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研究分野別サイレントキーワード
「ナノ粒子」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:光物性ナノ粒子を含む研究件
❏超低速コライダーによるナノ粒子衝突ダイナミクスの解明(16H06016)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】相川 清隆 東京工業大学, 理学院, 准教授 (10759450)
【キーワード】ナノ粒子 / オプトメカニクス / 光物性
【概要】本研究では、真空中において赤外レーザー光で作られた光格子中にナノ粒子を捕捉し、その3次元的な運動を精密に観測する実験装置を製作した。この装置において、真空中のナノ粒子は50~200素電荷程度の大きな電荷を持ち、振動電場によりその運動を制御しやすいことを明らかにした。また、単一荷電ナノ粒子を光学的に観測し、その振動振幅が減衰するように電場にフィードバックを与えることで、ナノ粒子の重心運動を3次元的に...
❏ナノ粒子を用いた高効率カルコパイライト系太陽電池の研究(22360006)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山田 明 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40220363)
【キーワード】光物性 / 太陽電池 / ナノ粒子 / 化合物薄膜 / 半導体 (他6件)
【概要】地球温暖化問題ならびに我が国のエネルギー問題の解決に資するため、Cu(InGa)Se2(CIGS)薄膜太陽電池に着目し、その技術開発を行った。通常CIGSは、真空蒸着を基本としたプロセスにより作製される。本研究では、低コストプロセスとして非真空プロセスを取り上げ、真空を用いないCIGS薄膜太陽電池の作製手法を開発した。CIGSを構成するCu-Se、In-Seの合成は、金属ヨウ化物とNaのSe化物を...
【数物系科学】物理学:オプトメカニクスナノ粒子を含む研究件
❏単一浮揚ナノ粒子に対する電子顕微鏡の開発(22K18688)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2022-06-30 - 2025-03-31
【研究代表者】相川 清隆 東京工業大学, 理学院, 准教授 (10759450)
【キーワード】ナノ粒子 / オプトメカニクス / 量子光学
【概要】
❏真空中の単一ナノ粒子による巨視的重ね合わせ状態の研究(19H01822)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】相川 清隆 東京工業大学, 理学院, 准教授 (10759450)
【キーワード】ナノ粒子 / 浮揚オプトメカニクス / フィードバック冷却 / オプトメカニクス / 量子光学 (他7件)
【概要】まず、光学系および真空系からなる新しい装置を作成し、光格子中の単一荷電ナノ粒子を電場フィードバックによって基底状態付近へ冷却する技術を開発した。この際、レーザーの位相ノイズによって光格子中のナノ粒子の運動が加熱される効果を初めて観測し、レーザーの位相ノイズの低減などの工夫によって、この効果を無視できるほど小さくできることも示した。さらに、ナノ粒子の運動量測定を行うための飛行時間法についても検討を行...
❏真空中でのレーザー捕捉を利用したナノ粒子の組成選別(16K13857)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】相川 清隆 東京工業大学, 理学院, 准教授 (10759450)
【キーワード】ナノ粒子 / オプトメカニクス / 環境分析
【概要】本研究では、真空中において光格子中に少数個のナノ粒子を捕捉し、その運動を精密に観測する実験装置を製作した。様々な材質のナノ粒子を大気圧で捕捉できることを示すと共に、従来研究で扱われてきたシリカ以外のいくつかの材質についても真空へと移行できることを見出した。また、真空中での振動周波数が材質によって異なることを示し、ナノ粒子の非破壊組成分析の原理を実証した。想定外の成果として、2個のナノ粒子が同一光格...
【数物系科学】物理学:磁性ナノ粒子を含む研究件
❏デザインされた異方性ナノブロックによる秩序配列マテリアルの構築と機能開拓(16H02398)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70255595)
【キーワード】自己集合 / 自己組織化 / ナノ粒子 / 機能性酸化物 / イオン導電性 (他9件)
【概要】サイズと形状のそろったナノブロックは,その分散液の蒸発に伴う移流集積現象によって配向配列体を形成する.本研究では,この自己集積現象を巧みに利用し,集積条件を最適化することで,ナノキューブやナノ直方体などの矩形ナノブロックをビルディングユニットとして,様々な種類の一次元・二次元・三次元秩序配列をマイクロ~ミリメートルスケールの広範囲にわたって方位選択的に作製することを可能とした.ナノブロックは有機分...
❏高機能をもつ光制御型強磁性体の創製(18205018)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】栄長 泰明 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (00322066)
【キーワード】電気 / 磁気的性質 / 光制御 / 磁性 / フォトクロミック (他13件)
【概要】光応答性分子を利用した光制御できる磁性体の創製を行った。初めに、磁性体への光応答性分子の相互作用に注目し、実験的、理論的アプローチの両方からその基礎物理化学について明らかにした。一方、その知見をふまえて材料創製にフィードバックすることにより、室温強磁性にて巨大保磁力をもち、かつ異方性を示す高性能光スイッチング磁性材料の創製に成功した。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:高感度ナノ粒子を含む研究件
❏ボロン酸修飾高分子による細菌の簡易迅速識別・分離法の開発(18K14255)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】土戸 優志 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (40737219)
【キーワード】細菌 / 分子認識 / ボロン酸 / デンドリマー / 超分子 (他19件)
【概要】ボロン酸修飾デンドリマーを用いた細菌の検出法を開発した。本手法は、ボロン酸修飾デンドリマーを細菌を含む溶液に添加してボルテックス撹拌するだけの非常に簡易な方法で、細菌凝集を引き起こすことによって検出することができる。その検出感度は、濁度法では約100万 CFU/mL、蛍光法では約1万 CFU/mLである。検出時間は5分~数十分程度であり、従来法に比べて大幅に短い時間での、迅速な細菌検出を達成した。...
❏ナノ帯電粒子-DNA複合体を用いた遺伝子トランジスタによる高感度遺伝子多型解析(17710107)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】坂田 利弥 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (70399400)
【キーワード】遺伝子トランジスタ / 遺伝子多型解析 / 電位計測 / ナノ粒子 / DNAチップ (他8件)
【概要】平成19年度は、平成18年度に実施したナノ帯電粒子の利用によるDNA検出の再現性を調査し精度の高いDNAハイブリダイゼーションの検出が可能であることがわかった。さらに、ナノ帯電粒子-DNA複合体を組み合わせた遺伝子トランジスタによる一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism, SNP)検出にライゲーションアッセイ法を利用する実験手法を確立した。ライゲーションアッセイ法...
【数物系科学】地球惑星科学:超薄膜ナノ粒子を含む研究件
❏断層面に発達する鏡肌の成因に関する総合研究(16H04063)
【研究テーマ】地質学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】安東 淳一 広島大学, 理学研究科, 教授 (50291480)
【キーワード】鏡肌 / 断層岩 / 形成過程 / 微細組織 / ナノ粒子 (他16件)
【概要】断層岩には様々な種類の岩石が存在するが、今回研究対象とた「鏡肌」は、断層面上に普遍的に認められる平滑で鏡の様な光沢を持つ面として知られている。しかし鏡肌がどのような断層運動の結果生じたものか、またその形成過程も全く理解できていなかった。このことを理解する目的で、本研究では9つの岩石種に発達した鏡肌の微細組織の観察と、断層運動の模擬実験を通じて研究を進めた。その結果、鏡肌は断層面に沿う約50-100...
❏有機・無機光伝導性焦電体の物質開発と光誘起新現象の探索(17360008)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】島田 敏宏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10262148)
【キーワード】Alq3 / 強誘電体 / 焦電体 / 光励起 / 分子内励起移動 (他16件)
【概要】強誘電体・焦電体の光励起による新物性探索を目的に、物質開発および物性測定を行った。極性を持つ有機半導体であるAlq3(8-hydroxyqinoline alminium)の蒸着による薄膜結晶成長中にレーザー光で光励起を行うと、結晶が偏光方向に配列する現象を見出した。この機構を探るために成長条件や偏光方向を変化させた結果、強誘電体の光励起による巨大光起電力と類似の現象が起き、その電場で極性分子が静...
【数物系科学】地球惑星科学:バクテリアナノ粒子を含む研究件
❏ボロン酸修飾高分子による細菌の簡易迅速識別・分離法の開発(18K14255)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】土戸 優志 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (40737219)
【キーワード】細菌 / 分子認識 / ボロン酸 / デンドリマー / 超分子 (他19件)
【概要】ボロン酸修飾デンドリマーを用いた細菌の検出法を開発した。本手法は、ボロン酸修飾デンドリマーを細菌を含む溶液に添加してボルテックス撹拌するだけの非常に簡易な方法で、細菌凝集を引き起こすことによって検出することができる。その検出感度は、濁度法では約100万 CFU/mL、蛍光法では約1万 CFU/mLである。検出時間は5分~数十分程度であり、従来法に比べて大幅に短い時間での、迅速な細菌検出を達成した。...
❏ナノ地球科学の開拓:微生物酵素により生成するナノ結晶の形成過程の研究(16740300)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鈴木 庸平 独立行政法人産業技術総合研究所, 深部地質環境研究センター, 研究員 (00359168)
【キーワード】ナノ結晶 / バイオミネラリゼーション / 電子伝達酵素 / 酸化還元 / 嫌気性細菌 (他16件)
【概要】初年度、透過型電子顕微鏡と磁性測定を用いた硫化鉄および酸化鉄のナノ結晶の解析法を確立した。また、生物由来の硫化鉄鉱物を人工的な変質を起こさずに電子顕微鏡用の試料を作成する事に成功した。嫌気性微生物のDesulfovibrio vulgarisが生成する結晶と無機的な反応で生成する結晶とを比較し、粒径が大きく結晶形態の異なる硫化鉄ナノ粒子を生成する事が明らかにした。次年度はDesulfovibrio...
【化学】基礎化学:ベンゼン酸化ナノ粒子を含む研究件
❏表面化学反応速度の測定と表面設計に関する研究(19550008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】表面 / 界面 / 密度汎関数法 / ベンゼン酸化 / ゼオライト (他20件)
【概要】表面化学反応の速度の測定法の確立と高活性を示す触媒を設計するための指針を確立することを目的として、本研究を遂行した。電子刺激脱離装置にパルス分子線と窒素レーザー励起を組み込んだ。TAP装置の改良を行い、シリカ担持ニッケル触媒のバイオガスから合成ガスへの変換過程を測定した。固定化可能なイオン液体を開発し、有効な触媒を開発した。また、コバルト酸化物、コバルト水酸化物のナノ結晶の形状制御と、それらの触媒...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【化学】基礎化学:TAPナノ粒子を含む研究件
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
❏表面化学反応速度の測定と表面設計に関する研究(19550008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】表面 / 界面 / 密度汎関数法 / ベンゼン酸化 / ゼオライト (他20件)
【概要】表面化学反応の速度の測定法の確立と高活性を示す触媒を設計するための指針を確立することを目的として、本研究を遂行した。電子刺激脱離装置にパルス分子線と窒素レーザー励起を組み込んだ。TAP装置の改良を行い、シリカ担持ニッケル触媒のバイオガスから合成ガスへの変換過程を測定した。固定化可能なイオン液体を開発し、有効な触媒を開発した。また、コバルト酸化物、コバルト水酸化物のナノ結晶の形状制御と、それらの触媒...
【化学】材料化学:サブナノ粒子ナノ粒子を含む研究件
❏小区分28010:ナノ構造化学関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】電子顕微鏡
【研究期間】クラスター
【研究代表者】ナノ粒子
【キーワード】サブナノ粒子
【概要】
❏サブナノ粒子の動力学作用を活用した高難度多電子移動反応の加速(22H02091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】サブナノ粒子 / ナノ粒子 / 触媒
【概要】
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
【化学】複合化学:金属クラスターナノ粒子を含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
【化学】複合化学:触媒反応ナノ粒子を含む研究件
❏骨格に重元素を含むアニオン性芳香族化合物を配位子とした遷移金属錯体の創製(15H03774)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】斎藤 雅一 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80291293)
【キーワード】メタロール配位子 / 遷移金属錯体 / サンドイッチ構造 / 触媒反応 / スタンノール (他14件)
【概要】研究代表者が独自に合成したジアニオン性芳香族化合物であるジリチオスタンノールやジリチオプルンボールと遷移金属試薬との反応を検討し、スタンノールやプルンボールをπ配位子とする様々な遷移金属錯体の合成に成功した。錯体の分子構造を明らかにし、その特異な電子状態と物性を明らかにした。また、得られた錯体が触媒として機能する反応を見いだした。 ...
❏新規ノン・ホスゲンDPC合成法の開拓(23656508)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】山中 一郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90240051)
【キーワード】触媒反応 / ノン / ホスゲン法 / 炭酸ジフェニル / パラジウム (他14件)
【概要】ポリカーボネートの基幹原料である炭酸ジフェニル(DPC)の新合成法を開発した.通常DPC合成は猛毒のホスゲンを用いて行われているが,本研究においてホスゲンを用いない新規ノンホスゲン直接合成法を開発した.DPCは加水分解されるため酸素を用いたカルボニル化は不的確である.本研究において,パラジウム電極触媒を開発することで水が副生しない電解酸化カルボニル化によるDPCの直接合成を実現すると共に反応機構を...
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
【化学】複合化学:近接場光学顕微鏡ナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子集合体の光励起状態の可視化と制御(24350014)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】井村 考平 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80342632)
【キーワード】光励起状態 / ナノ粒子 / 時空間制御 / 波動関数 / 波形整形技術 (他8件)
【概要】物質機能の制御は,エネルギーの効率的利用につながる極めて重要な課題である。本研究では,動的なナノイメージング手法を開発しこれと励起光パルスの時間調整法とを組み合わせて,ナノ粒子集合体に誘起される光励起状態の動的空間特性の制御法を構築することを目標とした。世界最高性能のイメージング装置を開発しこれを用いて金ナノ構造の励起状態の空間特性が超高速時間変化すること,その制御が可能であることを明らかにした。...
❏近接場光による電磁場勾配の創成とナノ粒子群の一括パターニング(19360058)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】濱口 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特任教授 (90345083)
【キーワード】ナノ・マイクロ加工 / 近接場光 / ナノ粒子 / パターニング / 偏光 (他6件)
【概要】本研究を通して、以下に示す成果を得た。 (1)プリズムの全反射面に感光材料を塗布し、近接場光が当たった領域に電磁場を生じさせる物性法によって、微細な電磁場勾配を形成できた。また、感光材料として金属薄膜を成膜しておくと、そこに生じる表面共鳴プラズモンによって金属薄膜近傍に特定の流れ場が生じさせることに成功した。 (2)上記の近接場光による電磁場勾配によって、ガラス基板上に金のナノ粒子を配列させること...
【化学】複合化学:金ナノ粒子ナノ粒子を含む研究件
❏電子線を用いたナノ粒子パターニング技術の開発(16K04903)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / パターニング / 電子線 / 金ナノ粒子 / 固定 (他7件)
【概要】電子線を用いてナノ粒子を基板に固定する際の電子照射条件を検討した。Au粒子および基板中に入射した電子の動きを、モンテカルロ法によりシミュレートし、実験結果と比較することで、粒子が固定される範囲は基板中で散乱した電子が到達する範囲で決まることが分かった。よって、微細な構造を作製するためには、加速電圧を下げることが有効であることが示された。 また、エレクトロクロミック現象を起こす機能を持った無機ナノ粒...
❏N-heterocyclic carbene-modified gold nanoparticles for biosensing(26288023)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】CRUDDEN Cathleen 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 客員教授 (10721029)
【キーワード】ナノ材料 / 金ナノ粒子 / N-ヘテロサイクリックカルベン / バイオイメージング / 安定性 (他24件)
【概要】本研究ではバイオイメージングとして応用を志向した安定金ナノ粒子の創製を行なった。カルボキシル基を有するN-ヘテロサイクリックカルベンで修飾された金ナノ粒子の合成に成功した。得られたナノ粒子は生体擬似環境下で安定であり、光音響効果を示した。また長鎖アルキル基を導入した二座NHC配位子で修飾された金ナノ粒子が熱やチオールに対しても高い安定性を示すことを見出した。 ...
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
【化学】複合化学:自己集合ナノ粒子を含む研究件
❏ポリマーナノコンポジットの構造制御と機械特性発現メカニズムの解明(21K20411)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2021-08-30 - 2023-03-31
【研究代表者】小林 祐生 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (20909767)
【キーワード】ポリマーナノコンポジット / 自己集合 / ナノ粒子 / 粗視化分子シミュレーション
【概要】本研究の目的は,粗視化分子シミュレーションを用いて,様々な添加剤がポリマーナノコンポジットの性質に与える影響を検討し,ポリマーナノコンポジット材料における力学特性の支配因子を特定を目指すことである.さらに明らかとなったメカニズムを基に,ヤヌス粒子を用いた相分離構造制御を行い,既存の材料では観察されない機械特性を有する材料を探索する.その目的に対し,初年度は,プログラムの作成およびシステムの構築を行...
❏デザインされた異方性ナノブロックによる秩序配列マテリアルの構築と機能開拓(16H02398)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70255595)
【キーワード】自己集合 / 自己組織化 / ナノ粒子 / 機能性酸化物 / イオン導電性 (他9件)
【概要】サイズと形状のそろったナノブロックは,その分散液の蒸発に伴う移流集積現象によって配向配列体を形成する.本研究では,この自己集積現象を巧みに利用し,集積条件を最適化することで,ナノキューブやナノ直方体などの矩形ナノブロックをビルディングユニットとして,様々な種類の一次元・二次元・三次元秩序配列をマイクロ~ミリメートルスケールの広範囲にわたって方位選択的に作製することを可能とした.ナノブロックは有機分...
❏ポリフェノール模倣高分子の精密重合と天然を超える機能創出(15K17440)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】江島 広貴 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (00724543)
【キーワード】Polyphenol / Antioxidant / ポリフェノール / 自己集合 / ナノ粒子 (他6件)
【概要】ポリフェノールは植物の葉、茎、樹皮、果皮、種子などに多く含まれているバイオマス由来の化合物であり、抗酸化作用、抗炎症性、抗菌作用といった優れた生理活性を持つ。植物性ポリフェノールの化学構造をみてみるとガロール基をもっている場合が多い。そこでこのガロール基を側鎖にもつ、ポリフェノール模倣高分子、ポリビニルガロールを新たに設計、合成した。ポリビニルガロールの抗酸化活性を評価したところ、一部の天然のポリ...
【総合理工】ナノ・マイクロ科学:ナノ蛍光体ナノ粒子を含む研究件
❏蛍光・磁性デュアル機能性ナノ粒子複合体の創製と特性評価(20310061)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30212971)
【キーワード】YVO_4:Bi^<3+>,Eu^<3+> / ナノ粒子 / ナノ蛍光体 / 蛍光ビーズ / 交互吸着 (他9件)
【概要】紫外光の励起によって赤色に発光するYVO_4:Bi^<3+>,Eu^<3+>ナノ粒子を静電的な相互作用を用いてPMMAマイクロビーズへ複合化することを検討した。また、青色光の励起によって緑色に発光するYAG:Ce^<3+>ナノ粒子とYAG/YIGコアシェル型磁性ナノ粒子を静電的な相互作用を用いてPMMAマイクロビーズへ複合化させることを検討した。 ...
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
【総合理工】ナノ・マイクロ科学:配列ナノ粒子を含む研究件
❏電子線を用いたナノ粒子パターニング技術の開発(16K04903)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / パターニング / 電子線 / 金ナノ粒子 / 固定 (他7件)
【概要】電子線を用いてナノ粒子を基板に固定する際の電子照射条件を検討した。Au粒子および基板中に入射した電子の動きを、モンテカルロ法によりシミュレートし、実験結果と比較することで、粒子が固定される範囲は基板中で散乱した電子が到達する範囲で決まることが分かった。よって、微細な構造を作製するためには、加速電圧を下げることが有効であることが示された。 また、エレクトロクロミック現象を起こす機能を持った無機ナノ粒...
