【概要】高温下で水素、酸素二酸化炭素を分離可能な無機分離膜を開発するとともに、分離膜システムおよびメンブレンリアクターシステムへの展開を検討した。 水素に関しては、メンブレンリアクターに関する実験を行うとともに実用化を念頭においたモデル化を検討した。またCVD法を用いて分子ふるい機能を有するシリカ膜の開発に成功した。同膜は特異な温度依存性を示した。 酸素に関しては、2年間をかけて、欠陥のない均質な多孔質薄...
【農学】農芸化学:メタノール二酸化炭素を含む研究件
❏プラズマ触媒反応による非熱的CO2還元とメタノール高速合成(21K18615)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】プラズマ化学 / プラズマ触媒 / カーボンリサイクル / 炭素循環 / カーボンニュートラル (他9件)
【概要】メタノール合成に用いる高活性触媒としてCuZn/Al2O3合金触媒を用い,誘電体バリア放電(DBD, Dielectric Barrier Discharge)の組み合わせによる反応促進効果を確認するとともに反応機構を明らかにした。DBDを照射したまま赤外吸収分光分析が可能な装置を新たに開発し,熱反応とプラズマ反応による表面化学種の違いを同定した。熱反応では,CO2とH2の混合ガス(H2/CO2 ...
❏二酸化炭素を原料としたメタノール生産バイオプロセスの開発(11480146)
【研究テーマ】環境保全
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】畑中 研一 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70167584)
【キーワード】メタン / メタン資化細菌 / 太陽エネルギー / メタノール / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】平成11年度の研究では、緑色植物由来のグラナとA.eutrophus由来の可溶性ヒドロゲナーゼを用いた系を構築し、水の光分解が進行することを見出した。グラナNAD-ヒドロゲナーゼ系に光照射することにより、水の完全分解による水素発生系を構築できることがわかった。平成12年度は、メタン細菌による二酸化炭素からのメタンの生産を行った。メタン細菌は、二酸化炭素の還元を行いメタンを生成する。メタン細菌は二酸...
【農学】農芸化学:ホウ素二酸化炭素を含む研究件
❏二配位ホウ素カチオンによる超ルイス酸分子化学(26708004)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】庄子 良晃 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40525573)
【キーワード】ホウ素 / ボリニウムイオン / ルイス酸 / 超ルイス酸 / 小分子活性化 (他15件)
【概要】本研究では、これまで安定には存在し得ないと考えられてきた、ホウ素上に芳香環のみが置換した2配位ホウ素カチオン (=ボリニウムイオン)である Mes2B+ の初めての単離および大量合成に成功した。また、Mes2B+ を用いて、前例のない二酸化炭素のC=O二重結合切断反応を始めとする、種々の特異な小分子活性化反応を開発した。さらに、Mes2B+ がカーボンナノチューブなどのナノカーボン類や遷移金属ジカ...
❏排水からの微量有害元素(Se,Sb,As,B)アニオンの濃縮・除去の新基盤技術(15310045)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】梅津 良昭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (10005423)
【キーワード】セレンイオン種 / 平衡相図 / 酸化マグネシウム / 土壌固化 / 炭酸塩 (他21件)
【概要】1.排水からのセレンイオン種の除去に関する基礎反応:水溶液中でセレンは4および6価の二つの酸化状態が安定であり、化学的に複雑な挙動を示し、排水基準で有害物質に指定されているセレンイオン種の除去プロセスの確立は緊急かつ重要な課題である。水溶液中のセレンイオン種を難溶性の固相として分離するプロセスの基本となる、Se(IV)-Fe(III)-H_2O、Se(IV、VI)-Ca-H_2O、Se(IV、VI...