❏電子線誘起蒸着を用いたナノ粒子の選択的固定によるプラズモニック回路の作製(25390032)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / 配列 / プラズモン / 電子線 / プラズモニック導波路 (他8件)
【概要】表面プラズモン共鳴を利用して光回路や導波路を作製できることが理論的に予測されている。それを実現する手段として、金などのナノ粒子を意図的に配列する方法がある。しかし、ナノ粒子を意図的な場所に並べることは容易ではない。そこで、基板上に粒子を意図的に配置する手法の開発を目的として本研究を行った。本手法は、基板上に金ナノ粒子を2次元的に配置し、必要な粒子を基板に固定し、不要な粒子を除去するという3段階で構...
【総合理工】応用物理学:偏光解消ナノ粒子を含む研究件
❏蛍光ナノプローブを用いた微量サンプルの超精密粘度計測技術の開発(24656088)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】林 照剛 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00334011)
【キーワード】蛍光偏光法 / ブラウン運動 / 回転拡散係数 / 回転ブラウン運動 / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では,液中に分散するナノ粒子の回転拡散係数から微量サンプルの粘性を評価する方法として,新たに蛍光偏光法を利用した計測法を提案する.蛍光寿命が10ns以下の蛍光分子をプローブとして用いる場合,粘度計測のための蛍光偏光度解析の速度100MHz程度まで高速化することが可能となる.直径1nmの粒子では,慣性力の影響が極小化されることから,ブラウン運動の拡散モデルを用いた粘性の測定精度の向上が見込まれ...
❏有機・無機光伝導性焦電体の物質開発と光誘起新現象の探索(17360008)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】島田 敏宏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10262148)
【キーワード】Alq3 / 強誘電体 / 焦電体 / 光励起 / 分子内励起移動 (他16件)
【概要】強誘電体・焦電体の光励起による新物性探索を目的に、物質開発および物性測定を行った。極性を持つ有機半導体であるAlq3(8-hydroxyqinoline alminium)の蒸着による薄膜結晶成長中にレーザー光で光励起を行うと、結晶が偏光方向に配列する現象を見出した。この機構を探るために成長条件や偏光方向を変化させた結果、強誘電体の光励起による巨大光起電力と類似の現象が起き、その電場で極性分子が静...
【総合理工】応用物理学:電子線ナノ粒子を含む研究件
❏電子線を用いたナノ粒子パターニング技術の開発(16K04903)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / パターニング / 電子線 / 金ナノ粒子 / 固定 (他7件)
【概要】電子線を用いてナノ粒子を基板に固定する際の電子照射条件を検討した。Au粒子および基板中に入射した電子の動きを、モンテカルロ法によりシミュレートし、実験結果と比較することで、粒子が固定される範囲は基板中で散乱した電子が到達する範囲で決まることが分かった。よって、微細な構造を作製するためには、加速電圧を下げることが有効であることが示された。 また、エレクトロクロミック現象を起こす機能を持った無機ナノ粒...
❏電子線誘起蒸着を用いたナノ粒子の選択的固定によるプラズモニック回路の作製(25390032)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / 配列 / プラズモン / 電子線 / プラズモニック導波路 (他8件)
【概要】表面プラズモン共鳴を利用して光回路や導波路を作製できることが理論的に予測されている。それを実現する手段として、金などのナノ粒子を意図的に配列する方法がある。しかし、ナノ粒子を意図的な場所に並べることは容易ではない。そこで、基板上に粒子を意図的に配置する手法の開発を目的として本研究を行った。本手法は、基板上に金ナノ粒子を2次元的に配置し、必要な粒子を基板に固定し、不要な粒子を除去するという3段階で構...
【総合理工】応用物理学:質量分析ナノ粒子を含む研究件
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
【総合理工】応用物理学:PROX反応ナノ粒子を含む研究件
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【総合理工】応用物理学:磁気異方性ナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子析出型銅基合金の高強度・高導電化(最適加工熱処理技術の創出)(15560601)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】藤居 俊之 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (40251665)
【キーワード】析出強化 / 結晶学的方位関係 / 不変線条件 / 降伏応力 / 高分解能電子顕微鏡観察 (他18件)
【概要】Cu-Fe-Co合金、Cu-Co-Cr合金、Cu-Ni-Si合金単結晶を用いて、時効析出するナノ粒子の結晶学および形態を調べた。Cu-Fe-Co合金においては、析出するfcc Fe-Co粒子が外部磁場によってbccへとマルテンサイト変態することを見出した。マルテンサイト変態率には、粒子の組成、冷却速度、粒子サイズ依存があることから、本合金の組織制御の自由度が大きいことがわかった。さらに、外部磁場印...
❏磁性ナノ粒子配列型量子ドットのプリント形成と走査型磁気ヘッドによる記録再生(14350180)
【研究テーマ】電子デバイス・機器工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】北本 仁孝 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 助教授 (10272676)
【キーワード】磁気記録媒体 / 磁性ナノ粒子 / 自己組織化 / ナノ粒子アレイ / 磁気異方性 (他13件)
【概要】本研究は1平方インチあたり1テラビット以上の面記録密度目標として,Fe-Ptナノ粒子アレイを磁気記録媒体に応用する要素技術を開発し,その実現の可能性を探査することを目的とした.そこで,以下の知見を得た. 1)粉末試料でFe-Ptナノ粒子の物性評価を行なった結果,X線回折から求めた長距離規則度に加え,メスバウアー分光により短距離規則度を評価することも有益な情報が得られることを見出し,規則度と磁気異方...
【工学】機械工学:気体燃焼ナノ粒子を含む研究件
❏蒸気前駆物質を用いた蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成と粒子サイズ制御に関する研究(20760140)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】横森 剛 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 拡散火炎 (他8件)
【概要】本研究では,蒸気前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成法において,合成された粒子の形状特性及び蛍光発光特性について検討を加えた.また,噴霧液滴前駆物質を利用した気相燃焼合成法についても実施した.測定・分析ではTEM,・SEM観察,XRD分析及び蛍光分光計測を実施した.結果,蒸気前駆物質を利用した際には,粒子サイズは前駆物質蒸気分圧,合成火炎温度及び合成燃焼場圧力の各条件に依存するが,蛍光発光...
❏蒸気型前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子気相燃焼合成法に関する研究(19860065)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】横森 剛 慶應大, 理工学部, 講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 前駆物質 (他8件)
【概要】本研究は、蛍光発光特性を有するナノ粒子の蒸気型前駆物質を利用した気相燃焼合成法の開発を目的として実施したものである。初年度に当たる本年度は、特に粒子合成装置の開発及び粒子合成試験の実施までを目標に実施した。合成試験装置は、前駆物質蒸発室・燃焼用バーナ・粒子捕集器から構成され、蒸発器にて蒸気化された前駆物質が燃焼用燃料ガスと共にバーナまで導かれ、気相燃焼反応領域を通過することで粒子の合成が行われる。...
【工学】機械工学:XRDナノ粒子を含む研究件
❏蒸気前駆物質を用いた蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成と粒子サイズ制御に関する研究(20760140)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】横森 剛 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 拡散火炎 (他8件)
【概要】本研究では,蒸気前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成法において,合成された粒子の形状特性及び蛍光発光特性について検討を加えた.また,噴霧液滴前駆物質を利用した気相燃焼合成法についても実施した.測定・分析ではTEM,・SEM観察,XRD分析及び蛍光分光計測を実施した.結果,蒸気前駆物質を利用した際には,粒子サイズは前駆物質蒸気分圧,合成火炎温度及び合成燃焼場圧力の各条件に依存するが,蛍光発光...
❏蒸気型前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子気相燃焼合成法に関する研究(19860065)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】横森 剛 慶應大, 理工学部, 講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 前駆物質 (他8件)
【概要】本研究は、蛍光発光特性を有するナノ粒子の蒸気型前駆物質を利用した気相燃焼合成法の開発を目的として実施したものである。初年度に当たる本年度は、特に粒子合成装置の開発及び粒子合成試験の実施までを目標に実施した。合成試験装置は、前駆物質蒸発室・燃焼用バーナ・粒子捕集器から構成され、蒸発器にて蒸気化された前駆物質が燃焼用燃料ガスと共にバーナまで導かれ、気相燃焼反応領域を通過することで粒子の合成が行われる。...
【工学】材料工学:レーザー照射ナノ粒子を含む研究件
❏レーザ照射によるSi-in-C複合ナノワイヤ生成と次世代Liイオン電池への応用(21K18681)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】レーザ照射 / ナノ粒子 / ナノファイバー / シリコン / カーボン (他8件)
【概要】電気自動車やスマートハウスの普及に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.従来の炭素電極の代わりに高容量化の見込めるシリコン負極の研究が進められているが,シリコン負極は充電時に体積膨張が生じるため,充放電を繰り返すとシリコン膜が崩壊する問題がある.本研究では,半導体産業から大量に排出させるシリコンスラッジに適量な炭素粉末を混合させ,高出力レーザを照射することによりシリコンと炭素からなる...
❏レーザ照射によるSiマイクロピラーの高速生成と次世代Liイオン電池への応用探索(17K18833)
【研究テーマ】材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】リチウムイオン電池 / シリコン負極 / レーザ照射 / マイクロピラー / 単結晶シリコン (他13件)
【概要】現在電子機器の消費電力の増加やスマートハウス,電気自動車などへの応用に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.一方,半導体分野でSiウエハの生産においてワイヤソーによるインゴットの切断の際粒度がμmオーダーのSi粉末が切りくずとして大量に排出されいる.本研究では,銅箔上へ塗布された廃Si粉末へのナノ秒パルスレーザ照射を行った.その結果,Siマイクロピラーの形成に成功し,レーザフルエンス...
❏液中レーザアニールによるナノ粒子の蛍光強度増加の機構解明と工学的応用(21560011)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 准教授 (00422527)
【キーワード】ナノ粒子 / レーザ / 光学特性 / レーザ照射 / 蛍光 (他6件)
【概要】本研究では、レーザ照射によるナノ粒子の蛍光特性向上とその工学的応用ついて研究を行い以下の成果を得た。 (1)レーザ照射による酸化亜鉛ナノ粒子の蛍光強度増加機構は、レーザ照射で酸化亜鉛合成の光化学反応が促進されて高結晶性酸化亜鉛層がナノ粒子表面に形成され、この層による表面欠陥保護の効果で蛍光強度が増加したことを示した。 (2)各種ナノ粒子で表面保護効果により光学特性が向上することを示した。 (3)工...
【工学】材料工学:燃焼合成ナノ粒子を含む研究件
❏燃焼合成によるナノ粒子三次元構造制御技術の確立と担持金属触媒への応用(20K14665)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / 火炎式噴霧熱分解 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持貴金属触媒 (他8件)
【概要】自動車の排ガス浄化システムや燃料改質の触媒として広く使用される担持金属触媒においては,高温にて耐凝集性を有する構造の実現が望まれる.本研究では気相燃焼合成法を用い,白金/セリアをモデル系として様々な条件においてナノ粒子合成を実施し,粒子構造制御因子の解明と貴金属の凝集を抑制しつつ高い比表面積を有する最適な触媒構造の実現を目指す. 前駆体溶液を超音波振動で霧化して拡散バーナ火炎中へと供給するタイプの...
❏火炎式噴霧熱分解を用いた複合ナノ粒子構造制御による担持金属触媒の高分散・高耐久化(19K21068)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持金属触媒 / 熱流体工学 (他6件)
【概要】燃料電池の電極や燃料改質・排ガス浄化用触媒として広く使用される担持金属触媒においては,小さな金属粒子サイズと高い分散状態を長時間維持できる構造の開発が強く望まれる.本研究では,燃焼合成によって金属が担体マトリックスに固定化された複合ナノ粒子を作製し,金属粒子の凝集を防ぎつつ高い比表面積・分散状態を有する触媒構造を実現することを目的とする.二重管構造の拡散火炎バーナーを有する燃焼合成装置を製作し,前...
❏蒸気前駆物質を用いた蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成と粒子サイズ制御に関する研究(20760140)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】横森 剛 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 拡散火炎 (他8件)
【概要】本研究では,蒸気前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成法において,合成された粒子の形状特性及び蛍光発光特性について検討を加えた.また,噴霧液滴前駆物質を利用した気相燃焼合成法についても実施した.測定・分析ではTEM,・SEM観察,XRD分析及び蛍光分光計測を実施した.結果,蒸気前駆物質を利用した際には,粒子サイズは前駆物質蒸気分圧,合成火炎温度及び合成燃焼場圧力の各条件に依存するが,蛍光発光...
【工学】材料工学:ZnS:Mnナノ粒子を含む研究件
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
❏逆ミセル微小反応場を利用した表面修飾ナノ粒子の合成と発光特性(12750614)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / 蛍光体 / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、界面活性剤によって形成される逆ミセルを微小反応場と利用してZnS:Mnナノクリスタルを合成し、さらにリン酸系界面活性剤PhosHを添加したときのMn^<2+>による発光の強度変化を調べた。ヘプタン/AOT/H_2O系逆ミセル溶液を調製し、同逆ミセル溶液80cm^3に1MZn(CH_3COO)_2水溶液0.545cm^3および0.1MMn(CH_3COO)_2水溶液0.05c...
【工学】プロセス・化学工学:担持金属触媒ナノ粒子を含む研究件
❏小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】担持金属触媒
【研究期間】ナノ粒子
【研究代表者】担体効果
【キーワード】触媒化学
【概要】
❏燃焼合成によるナノ粒子三次元構造制御技術の確立と担持金属触媒への応用(20K14665)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / 火炎式噴霧熱分解 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持貴金属触媒 (他8件)
【概要】自動車の排ガス浄化システムや燃料改質の触媒として広く使用される担持金属触媒においては,高温にて耐凝集性を有する構造の実現が望まれる.本研究では気相燃焼合成法を用い,白金/セリアをモデル系として様々な条件においてナノ粒子合成を実施し,粒子構造制御因子の解明と貴金属の凝集を抑制しつつ高い比表面積を有する最適な触媒構造の実現を目指す. 前駆体溶液を超音波振動で霧化して拡散バーナ火炎中へと供給するタイプの...
❏担持金属触媒の電子化学ポテンシャルの定量とその変位による触媒反応促進に関する研究(19H02510)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高鍋 和広 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20519730)
【キーワード】担持金属触媒 / ナノ粒子 / 担体効果 / 触媒化学
【概要】本研究では、電気化学的手法による触媒電位の制御を行い、CO酸化反応を用いて従来の熱触媒反応(開回路条件)よりも触媒性能を向上させることに成功した。適切な電位に触媒を制御すると熱反応によるCO2生成率は、開回路時の5倍以上、370%以上のFaradaic efficiencyに相当することが確認された。このようなCO酸化の非ファラデー的な性能向上は、Rh/CとIr/Cの異なる触媒で観察され、電気化学...
【工学】プロセス・化学工学:選択水素化ナノ粒子を含む研究件
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
❏蛍光分光XAFSによる金・白金ナノ粒子および助触媒サイトの状態識別観測の研究(17550073)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】泉 康雄 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 講師 (50251666)
【キーワード】触媒・化学プロセス / 放射線・X線・粒子線 / ナノ材料 / 構造・機能材料 / 解析・評価 (他10件)
【概要】本研究は、研究代表者が継続して行なっている状態識別XAFS(X線吸収微細構造)を用いた触媒および環境材料の研究の延長として行なった。白金-すず触媒について、すずK端の自然幅ブロード化を抑止したSn Kα_1選択状態識別XAFSを測定し、SiO_2表面に1nm程度に高分散したPt粒子に吸着したSnサイトの存在を示し、その電子状態を提示した。また均一な粒径分布をもつAu/TiO_2触媒を体系的に合成し...
【工学】プロセス・化学工学:触媒化学ナノ粒子を含む研究件
❏担持金属触媒の電子化学ポテンシャルの定量とその変位による触媒反応促進に関する研究(19H02510)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高鍋 和広 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (20519730)
【キーワード】担持金属触媒 / ナノ粒子 / 担体効果 / 触媒化学
【概要】本研究では、電気化学的手法による触媒電位の制御を行い、CO酸化反応を用いて従来の熱触媒反応(開回路条件)よりも触媒性能を向上させることに成功した。適切な電位に触媒を制御すると熱反応によるCO2生成率は、開回路時の5倍以上、370%以上のFaradaic efficiencyに相当することが確認された。このようなCO酸化の非ファラデー的な性能向上は、Rh/CとIr/Cの異なる触媒で観察され、電気化学...
❏骨格に重元素を含むアニオン性芳香族化合物を配位子とした遷移金属錯体の創製(15H03774)
【研究テーマ】有機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】斎藤 雅一 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80291293)
【キーワード】メタロール配位子 / 遷移金属錯体 / サンドイッチ構造 / 触媒反応 / スタンノール (他14件)
【概要】研究代表者が独自に合成したジアニオン性芳香族化合物であるジリチオスタンノールやジリチオプルンボールと遷移金属試薬との反応を検討し、スタンノールやプルンボールをπ配位子とする様々な遷移金属錯体の合成に成功した。錯体の分子構造を明らかにし、その特異な電子状態と物性を明らかにした。また、得られた錯体が触媒として機能する反応を見いだした。 ...
【工学】プロセス・化学工学:再結晶化ナノ粒子を含む研究件
❏粉砕及び再結晶化処理を組み合わせた高水熱安定性ナノゼオライト触媒の新規調製法(26709058)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / ナノ粒子 / 粉体操作 / 結晶化 / 粉砕 (他8件)
【概要】ゼオライトを粉砕・再結晶化させ、得られたナノゼオライトの触媒特性評価を行った。粉砕操作及び再結晶化操作を最適化させ、ゼオライトの平均粒径を30~200nmで自在にサイズをチューニングできる技術を確立させた。特に、粉砕・再結晶化法は申請者のオリジナルの手法であり、これを深化させる試みも行った。さらに、ゼオライトの高耐久化を目的として、合成後の追加処理に着目、ポスト加熱処理によりゼオライトの耐久性を向...
❏粉砕及び反応操作の乾式化によるゼオライトナノ粒子の新規高収率合成プロセス開発(26630386)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / 粉砕 / 再結晶化 / ナノサイズ / 非晶質 (他8件)
【概要】通常のゼオライトナノ粒子合成法では、合成後大量の上澄み溶液が残ってしまうため、バッチあたりの収率が低下してしまう。一方本研究では、ボールミル粉砕により微細化させた後、(湿式粉砕法と異なり、乾燥工程を省くことができる)、その粉末をドライゲル転換法を応用し、ごくわずかなアルミノシリケート溶液共存下で粉砕により生じた非晶質をゼオライトへと再結晶化できることを明らかにした。アルカリ溶液はごくわずかな酸で中...
【工学】プロセス・化学工学:粉砕ナノ粒子を含む研究件
❏粉砕及び再結晶化処理を組み合わせた高水熱安定性ナノゼオライト触媒の新規調製法(26709058)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / ナノ粒子 / 粉体操作 / 結晶化 / 粉砕 (他8件)
【概要】ゼオライトを粉砕・再結晶化させ、得られたナノゼオライトの触媒特性評価を行った。粉砕操作及び再結晶化操作を最適化させ、ゼオライトの平均粒径を30~200nmで自在にサイズをチューニングできる技術を確立させた。特に、粉砕・再結晶化法は申請者のオリジナルの手法であり、これを深化させる試みも行った。さらに、ゼオライトの高耐久化を目的として、合成後の追加処理に着目、ポスト加熱処理によりゼオライトの耐久性を向...
❏粉砕及び反応操作の乾式化によるゼオライトナノ粒子の新規高収率合成プロセス開発(26630386)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / 粉砕 / 再結晶化 / ナノサイズ / 非晶質 (他8件)
【概要】通常のゼオライトナノ粒子合成法では、合成後大量の上澄み溶液が残ってしまうため、バッチあたりの収率が低下してしまう。一方本研究では、ボールミル粉砕により微細化させた後、(湿式粉砕法と異なり、乾燥工程を省くことができる)、その粉末をドライゲル転換法を応用し、ごくわずかなアルミノシリケート溶液共存下で粉砕により生じた非晶質をゼオライトへと再結晶化できることを明らかにした。アルカリ溶液はごくわずかな酸で中...
【工学】プロセス・化学工学:リチウムイオン電池ナノ粒子を含む研究件
❏レーザ照射によるSi-in-C複合ナノワイヤ生成と次世代Liイオン電池への応用(21K18681)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】レーザ照射 / ナノ粒子 / ナノファイバー / シリコン / カーボン (他8件)
【概要】電気自動車やスマートハウスの普及に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.従来の炭素電極の代わりに高容量化の見込めるシリコン負極の研究が進められているが,シリコン負極は充電時に体積膨張が生じるため,充放電を繰り返すとシリコン膜が崩壊する問題がある.本研究では,半導体産業から大量に排出させるシリコンスラッジに適量な炭素粉末を混合させ,高出力レーザを照射することによりシリコンと炭素からなる...
❏レーザ照射によるSiマイクロピラーの高速生成と次世代Liイオン電池への応用探索(17K18833)
【研究テーマ】材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】リチウムイオン電池 / シリコン負極 / レーザ照射 / マイクロピラー / 単結晶シリコン (他13件)
【概要】現在電子機器の消費電力の増加やスマートハウス,電気自動車などへの応用に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.一方,半導体分野でSiウエハの生産においてワイヤソーによるインゴットの切断の際粒度がμmオーダーのSi粉末が切りくずとして大量に排出されいる.本研究では,銅箔上へ塗布された廃Si粉末へのナノ秒パルスレーザ照射を行った.その結果,Siマイクロピラーの形成に成功し,レーザフルエンス...
❏ナノ正極材料におけるリチウムイオン拡散現象への界面効果の解析(20810029)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】大久保 将史 (大久保 將史) 独立行政法人産業技術総合研究所, エネルギー技術研究部門, 研究員 (20453673)
【キーワード】リチウムイオン2次電池 / 電極 / ナノサイズ効果 / 正極材料 / ナノ粒子 (他7件)
【概要】リチウムイオン2次電池の高性能化のために電極材料のナノ化を行い、表面積の増加に伴う電気化学特性の変化を解明した。LiCoO_2については、ナノ化に伴い表面近傍のコバルトが還元されており、15nm以下のナノ化は容量・電位の低下により電極特性の劣化が著しいことが分かった。LiMn_2O_4については、ナノ化に伴い構造変化が緩和し、バルク材料では利用できない酸化還元反応についても利用可能になることを明ら...
【工学】プロセス・化学工学:粒径制御ナノ粒子を含む研究件
❏コロイド状メソポーラス有機シリカナノ粒子によるレアメタルイオンの複数同時分離回収(25620191)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】黒田 一幸 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90130872)
【キーワード】メソポーラスシリカ / コロイド / ナノ粒子 / 有機シリカ / コロイド結晶 (他14件)
【概要】レアメタルの安定供給には廃棄物からの分離・回収による循環が必要である。本課題は、複数の金属種が含まれる溶液中から、複数の金属種を同時に分離・回収可能な手法の確立を目指すものである。金属種に対する選択的吸着能を示す有機基を付与したコロイド状メソポーラスシリカナノ粒子(CMS)を用い、粒径差による分離をすることで、複数金属の同時分離を行う。そこで、本研究ではサイズ分離に向けて、CMSの精密な合成に焦点...
❏金ナノ粒子のレーザー誘起核発生過程のその場観察(13750711)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2001 - 2002
【研究代表者】杉山 正和 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (90323534)
【キーワード】金 / ナノ粒子 / レーザー / 光還元 / その場観察 (他11件)
【概要】咋年度作成した装置を用い、Au^<3+>イオンの308nmパルスレーザー光照射による還元過程を紫外可視光吸収スペクトルの変化としてその場観察した。光還元の過程を、(1)240および300nm付近に現れるAu^<3+>イオンに由来する吸収ピークの減少、(2)400〜900nmに幅広く現れる粒径数nmの微細な粒子による光散乱、(3)520〜600付近に現れる粒径約5nm以上の粒...
❏ゼオライトの結晶化過程の解明と制御に関する研究(11450309)
【研究テーマ】触媒・化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】松方 正彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00219411)
【キーワード】ゼオライト / 水熱合成法 / ドライゲルコンバージョン法 / 結晶化メカニズム / ナノ粒子 (他22件)
【概要】ゼオライトは一般に水熱合成法により調製されるが,近年乾燥ゲルを水蒸気雰囲気下でゼオライトへと結晶化する手法,ドライゲルコンバージョン法が開発された。本研究では,水熱法でのゼオライトの結晶化過程の解明を行うとともに,新規合成法であるドライゲルコンバージョン法での結晶化過程についても研究を行った。ゼオライトの結晶成長過程では原料各種の原子分子サイズでの挙動はもちろんのこと,ナノスケールレベルの原料種に...
【工学】プロセス・化学工学:酸化触媒ナノ粒子を含む研究件
❏セラミックス材料の構造制御に立脚した高機能選択酸化触媒の開発(15H04184)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40451801)
【キーワード】ペロブスカイト / 分子状酸素 / 選択酸化 / 金属酸化物 / ナノ粒子 (他13件)
【概要】錯体重合法により合成した六方晶ペロブスカイト型酸化物SrMnO3(SMO)が、O2を用いた液相選択酸化反応に有効であることを見いだした。アルコールの空気酸化反応に対するSMOの触媒活性は典型的なマンガン系酸化物触媒よりも高く、回収触媒は酸化雰囲気下での熱処理などを必要とせずに触媒性能の低下なく再使用可能であった。さらに、アモルファス前駆体調製の重要性に着目し、高表面積をもつペロブスカイト型酸化物の...
❏スーパーミクロポーラスシリカの細孔径制御とその細孔を利用した新機能性材料の創成(23350102)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70255595)
【キーワード】量子ドット / 多孔質体 / 光触媒、 / サーモクロミズム / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、シングル~サブナノサイズの細孔を有する多孔質シリカを作製し、その細孔内で遷移金属酸化物量子ドットの合成を行うとともに、顕著な量子サイズ効果による特有の性質を追究した。0.6~3.0 nmの細孔は遷移金属酸化物の量子ドットの合成場として効果的に機能すること、および、1 nm以下の酸化物ドットでは量子サイズ効果が顕著に発現し、バンドギャップが大幅に増大することを確認した。酸化タングステンで...
❏蛍光分光XAFSによる金・白金ナノ粒子および助触媒サイトの状態識別観測の研究(17550073)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】泉 康雄 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 講師 (50251666)
【キーワード】触媒・化学プロセス / 放射線・X線・粒子線 / ナノ材料 / 構造・機能材料 / 解析・評価 (他10件)
【概要】本研究は、研究代表者が継続して行なっている状態識別XAFS(X線吸収微細構造)を用いた触媒および環境材料の研究の延長として行なった。白金-すず触媒について、すずK端の自然幅ブロード化を抑止したSn Kα_1選択状態識別XAFSを測定し、SiO_2表面に1nm程度に高分散したPt粒子に吸着したSnサイトの存在を示し、その電子状態を提示した。また均一な粒径分布をもつAu/TiO_2触媒を体系的に合成し...
【工学】プロセス・化学工学:白金ナノ粒子を含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
【工学】プロセス・化学工学:マンガンナノ粒子を含む研究件
❏低侵襲性の反応性ナノ・マンガン造影剤開発による「MRI病理組織変性解析法」の創成(21H04966)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / 造影剤 / マンガン / ナノ粒子 / DDS (他7件)
【概要】
❏機能性ナノ・マンガン造影剤開発による「マンガン染色-MRI病理解析法」の創成(17H00860)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部・機能分子計測グループ, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / マンガン / 造影剤 / 病理診断 / 定量 (他12件)
【概要】分担者・宮島らが合成した超小粒径反応性MnOナノ粒子は、pH応答性を併せ持つ新たなMRI造影剤となった。ナノゲルによるMn錯体結合造影剤として、ゼラチンを基材に放射線架橋により極めて小粒径のナノ造影剤を開発し、良好な陽性造影効果および脳内に侵入しない安全性などが確認され論文発表を行った(Acta Biomater. 2021)。これは今後の臨床応用の可能性がある。超高解像MRI撮像法と病理組織との...
【工学】プロセス・化学工学:ナノ結晶ナノ粒子を含む研究件
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
❏ナノ地球科学の開拓:微生物酵素により生成するナノ結晶の形成過程の研究(16740300)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鈴木 庸平 独立行政法人産業技術総合研究所, 深部地質環境研究センター, 研究員 (00359168)
【キーワード】ナノ結晶 / バイオミネラリゼーション / 電子伝達酵素 / 酸化還元 / 嫌気性細菌 (他16件)
【概要】初年度、透過型電子顕微鏡と磁性測定を用いた硫化鉄および酸化鉄のナノ結晶の解析法を確立した。また、生物由来の硫化鉄鉱物を人工的な変質を起こさずに電子顕微鏡用の試料を作成する事に成功した。嫌気性微生物のDesulfovibrio vulgarisが生成する結晶と無機的な反応で生成する結晶とを比較し、粒径が大きく結晶形態の異なる硫化鉄ナノ粒子を生成する事が明らかにした。次年度はDesulfovibrio...
【工学】プロセス・化学工学:バイオミネラルナノ粒子を含む研究件
❏デザインされた異方性ナノブロックによる秩序配列マテリアルの構築と機能開拓(16H02398)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70255595)
【キーワード】自己集合 / 自己組織化 / ナノ粒子 / 機能性酸化物 / イオン導電性 (他9件)
【概要】サイズと形状のそろったナノブロックは,その分散液の蒸発に伴う移流集積現象によって配向配列体を形成する.本研究では,この自己集積現象を巧みに利用し,集積条件を最適化することで,ナノキューブやナノ直方体などの矩形ナノブロックをビルディングユニットとして,様々な種類の一次元・二次元・三次元秩序配列をマイクロ~ミリメートルスケールの広範囲にわたって方位選択的に作製することを可能とした.ナノブロックは有機分...
❏ナノ地球科学の開拓:微生物酵素により生成するナノ結晶の形成過程の研究(16740300)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鈴木 庸平 独立行政法人産業技術総合研究所, 深部地質環境研究センター, 研究員 (00359168)
【キーワード】ナノ結晶 / バイオミネラリゼーション / 電子伝達酵素 / 酸化還元 / 嫌気性細菌 (他16件)
【概要】初年度、透過型電子顕微鏡と磁性測定を用いた硫化鉄および酸化鉄のナノ結晶の解析法を確立した。また、生物由来の硫化鉄鉱物を人工的な変質を起こさずに電子顕微鏡用の試料を作成する事に成功した。嫌気性微生物のDesulfovibrio vulgarisが生成する結晶と無機的な反応で生成する結晶とを比較し、粒径が大きく結晶形態の異なる硫化鉄ナノ粒子を生成する事が明らかにした。次年度はDesulfovibrio...
【工学】電気電子工学:エネルギー移動ナノ粒子を含む研究件
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
❏逆ミセル微小反応場を利用した表面修飾ナノ粒子の合成と発光特性(12750614)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / 蛍光体 / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、界面活性剤によって形成される逆ミセルを微小反応場と利用してZnS:Mnナノクリスタルを合成し、さらにリン酸系界面活性剤PhosHを添加したときのMn^<2+>による発光の強度変化を調べた。ヘプタン/AOT/H_2O系逆ミセル溶液を調製し、同逆ミセル溶液80cm^3に1MZn(CH_3COO)_2水溶液0.545cm^3および0.1MMn(CH_3COO)_2水溶液0.05c...
【工学】電気電子工学:選択酸化ナノ粒子を含む研究件
❏セラミックス材料の構造制御に立脚した高機能選択酸化触媒の開発(15H04184)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40451801)
【キーワード】ペロブスカイト / 分子状酸素 / 選択酸化 / 金属酸化物 / ナノ粒子 (他13件)
【概要】錯体重合法により合成した六方晶ペロブスカイト型酸化物SrMnO3(SMO)が、O2を用いた液相選択酸化反応に有効であることを見いだした。アルコールの空気酸化反応に対するSMOの触媒活性は典型的なマンガン系酸化物触媒よりも高く、回収触媒は酸化雰囲気下での熱処理などを必要とせずに触媒性能の低下なく再使用可能であった。さらに、アモルファス前駆体調製の重要性に着目し、高表面積をもつペロブスカイト型酸化物の...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【工学】電気電子工学:赤外域ナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】電気電子工学:赤外領域ナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】電気電子工学:蛍光体ナノ粒子を含む研究件
❏太陽電池の効率を改善するAgゼオライト蛍光ナノ粒子を利用した透明波長変換膜の開発(17K18098)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】磯 由樹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (00769705)
【キーワード】蛍光体 / ナノ粒子 / ゼオライト / Agクラスター / 波長変換膜 (他11件)
【概要】太陽電池の発電効率を改善する方法として、発電に利用できない近紫外光を可視光に変換する透明な波長変換膜の利用が提案されている。本研究では波長変換材料として、ゼオライト骨格内に蛍光性Agクラスターを担持した、Agゼオライト蛍光ナノ粒子に着目した。まずX線照射による蛍光特性の改善について評価を行った。作製したAgゼオライトにPdの特性X線を照射すると、蛍光強度の増大が見られた。これは、ゼオライト内で蛍光...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
【工学】電気電子工学:プラズモンナノ粒子を含む研究件
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
❏電子線を用いたナノ粒子パターニング技術の開発(16K04903)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / パターニング / 電子線 / 金ナノ粒子 / 固定 (他7件)
【概要】電子線を用いてナノ粒子を基板に固定する際の電子照射条件を検討した。Au粒子および基板中に入射した電子の動きを、モンテカルロ法によりシミュレートし、実験結果と比較することで、粒子が固定される範囲は基板中で散乱した電子が到達する範囲で決まることが分かった。よって、微細な構造を作製するためには、加速電圧を下げることが有効であることが示された。 また、エレクトロクロミック現象を起こす機能を持った無機ナノ粒...
❏電子線誘起蒸着を用いたナノ粒子の選択的固定によるプラズモニック回路の作製(25390032)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / 配列 / プラズモン / 電子線 / プラズモニック導波路 (他8件)
【概要】表面プラズモン共鳴を利用して光回路や導波路を作製できることが理論的に予測されている。それを実現する手段として、金などのナノ粒子を意図的に配列する方法がある。しかし、ナノ粒子を意図的な場所に並べることは容易ではない。そこで、基板上に粒子を意図的に配置する手法の開発を目的として本研究を行った。本手法は、基板上に金ナノ粒子を2次元的に配置し、必要な粒子を基板に固定し、不要な粒子を除去するという3段階で構...
【工学】電気電子工学:酸化物半導体ナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】電気電子工学:反射遮熱ナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】電気電子工学:人工光合成ナノ粒子を含む研究件
❏金属酸化物ナノシートと第一遷移金属酸化物ナノ粒子からなる可視光水分解光触媒(19H02511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (40549234)
【キーワード】人工光合成 / 光触媒 / 光増感剤 / ナノシート / 過渡吸収分光 (他9件)
【概要】膨大な太陽光エネルギーと地球上に豊富な水から水素を作り出すことができれば、再生可能なクリーンエネルギー製造の観点から社会に大きなインパクトを与えると期待できる。そのような太陽光水素製造技術のひとつとして、強い可視光吸収能を有する金属錯体と安定な金属酸化物半導体粉末を組み合わせたハイブリッド型光触媒による、水からの水素生成反応が注目されている。 本研究では、フラックス法により高結晶性の HCa2Nb...
❏複合金属酸化物ナノ粒子/半導体コンポジットの光化学的合成と光触媒としての応用(25709078)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (40549234)
【キーワード】光触媒 / 助触媒 / 水の分解 / 水素製造 / 人工光合成 (他6件)
【概要】Crを含む複合酸化物ナノ粒子は、光触媒による水分解反応の助触媒として注目されている。チタン酸ストロンチウムを半導体光触媒として、Crとの同時光析出を可能とする遷移金属種を探索した結果、新たにAuやPdなどでもCrとの同時析出法が可能なことを見出した。Au/Cr及びPd/Crナノ粒子は、水素生成の促進剤となることがわかった。さらにPd/Cr系について詳細な検討を行い、Cr前駆体濃度などの調製条件を変...
【工学】電気電子工学:フォノンナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】電気電子工学:ペロブスカイトナノ粒子を含む研究件
❏セラミックス材料の構造制御に立脚した高機能選択酸化触媒の開発(15H04184)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40451801)
【キーワード】ペロブスカイト / 分子状酸素 / 選択酸化 / 金属酸化物 / ナノ粒子 (他13件)
【概要】錯体重合法により合成した六方晶ペロブスカイト型酸化物SrMnO3(SMO)が、O2を用いた液相選択酸化反応に有効であることを見いだした。アルコールの空気酸化反応に対するSMOの触媒活性は典型的なマンガン系酸化物触媒よりも高く、回収触媒は酸化雰囲気下での熱処理などを必要とせずに触媒性能の低下なく再使用可能であった。さらに、アモルファス前駆体調製の重要性に着目し、高表面積をもつペロブスカイト型酸化物の...
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...
【工学】電気電子工学:表面プラズモンナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】電気電子工学:フォトルミネセンスナノ粒子を含む研究件
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
❏逆ミセル微小反応場を利用した表面修飾ナノ粒子の合成と発光特性(12750614)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / 蛍光体 / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、界面活性剤によって形成される逆ミセルを微小反応場と利用してZnS:Mnナノクリスタルを合成し、さらにリン酸系界面活性剤PhosHを添加したときのMn^<2+>による発光の強度変化を調べた。ヘプタン/AOT/H_2O系逆ミセル溶液を調製し、同逆ミセル溶液80cm^3に1MZn(CH_3COO)_2水溶液0.545cm^3および0.1MMn(CH_3COO)_2水溶液0.05c...
【工学】電気電子工学:ナノコンポジットナノ粒子を含む研究件
❏グラフェン量産プロセスの開発と超高強度ナノ複合材料の創製(15H05504)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒尾 与史彦 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (40449335)
【キーワード】グラフェン / 剥離 / ナノコンポジット / 分散 / 材料加工・処理 (他11件)
【概要】液中において黒鉛を剥離してグラフェンに変換するプロセスの開発を行った。従来の超音波法による剥離よりも、圧力ホモジナイザを利用した剥離法の方が、10倍以上の生産能力があることを実証した。NMP等の有機溶媒にpHをコントロールした水を混合したものが、剥離分散に最適な溶媒であることを見出した。また、黒鉛を改質することで、どの溶媒にも溶けるように分散する新技術を発見した。 ...
❏ナノ分散材料のコーティングによる先進複合材料の超長寿命化(24760089)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】荒尾 与史彦 同志社大学, 理工学部, 助教 (40449335)
【キーワード】複合材料 / ナノコンポジット / 高強度化 / コーティング / ナノ分散 (他11件)
【概要】本研究では,従来の繊維強化プラスチックにナノ分散させたナノフィラーを加えることで,更なる高強度化,長寿命化,そして高機能化を図ることを目的として研究を遂行した。ナノフィラーを直接複合材料に混ぜ込む手法と,ナノ分散スラリーを調製し,それをコーティングさせる2つの手法を試みた。直接複合材料に混ぜ込むことで,ナノフィラーは繊維/樹脂界面の接着力を高め,複合材料を更に高強度化させる作用があることを見出した...