【農学】社会経済農学:農業工学二酸化炭素を含む研究件
❏CO2ハイドレートの内部生成および分解制御による革新的な青果物貯蔵技術の開発(26660197)
【研究テーマ】農業環境・情報工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】中野 浩平 岐阜大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20303513)
【キーワード】鮮度保持 / ハイドレート / 二酸化炭素 / 青果物 / ポストハーベスト工学 (他6件)
【概要】本研究では、比較的低圧条件で水と反応してハイドレートを形成するCO2に注目し、内部にCO2ハイドレートを生成させ細胞内水の流動性を低下させることを基本原理とする新規な長期品質保持技術の開発を目的とした。種々の青果物を3MPaCO2-3℃の環境におくことによって、果実内をネットワーク状に分布する細胞間隙にCO2ハイドレートが生成されることがX線分析技術によって確認された。また、CO2ハイドレートの内...
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
【農学】社会経済農学:水田二酸化炭素を含む研究件
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
❏大気二酸化炭素増加と水稲品種が大気-水田間の窒素循環に及ぼす影響の解明と予測(22248026)
【研究テーマ】農業環境工学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】林 健太郎 独立行政法人農業環境技術研究所, 物質循環研究領域, 主任研究員 (70370294)
【キーワード】温暖化影響 / 窒素循環 / 水田 / 二酸化炭素 / 水稲品種 (他6件)
【概要】つくばみらいFACE(開放系大気二酸化炭素増加)実験水田を舞台として、大気沈着および灌漑水に由来する窒素フローの実態を把握し、大気二酸化炭素(CO_2)増加、加温、および水稲品種が一酸化二窒素(N_2O)の生成、窒素無機化、窒素固定、水稲の窒素吸収、および土壌有機物の動態などの窒素関連過程に及ぼす影響の解明を進め、大気-土壌-水稲系の詳細な物質循環モデルを開発し、広域評価モデル・データセットを構築...
【農学】森林圏科学:通気組織二酸化炭素を含む研究件
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
❏湿地生樹木の湛水耐性機構-二次通気組織の発達と樹体内酸素の動態(22580158)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010-04-01 - 2013-03-31
【研究代表者】益守 眞也 東京大学, 農学生命科学研究科, 講師 (50282702)
【キーワード】Melaleuca / 通気組織 / 湿地生樹木 / 湛水耐性 / 沈水耐性 (他16件)
【概要】熱帯アジア地域の湿地に分布する高木性樹種のMelaleuca cajuputiの実生を実験対象として,全身が水中に没しても生存し伸長成長を維持できる耐性機構を調べた。水中でも周囲に溶存する二酸化炭素を基質とした光合成を続けることができること,また体内に連続的に発達した通気組織を介して,光合成によって産生された酸素が根系に移動できることが明らかになり,日中は根系での好気的な内呼吸が続けられていること...
【農学】森林圏科学:森林二酸化炭素を含む研究件
❏京都議定書CDM植林事業における住民参加プロセスに関する研究(17405034)
【研究テーマ】林学・森林工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】天野 正博 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (60353562)
【キーワード】森林 / 二酸化炭素 / 京都議定書 / クリーン開発メカニズム(CDM) / 第2約束期間 (他10件)
【概要】当研究は「1)地球環境問題に途上国の住民が参画できる機会を得ることができる。」「2) 京都議定書で採用されているクリーン開発メカニズムでは植林した後は森林を保全をするだけで定期的に炭素クレジットの対価を得ることができる。」という2つの観点から、温暖化対策として望ましい森林の取り扱いについて提案した。研究対象地をベトナム、インドネシア、タイ、パナマに設定し、提案内容の検証を行った。 ...
❏森林における二酸化炭素・水蒸気交換過程のモデル化(12876035)
【研究テーマ】林学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】窪田 順平 東京農工大学, 農学部, 助教授 (90195503)
【キーワード】森林 / 二酸化炭素 / 水蒸気 / 交換過程 / 林分構造 (他12件)
【概要】本研究では、森林内外に形成される微気象環境とそれによる水蒸気や二酸化炭素の交換過程と森林の樹種、密度、樹冠構造等の関係を明らかにし、これを数値シミュレーションにより再現し、さらに樹木の成長にともなう林分構造と水蒸気や二酸化炭素の交換過程の相互作用を明らかすることを目的とした。モデルを適用には、過去から林分調査、気象観測が行われてきた東京農工大学演習林を対象とし、現時点での水蒸気、二酸化炭素の交換過...