【工学】土木工学:量子ドットナノ粒子を含む研究件
❏量子ナノ構造を有するハイブリッド薄膜太陽電池の開発(26289045)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】ナノマイクロ熱工学 / 太陽電池 / 再生可能エネルギー / プラズマCVD / 量子ドット (他8件)
【概要】量子サイズ効果を有するサイズが揃ったシリコン量子ドット(SiQD)を合成し,半導体高分子とブレンドした有機無機ハイブリッド太陽電池を開発した。SiQDは電子ドナーとなるP3HTまたはPTB7とともにシリコンインクに加工し,塗布によってバルクヘテロ構造を形成することで光起電力機能を顕在化させる。SiQD表面を水素で置換し,さらに表面不活化することで発電効率が5%まで向上した。SiQDには多量の結晶成...
❏スーパーミクロポーラスシリカの細孔径制御とその細孔を利用した新機能性材料の創成(23350102)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70255595)
【キーワード】量子ドット / 多孔質体 / 光触媒、 / サーモクロミズム / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、シングル~サブナノサイズの細孔を有する多孔質シリカを作製し、その細孔内で遷移金属酸化物量子ドットの合成を行うとともに、顕著な量子サイズ効果による特有の性質を追究した。0.6~3.0 nmの細孔は遷移金属酸化物の量子ドットの合成場として効果的に機能すること、および、1 nm以下の酸化物ドットでは量子サイズ効果が顕著に発現し、バンドギャップが大幅に増大することを確認した。酸化タングステンで...
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
【工学】土木工学:水処理ナノ粒子を含む研究件
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...
❏酸化チタンナノ粒子の安全性評価とその光触媒反応を利用した環境浄化に関する研究(19201015)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】橋本 和仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00172859)
【キーワード】酸化チタン / ナノ粒子 / ナノリスク評価 / 環境浄化 / 土壌浄化 (他11件)
【概要】酸化チタンナノ粒子のリスク評価については、酸化チタン粉体が封入された材料を強制的に暴露した際に発生したナノ粒子が、合衆国の専門機関(NIOSH)で提案された許容量の1/50未満しか観察されなかったため、ナノリスクは低いレベルであることが示唆された。環境浄化に関する研究については、土壌浄化、水浄化ともそれに適した材料とシステムを作製し、地下汚染土壌、養液栽培の排培養液の浄化が実用レベルで可能であるこ...
【工学】構造・機能材料:金属ナノ粒子ナノ粒子を含む研究件
❏収差補正電子顕微鏡の焦点位置スキャンによるナノ構造および原子の三次元計測法の開発(16K13688)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山崎 順 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 准教授 (40335071)
【キーワード】収差補正電子顕微鏡 / 正焦点 / 格子縞コントラスト / 金属ナノ粒子 / 三次元分布 (他16件)
【概要】収差補正TEM像における結晶格子縞コントラストが正焦点で極小となる性質を利用して、焦点位置スキャン(フォーカルシリーズ)から金属ナノ粒子の三次元分布を簡便に計測する手法を開発した。またこの過程で結晶格子縞コントラストを定量的に表示できるフィルター処理の開発に成功した。これを活用して半導体の非整合エピタキシャル界面のラフネスを可視化・定量計測する手法開発にも成功した。 ...
❏革新的金属ナノ中空球および金属ナノチューブの創製と機能性解明(17106009)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】中嶋 英雄 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30134042)
【キーワード】金属ナノチューブ / 相互拡散 / 中空粒子 / 磁気特性 / 弾性 (他24件)
【概要】ナノ微粒子およびナノワイヤーの被膜酸化層と金属構造体との相互拡散によって移動した空孔の集合体を利用して金属および酸化物のナノ中空球およびナノチューブを創製した.それらの熱安定性を調べると共に,中空化機構の解明を透過電子顕微鏡を用いて行った.さらに,酸化物ナノ中空球粒子の磁気および制振特性を評価した. ...
【工学】構造・機能材料:合金ナノ粒子を含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
❏ナノ粒子合金系の相平衡解析のための固液間界面エネルギーの測定手法の開発(21360370)
【研究テーマ】金属生産工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】田中 敏宏 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10179773)
【キーワード】界面自由エネルギー / ナノ粒子 / 平衡状態図 / 熱力学 / 熱力学データベース (他15件)
【概要】ナノ粒子金属や合金においては、融点のような基本的物性値も界面自由エネルギーの影響を受けて変化することが知られている。熱力学的な解析手法により、融点や液相線温度の低下を予測できるが、より精確な評価のためには固液間界面自由エネルギーの値が必要となる。しかしながら、合金系における固液間界面自由エネルギーの値は実験値も非常に少なく、また計算による評価方法も確立されていない。そこで、本研究では、合金系におけ...
【工学】構造・機能材料:アルミナナノ粒子を含む研究件
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
❏面構造制御ナノ金属粒子触媒の開発研究(14205115)
【研究テーマ】触媒・化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】秋鹿 研一 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20016736)
【キーワード】表面構造効果 / ナノ粒子 / 白金 / ルテニウム / アルミナ (他8件)
【概要】含窒素感温性ポリマー存在下、塩化白金酸を水素で還元し、Pt(100)面を有する立方体白金粒子を70%の選択率で得ることに成功した。これをアルミナに担持し、NOとメタンの反応に用いた。500℃処理してもその特徴が残り、通常触媒と反応選択性が大きく異なることを見出した。調製方法を変えることにより、(111)表面を持つ正四面体白金ナノ粒子も開発した。このように単結晶でしか研究できなかった表面構造効果の成...
【工学】構造・機能材料:燃料電池ナノ粒子を含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【工学】構造・機能材料:酸化チタンナノ粒子を含む研究件
❏酸化チタンナノ粒子の安全性評価とその光触媒反応を利用した環境浄化に関する研究(19201015)
【研究テーマ】環境技術・環境材料
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2007 - 2010
【研究代表者】橋本 和仁 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00172859)
【キーワード】酸化チタン / ナノ粒子 / ナノリスク評価 / 環境浄化 / 土壌浄化 (他11件)
【概要】酸化チタンナノ粒子のリスク評価については、酸化チタン粉体が封入された材料を強制的に暴露した際に発生したナノ粒子が、合衆国の専門機関(NIOSH)で提案された許容量の1/50未満しか観察されなかったため、ナノリスクは低いレベルであることが示唆された。環境浄化に関する研究については、土壌浄化、水浄化ともそれに適した材料とシステムを作製し、地下汚染土壌、養液栽培の排培養液の浄化が実用レベルで可能であるこ...
❏新規プラズマ結晶化プロセスを用いた酸化チタンベース機能薄膜の作製と特性(18655085)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】中島 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00302795)
【キーワード】プラズマ / 結晶化 / 酸化チタン / ニオブ / 透明導電膜 (他8件)
【概要】平成19年度は酸化チタンベース透明導電膜の作製に重点的に取り組んだ。長谷川らはニオブをドープすることにより酸化チタンをITO並に低抵抗化できることを見出した。In地金の価格は透明導電膜への需要の増大とそれに伴う資源枯渇への危機感から高騰を続けている。このニオブドープ酸化チタンを有効に作製できればIT社会の持続的発展への寄与は極めて大きいと考えられ、アルコキシドと熱非平衡プラズマの組み合わせによる検...
【工学】構造・機能材料:光触媒ナノ粒子を含む研究件
❏金属酸化物ナノシートと第一遷移金属酸化物ナノ粒子からなる可視光水分解光触媒(19H02511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (40549234)
【キーワード】人工光合成 / 光触媒 / 光増感剤 / ナノシート / 過渡吸収分光 (他9件)
【概要】膨大な太陽光エネルギーと地球上に豊富な水から水素を作り出すことができれば、再生可能なクリーンエネルギー製造の観点から社会に大きなインパクトを与えると期待できる。そのような太陽光水素製造技術のひとつとして、強い可視光吸収能を有する金属錯体と安定な金属酸化物半導体粉末を組み合わせたハイブリッド型光触媒による、水からの水素生成反応が注目されている。 本研究では、フラックス法により高結晶性の HCa2Nb...
❏複合金属酸化物ナノ粒子/半導体コンポジットの光化学的合成と光触媒としての応用(25709078)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (40549234)
【キーワード】光触媒 / 助触媒 / 水の分解 / 水素製造 / 人工光合成 (他6件)
【概要】Crを含む複合酸化物ナノ粒子は、光触媒による水分解反応の助触媒として注目されている。チタン酸ストロンチウムを半導体光触媒として、Crとの同時光析出を可能とする遷移金属種を探索した結果、新たにAuやPdなどでもCrとの同時析出法が可能なことを見出した。Au/Cr及びPd/Crナノ粒子は、水素生成の促進剤となることがわかった。さらにPd/Cr系について詳細な検討を行い、Cr前駆体濃度などの調製条件を変...
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...
【工学】構造・機能材料:ナノクリスタルナノ粒子を含む研究件
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
❏逆ミセル微小反応場を利用した表面修飾ナノ粒子の合成と発光特性(12750614)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / 蛍光体 / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、界面活性剤によって形成される逆ミセルを微小反応場と利用してZnS:Mnナノクリスタルを合成し、さらにリン酸系界面活性剤PhosHを添加したときのMn^<2+>による発光の強度変化を調べた。ヘプタン/AOT/H_2O系逆ミセル溶液を調製し、同逆ミセル溶液80cm^3に1MZn(CH_3COO)_2水溶液0.545cm^3および0.1MMn(CH_3COO)_2水溶液0.05c...
【工学】構造・機能材料:磁気特性ナノ粒子を含む研究件
❏高性能磁性セラミクスの開発研究(18K13989)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】生井 飛鳥 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (40632435)
【キーワード】磁性セラミクス / ハード磁性 / 金属置換 / 磁気特性 / 電磁波吸収特性 (他11件)
【概要】高保磁力化や高周波化に対するニーズが高い磁性セラミックスについて、磁気異方性の大きいプシロン酸化鉄をベースマテリアルとして、金属置換により高性能、新機能を実現することを目的として研究を行った。金属置換による保磁力の増大および、自然共鳴現象による高周波電磁波吸収の広帯域化、コンポジット化による吸収特性の高性能化等を達成した。 ...
❏革新的金属ナノ中空球および金属ナノチューブの創製と機能性解明(17106009)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】中嶋 英雄 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30134042)
【キーワード】金属ナノチューブ / 相互拡散 / 中空粒子 / 磁気特性 / 弾性 (他24件)
【概要】ナノ微粒子およびナノワイヤーの被膜酸化層と金属構造体との相互拡散によって移動した空孔の集合体を利用して金属および酸化物のナノ中空球およびナノチューブを創製した.それらの熱安定性を調べると共に,中空化機構の解明を透過電子顕微鏡を用いて行った.さらに,酸化物ナノ中空球粒子の磁気および制振特性を評価した. ...
【工学】構造・機能材料:ナノシートナノ粒子を含む研究件
❏金属酸化物ナノシートと第一遷移金属酸化物ナノ粒子からなる可視光水分解光触媒(19H02511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (40549234)
【キーワード】人工光合成 / 光触媒 / 光増感剤 / ナノシート / 過渡吸収分光 (他9件)
【概要】膨大な太陽光エネルギーと地球上に豊富な水から水素を作り出すことができれば、再生可能なクリーンエネルギー製造の観点から社会に大きなインパクトを与えると期待できる。そのような太陽光水素製造技術のひとつとして、強い可視光吸収能を有する金属錯体と安定な金属酸化物半導体粉末を組み合わせたハイブリッド型光触媒による、水からの水素生成反応が注目されている。 本研究では、フラックス法により高結晶性の HCa2Nb...
❏マイクロリアクターを利用した金属酸化物ナノ粒子・ナノシートの高効率表面修飾(18H02062)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 義之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50196698)
【キーワード】表面修飾 / マイクロリアクター / ナノシート / ナノ粒子 / マイクロリアクタ- (他7件)
【概要】本研究では、液-液二相系を反応場とした、マイクロリアクターを用いることによるニオブ酸ナノシートの効率的表面修飾を達成した。まず、ニオブ酸ナノシートの表面修飾が液-液二相系で可能かどうかバルクレベルでの合成で検討した。テトラブチルアンモニウム塩を用いて層状ペロブスカイトを剥離して得られたニオブ酸ナノシート水分散液を水相、リン酸オレイルを溶解したシクロヘキサンを有機相として用いることにより、表面修飾が...
【工学】構造・機能材料:太陽電池ナノ粒子を含む研究件
❏太陽電池の効率を改善するAgゼオライト蛍光ナノ粒子を利用した透明波長変換膜の開発(17K18098)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】磯 由樹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (00769705)
【キーワード】蛍光体 / ナノ粒子 / ゼオライト / Agクラスター / 波長変換膜 (他11件)
【概要】太陽電池の発電効率を改善する方法として、発電に利用できない近紫外光を可視光に変換する透明な波長変換膜の利用が提案されている。本研究では波長変換材料として、ゼオライト骨格内に蛍光性Agクラスターを担持した、Agゼオライト蛍光ナノ粒子に着目した。まずX線照射による蛍光特性の改善について評価を行った。作製したAgゼオライトにPdの特性X線を照射すると、蛍光強度の増大が見られた。これは、ゼオライト内で蛍光...
❏量子ナノ構造を有するハイブリッド薄膜太陽電池の開発(26289045)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】野崎 智洋 東京工業大学, 工学院, 教授 (90283283)
【キーワード】ナノマイクロ熱工学 / 太陽電池 / 再生可能エネルギー / プラズマCVD / 量子ドット (他8件)
【概要】量子サイズ効果を有するサイズが揃ったシリコン量子ドット(SiQD)を合成し,半導体高分子とブレンドした有機無機ハイブリッド太陽電池を開発した。SiQDは電子ドナーとなるP3HTまたはPTB7とともにシリコンインクに加工し,塗布によってバルクヘテロ構造を形成することで光起電力機能を顕在化させる。SiQD表面を水素で置換し,さらに表面不活化することで発電効率が5%まで向上した。SiQDには多量の結晶成...
❏ナノ粒子を用いた高効率カルコパイライト系太陽電池の研究(22360006)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山田 明 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40220363)
【キーワード】光物性 / 太陽電池 / ナノ粒子 / 化合物薄膜 / 半導体 (他6件)
【概要】地球温暖化問題ならびに我が国のエネルギー問題の解決に資するため、Cu(InGa)Se2(CIGS)薄膜太陽電池に着目し、その技術開発を行った。通常CIGSは、真空蒸着を基本としたプロセスにより作製される。本研究では、低コストプロセスとして非真空プロセスを取り上げ、真空を用いないCIGS薄膜太陽電池の作製手法を開発した。CIGSを構成するCu-Se、In-Seの合成は、金属ヨウ化物とNaのSe化物を...
【工学】構造・機能材料:ナノファイバーナノ粒子を含む研究件
❏レーザ照射によるSi-in-C複合ナノワイヤ生成と次世代Liイオン電池への応用(21K18681)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】レーザ照射 / ナノ粒子 / ナノファイバー / シリコン / カーボン (他8件)
【概要】電気自動車やスマートハウスの普及に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.従来の炭素電極の代わりに高容量化の見込めるシリコン負極の研究が進められているが,シリコン負極は充電時に体積膨張が生じるため,充放電を繰り返すとシリコン膜が崩壊する問題がある.本研究では,半導体産業から大量に排出させるシリコンスラッジに適量な炭素粉末を混合させ,高出力レーザを照射することによりシリコンと炭素からなる...
❏磁性ナノファイバーの創製とマニピュレーション(16656094)
【研究テーマ】電子・電気材料工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】北本 仁孝 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助教授 (10272676)
【キーワード】ナノ粒子 / 高分子分散剤 / 磁性微粒子 / ポリオール還元法 / L1_0規則合金 (他6件)
【概要】Coアセチルアセトナートを用いたポリオール還元法において,界面活性剤(オレイン酸)と高分子保護剤(trioctylphosphine oxide, TOPO)の両方を添加することによって,2-5nmの径でアスペクト比が10以上のファイバー状のナノ粒子が得られることをもとに検討を進めた.ファイバー状粒子の生成に対する要因のうち,オレイン酸とTOPOの共存,かつオレイン酸とTOPOの投入手順が大きく影...
【工学】構造・機能材料:磁性材料ナノ粒子を含む研究件
❏高性能磁性セラミクスの開発研究(18K13989)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】生井 飛鳥 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (40632435)
【キーワード】磁性セラミクス / ハード磁性 / 金属置換 / 磁気特性 / 電磁波吸収特性 (他11件)
【概要】高保磁力化や高周波化に対するニーズが高い磁性セラミックスについて、磁気異方性の大きいプシロン酸化鉄をベースマテリアルとして、金属置換により高性能、新機能を実現することを目的として研究を行った。金属置換による保磁力の増大および、自然共鳴現象による高周波電磁波吸収の広帯域化、コンポジット化による吸収特性の高性能化等を達成した。 ...
❏高機能をもつ光制御型強磁性体の創製(18205018)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】栄長 泰明 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (00322066)
【キーワード】電気 / 磁気的性質 / 光制御 / 磁性 / フォトクロミック (他13件)
【概要】光応答性分子を利用した光制御できる磁性体の創製を行った。初めに、磁性体への光応答性分子の相互作用に注目し、実験的、理論的アプローチの両方からその基礎物理化学について明らかにした。一方、その知見をふまえて材料創製にフィードバックすることにより、室温強磁性にて巨大保磁力をもち、かつ異方性を示す高性能光スイッチング磁性材料の創製に成功した。 ...
【工学】構造・機能材料:強誘電体ナノ粒子を含む研究件
❏強誘電体ナノ粒子における粒子構造と誘電率(21760530)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】保科 拓也 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (80509399)
【キーワード】強誘電体 / サイズ効果 / ナノ粒子 / 誘電率測定 / 粒子構造 (他8件)
【概要】チタン酸バリウム(BaTiO3)微粒子の表面は粒子内部と異なる構造を持ち,粒子径が小さくなった場合には表面の効果によって誘電率が大きく変化する.粒子構造や誘電率は,欠陥濃度や化学組成に依存し,表面立方晶層が厚い微粒子ほど誘電率が低いことが明らかになった. 強誘電体微粒子の誘電率における欠陥や不純物の効果は,粒子構造によって理解できることが本研究によって明らかとなった. ...
❏有機・無機光伝導性焦電体の物質開発と光誘起新現象の探索(17360008)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】島田 敏宏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10262148)
【キーワード】Alq3 / 強誘電体 / 焦電体 / 光励起 / 分子内励起移動 (他16件)
【概要】強誘電体・焦電体の光励起による新物性探索を目的に、物質開発および物性測定を行った。極性を持つ有機半導体であるAlq3(8-hydroxyqinoline alminium)の蒸着による薄膜結晶成長中にレーザー光で光励起を行うと、結晶が偏光方向に配列する現象を見出した。この機構を探るために成長条件や偏光方向を変化させた結果、強誘電体の光励起による巨大光起電力と類似の現象が起き、その電場で極性分子が静...
【工学】構造・機能材料:表面修飾ナノ粒子を含む研究件
❏マイクロリアクターを利用した金属酸化物ナノ粒子・ナノシートの高効率表面修飾(18H02062)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 義之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50196698)
【キーワード】表面修飾 / マイクロリアクター / ナノシート / ナノ粒子 / マイクロリアクタ- (他7件)
【概要】本研究では、液-液二相系を反応場とした、マイクロリアクターを用いることによるニオブ酸ナノシートの効率的表面修飾を達成した。まず、ニオブ酸ナノシートの表面修飾が液-液二相系で可能かどうかバルクレベルでの合成で検討した。テトラブチルアンモニウム塩を用いて層状ペロブスカイトを剥離して得られたニオブ酸ナノシート水分散液を水相、リン酸オレイルを溶解したシクロヘキサンを有機相として用いることにより、表面修飾が...
❏高機能をもつ光制御型強磁性体の創製(18205018)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】栄長 泰明 慶應義塾大学, 理工学部, 准教授 (00322066)
【キーワード】電気 / 磁気的性質 / 光制御 / 磁性 / フォトクロミック (他13件)
【概要】光応答性分子を利用した光制御できる磁性体の創製を行った。初めに、磁性体への光応答性分子の相互作用に注目し、実験的、理論的アプローチの両方からその基礎物理化学について明らかにした。一方、その知見をふまえて材料創製にフィードバックすることにより、室温強磁性にて巨大保磁力をもち、かつ異方性を示す高性能光スイッチング磁性材料の創製に成功した。 ...
❏静電相互作用に基づく親水性ポルフィリン修飾リポソームの創製とその触媒機能(17550138)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小柳津 研一 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (90277822)
【キーワード】ポルフィリン / リポソーム / 静電相互作用 / 活性酸素種 / 触媒 (他12件)
【概要】本研究は、脂質二分子膜小胞体の表面に金属錯体からなる機能部位を構築すること、これを活性点とする擬不均一系触媒反応を開拓することを目的とした。 具体的には、各種カチオン性金属ポルフィリンがアニオン性リポソームの親疎水表面に固定されることを幅広く実証し、これが基質との反応に対する不均一系触媒として働く例を確立した。 1)ポルフィリンのアルキル鎖長の検討:メソ位チエニル基置換ポルフィリンを原料とする簡単...
【工学】総合工学:カラスナノ粒子を含む研究件
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
❏フェムト秒レーザーによる3次元金属ドーピング(20656118)
【研究テーマ】材料加工・処理
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】伊東 一良 大阪大学, 工学研究科, 教授 (80113520)
【キーワード】フェムト秒レーザー加工 / ガラス / 金属 / ドーピング / ナノ粒子
【概要】フェムト秒レーザーパルスの集光照射によるマイクロ加工法は,ガラス等の透明材料内部を空間選択的に改質できる優れた手法であり,3次元微細光学素子等への応用が期待されている.昨年度はガラス金属間マイクロ接合における接合界面観察を行い,界面近傍のガラス内に金属ナノ粒子が作製されることを見出した.さらに,金属薄膜をガラスで挟み,その領域にレーザーパルスを集光照射することで,金属ナノ粒子が含まれた透明領域をガ...
【工学】総合工学:SiCナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子応用SiC結晶の超高速液相エピタキシー(20K20355)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(開拓)
【研究期間】2020-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】吉川 健 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (90435933)
【キーワード】SiC / 液相成長 / エピタキシー / 合金溶液 / ナノ粒子
【概要】本研究では、CVD法の代替法となりうる高速成膜手法として、Gibbs-Thomson効果により高過飽和を付与する液相成長法を考案し、超高速成長液相エピタキシャル成長の基礎的検討を実施した。SiC微粒子を均一分散した溶媒合金からの4H-SiC(000-1)結晶上の高速成長条件について、成長層の均一性の高い溶媒設置条件を検討して有機溶媒を用いたスラリー作製手法を確立した後、溶媒合金系の系統的調査を行う...
❏SiCナノ粒子の表面分解法による超高比表面積CNT材料の開発(26289237)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】楠 美智子 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授 (10134818)
【キーワード】カーボンナノチューブ / 炭化珪素 / 表面分解 / 酸素分圧 / 比表面積 (他16件)
【概要】高比表面積を有し、触媒金属を含有せず、低コストなカーボンナノチューブ材料を開発するため、SiC粉末を原料とし、表面分解法を用いた高配向・高密度カーボンナノチューブ合成条件の検討を行った。まず、アルミナ管状炉を用いた簡便な管状炉内でのCNT合成を実証し、さらに、サンプル量に対し適切な酸素ガスをフローすること、サンプル保持容器を適切な回転速度で回転・撹拌することでCNT生成率が増加することを確認した。...
【工学】総合工学:シリコンナノ粒子を含む研究件
❏レーザ照射によるSi-in-C複合ナノワイヤ生成と次世代Liイオン電池への応用(21K18681)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2021-07-09 - 2023-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】レーザ照射 / ナノ粒子 / ナノファイバー / シリコン / カーボン (他8件)
【概要】電気自動車やスマートハウスの普及に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.従来の炭素電極の代わりに高容量化の見込めるシリコン負極の研究が進められているが,シリコン負極は充電時に体積膨張が生じるため,充放電を繰り返すとシリコン膜が崩壊する問題がある.本研究では,半導体産業から大量に排出させるシリコンスラッジに適量な炭素粉末を混合させ,高出力レーザを照射することによりシリコンと炭素からなる...
❏レーザ照射によるSiマイクロピラーの高速生成と次世代Liイオン電池への応用探索(17K18833)
【研究テーマ】材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】リチウムイオン電池 / シリコン負極 / レーザ照射 / マイクロピラー / 単結晶シリコン (他13件)
【概要】現在電子機器の消費電力の増加やスマートハウス,電気自動車などへの応用に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.一方,半導体分野でSiウエハの生産においてワイヤソーによるインゴットの切断の際粒度がμmオーダーのSi粉末が切りくずとして大量に排出されいる.本研究では,銅箔上へ塗布された廃Si粉末へのナノ秒パルスレーザ照射を行った.その結果,Siマイクロピラーの形成に成功し,レーザフルエンス...
❏三次元培養系を用いたナノ粒子の固形がん浸透性評価と粒子構造の最適化(26820356)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40723284)
【キーワード】ナノ粒子 / 腫瘍浸透性 / スフェロイド / ヒアルロン酸 / ナノゲル (他10件)
【概要】本研究では、ヒト胃がん細胞株MKN74を用い、モデル腫瘍としてがん細胞の3次元培養組織(スフェロイド)を作製した。抗がん剤シスプラチンを担持したヒアルロン酸のナノゲルをモデルナノ粒子として使用し、作製したスフェロイド中での浸透挙動を可視化することに成功した。ナノゲル化したヒアルロン酸は直鎖のものよりも著しく浸透性が高いことが分かり、薬物キャリアの形状制御の重要性が示唆された。さらに、反応拡散方程式...
【工学】総合工学:レーザーアブレーションナノ粒子を含む研究件
❏超微細パルスレーザー加工過程におけるナノ局所界面温度・物性の選択的ラマン計測(26630027)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】高谷 裕浩 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70243178)
【キーワード】超短パルスレーザー加工 / ラマン散乱計測 / ナノ微細加工 / ナノ粒子 / ナノ局所界面 (他10件)
【概要】電子増強ラマン散乱効果(EERS: Electron Enhanced Raman Scattering)によるラマン散乱計測技術を確立するため,測定感度や分解能などにおいて未知な点が多い,水中のナノ局所界面空間で起こる現象による前方・後方ラマン散乱計測手法の基礎的な検討として,EERSを誘起するための励起用ナノ粒子として用いる水酸化フラーレンと銅の反応系を利用した,表面プラズモン励起前方・後方ラ...
❏有機・無機光伝導性焦電体の物質開発と光誘起新現象の探索(17360008)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】島田 敏宏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10262148)
【キーワード】Alq3 / 強誘電体 / 焦電体 / 光励起 / 分子内励起移動 (他16件)
【概要】強誘電体・焦電体の光励起による新物性探索を目的に、物質開発および物性測定を行った。極性を持つ有機半導体であるAlq3(8-hydroxyqinoline alminium)の蒸着による薄膜結晶成長中にレーザー光で光励起を行うと、結晶が偏光方向に配列する現象を見出した。この機構を探るために成長条件や偏光方向を変化させた結果、強誘電体の光励起による巨大光起電力と類似の現象が起き、その電場で極性分子が静...
【工学】総合工学:量子ビームナノ粒子を含む研究件
❏ガン細胞が取り込んだ非放射性薬剤から電子線を放出させ患部のみを照射する技術の開発(25282152)
【研究テーマ】医用システム
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小栗 慶之 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (90160829)
【キーワード】低侵襲ガン治療 / 吸収線量 / 放射線増感剤 / オージェ電子 / X線吸収端 (他34件)
【概要】一般にガンの放射線治療においては,ガン細胞だけでなく正常細胞も照射を受けるため,副作用として放射線障害が発生する.しかしガン細胞に重元素を含む非放射性薬剤を取り込ませた後,適当なエネルギーの単色X線を照射すると,重元素から多量の二次電子が発生して,がん細胞のみを内部照射できる.この方法の実現可能性を調べるため,重元素を模擬した金属薄膜に陽子線励起単色X線を照射し,薄膜周辺の線量分布を測定したところ...
❏量子ビームを用いた高アスペクトマルチナノアレイエレクトロッドの作製(21686087)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大島 明博 大阪大学, 産業科学研究所, 特任研究員 (80398924)
【キーワード】量子ビーム / ナノ粒子 / 金属還元 / アレイ電極 / プラズマ (他9件)
【概要】架橋体を含むパーフルオロ系高分子に対して、各種イオンビームにより、マイクロ~ナノサイズで制御された精密微細加工を行った。その後、グラフト重合により機能化し銀イオンを担持した試料を調製した。量子ビームにより固相中直接還元を行い、SEM-EDXやXPSで構造解析を行った結果、純銀ナノ粒子を確認できた。また、加工体を観察した結果、60. m角のアレイ状の電極を作製ができた。また、直接パターニングにより幅...
【工学】総合工学:インクジェツトナノ粒子を含む研究件
❏プラズマ誘起ミクロ液相反応の研究(16H05988)
【研究テーマ】プラズマエレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊藤 剛仁 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70452472)
【キーワード】プラズマ誘起ミクロ液相反応 / インクジェット / 大気圧非平衡プラズマ / プリンティング / プラズマ分光 (他14件)
【概要】本研究は、プラズマ応用における一つの潮流であるプラズマ誘起液相反応における新展開としてのプラズマ誘起ミクロ液相反応の研究である。分光学的手法を用いることでミクロ液相とプラズマとの相互作用によるプラズマ誘起ミクロ液相反応場の更なる理解をもたらすとともに、ミクロ液相生成手法により制御性の高いインクジェット法を用いることで、新規描画プロセスとしてのプラズマ援用インクジェットプリンティングを開発した。銀ナ...
❏形状・機能性のフレキシブルデザインを可能にする多元合金薄膜のインクジェット成膜法(16K05968)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】青野 祐子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (20610033)
【キーワード】ナノ粒子 / アークプラズマ蒸着 / 卑金属材料 / 気相合成 / 薄膜 (他12件)
【概要】MEMS材料への適用を視野に,インクジェット法による形状・機能性のフレキシブルデザインを可能にする新しい合金薄膜の成膜法を提案する.本手法は,複数の金属ナノ粒子インクを基板に滴下し,組成を空間的に制御した合金薄膜を直接印刷するインクジェット成膜法である.合金組成・形状を独立に制御可能となり,同一基板内で異なる膜厚・組成・機能を有する薄膜が一括で成膜可能となることが期待される.一方で原料となる卑金属...
【工学】総合工学:結晶化ナノ粒子を含む研究件
❏粉砕及び再結晶化処理を組み合わせた高水熱安定性ナノゼオライト触媒の新規調製法(26709058)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / ナノ粒子 / 粉体操作 / 結晶化 / 粉砕 (他8件)
【概要】ゼオライトを粉砕・再結晶化させ、得られたナノゼオライトの触媒特性評価を行った。粉砕操作及び再結晶化操作を最適化させ、ゼオライトの平均粒径を30~200nmで自在にサイズをチューニングできる技術を確立させた。特に、粉砕・再結晶化法は申請者のオリジナルの手法であり、これを深化させる試みも行った。さらに、ゼオライトの高耐久化を目的として、合成後の追加処理に着目、ポスト加熱処理によりゼオライトの耐久性を向...
❏粉砕及び反応操作の乾式化によるゼオライトナノ粒子の新規高収率合成プロセス開発(26630386)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / 粉砕 / 再結晶化 / ナノサイズ / 非晶質 (他8件)
【概要】通常のゼオライトナノ粒子合成法では、合成後大量の上澄み溶液が残ってしまうため、バッチあたりの収率が低下してしまう。一方本研究では、ボールミル粉砕により微細化させた後、(湿式粉砕法と異なり、乾燥工程を省くことができる)、その粉末をドライゲル転換法を応用し、ごくわずかなアルミノシリケート溶液共存下で粉砕により生じた非晶質をゼオライトへと再結晶化できることを明らかにした。アルカリ溶液はごくわずかな酸で中...
❏新規プラズマ結晶化プロセスを用いた酸化チタンベース機能薄膜の作製と特性(18655085)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2006 - 2007
【研究代表者】中島 章 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (00302795)
【キーワード】プラズマ / 結晶化 / 酸化チタン / ニオブ / 透明導電膜 (他8件)
【概要】平成19年度は酸化チタンベース透明導電膜の作製に重点的に取り組んだ。長谷川らはニオブをドープすることにより酸化チタンをITO並に低抵抗化できることを見出した。In地金の価格は透明導電膜への需要の増大とそれに伴う資源枯渇への危機感から高騰を続けている。このニオブドープ酸化チタンを有効に作製できればIT社会の持続的発展への寄与は極めて大きいと考えられ、アルコキシドと熱非平衡プラズマの組み合わせによる検...
【工学】総合工学:酸化ナノ粒子を含む研究件
❏セラミックス材料の構造制御に立脚した高機能選択酸化触媒の開発(15H04184)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40451801)
【キーワード】ペロブスカイト / 分子状酸素 / 選択酸化 / 金属酸化物 / ナノ粒子 (他13件)
【概要】錯体重合法により合成した六方晶ペロブスカイト型酸化物SrMnO3(SMO)が、O2を用いた液相選択酸化反応に有効であることを見いだした。アルコールの空気酸化反応に対するSMOの触媒活性は典型的なマンガン系酸化物触媒よりも高く、回収触媒は酸化雰囲気下での熱処理などを必要とせずに触媒性能の低下なく再使用可能であった。さらに、アモルファス前駆体調製の重要性に着目し、高表面積をもつペロブスカイト型酸化物の...
❏ナノメートル粒径領域分散油脂の呈味への寄与ならびにナノ粒子先端機能油脂食品の開拓(17380123)
【研究テーマ】水産化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】大島 敏明 東京海洋大学, 海洋科学部, 教授 (70134856)
【キーワード】o / wエマルション / 油脂粒径 / 苦味 / 甘味 (他19件)
【概要】o/wエマルションの酸化機構を解明するために,1H-NMRを用いてTAG分子の脂肪酸鎖の緩和時間(T_2)を測定し,脂肪酸鎖の動きから酸化速度との関連を検討した.その結果,粒径6.54μmエマルションよりも粒径0.815μmエマルションの方が,olefin protonのT_2は長いことが示された.以上から,エステル結合状態における脂肪酸鎖の運動性の相違は酸化速度の違いに及ぼす主要な要因であると推...
❏革新的金属ナノ中空球および金属ナノチューブの創製と機能性解明(17106009)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】中嶋 英雄 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30134042)
【キーワード】金属ナノチューブ / 相互拡散 / 中空粒子 / 磁気特性 / 弾性 (他24件)
【概要】ナノ微粒子およびナノワイヤーの被膜酸化層と金属構造体との相互拡散によって移動した空孔の集合体を利用して金属および酸化物のナノ中空球およびナノチューブを創製した.それらの熱安定性を調べると共に,中空化機構の解明を透過電子顕微鏡を用いて行った.さらに,酸化物ナノ中空球粒子の磁気および制振特性を評価した. ...
【工学】総合工学:酸化物ナノ粒子を含む研究件
❏有機・無機光伝導性焦電体の物質開発と光誘起新現象の探索(17360008)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】島田 敏宏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10262148)
【キーワード】Alq3 / 強誘電体 / 焦電体 / 光励起 / 分子内励起移動 (他16件)
【概要】強誘電体・焦電体の光励起による新物性探索を目的に、物質開発および物性測定を行った。極性を持つ有機半導体であるAlq3(8-hydroxyqinoline alminium)の蒸着による薄膜結晶成長中にレーザー光で光励起を行うと、結晶が偏光方向に配列する現象を見出した。この機構を探るために成長条件や偏光方向を変化させた結果、強誘電体の光励起による巨大光起電力と類似の現象が起き、その電場で極性分子が静...
❏革新的金属ナノ中空球および金属ナノチューブの創製と機能性解明(17106009)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】中嶋 英雄 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30134042)
【キーワード】金属ナノチューブ / 相互拡散 / 中空粒子 / 磁気特性 / 弾性 (他24件)
【概要】ナノ微粒子およびナノワイヤーの被膜酸化層と金属構造体との相互拡散によって移動した空孔の集合体を利用して金属および酸化物のナノ中空球およびナノチューブを創製した.それらの熱安定性を調べると共に,中空化機構の解明を透過電子顕微鏡を用いて行った.さらに,酸化物ナノ中空球粒子の磁気および制振特性を評価した. ...
【工学】総合工学:半導体ナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子を用いた高効率カルコパイライト系太陽電池の研究(22360006)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】山田 明 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40220363)
【キーワード】光物性 / 太陽電池 / ナノ粒子 / 化合物薄膜 / 半導体 (他6件)
【概要】地球温暖化問題ならびに我が国のエネルギー問題の解決に資するため、Cu(InGa)Se2(CIGS)薄膜太陽電池に着目し、その技術開発を行った。通常CIGSは、真空蒸着を基本としたプロセスにより作製される。本研究では、低コストプロセスとして非真空プロセスを取り上げ、真空を用いないCIGS薄膜太陽電池の作製手法を開発した。CIGSを構成するCu-Se、In-Seの合成は、金属ヨウ化物とNaのSe化物を...
❏超微細構造半導体上磁性ドットの量子干渉複合界面効果の研究(10440106)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】堀 秀信 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 教授 (20028244)
【キーワード】ナノ粒子 / 複合化 / 半導体 / 強磁性金属 / GaAs (他19件)
【概要】この研究の過程で見いだした重要な結果はPt,Pd,Auなど化学的に安定でバルクでは磁性と無縁と思われる貴金属でも、ナノ微粒子になると強磁性になることをみいだした点である。とくにPdやAuは原子の状態でも非磁性であるがナノサイズの粒子状態だけで磁性が出現する。つまり微粒子状態でだけで成り立つ独特の磁性出現機構のあることを世界で初めて明らかにした。またPt原子でも、(当然微粒子状態でも)磁性を帯びてい...
【工学】総合工学:逆ミセルナノ粒子を含む研究件
❏逆ミセル微小反応場によるハイブリッド型蛍光体ナノ粒子の合成および発光特性(14550678)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / ナノ蛍光体 / ナノクリスタル (他11件)
【概要】逆ミセル微小反応場を用いてZnS:Mn^<2+>ナノクリスタル蛍光体をラウリルリン酸(PhosH)、SiO_2および両者によって表面修飾したサンプルを比較し、Mn2+による発光強度が増大する機構を追究した。その結果、ZnS:Mn^<2+>ナノ蛍光体にPhosHまたはSiO_2を修飾すると、量子閉じ込め効果や表面欠陥のキャッピング効果によって、Mn^<2+>の発光...
❏逆ミセル微小反応場を利用した表面修飾ナノ粒子の合成と発光特性(12750614)
【研究テーマ】複合材料・物性
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】磯部 徹彦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30212971)
【キーワード】ZnS:Mn / 逆ミセル / フォトルミネッセンス / 蛍光体 / ナノ粒子 (他8件)
【概要】本研究では、界面活性剤によって形成される逆ミセルを微小反応場と利用してZnS:Mnナノクリスタルを合成し、さらにリン酸系界面活性剤PhosHを添加したときのMn^<2+>による発光の強度変化を調べた。ヘプタン/AOT/H_2O系逆ミセル溶液を調製し、同逆ミセル溶液80cm^3に1MZn(CH_3COO)_2水溶液0.545cm^3および0.1MMn(CH_3COO)_2水溶液0.05c...