【農学】森林圏科学:土壌二酸化炭素を含む研究件
❏土中の炭素循環に応答した塩類集積プロセスに関する研究(26660189)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】西村 拓 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (40237730)
【キーワード】塩類集積 / 二酸化炭素 / 炭酸カルシウム / 有機物 / Na土壌 (他11件)
【概要】1960年代から乾燥地・半乾燥地の塩類集積に関して、Naイオンが卓越するNa土壌とCa資材を用いた改良についての研究が広く行われてきた。一方、塩類集積地では、炭酸Ca等の炭酸塩が集積している所も多く、この場合、炭酸塩の水溶解性が低いため、塩類集積の改善が困難である。炭酸塩は、土中水と気相のCO2と化学平衡するため、土壌中のCO2濃度を高くするとよく溶解する。この点に着目し、土壌呼吸等による土壌中C...
❏天然安定同位体比利用による気候帯別水田からの温室効果ガス発生軽減管理法の開発(25252044)
【研究テーマ】地域環境工学・計画学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-10-21 - 2018-03-31
【研究代表者】登尾 浩助 明治大学, 農学部, 専任教授 (60311544)
【キーワード】温室効果ガス / 水田 / 二酸化炭素 / メタン / 亜酸化窒素 (他37件)
【概要】水田におけるGHG生成機構と接地気相中への放出機構を解明し発生軽減農法の開発を目的とした。ライシメーターにおいて水管理法を変えて水稲を栽培し、収量と温室効果ガスフラックスを測定した。また、メタン生成菌、メタン資化性菌の分離を試みた。間断灌漑を取り入れた水管理で湛水区と比べてGHGsフラックスが減少した。イネの通気抵抗が高温の熱帯では小さくなることから、熱帯でより大きいCH4放出となった。熱帯水田は...
【農学】森林圏科学:バイオマス二酸化炭素を含む研究件
❏環境・資源・リスクに対する強靭性と持続性を備えた産業構造解析モデルの構築(26740056)
【研究テーマ】環境政策・環境社会システム
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】尾下 優子 神戸大学, 海事科学研究科, 講師 (50709227)
【キーワード】産業クラスター / フロー解析 / バイオマス / 二酸化炭素 / 産業構造解析 (他12件)
【概要】本研究では、産業連関理論とグラフ理論などを組み合わせた新たな産業構造解析モデルの構築を行い、様々な応用研究を行った。その結果、産業の複雑な連関構造・波及構造の中から、資源や環境負荷集約的な産業構造や、特徴的な産業構造を定量的に解析し、可視化することは、持続可能かつ強靭な産業システムの構築ための技術開発・導入戦略、資源獲得・利用戦略、負荷削減対策、リスクマネージメントを議論するための有効な情報かつ判...
❏海洋バイオマス利用による CO2 削減およびバイオ燃料化に関する研究(22310057)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】瀬名波 出 琉球大学, 工学部, 准教授 (70253945)
【キーワード】海洋 / バイオマス / 二酸化炭素削減 / 海藻 / バイオ燃料 (他11件)
【概要】本研究では火力発電所や下水処理施設などから排出される二酸化炭素(CO2)を海藻を育てるための資源として再利用した。高濃度の CO2を海水に人工的に溶かし、それを海藻に与えることで藻類の光合成(成長速度)を飛躍的に高めた。通常の海水に比べて約 1.9 倍以上に成長が高まる結果を得た。また海藻を原料としたバイオエタノールの試作を成功させた。このようにCO2を減らし,また CO2を新たな資源として再利用...
【農学】水圏応用科学:温暖化二酸化炭素を含む研究件
❏東南アジア熱帯林全域の炭素貯留能力を解明する(17H01477)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】熊谷 朝臣 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50304770)
【キーワード】炭素循環 / 温暖化 / 気候変動 / 熱帯林 / 二酸化炭素
【概要】当初、東南アジア熱帯林全域に多数の観測点からなる森林簿ネットワークを構築し、森林炭素収支の統合解析を行おうとした。しかし、今般の新型コロナウィルス感染拡大により、ほとんどの観測点の構築が頓挫した。そのような環境下で、(1)ベトナムの高地針広混交林サイトの設定に成功した。(2)ミャンマーの森林炭素収支において、違法伐採の影響は大きく、その評価の成否が極めて重要であることが明らかになった。(3)日本の...