【工学】総合工学:ナノ構造ナノ粒子を含む研究件
❏収差補正電子顕微鏡の焦点位置スキャンによるナノ構造および原子の三次元計測法の開発(16K13688)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】山崎 順 大阪大学, 超高圧電子顕微鏡センター, 准教授 (40335071)
【キーワード】収差補正電子顕微鏡 / 正焦点 / 格子縞コントラスト / 金属ナノ粒子 / 三次元分布 (他16件)
【概要】収差補正TEM像における結晶格子縞コントラストが正焦点で極小となる性質を利用して、焦点位置スキャン(フォーカルシリーズ)から金属ナノ粒子の三次元分布を簡便に計測する手法を開発した。またこの過程で結晶格子縞コントラストを定量的に表示できるフィルター処理の開発に成功した。これを活用して半導体の非整合エピタキシャル界面のラフネスを可視化・定量計測する手法開発にも成功した。 ...
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
❏ゼオライトの結晶化過程の解明と制御に関する研究(11450309)
【研究テーマ】触媒・化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1999 - 2002
【研究代表者】松方 正彦 早稲田大学, 理工学部, 教授 (00219411)
【キーワード】ゼオライト / 水熱合成法 / ドライゲルコンバージョン法 / 結晶化メカニズム / ナノ粒子 (他22件)
【概要】ゼオライトは一般に水熱合成法により調製されるが,近年乾燥ゲルを水蒸気雰囲気下でゼオライトへと結晶化する手法,ドライゲルコンバージョン法が開発された。本研究では,水熱法でのゼオライトの結晶化過程の解明を行うとともに,新規合成法であるドライゲルコンバージョン法での結晶化過程についても研究を行った。ゼオライトの結晶成長過程では原料各種の原子分子サイズでの挙動はもちろんのこと,ナノスケールレベルの原料種に...
【工学】総合工学:電子顕微鏡ナノ粒子を含む研究件
❏中区分34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】ペプチド
【研究期間】白金錯体
【研究代表者】クラスター
【キーワード】サブナノ粒子
【概要】
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
【工学】総合工学:水素製造ナノ粒子を含む研究件
❏金属酸化物ナノシートと第一遷移金属酸化物ナノ粒子からなる可視光水分解光触媒(19H02511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (40549234)
【キーワード】人工光合成 / 光触媒 / 光増感剤 / ナノシート / 過渡吸収分光 (他9件)
【概要】膨大な太陽光エネルギーと地球上に豊富な水から水素を作り出すことができれば、再生可能なクリーンエネルギー製造の観点から社会に大きなインパクトを与えると期待できる。そのような太陽光水素製造技術のひとつとして、強い可視光吸収能を有する金属錯体と安定な金属酸化物半導体粉末を組み合わせたハイブリッド型光触媒による、水からの水素生成反応が注目されている。 本研究では、フラックス法により高結晶性の HCa2Nb...
❏複合金属酸化物ナノ粒子/半導体コンポジットの光化学的合成と光触媒としての応用(25709078)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (40549234)
【キーワード】光触媒 / 助触媒 / 水の分解 / 水素製造 / 人工光合成 (他6件)
【概要】Crを含む複合酸化物ナノ粒子は、光触媒による水分解反応の助触媒として注目されている。チタン酸ストロンチウムを半導体光触媒として、Crとの同時光析出を可能とする遷移金属種を探索した結果、新たにAuやPdなどでもCrとの同時析出法が可能なことを見出した。Au/Cr及びPd/Crナノ粒子は、水素生成の促進剤となることがわかった。さらにPd/Cr系について詳細な検討を行い、Cr前駆体濃度などの調製条件を変...
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...
【工学】総合工学:表面ナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子表面と準安定結晶構造に起因する赤外スペクトルの探求(22654022)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】木村 勇気 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50449542)
【キーワード】ナノ粒子 / 赤外スペクトル / 宇宙ダスト / 天体観測 / 表面 (他6件)
【概要】天体のスペクトルに多数の未同定バンドが残っている一因はナノ領域に現れる特異現象にあると考え、ナノ粒子の赤外スペクトルを実験室で得ることを目的に研究を立ち上げた。赤外スペクトルその場観測装置を新たに作製し、気相中をフリーに漂うナノ粒子の赤外スペクトルを測定できるようになった。実際に測定した結果、従来のバルクやKBr錠剤法に比べ、ピーク位置のシフトと半値幅の大幅な減少が確認でき、未同定バンドの解明に向...
❏表面化学反応速度の測定と表面設計に関する研究(19550008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】表面 / 界面 / 密度汎関数法 / ベンゼン酸化 / ゼオライト (他20件)
【概要】表面化学反応の速度の測定法の確立と高活性を示す触媒を設計するための指針を確立することを目的として、本研究を遂行した。電子刺激脱離装置にパルス分子線と窒素レーザー励起を組み込んだ。TAP装置の改良を行い、シリカ担持ニッケル触媒のバイオガスから合成ガスへの変換過程を測定した。固定化可能なイオン液体を開発し、有効な触媒を開発した。また、コバルト酸化物、コバルト水酸化物のナノ結晶の形状制御と、それらの触媒...
❏高効率選択酸化及び燃料電池酸化触媒の開発とリアルタイム構造情報に関する研究(18106013)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2006 - 2011
【研究代表者】岩澤 康裕 電気通信大学, 大学院・情報理工学研究科, 教授 (40018015)
【キーワード】燃料電池触媒 / 選択酸化反応 / ベンゼン酸化 / PROX反応 / 触媒設計 (他25件)
【概要】時間分解X線吸収微細構造(XAFS)法を用いて、触媒反応中の活性構造自身の構造速度論/ダイナミクス論の新たな研究分野を開拓し、環境・エネルギー及びグリーンケミストリーに関連した選択触媒反応の動的解析を行った。その結果、ベンゼンからの直接フェノール合成触媒を発見及び燃料電池用PROX新規触媒を開発し、それらの活性構造を提案した。また、燃料電池カソード白金系触媒の構造・電子状態のヒステリシス挙動や新た...
【工学】総合工学:ナノ粒子を含む研究件
❏N-heterocyclic carbene-modified gold nanoparticles for biosensing(26288023)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】CRUDDEN Cathleen 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 客員教授 (10721029)
【キーワード】ナノ材料 / 金ナノ粒子 / N-ヘテロサイクリックカルベン / バイオイメージング / 安定性 (他24件)
【概要】本研究ではバイオイメージングとして応用を志向した安定金ナノ粒子の創製を行なった。カルボキシル基を有するN-ヘテロサイクリックカルベンで修飾された金ナノ粒子の合成に成功した。得られたナノ粒子は生体擬似環境下で安定であり、光音響効果を示した。また長鎖アルキル基を導入した二座NHC配位子で修飾された金ナノ粒子が熱やチオールに対しても高い安定性を示すことを見出した。 ...
❏蛍光分光XAFSによる金・白金ナノ粒子および助触媒サイトの状態識別観測の研究(17550073)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】泉 康雄 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 講師 (50251666)
【キーワード】触媒・化学プロセス / 放射線・X線・粒子線 / ナノ材料 / 構造・機能材料 / 解析・評価 (他10件)
【概要】本研究は、研究代表者が継続して行なっている状態識別XAFS(X線吸収微細構造)を用いた触媒および環境材料の研究の延長として行なった。白金-すず触媒について、すずK端の自然幅ブロード化を抑止したSn Kα_1選択状態識別XAFSを測定し、SiO_2表面に1nm程度に高分散したPt粒子に吸着したSnサイトの存在を示し、その電子状態を提示した。また均一な粒径分布をもつAu/TiO_2触媒を体系的に合成し...
❏TEM-STM法による金ナノアイランド/MOX触媒活性量子効果観察(16201020)
【研究テーマ】ナノ構造科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】高柳 邦夫 東京工業大学, 大学院理工学研究科, 教授 (80016162)
【キーワード】超微粒子 / その場観察TEM / 触媒 / 高分解能TEM / 金 (他13件)
【概要】本研究では、ルチル(TiO_2)基板に付着させた金ナノ粒子にっいて顕微鏡観察を行い、従来の学説を検討した結果、大きな進展があった。TiO_2試料の作製方法の違いによって触媒の活性が異なることはすでに知られていたが、TiO_2試料を酸素あるいは水素雰囲気中で前処理加熱や後処理加熱に依存して、付着する金ナノ粒子の形状やTiO_2表面が大きく異なることが明らかとなった。具体的観察結果を述べると、1)酸素...
【工学】総合工学:界面ナノ粒子を含む研究件
❏表面化学反応速度の測定と表面設計に関する研究(19550008)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】表面 / 界面 / 密度汎関数法 / ベンゼン酸化 / ゼオライト (他20件)
【概要】表面化学反応の速度の測定法の確立と高活性を示す触媒を設計するための指針を確立することを目的として、本研究を遂行した。電子刺激脱離装置にパルス分子線と窒素レーザー励起を組み込んだ。TAP装置の改良を行い、シリカ担持ニッケル触媒のバイオガスから合成ガスへの変換過程を測定した。固定化可能なイオン液体を開発し、有効な触媒を開発した。また、コバルト酸化物、コバルト水酸化物のナノ結晶の形状制御と、それらの触媒...
❏静電相互作用に基づく親水性ポルフィリン修飾リポソームの創製とその触媒機能(17550138)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小柳津 研一 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (90277822)
【キーワード】ポルフィリン / リポソーム / 静電相互作用 / 活性酸素種 / 触媒 (他12件)
【概要】本研究は、脂質二分子膜小胞体の表面に金属錯体からなる機能部位を構築すること、これを活性点とする擬不均一系触媒反応を開拓することを目的とした。 具体的には、各種カチオン性金属ポルフィリンがアニオン性リポソームの親疎水表面に固定されることを幅広く実証し、これが基質との反応に対する不均一系触媒として働く例を確立した。 1)ポルフィリンのアルキル鎖長の検討:メソ位チエニル基置換ポルフィリンを原料とする簡単...
【工学】総合工学:クラスターナノ粒子を含む研究件
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏金属クラスターのバイオケミカルコーディング(19K22198)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】ペプチド / 白金錯体 / クラスター / サブナノ粒子 / 金属クラスター (他8件)
【概要】サブナノメートルスケールの金属や合金クラスターは卓越した触媒活性を示すなど、ポストナノテク材料として注目を集めている。本研究では白金錯体を側鎖に持つメタロペプチドから、原子レベルで精密な白金サブナノ粒子の合成に成功した。ペプチドの前駆体は、MerrifieldのSPPS(Solid Phase Peptide Synthesis)法を用いて自動的に合成され、炭素に担持された後、水素雰囲気下で加熱す...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
【工学】総合工学:近接場光ナノ粒子を含む研究件
❏近接場光による電磁場勾配の創成とナノ粒子群の一括パターニング(19360058)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】濱口 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特任教授 (90345083)
【キーワード】ナノ・マイクロ加工 / 近接場光 / ナノ粒子 / パターニング / 偏光 (他6件)
【概要】本研究を通して、以下に示す成果を得た。 (1)プリズムの全反射面に感光材料を塗布し、近接場光が当たった領域に電磁場を生じさせる物性法によって、微細な電磁場勾配を形成できた。また、感光材料として金属薄膜を成膜しておくと、そこに生じる表面共鳴プラズモンによって金属薄膜近傍に特定の流れ場が生じさせることに成功した。 (2)上記の近接場光による電磁場勾配によって、ガラス基板上に金のナノ粒子を配列させること...
❏近接場光によるナノ粒子配列技術の開発(15656035)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】土屋 健介 東京大学, 大学院・工学系研究科, 研究拠点形成特任教員(常勤形態) (80345173)
【キーワード】細密パターニング / ポテンシャルウェル / ナノ粒子 / 近接場光 / テンプレート (他6件)
【概要】本研究の目的は、容易な製造方法で超細密パターニングを行なうために、型から漏れ出す近接場光などの電場勾配を用いてポテンシャルウェルのパターンを作成し、それをテンプレートにして金属・ガラス・プラスチックなどのナノ粒子群を平面上に一括に配列させる方法を開発することである。申請者らは、波長441.6nmのレーザ光源(金門電気IK4131I-G HeCd 150mW TEM00)と光学部品(オリンパスIX-...
【工学】総合工学:ナノ加工ナノ粒子を含む研究件
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
❏量子ビームを用いた高アスペクトマルチナノアレイエレクトロッドの作製(21686087)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大島 明博 大阪大学, 産業科学研究所, 特任研究員 (80398924)
【キーワード】量子ビーム / ナノ粒子 / 金属還元 / アレイ電極 / プラズマ (他9件)
【概要】架橋体を含むパーフルオロ系高分子に対して、各種イオンビームにより、マイクロ~ナノサイズで制御された精密微細加工を行った。その後、グラフト重合により機能化し銀イオンを担持した試料を調製した。量子ビームにより固相中直接還元を行い、SEM-EDXやXPSで構造解析を行った結果、純銀ナノ粒子を確認できた。また、加工体を観察した結果、60. m角のアレイ状の電極を作製ができた。また、直接パターニングにより幅...
【工学】総合工学:微細構造ナノ粒子を含む研究件
❏レーザ照射によるSiマイクロピラーの高速生成と次世代Liイオン電池への応用探索(17K18833)
【研究テーマ】材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】リチウムイオン電池 / シリコン負極 / レーザ照射 / マイクロピラー / 単結晶シリコン (他13件)
【概要】現在電子機器の消費電力の増加やスマートハウス,電気自動車などへの応用に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.一方,半導体分野でSiウエハの生産においてワイヤソーによるインゴットの切断の際粒度がμmオーダーのSi粉末が切りくずとして大量に排出されいる.本研究では,銅箔上へ塗布された廃Si粉末へのナノ秒パルスレーザ照射を行った.その結果,Siマイクロピラーの形成に成功し,レーザフルエンス...
❏酸化物分散強化鋼の高温照射環境下における強度劣化とその機構の解明(14F04903)
【研究テーマ】核融合学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2014-04-25 - 2017-03-31
【研究代表者】佐藤 裕樹 (2016) 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (20211948)
【キーワード】原子力材料 / 酸化物分散強化鋼 / クリープ強度 / 微細組織変化 / ヘリウム注入 (他15件)
【概要】We studied microstructural evolution and mechanical properties change of an oxide dispersion strengthened steel (12Cr-ODS) for nuclear application. The effect of high-temperature annealing at 1473-16...
【工学】総合工学:パターニングナノ粒子を含む研究件
❏電子線を用いたナノ粒子パターニング技術の開発(16K04903)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / パターニング / 電子線 / 金ナノ粒子 / 固定 (他7件)
【概要】電子線を用いてナノ粒子を基板に固定する際の電子照射条件を検討した。Au粒子および基板中に入射した電子の動きを、モンテカルロ法によりシミュレートし、実験結果と比較することで、粒子が固定される範囲は基板中で散乱した電子が到達する範囲で決まることが分かった。よって、微細な構造を作製するためには、加速電圧を下げることが有効であることが示された。 また、エレクトロクロミック現象を起こす機能を持った無機ナノ粒...
❏電子線誘起蒸着を用いたナノ粒子の選択的固定によるプラズモニック回路の作製(25390032)
【研究テーマ】ナノ材料工学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】下条 雅幸 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (00242313)
【キーワード】ナノ粒子 / 配列 / プラズモン / 電子線 / プラズモニック導波路 (他8件)
【概要】表面プラズモン共鳴を利用して光回路や導波路を作製できることが理論的に予測されている。それを実現する手段として、金などのナノ粒子を意図的に配列する方法がある。しかし、ナノ粒子を意図的な場所に並べることは容易ではない。そこで、基板上に粒子を意図的に配置する手法の開発を目的として本研究を行った。本手法は、基板上に金ナノ粒子を2次元的に配置し、必要な粒子を基板に固定し、不要な粒子を除去するという3段階で構...
❏近接場光による電磁場勾配の創成とナノ粒子群の一括パターニング(19360058)
【研究テーマ】生産工学・加工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】濱口 哲也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特任教授 (90345083)
【キーワード】ナノ・マイクロ加工 / 近接場光 / ナノ粒子 / パターニング / 偏光 (他6件)
【概要】本研究を通して、以下に示す成果を得た。 (1)プリズムの全反射面に感光材料を塗布し、近接場光が当たった領域に電磁場を生じさせる物性法によって、微細な電磁場勾配を形成できた。また、感光材料として金属薄膜を成膜しておくと、そこに生じる表面共鳴プラズモンによって金属薄膜近傍に特定の流れ場が生じさせることに成功した。 (2)上記の近接場光による電磁場勾配によって、ガラス基板上に金のナノ粒子を配列させること...
【工学】総合工学:透過型電子顕微鏡(TEM)ナノ粒子を含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
❏蒸気前駆物質を用いた蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成と粒子サイズ制御に関する研究(20760140)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】横森 剛 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 拡散火炎 (他8件)
【概要】本研究では,蒸気前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成法において,合成された粒子の形状特性及び蛍光発光特性について検討を加えた.また,噴霧液滴前駆物質を利用した気相燃焼合成法についても実施した.測定・分析ではTEM,・SEM観察,XRD分析及び蛍光分光計測を実施した.結果,蒸気前駆物質を利用した際には,粒子サイズは前駆物質蒸気分圧,合成火炎温度及び合成燃焼場圧力の各条件に依存するが,蛍光発光...
【工学】総合工学:結晶ナノ粒子を含む研究件
❏エントロピー誘起相互作用による自己組織化ソフトマテリアルの創製(20K05623)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】浅井 誠 慶應義塾大学, グローバルリサーチインスティテュート(三田), 特任教授 (80609941)
【キーワード】コロイド / ナノ粒子 / 高分子 / 自己組織化 / 分子動力学 (他10件)
【概要】フォトニック結晶の分野では、自発的に形成される様々な結晶構造を実現するためのフレームを開発することが中心的な課題の1つとなっている。特に簡単な方法として、コロイド結晶を用いる方法があるが、コロイド結晶のバリエーションは限られており、その構造は壊れやすい。そこで、本研究では強靭な結晶構造を形成する可能性を持つPGNPに着目する。具体的には、本研究では高分子グラフトナノ粒子(PGNP)の多形構造を予測...
❏ナノ粒子表面と準安定結晶構造に起因する赤外スペクトルの探求(22654022)
【研究テーマ】天文学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【研究代表者】木村 勇気 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50449542)
【キーワード】ナノ粒子 / 赤外スペクトル / 宇宙ダスト / 天体観測 / 表面 (他6件)
【概要】天体のスペクトルに多数の未同定バンドが残っている一因はナノ領域に現れる特異現象にあると考え、ナノ粒子の赤外スペクトルを実験室で得ることを目的に研究を立ち上げた。赤外スペクトルその場観測装置を新たに作製し、気相中をフリーに漂うナノ粒子の赤外スペクトルを測定できるようになった。実際に測定した結果、従来のバルクやKBr錠剤法に比べ、ピーク位置のシフトと半値幅の大幅な減少が確認でき、未同定バンドの解明に向...
【工学】総合工学:バイオセンサーナノ粒子を含む研究件
❏分子鋳型法に基づいた食中毒危害要因の電気化学的検出法の開発(25288039)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】椎木 弘 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70335769)
【キーワード】分子鋳型 / バイオ分析 / 表面分析 / バイオセンサ / 大腸菌 (他8件)
【概要】食中毒の危害要因として代表的な大腸菌などをターゲットとして,迅速な検出法の開発を目指し,生物機能によらない人工的な受容体の形成について検討した。分子鋳型法の適用によるバクテリア鋳型の形成に成功した。バクテリア鋳型は異なる抗原を持つ大腸菌を識別し,高選択的で迅速な検出が達成された。さらに,分子修飾した金ナノ粒子標識を用いたバクテリアの可視化,バクテリアの電気化学特性に基づいた簡易な検出法の開発にも成...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【工学】総合工学:酸化還元ナノ粒子を含む研究件
❏革新的金属ナノ中空球および金属ナノチューブの創製と機能性解明(17106009)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】中嶋 英雄 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (30134042)
【キーワード】金属ナノチューブ / 相互拡散 / 中空粒子 / 磁気特性 / 弾性 (他24件)
【概要】ナノ微粒子およびナノワイヤーの被膜酸化層と金属構造体との相互拡散によって移動した空孔の集合体を利用して金属および酸化物のナノ中空球およびナノチューブを創製した.それらの熱安定性を調べると共に,中空化機構の解明を透過電子顕微鏡を用いて行った.さらに,酸化物ナノ中空球粒子の磁気および制振特性を評価した. ...
❏ナノ地球科学の開拓:微生物酵素により生成するナノ結晶の形成過程の研究(16740300)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鈴木 庸平 独立行政法人産業技術総合研究所, 深部地質環境研究センター, 研究員 (00359168)
【キーワード】ナノ結晶 / バイオミネラリゼーション / 電子伝達酵素 / 酸化還元 / 嫌気性細菌 (他16件)
【概要】初年度、透過型電子顕微鏡と磁性測定を用いた硫化鉄および酸化鉄のナノ結晶の解析法を確立した。また、生物由来の硫化鉄鉱物を人工的な変質を起こさずに電子顕微鏡用の試料を作成する事に成功した。嫌気性微生物のDesulfovibrio vulgarisが生成する結晶と無機的な反応で生成する結晶とを比較し、粒径が大きく結晶形態の異なる硫化鉄ナノ粒子を生成する事が明らかにした。次年度はDesulfovibrio...
【工学】総合工学:コロイドナノ粒子を含む研究件
❏エントロピー誘起相互作用による自己組織化ソフトマテリアルの創製(20K05623)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】浅井 誠 慶應義塾大学, グローバルリサーチインスティテュート(三田), 特任教授 (80609941)
【キーワード】コロイド / ナノ粒子 / 高分子 / 自己組織化 / 分子動力学 (他10件)
【概要】フォトニック結晶の分野では、自発的に形成される様々な結晶構造を実現するためのフレームを開発することが中心的な課題の1つとなっている。特に簡単な方法として、コロイド結晶を用いる方法があるが、コロイド結晶のバリエーションは限られており、その構造は壊れやすい。そこで、本研究では強靭な結晶構造を形成する可能性を持つPGNPに着目する。具体的には、本研究では高分子グラフトナノ粒子(PGNP)の多形構造を予測...
❏コロイド状メソポーラス有機シリカナノ粒子によるレアメタルイオンの複数同時分離回収(25620191)
【研究テーマ】無機工業材料
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】黒田 一幸 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (90130872)
【キーワード】メソポーラスシリカ / コロイド / ナノ粒子 / 有機シリカ / コロイド結晶 (他14件)
【概要】レアメタルの安定供給には廃棄物からの分離・回収による循環が必要である。本課題は、複数の金属種が含まれる溶液中から、複数の金属種を同時に分離・回収可能な手法の確立を目指すものである。金属種に対する選択的吸着能を示す有機基を付与したコロイド状メソポーラスシリカナノ粒子(CMS)を用い、粒径差による分離をすることで、複数金属の同時分離を行う。そこで、本研究ではサイズ分離に向けて、CMSの精密な合成に焦点...
【工学】総合工学:金属酸化物ナノ粒子を含む研究件
❏マイクロリアクターを利用した金属酸化物ナノ粒子・ナノシートの高効率表面修飾(18H02062)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】菅原 義之 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50196698)
【キーワード】表面修飾 / マイクロリアクター / ナノシート / ナノ粒子 / マイクロリアクタ- (他7件)
【概要】本研究では、液-液二相系を反応場とした、マイクロリアクターを用いることによるニオブ酸ナノシートの効率的表面修飾を達成した。まず、ニオブ酸ナノシートの表面修飾が液-液二相系で可能かどうかバルクレベルでの合成で検討した。テトラブチルアンモニウム塩を用いて層状ペロブスカイトを剥離して得られたニオブ酸ナノシート水分散液を水相、リン酸オレイルを溶解したシクロヘキサンを有機相として用いることにより、表面修飾が...
❏セラミックス材料の構造制御に立脚した高機能選択酸化触媒の開発(15H04184)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40451801)
【キーワード】ペロブスカイト / 分子状酸素 / 選択酸化 / 金属酸化物 / ナノ粒子 (他13件)
【概要】錯体重合法により合成した六方晶ペロブスカイト型酸化物SrMnO3(SMO)が、O2を用いた液相選択酸化反応に有効であることを見いだした。アルコールの空気酸化反応に対するSMOの触媒活性は典型的なマンガン系酸化物触媒よりも高く、回収触媒は酸化雰囲気下での熱処理などを必要とせずに触媒性能の低下なく再使用可能であった。さらに、アモルファス前駆体調製の重要性に着目し、高表面積をもつペロブスカイト型酸化物の...
❏保護剤を用いずに1 nm以下の金属ナノ粒子を物理的に合成する新規方法の開発(26620002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / ナノ粒子 / レーザー蒸発 / 熱脱離分析 / シャドウグラフ (他12件)
【概要】ナノメートルおよびサブナノメートルサイズのナノ粒子・クラスターは、バルクの物質にはない、新しい物理的・化学的性質を示す。本研究では、まず気相クラスターの手法を用いて、どのような金属・金属酸化物およびそれらの複合系ナノ粒子・クラスターがどのような反応性を示すのかを系統的に調べた。また、液相中にナノ粒子・クラスターを生成する汎用かつ物理的な手法である液相レーザー蒸発法をより精密化すると同時に、シャドウ...
【工学】総合工学:セオライトナノ粒子を含む研究件
❏太陽電池の効率を改善するAgゼオライト蛍光ナノ粒子を利用した透明波長変換膜の開発(17K18098)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】磯 由樹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (00769705)
【キーワード】蛍光体 / ナノ粒子 / ゼオライト / Agクラスター / 波長変換膜 (他11件)
【概要】太陽電池の発電効率を改善する方法として、発電に利用できない近紫外光を可視光に変換する透明な波長変換膜の利用が提案されている。本研究では波長変換材料として、ゼオライト骨格内に蛍光性Agクラスターを担持した、Agゼオライト蛍光ナノ粒子に着目した。まずX線照射による蛍光特性の改善について評価を行った。作製したAgゼオライトにPdの特性X線を照射すると、蛍光強度の増大が見られた。これは、ゼオライト内で蛍光...
❏粉砕及び再結晶化処理を組み合わせた高水熱安定性ナノゼオライト触媒の新規調製法(26709058)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / ナノ粒子 / 粉体操作 / 結晶化 / 粉砕 (他8件)
【概要】ゼオライトを粉砕・再結晶化させ、得られたナノゼオライトの触媒特性評価を行った。粉砕操作及び再結晶化操作を最適化させ、ゼオライトの平均粒径を30~200nmで自在にサイズをチューニングできる技術を確立させた。特に、粉砕・再結晶化法は申請者のオリジナルの手法であり、これを深化させる試みも行った。さらに、ゼオライトの高耐久化を目的として、合成後の追加処理に着目、ポスト加熱処理によりゼオライトの耐久性を向...
❏粉砕及び反応操作の乾式化によるゼオライトナノ粒子の新規高収率合成プロセス開発(26630386)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / 粉砕 / 再結晶化 / ナノサイズ / 非晶質 (他8件)
【概要】通常のゼオライトナノ粒子合成法では、合成後大量の上澄み溶液が残ってしまうため、バッチあたりの収率が低下してしまう。一方本研究では、ボールミル粉砕により微細化させた後、(湿式粉砕法と異なり、乾燥工程を省くことができる)、その粉末をドライゲル転換法を応用し、ごくわずかなアルミノシリケート溶液共存下で粉砕により生じた非晶質をゼオライトへと再結晶化できることを明らかにした。アルカリ溶液はごくわずかな酸で中...
【工学】総合工学:固液界面ナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【工学】総合工学:ナノサイズナノ粒子を含む研究件
❏粉砕及び反応操作の乾式化によるゼオライトナノ粒子の新規高収率合成プロセス開発(26630386)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / 粉砕 / 再結晶化 / ナノサイズ / 非晶質 (他8件)
【概要】通常のゼオライトナノ粒子合成法では、合成後大量の上澄み溶液が残ってしまうため、バッチあたりの収率が低下してしまう。一方本研究では、ボールミル粉砕により微細化させた後、(湿式粉砕法と異なり、乾燥工程を省くことができる)、その粉末をドライゲル転換法を応用し、ごくわずかなアルミノシリケート溶液共存下で粉砕により生じた非晶質をゼオライトへと再結晶化できることを明らかにした。アルカリ溶液はごくわずかな酸で中...
❏表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム(21310072)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】米澤 徹 北海道大学, 大学院・工学研究院, 教授 (90284538)
【キーワード】質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 (他24件)
【概要】低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法による...
【工学】総合工学:シリカナノ粒子を含む研究件
❏保護剤を用いずに1 nm以下の金属ナノ粒子を物理的に合成する新規方法の開発(26620002)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】真船 文隆 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50262142)
【キーワード】クラスター / ナノ粒子 / レーザー蒸発 / 熱脱離分析 / シャドウグラフ (他12件)
【概要】ナノメートルおよびサブナノメートルサイズのナノ粒子・クラスターは、バルクの物質にはない、新しい物理的・化学的性質を示す。本研究では、まず気相クラスターの手法を用いて、どのような金属・金属酸化物およびそれらの複合系ナノ粒子・クラスターがどのような反応性を示すのかを系統的に調べた。また、液相中にナノ粒子・クラスターを生成する汎用かつ物理的な手法である液相レーザー蒸発法をより精密化すると同時に、シャドウ...
❏フォトニック結晶薄膜の高速製造とデバイス化(12555221)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】大久保 達也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40203731)
【キーワード】フォトニック結晶 / 自己組織化 / ナノ粒子 / レーザー / 光メモリー (他15件)
【概要】フォトニック結晶は、光の波長レベル(数百ナノメーター)の大きな構造周期を有する「結晶」で、21世紀の光情報化時代の基幹材料である。本展開研究では、1)生成機構の解明と高速製造と2)デバイス化に関する検討を行った。 1)生成機構の解明と高速製造 自然沈降法による三次元フォトニッククリスタル形成過程の最適化とメカニズム検討を行った。これらの知見をもとに薄膜化に関して離散要素法(Discrete Ele...
【工学】総合工学:結晶成長ナノ粒子を含む研究件
❏デザインされた異方性ナノブロックによる秩序配列マテリアルの構築と機能開拓(16H02398)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70255595)
【キーワード】自己集合 / 自己組織化 / ナノ粒子 / 機能性酸化物 / イオン導電性 (他9件)
【概要】サイズと形状のそろったナノブロックは,その分散液の蒸発に伴う移流集積現象によって配向配列体を形成する.本研究では,この自己集積現象を巧みに利用し,集積条件を最適化することで,ナノキューブやナノ直方体などの矩形ナノブロックをビルディングユニットとして,様々な種類の一次元・二次元・三次元秩序配列をマイクロ~ミリメートルスケールの広範囲にわたって方位選択的に作製することを可能とした.ナノブロックは有機分...
❏オリエンテッドアタッチメントによる結晶成長の解明とナノ材料合成への応用(15K14129)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】今井 宏明 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70255595)
【キーワード】結晶成長 / 自己組織化 / 自己集合 / ナノ粒子
【概要】本研究では、多様な物質系を用いてナノスケールの矩形ユニット粒子のオリエンテッドアタッチメント現象を検討した。第1には、既存の酸化マンガン矩形ブロックにおいて、安定化分子や集積条件を最適化し、位置や配列を任意に制御した多様なオリエンテッドアタッチメントの方法を開発した。第2には、アナターゼ型二酸化チタン・水酸アパタイト・カルサイト型炭酸カルシウムの矩形ナノブロックの合成と配列に取り組み、多様な物質系...
❏有機・無機光伝導性焦電体の物質開発と光誘起新現象の探索(17360008)
【研究テーマ】応用物性・結晶工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】島田 敏宏 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (10262148)
【キーワード】Alq3 / 強誘電体 / 焦電体 / 光励起 / 分子内励起移動 (他16件)
【概要】強誘電体・焦電体の光励起による新物性探索を目的に、物質開発および物性測定を行った。極性を持つ有機半導体であるAlq3(8-hydroxyqinoline alminium)の蒸着による薄膜結晶成長中にレーザー光で光励起を行うと、結晶が偏光方向に配列する現象を見出した。この機構を探るために成長条件や偏光方向を変化させた結果、強誘電体の光励起による巨大光起電力と類似の現象が起き、その電場で極性分子が静...
【工学】総合工学:離散要素法ナノ粒子を含む研究件
❏界面構造設計した高機能化ナノ粒子の太陽電池デバイスへの応用(23246132)
【研究テーマ】化工物性・移動操作・単位操作
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-11-18 - 2014-03-31
【研究代表者】神谷 秀博 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20183783)
【キーワード】ナノ粒子 / ナノ複合体 / 界面設計 / ナノ配列設計 / 色素増感太陽電池 (他14件)
【概要】シリカナノ粒子表面にシリコーンモノマー被覆を行った上で、重合反応させる二段階プロセスによりタンデム型固体接触太陽電池の接合用シート等に応用可能な柔軟性、耐久性の髙いシリカナノ粒子分散ポリマーシート合成法を確立した。このシートは、量子効果を有する半導体ナノ粒子の分散も可能であり、波長変換による太陽電池の高性能化も期待できる。また、銀ナノ粒子の二段階表面改質法により色素増感型太陽電池への銀ナノ粒子の分...
❏フォトニック結晶薄膜の高速製造とデバイス化(12555221)
【研究テーマ】反応・分離工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】大久保 達也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40203731)
【キーワード】フォトニック結晶 / 自己組織化 / ナノ粒子 / レーザー / 光メモリー (他15件)
【概要】フォトニック結晶は、光の波長レベル(数百ナノメーター)の大きな構造周期を有する「結晶」で、21世紀の光情報化時代の基幹材料である。本展開研究では、1)生成機構の解明と高速製造と2)デバイス化に関する検討を行った。 1)生成機構の解明と高速製造 自然沈降法による三次元フォトニッククリスタル形成過程の最適化とメカニズム検討を行った。これらの知見をもとに薄膜化に関して離散要素法(Discrete Ele...
【工学】総合工学:レーザーナノ粒子を含む研究件
❏界面活性剤を含まないナフタロシアニンナノ粒子の作製と光音響イメージングへの応用(19K05398)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (00422527)
【キーワード】レーザー / ナノ粒子 / 近赤外光 / 光音響 / フタロシアニン (他6件)
【概要】2021年度には、ナフタロシアニンと同系列で様々な特性が既に多く調べられているフタロシアニンに関して、比較として中心金属がないものを主に検討を進めた。 フタロシアニンに対して、超純水中でレーザーフルエンスを振って532 nmのレーザー光を照射すると、走査電子顕微鏡観察により、レーザーフルエンスが増加すると共に微細化が進行し、柱状のミクロンサイズの原料が、1次粒径および2次粒径が数百ナノメートルから...
❏ガラス中の金属球へのレーザ照射により誘起される物質移動現象と光学デバイスへの応用(19H02035)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】比田井 洋史 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (60313334)
【キーワード】ガラス / レーザ / ドープ / デドープ / ナノ粒子 (他6件)
【概要】申請者らが見出したガラス内部での金属球のレーザマニピュレーションに関して,ガラス内部での金属球の移動メカニズム,ガラス/金属の組成変化プロセスを解明し,さらに応用展開に必要な知見を得ることを目的とし研究を行った.その結果,移動や金属箔からの導入においては,高温時に起きるガラスの吸収が重要な役割を果たしていることを明らかにした.組成変化については従来報告していた,金属成分のガラスへのドープに加え,ガ...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
【工学】総合工学:複合材料ナノ粒子を含む研究件
❏グラフェン量産プロセスの開発と超高強度ナノ複合材料の創製(15H05504)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒尾 与史彦 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (40449335)
【キーワード】グラフェン / 剥離 / ナノコンポジット / 分散 / 材料加工・処理 (他11件)
【概要】液中において黒鉛を剥離してグラフェンに変換するプロセスの開発を行った。従来の超音波法による剥離よりも、圧力ホモジナイザを利用した剥離法の方が、10倍以上の生産能力があることを実証した。NMP等の有機溶媒にpHをコントロールした水を混合したものが、剥離分散に最適な溶媒であることを見出した。また、黒鉛を改質することで、どの溶媒にも溶けるように分散する新技術を発見した。 ...
❏ナノ分散材料のコーティングによる先進複合材料の超長寿命化(24760089)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】荒尾 与史彦 同志社大学, 理工学部, 助教 (40449335)
【キーワード】複合材料 / ナノコンポジット / 高強度化 / コーティング / ナノ分散 (他11件)
【概要】本研究では,従来の繊維強化プラスチックにナノ分散させたナノフィラーを加えることで,更なる高強度化,長寿命化,そして高機能化を図ることを目的として研究を遂行した。ナノフィラーを直接複合材料に混ぜ込む手法と,ナノ分散スラリーを調製し,それをコーティングさせる2つの手法を試みた。直接複合材料に混ぜ込むことで,ナノフィラーは繊維/樹脂界面の接着力を高め,複合材料を更に高強度化させる作用があることを見出した...
❏木質系セルロースのナノ粒子化による高機能化および新規複合材料の創製(21580208)
【研究テーマ】木質科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】坂口 眞人 静岡県立大学, 環境科学研究所, 教授 (40113328)
【キーワード】環境材料 / 複合材料 / ナノ粒子 / メカノケミカル反応 / セルロース (他10件)
【概要】微結晶セルロース(MCC)のナノ粒子化に伴うグリコシド結合の切断により生成するMCCメカノラジカルをメタクリル酸メチル(MMA)の重合開始剤とし、MCC-PMMAブロック共重合体の合成(主鎖の化学修飾)に成功した。MCC-PMMAブロック共重合体で表面化学修飾されたMCCナノ粒子は、充填剤として用いられ新規複合材料が創製された。また、MCC-PMMAブロック共重合体の透明フイルム(新規材料)を得る...
【工学】総合工学:拡散火炎ナノ粒子を含む研究件
❏蒸気前駆物質を用いた蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成と粒子サイズ制御に関する研究(20760140)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【研究代表者】横森 剛 慶應義塾大学, 理工学部, 専任講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 拡散火炎 (他8件)
【概要】本研究では,蒸気前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子の気相燃焼合成法において,合成された粒子の形状特性及び蛍光発光特性について検討を加えた.また,噴霧液滴前駆物質を利用した気相燃焼合成法についても実施した.測定・分析ではTEM,・SEM観察,XRD分析及び蛍光分光計測を実施した.結果,蒸気前駆物質を利用した際には,粒子サイズは前駆物質蒸気分圧,合成火炎温度及び合成燃焼場圧力の各条件に依存するが,蛍光発光...
❏蒸気型前駆物質を利用した蛍光ナノ粒子気相燃焼合成法に関する研究(19860065)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】若手研究(スタートアップ)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】横森 剛 慶應大, 理工学部, 講師 (90453539)
【キーワード】燃焼合成 / 気体燃焼 / 蛍光 / ナノ粒子 / 前駆物質 (他8件)
【概要】本研究は、蛍光発光特性を有するナノ粒子の蒸気型前駆物質を利用した気相燃焼合成法の開発を目的として実施したものである。初年度に当たる本年度は、特に粒子合成装置の開発及び粒子合成試験の実施までを目標に実施した。合成試験装置は、前駆物質蒸発室・燃焼用バーナ・粒子捕集器から構成され、蒸発器にて蒸気化された前駆物質が燃焼用燃料ガスと共にバーナまで導かれ、気相燃焼反応領域を通過することで粒子の合成が行われる。...