❏生態系温暖化ポテンシャルによる生態系の温暖化影響力の総合評価(15310004)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】鞠子 茂 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 助教授 (10251018)
【キーワード】生態系 / 二酸化炭素 / メタン / 一酸化二窒素 / 温暖化 (他12件)
【概要】本研究は、生態系が温暖化に及ぼす影響力を総合的に評価するために生態系温暖化ポテンシャル(EGWP)を提案し、限定した地域(都道府県レベル)における主要な生態系(森林、草原、農地)を対象としてその有効性を検討することを目的としている。生態系温暖化ポテンシャルは、各生態系におけるCO_2、CH_4、N_2Oの収支データから計算される。そこで、本年度は森林・草地・農地生態系を主たる研究対象地域として以下...
【農学】水圏応用科学:さんご二酸化炭素を含む研究件
❏地球環境保全を目指した海洋生物における石灰化の制御機構の解明(22228006)
【研究テーマ】環境農学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】長澤 寛道 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (60134508)
【キーワード】海洋生物 / 石灰化 / 地球環境保全 / 電子顕微鏡観察 / 二酸化炭素 (他14件)
【概要】海洋生物の中でもサンゴや円石藻など代表的な石灰化生物の石灰化組織に存在する微量の有機物を抽出・精製し、それらの構造と石灰化における機能を明らかにすることによって石灰化機構の解明を試みた。その結果、10種を超える新規タンパク質および既知化合物を同定し、天然物および組換え体を用いた機能解析や電子顕微鏡観察から、石灰化における生物種を超えた有機基質の存在部位と役割に関する共通のモデルを提案した。 ...
❏サンゴ礁における炭素循環とその環境変動に伴う変化(08041100)
【研究テーマ】自然地理学
【研究種目】国際学術研究
【研究期間】1996 - 1997
【研究代表者】茅根 創 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60192548)
【キーワード】サンゴ礁 / 二酸化炭素 / 環境変動 / サンゴ / オーストラリア (他7件)
【概要】サンゴ礁は、光合成と石灰化とを通じて地球規模の炭素循環に関わっている.また炭素循環過程は、数1000年オーダーでの環境変動とそれに伴うサンゴ礁地形の形成とともに変化してきたと考えられる.本研究では,代表的な大陸型の堡礁であるグレートバリアリ-フと大洋島型の堡礁であるパラオ諸島とにおいて,サンゴ礁地形と生物分布,サンゴ礁上における生産速度,外洋-堡礁-ラグーン間での海水と炭素の収支、サンゴ礁地形の形...
【医歯薬学】内科系臨床医学:酸素二酸化炭素を含む研究件
❏濃度実測データに基づく温室効果ガス削減の事後評価システムの開発(22H03739)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】菅原 広史 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工学群), 応用科学群, 教授 (60531788)
【キーワード】二酸化炭素 / 緩和策 / 都市緑地 / 酸素
【概要】
❏後期始生代-初期原生代の大気二酸化炭素・酸素濃度とその地球表層環境への影響(15K05338)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】村上 隆 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 名誉教授 (00253295)
【キーワード】大気進化 / 酸素 / 二酸化炭素 / 風化 / 古土壌 (他6件)
【概要】後期始生代-初期原生代は、地球表層環境の大変動時代であった。この時代の大気二酸化炭素、酸素濃度の定量的算定は、気候変動、海洋進化、生物進化により正確な制限を与える。鉱物-水-大気相互作用である風化をモデル化し、大気進化を定量化した。酸素濃度は約25から18億年前におよそ10E-6から10E-3気圧に上昇した。大気二酸化炭素濃度は約28から18億年前におよそ10E-0.5から10E-1.5気圧に減少...
❏自然界の安全な酸化・還元剤およびCO2を用いた酵素による酸化還元反応の開発(25410189)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】松田 知子 東京工業大学, 生命理工学研究科, 准教授 (10319494)
【キーワード】グリーンケミストリー / 酵素 / 酸素 / 二酸化炭素
【概要】環境にやさしく危険を伴わない、酸化・還元反応を開発することを目的として研究を行った。その結果、Fusarium sp.由来のバイヤー・ビリター酸化酵素やGeotrichum candidum由来の還元酵素を、大腸菌により大量発現して用いると、効率が良く、爆発など危険性がない反応を行えることを見出した。さらに、両酵素ともに、基質特異性が広く、立体選択性が高いことを見出した。非常に不斉合成が難しいとさ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ラマン分光二酸化炭素を含む研究件
❏マントルウェッジ炭素の起源をさぐる(16H04079)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】山本 順司 北海道大学, 総合博物館, 准教授 (60378536)
【キーワード】炭素 / 同位体 / 流体包有物 / 沈み込み帯 / マントルウェッジ (他13件)
【概要】本研究では,革新的な分光学的手法を導入することにより,マントルウェッジに存在する炭素の起源の特定をめざした.マントルウェッジは沈み込んだ海洋プレートからもたらされる流体の通り道として常に議論の舞台となっている.物理的観測によって流体の存在が間接的に推察されつつあるが,その流体の実体や分布,起源などを論じるにはマントルウェッジを直接かつ精細に調べることが有用であろう.そこで本研究では,2mの焦点距離...
❏火山ガス生成に伴う化学過程に関する実験的研究(11304040)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】野津 憲治 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (80101103)
【キーワード】火山 / 火山ガス / 揮発性物質 / 流体包有物 / 二酸化炭素 (他17件)
【概要】火山活動を理解するうえで揮発性物質の挙動が重要であることは従来から指摘されており、本研究では、マグマ中に溶け込んでいる揮発性物質が火山ガスとして地表に現われるまでの化学的な過程を明らかにし、火山噴火や火山活動のメカニズムの解明に貢献した。これまでの火山ガスの研究は、火山ガスの分析と発泡現象を直接結ぶ研究が欠落しており、起源を論ずる上でネックとなっていた。そこで本研究では次の3項目に取り組み実験火山...
【医歯薬学】薬学:合成化学二酸化炭素を含む研究件
❏二酸化炭素の資源化を指向する触媒的固定化反応の開発(23350047)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】山田 徹 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (40296752)
【キーワード】合成化学 / 触媒・化学プロセス / 二酸化炭素 / 廃棄物再資源化
【概要】銀触媒の存在下,二酸化炭素がプロパルギルアルコールに導入され,対応する環状カーボナートが得られる。本研究ではアルキン活性化を利用し炭素-炭素結合形成を伴う二酸化炭素固定化を試みた。アルキンを有するカルボニル化合物に塩基の存在下,二酸化炭素と反応させると,五員環ラクトンが得られた。この系をo-アルキニルアニリンに適用すると,アルキンに対しカルバミン酸アニオンが環化付加した,対応するベンゾキサジン-2...
❏ピンサー型異種二核金属錯体の創製に基づく二酸化炭素、メタンの触媒的固定化反応開発(20200049)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】新学術領域研究(研究課題提案型)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鷹谷 絢 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (60401535)
【キーワード】合成有機化学 / 錯体・有機金属化学 / 錯体化学 / 合成化学 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】ピンサー型金属錯体触媒の精密設計に基づき, 二酸化炭素固定化反応ならびにメタンの炭素-水素結合活性化反応の開発に取り組んだ。その結果, 新しい形式の二酸化炭素固定化反応として, アレンや1,3-ジエンといった単純不飽和炭化水素を原料とするヒドロカルボキシル化反応の開発に成功した。また, 新しい形式の炭素-水素結合活性化反応として, ロジウム触媒を用いる芳香族炭素-水素結合の直接カルボキシル化反応の...
【医歯薬学】薬学:パラジウム二酸化炭素を含む研究件
❏ピンサー型異種二核金属錯体の創製に基づく二酸化炭素、メタンの触媒的固定化反応開発(20200049)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】新学術領域研究(研究課題提案型)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】鷹谷 絢 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (60401535)
【キーワード】合成有機化学 / 錯体・有機金属化学 / 錯体化学 / 合成化学 / 二酸化炭素 (他8件)
【概要】ピンサー型金属錯体触媒の精密設計に基づき, 二酸化炭素固定化反応ならびにメタンの炭素-水素結合活性化反応の開発に取り組んだ。その結果, 新しい形式の二酸化炭素固定化反応として, アレンや1,3-ジエンといった単純不飽和炭化水素を原料とするヒドロカルボキシル化反応の開発に成功した。また, 新しい形式の炭素-水素結合活性化反応として, ロジウム触媒を用いる芳香族炭素-水素結合の直接カルボキシル化反応の...
❏C1資源を活用する官能性ポリマーの精密合成(12650866)
【研究テーマ】高分子合成
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】野崎 京子 (玉尾 京子) 京都大学, 工学研究科, 助教授 (60222197)
【キーワード】C1資源 / 一酸化炭素 / 二酸化炭素 / オレフィン / エポキシド (他8件)
【概要】官能基を含む高分子を、その構造と分子量を精密に制御して人工的に合成することを目的し、一酸化炭素や二酸化炭素などの安価で入手容易なC1資源を活用し、高分子への官能基導入をはかった。特に、(i)オレフイン類と一酸化炭素の不斉共重合(ii)メゾエポキシドと一酸化炭素の不斉共重合の二つの反応に注目し、以下の成果を挙げた。 (i)オレフィン類と一酸化炭素の不斉共重合 キラルホスフィンホスファイト配位子 BI...
【医歯薬学】薬学:MRI二酸化炭素を含む研究件
❏多孔質内超臨界二酸化炭素の流動現象解明に基づく長期安定型地下貯留の実現(15710052)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】末包 哲也 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 助教授 (30262314)
【キーワード】二酸化炭素 / 地球温暖化 / 地下貯留 / MRI / コア解析 (他8件)
【概要】平成15年度においてMRIを用いた岩石内を流動する超臨界CO_2を直接可視化できることが明らかとなった.平成16年度はこれらの知見を基に,計測の高度化を行うとともに,計測結果を基に,定量的な解釈を試みた. 第一に,平成15年度に用いたスピンエコー法による可視化手法を用いると計測時間が1分程度度と長くなり,時間分解能が足りなくなる.一方,円筒形の岩石コアに圧入されたCO_2は流れ水平面方向に均一であ...
❏高圧水充填多孔質における超臨界二酸化炭素の浸透・閉塞を伴う移流拡散現象の解明(13450081)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】平井 秀一郎 東京工業大学, 炭素循環エネルギー研究センター, 教授 (10173204)
【キーワード】地中隔離 / 二酸化炭素 / 多孔質 / MRI / LBM (他6件)
【概要】膨大なCO_2排出量に対して、量的に意味のある寄与が可能である技術としてCO_2地下貯留が注目されている。地下の高温・高圧条件においてCO_2は超臨界状態となり、水よりもわずかに軽いために浮力を受け移流すると考えられている。よって、隔離技術の長期安定性を評価するためには、これらの条件における岩石(多孔質)内の移流現象の解明が必要不可欠である。 本研究では、核磁気共鳴イメージング(MRI)の手法を用...
【医歯薬学】薬学:触媒二酸化炭素を含む研究件
❏電場中での表面プロトニクスが拓く新規低温触媒プロセスの学理と応用(17H01344)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】関根 泰 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20302771)
【キーワード】表面イオニクス / 二酸化炭素 / バイオメタン / 水素製造 / 低温触媒反応 (他26件)
【概要】電場を印加した低温での表面イオニクスによる触媒反応の学理を構築し、その応用展開を狙った。結果として、メタンの二酸化炭素改質や、逆水性ガスシフトなどの吸熱反応において、表面イオニクスを高度に制御して、それを活かした低温反応系(100度台)を構築し、その学理を解明することが出来た。これにより、次世代のオンデマンド低温作動触媒プロセスの世界を開拓することが出来た。また、半導体担体上での表面固体イオニクス...
❏二酸化炭素の化学的固定を指向した二元機能単核メタレート触媒の開発(24655187)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (40451801)
【キーワード】無機合成 / 二酸化炭素 / 触媒 / ポリオキソメタレート / 塩基反応
【概要】二酸化炭素は、種々の有用な化成品への再生可能かつ無毒なC1源である。単純な単核タングステートが種々の常圧二酸化炭素固定化反応に対して優れた均一系触媒として機能することを見いだした。タングステンオキソ種が二酸化炭素と基質の同時活性化という二元機能を示した。本系は高い収率とアミン、2-アミノンゾニトリル、プロパルギルアルコールを含む種々の基質への広範な適用性を示すことから、優れた触媒系であることが明ら...
❏遷移元素どうしの金属間化合物による高機能触媒の開発(14550759)
【研究テーマ】触媒・化学プロセス
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 遷移元素 / 白金 / チタン (他13件)
【概要】高い触媒活性をもつ遷移元素どうしの組み合わせによる金属間化合物を調製し、その触媒特性を解明することにより高機能触媒の開発を目指した。 Pt、Pd、NiおよびCoと4〜7族のTi、Zr、V、Cr、Mnなどの遷移元素の組み合わせについて、混合溶融法により金属間化合物を調製した。空気中で粉砕し粒径を25μm以下にそろえた。粉末X線回折により、目的とする金属間化合物が単一相で形成されていることを確認した。...
【医歯薬学】薬学:一酸化炭素二酸化炭素を含む研究件
❏大規模二酸化炭素資源化のための金属基板固体酸化物電気分解セルスタックの開発(19H02807)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
【キーワード】SOEC / CO2電気分解 / 炭素循環 / カーボンニュートラル / CO (他10件)
【概要】二酸化炭素(CO2)を資源として循環する炭素循環エネルギーシステムの産業実装による産業の革新的な低炭素化が本研究のゴールである。CO2の還元・資源化がキーテクノロジーであり、本研究では固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell、SOEC)を用いたCO2還元によるCO2資源化を目指している。社会実装に必要な大量還元の大面積化を実現するため、金属基板上にSOEC...
❏二酸化炭素直接還元炭素資源再生による再生可能エネルギーの負荷平準化(24656550)
【研究テーマ】リサイクル工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】加藤 之貴 東京工業大学, 原子炉工学研究所, 准教授 (20233827)
【キーワード】二酸化炭素 / 電気分解 / 再生可能エネルギー / 負荷平準化 / 炭素資源再生 (他9件)
【概要】再生可能エネルギーを活用した二酸化炭素(CO2)の直接還元炭素資源再生を目的に電気分解セルを製作しCO2電気分解の実証を行った。実験より再生一酸化炭素:酸素生成比がほぼ1:0.5となり、Faraday則に応じて化学量論的に電気分解が進むことを確認した。得られた実験データを基に製鉄プロセスへの本技術の応用可能性を検討したところ、本SOECシステムの貢献が確認された。以上からCO2の直接還元炭素資源再...
❏隣接基関与に基づくカルボニル化ならびにカルボキシル化触媒の開発(21245023)
【研究テーマ】合成化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】野崎 京子 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60222197)
【キーワード】遷移金属錯体 / 隣接機能部位 / 重合触媒 / 二酸化炭素 / ステレオグラジェントポリマー (他8件)
【概要】本研究は、目的の反応の進行を触媒する遷移金属錯体部位(以下、触媒作用部位とよぶ)に対し、その近傍に位置し基質と相互作用することにより反応の効率や選択性の向上などを担う官能基(以下、隣接機能部位とよぶ)を同一分子内に配置させることで、既存の単核金属触媒系では達成できない高効率かつ高選択的な触媒反応を達成することを目的とした。特に二酸化炭素や一酸化炭素を原料とする遷移金属錯体触媒反応に焦点を絞り、研究...