【工学】総合工学:分散ナノ粒子を含む研究件
❏液-気-化学連成場における地盤内のファインバブル挙動の解明(16H04411)
【研究テーマ】地盤工学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】竹村 貴人 日本大学, 文理学部, 教授 (30359591)
【キーワード】ファインバブル / CO2地中中和処理 / 二酸化炭素 / 移流・分散 / 地中中和 (他14件)
【概要】本研究では,ファインバブルの理化学性把握,気・液・化学連成場における地盤内のファインバブル挙動解析,現場スケールでのファインバブル移動特性把握を行なった.これらの結果を踏まえ,地盤内におけるO2態/CO2態ファインバブルの移動領域・環境影響範囲の推定,ファインバブルを用いた効率的なCO2地中中和処理工法の提案を行なった.その結果,通水溶液のpH 条件がファインバブルの移動特性に与える影響,異なるp...
❏グラフェン量産プロセスの開発と超高強度ナノ複合材料の創製(15H05504)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒尾 与史彦 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (40449335)
【キーワード】グラフェン / 剥離 / ナノコンポジット / 分散 / 材料加工・処理 (他11件)
【概要】液中において黒鉛を剥離してグラフェンに変換するプロセスの開発を行った。従来の超音波法による剥離よりも、圧力ホモジナイザを利用した剥離法の方が、10倍以上の生産能力があることを実証した。NMP等の有機溶媒にpHをコントロールした水を混合したものが、剥離分散に最適な溶媒であることを見出した。また、黒鉛を改質することで、どの溶媒にも溶けるように分散する新技術を発見した。 ...
【工学】総合工学:プラスマナノ粒子を含む研究件
❏プラズマ誘起ミクロ液相反応の研究(16H05988)
【研究テーマ】プラズマエレクトロニクス
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】伊藤 剛仁 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70452472)
【キーワード】プラズマ誘起ミクロ液相反応 / インクジェット / 大気圧非平衡プラズマ / プリンティング / プラズマ分光 (他14件)
【概要】本研究は、プラズマ応用における一つの潮流であるプラズマ誘起液相反応における新展開としてのプラズマ誘起ミクロ液相反応の研究である。分光学的手法を用いることでミクロ液相とプラズマとの相互作用によるプラズマ誘起ミクロ液相反応場の更なる理解をもたらすとともに、ミクロ液相生成手法により制御性の高いインクジェット法を用いることで、新規描画プロセスとしてのプラズマ援用インクジェットプリンティングを開発した。銀ナ...
❏レーザ誘起ブレークダウンプラズマを用いた燃焼排気ガス中微細粒子の迅速熱分解酸化(15K13891)
【研究テーマ】熱工学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】斉藤 寛泰 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (80362284)
【キーワード】レーザ誘起ブレークダウン / アブレーション / プラズマ / 排ガス処理 / 粒子状物質 (他9件)
【概要】パルスレーザを物質に集光することで発生するブレークダウン現象を用いて、炭素微粒子の熱分解酸化が可能かどうかを実験により調べた。予備実験として行った固体炭素試料表面へのレーザ照射では、アブレーションによって試料表面から除去された炭素の一部が雰囲気酸素と結合し、二酸化炭素を生成することが確認された。次に、炭素のナノオーダ粒子を含む配管流れに対してレーザ照射を行なったところ、照射領域を通過した流れに含ま...
❏量子ビームを用いた高アスペクトマルチナノアレイエレクトロッドの作製(21686087)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】大島 明博 大阪大学, 産業科学研究所, 特任研究員 (80398924)
【キーワード】量子ビーム / ナノ粒子 / 金属還元 / アレイ電極 / プラズマ (他9件)
【概要】架橋体を含むパーフルオロ系高分子に対して、各種イオンビームにより、マイクロ~ナノサイズで制御された精密微細加工を行った。その後、グラフト重合により機能化し銀イオンを担持した試料を調製した。量子ビームにより固相中直接還元を行い、SEM-EDXやXPSで構造解析を行った結果、純銀ナノ粒子を確認できた。また、加工体を観察した結果、60. m角のアレイ状の電極を作製ができた。また、直接パターニングにより幅...
【工学】総合工学:熱流体工学ナノ粒子を含む研究件
❏燃焼合成によるナノ粒子三次元構造制御技術の確立と担持金属触媒への応用(20K14665)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / 火炎式噴霧熱分解 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持貴金属触媒 (他8件)
【概要】自動車の排ガス浄化システムや燃料改質の触媒として広く使用される担持金属触媒においては,高温にて耐凝集性を有する構造の実現が望まれる.本研究では気相燃焼合成法を用い,白金/セリアをモデル系として様々な条件においてナノ粒子合成を実施し,粒子構造制御因子の解明と貴金属の凝集を抑制しつつ高い比表面積を有する最適な触媒構造の実現を目指す. 前駆体溶液を超音波振動で霧化して拡散バーナ火炎中へと供給するタイプの...
❏火炎式噴霧熱分解を用いた複合ナノ粒子構造制御による担持金属触媒の高分散・高耐久化(19K21068)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持金属触媒 / 熱流体工学 (他6件)
【概要】燃料電池の電極や燃料改質・排ガス浄化用触媒として広く使用される担持金属触媒においては,小さな金属粒子サイズと高い分散状態を長時間維持できる構造の開発が強く望まれる.本研究では,燃焼合成によって金属が担体マトリックスに固定化された複合ナノ粒子を作製し,金属粒子の凝集を防ぎつつ高い比表面積・分散状態を有する触媒構造を実現することを目的とする.二重管構造の拡散火炎バーナーを有する燃焼合成装置を製作し,前...
【工学】総合工学:材料加工・処理ナノ粒子を含む研究件
❏形状・機能性のフレキシブルデザインを可能にする多元合金薄膜のインクジェット成膜法(16K05968)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】青野 祐子 東京工業大学, 工学院, 准教授 (20610033)
【キーワード】ナノ粒子 / アークプラズマ蒸着 / 卑金属材料 / 気相合成 / 薄膜 (他12件)
【概要】MEMS材料への適用を視野に,インクジェット法による形状・機能性のフレキシブルデザインを可能にする新しい合金薄膜の成膜法を提案する.本手法は,複数の金属ナノ粒子インクを基板に滴下し,組成を空間的に制御した合金薄膜を直接印刷するインクジェット成膜法である.合金組成・形状を独立に制御可能となり,同一基板内で異なる膜厚・組成・機能を有する薄膜が一括で成膜可能となることが期待される.一方で原料となる卑金属...
❏グラフェン量産プロセスの開発と超高強度ナノ複合材料の創製(15H05504)
【研究テーマ】機械材料・材料力学
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】荒尾 与史彦 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (40449335)
【キーワード】グラフェン / 剥離 / ナノコンポジット / 分散 / 材料加工・処理 (他11件)
【概要】液中において黒鉛を剥離してグラフェンに変換するプロセスの開発を行った。従来の超音波法による剥離よりも、圧力ホモジナイザを利用した剥離法の方が、10倍以上の生産能力があることを実証した。NMP等の有機溶媒にpHをコントロールした水を混合したものが、剥離分散に最適な溶媒であることを見出した。また、黒鉛を改質することで、どの溶媒にも溶けるように分散する新技術を発見した。 ...
【工学】総合工学:ナノ材料ナノ粒子を含む研究件
❏金属酸化物ナノシートと第一遷移金属酸化物ナノ粒子からなる可視光水分解光触媒(19H02511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (40549234)
【キーワード】人工光合成 / 光触媒 / 光増感剤 / ナノシート / 過渡吸収分光 (他9件)
【概要】膨大な太陽光エネルギーと地球上に豊富な水から水素を作り出すことができれば、再生可能なクリーンエネルギー製造の観点から社会に大きなインパクトを与えると期待できる。そのような太陽光水素製造技術のひとつとして、強い可視光吸収能を有する金属錯体と安定な金属酸化物半導体粉末を組み合わせたハイブリッド型光触媒による、水からの水素生成反応が注目されている。 本研究では、フラックス法により高結晶性の HCa2Nb...
❏ボロン酸修飾高分子による細菌の簡易迅速識別・分離法の開発(18K14255)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】土戸 優志 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (40737219)
【キーワード】細菌 / 分子認識 / ボロン酸 / デンドリマー / 超分子 (他19件)
【概要】ボロン酸修飾デンドリマーを用いた細菌の検出法を開発した。本手法は、ボロン酸修飾デンドリマーを細菌を含む溶液に添加してボルテックス撹拌するだけの非常に簡易な方法で、細菌凝集を引き起こすことによって検出することができる。その検出感度は、濁度法では約100万 CFU/mL、蛍光法では約1万 CFU/mLである。検出時間は5分~数十分程度であり、従来法に比べて大幅に短い時間での、迅速な細菌検出を達成した。...
❏ナノ粒子をビルディングブロックとした"大きくて小さい"ケージ型キャリアの創製(16K14468)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40723284)
【キーワード】ナノ粒子 / アッセンブリ / ビルディングブロック / DDS / ドラッグデリバリー (他13件)
【概要】金属や半導体など、非生分解性のナノ粒子を生体内で用いる際、粒子が体外に排泄されるためには粒径がシングル nm以下であることが必要だが、腫瘍組織への集積には100 nm程度が望ましい。このサイズのジレンマを解消するため、本研究では金ナノ粒子と有機半導体ポリマー蛍光ナノ粒子をビルディングブロックとして使用し、100 nm程度のナノ粒子集積体を作製した。作製された集積体は腫瘍環境に応答して一次粒子の状態...
【工学】総合工学:構造制御ナノ粒子を含む研究件
❏0301:材料力学、生産工学、設計工学、流体工学、熱工学、機械力学、ロボティクス、航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】燃焼合成
【研究期間】ナノ粒子
【研究代表者】構造制御
【キーワード】担持金属触媒
【概要】
❏燃焼合成によるナノ粒子三次元構造制御技術の確立と担持金属触媒への応用(20K14665)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / 火炎式噴霧熱分解 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持貴金属触媒 (他8件)
【概要】自動車の排ガス浄化システムや燃料改質の触媒として広く使用される担持金属触媒においては,高温にて耐凝集性を有する構造の実現が望まれる.本研究では気相燃焼合成法を用い,白金/セリアをモデル系として様々な条件においてナノ粒子合成を実施し,粒子構造制御因子の解明と貴金属の凝集を抑制しつつ高い比表面積を有する最適な触媒構造の実現を目指す. 前駆体溶液を超音波振動で霧化して拡散バーナ火炎中へと供給するタイプの...
❏火炎式噴霧熱分解を用いた複合ナノ粒子構造制御による担持金属触媒の高分散・高耐久化(19K21068)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2019-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】長澤 剛 東京工業大学, 工学院, 助教 (80824010)
【キーワード】燃焼合成 / ナノ粒子 / 構造制御 / 担持金属触媒 / 熱流体工学 (他6件)
【概要】燃料電池の電極や燃料改質・排ガス浄化用触媒として広く使用される担持金属触媒においては,小さな金属粒子サイズと高い分散状態を長時間維持できる構造の開発が強く望まれる.本研究では,燃焼合成によって金属が担体マトリックスに固定化された複合ナノ粒子を作製し,金属粒子の凝集を防ぎつつ高い比表面積・分散状態を有する触媒構造を実現することを目的とする.二重管構造の拡散火炎バーナーを有する燃焼合成装置を製作し,前...
【総合生物】生体分子化学:機能制御ナノ粒子を含む研究件
❏熱マネージメントに向けた酸化物半導体ナノ粒子界面のプラズモン・フォノン機能制御(21H01360)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子薄膜 / 赤外域 / 熱輸送 / 表面プラズモン (他13件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する赤外光(太陽熱・輻射熱)を効率よく遮蔽する透明遮熱技術が必要である。本申請者は、赤外表面プラズモンを示す透明酸化物半導体ナノ粒子に着目して、赤外域で共鳴反射を持つ透明反射遮熱フィルムの創出を目指す。特に、透明反射遮熱技術の光学的特性(反射・吸収)が、どの程度の熱量や熱物性(日射熱・輻射熱など)を実際に制御できるのか、社会実装に向けて明らかにする必要がある。故に、従...
❏酸化物半導体における表面プラズモンクロミック機能の創成(18H01468)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】松井 裕章 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (80397752)
【キーワード】酸化物半導体 / ナノ粒子 / 赤外領域 / 表面プラズモン / 遮熱 (他17件)
【概要】省エネ社会に向けて、窓から侵入する日射熱を効率よく遮断する光機能が要求されている。特に、従来のエレクトロクロミック技術は、近赤外光と可視光を同時に光遮断するため近赤外光のみの光透過率を外場制御することが難しい課題があった。本研究では、透明酸化物半導体ナノ粒子の電子濃度の外場制御に基づいた新しいスマートウインドウの開発を目指した。最初に、紫外線照射に伴う表面プラズモン励起の光制御の観点から、ナノ粒子...
【総合生物】生体医工学・生体材料学:PICsomeナノ粒子を含む研究件
❏急性下肢虚血に対するナノ粒子を活用した新規治療戦略の構築(16K10652)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 博之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (10241994)
【キーワード】Nano-micelle / ischemia / ナノ粒子 / 虚血肢モデル / PICsome (他8件)
【概要】手術不能の重症末梢動脈疾患に対する血管新生療法には未解決の問題が多い。今回、新たな血管新生療法としてポリイオン複合体型ナノ粒子による側副血行路形成部位へのドラッグデリバリーシステムの開発を試みた。本研究に於いては、その粒子サイズを精密に調整することによって、全身投与での標的部位への集積効率を制御できることが明らかにされた。更に、側副血行路形成の促進が期待できるIL-1βを薬物として内包した粒子の合...
❏動脈瘤壁をターゲットとした新規ドラッグデリバリーシステムの基礎検討(23591859)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90571761)
【キーワード】血管外科学 / drug delivery system / ナノミセル / 腹部大動脈瘤 / ドラッグデリバリー (他9件)
【概要】腹部大動脈瘤に対するdrug delivery systemの開発に際しての基礎的な知見を得るため,我々はラットモデルにおけるナノ粒子の特性を検討した.蛍光標識されたサイズ調節可能なナノ粒子であるpolyion complex hallow vesicle (PICsome)をラット腹部大動脈瘤モデルに全身投与することにより,ナノ粒子が腹部大動脈瘤に集積すること,その集積性が粒子サイズによって変化...
【総合生物】神経科学:リボソームナノ粒子を含む研究件
❏Lab-on-a-chipによる細胞内デリバリーキャリアナノ粒子の創製(20K12656)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】武岡 真司 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (20222094)
【キーワード】アミノ酸型脂質 / マイクロ流体デバイス ナノ粒子 / リポソーム / フローマイクロ合成 / Lab-on-a-chip (他12件)
【概要】優れた細胞内デリバリー能を持つキャリアナノ粒子は、薬物運搬システム(DDS)の開発のみならず、核酸医薬品やゲノム編集における遺伝子治療用キャリア、そしてワクチンの開発においても重要である。本計画では、Lab-on-a-chipデバイスを用いて、A.アミノ酸型脂質の合成、B.キャリアナノ粒子の調製、 C.キャリアナノ粒子による薬物の細胞内デリバリー評価 までのプロセスを連結させて、脂質や薬物の種類に...
❏静電相互作用に基づく親水性ポルフィリン修飾リポソームの創製とその触媒機能(17550138)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】小柳津 研一 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (90277822)
【キーワード】ポルフィリン / リポソーム / 静電相互作用 / 活性酸素種 / 触媒 (他12件)
【概要】本研究は、脂質二分子膜小胞体の表面に金属錯体からなる機能部位を構築すること、これを活性点とする擬不均一系触媒反応を開拓することを目的とした。 具体的には、各種カチオン性金属ポルフィリンがアニオン性リポソームの親疎水表面に固定されることを幅広く実証し、これが基質との反応に対する不均一系触媒として働く例を確立した。 1)ポルフィリンのアルキル鎖長の検討:メソ位チエニル基置換ポルフィリンを原料とする簡単...
❏異常化タンパク質の検出、回収、および再生を指向したナノ界面設計(14380412)
【研究テーマ】医用生体工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】藤本 啓二 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (70229045)
【キーワード】ポリL-リジン / ポリエチレングリコール / βシート構造 / ナノ粒子 / ナノキャリア (他19件)
【概要】骨格分子にはpHや温度によって二次構造転移するポリL-リジン(PLL)を選択し、これにポリエチレングリコール(PEG)を結合させたナノ構造体(PLL-g-mPEG)を作製した。さらに、このポリマーにリン脂質ホスファチジン酸(PA)を結合させることによってもナノ構造体の作製を行った(PLL-g-mPEG/PA)。これらの構造体はpHや温度を変化させることにより、骨格PLLの二次構造が変化して膨潤・収...
【総合生物】神経科学:オプトジェネティクスナノ粒子を含む研究件
❏ランタニドナノ粒子の光特性を利用する膜タンパク質光操作分析法の創発(18K19092)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】小澤 岳昌 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40302806)
【キーワード】アップコンバージョン / 光操作 / ナノ粒子 / 膜タンパク質 / オプトジェネティクス (他7件)
【概要】特定の細胞膜レセプターの活性を近赤外光により操作する新たな分析法を開発した.近赤外光を吸収し青色光を放出するアップコンバージョン粒子(LNP)をマウス肝臓に滞留させることに成功した.一方,青色光で操作可能な細胞膜リセプターを独自に開発し,マウス肝臓にアデノウィルスを用いて発現させた.マウス腹部に近赤外光を照射したところ,近赤外光を吸収したLNPが肝臓内で青色光を放出し,細胞膜リセプター活性を上昇さ...
❏アップコンバージョン効果による近赤外オプトジェネティクス(15K15025)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】八尾 寛 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (00144353)
【キーワード】光遺伝学 / 近赤外光駆動 / アップコンバージョン / ナノ粒子 / チャネルロドプシン (他13件)
【概要】光遺伝学(オプトジェネティクス)は、動物の狙った神経細胞に光感受性機能タンパク質を作らせ、光のオン・オフで神経細胞の活動を制御する革新技術です。近赤外光(波長、650-1450 nm)は、可視光に比べ組織透過性に優れ、体表から脳の中まで信号を送ることができます。しかし、この信号を受け取る仕組みが今までありませんでした。私たちは、可視光に高感度のチャネルロドプシンとランタニドナノ粒子(レアメタル元素...
【農学】森林圏科学:結晶性ナノ粒子を含む研究件
❏粉砕及び再結晶化処理を組み合わせた高水熱安定性ナノゼオライト触媒の新規調製法(26709058)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】脇原 徹 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70377109)
【キーワード】ゼオライト / ナノ粒子 / 粉体操作 / 結晶化 / 粉砕 (他8件)
【概要】ゼオライトを粉砕・再結晶化させ、得られたナノゼオライトの触媒特性評価を行った。粉砕操作及び再結晶化操作を最適化させ、ゼオライトの平均粒径を30~200nmで自在にサイズをチューニングできる技術を確立させた。特に、粉砕・再結晶化法は申請者のオリジナルの手法であり、これを深化させる試みも行った。さらに、ゼオライトの高耐久化を目的として、合成後の追加処理に着目、ポスト加熱処理によりゼオライトの耐久性を向...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
【農学】水圏応用科学:バイオミネラリゼーションナノ粒子を含む研究件
❏生体分子を用いた黄鉄鉱ナノ粒子の合成法の開発と応用(19K22345)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】鈴木 道生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (10647655)
【キーワード】バイオミネラリゼーション / 黄鉄鉱 / ウロコフネタマガイ / パイライト / ナノ粒子
【概要】熱水噴出孔に生息するウロコフネタマガイは硫化鉄(greigiteとpyrite)から成る黒い貝殻と鱗を有している。硫化鉄は蓄電池や太陽光発電に有望な材料として期待されているが、合成が困難なことで知られている。ウロコタマフネガイの貝殻の硫化鉄層からヘムタンパク質を同定し、in vitroの水溶液の実験系に用いたところ、80℃でpyriteの球状のナノ粒子を合成可能であることを見出した。この結果は、環...
❏ナノ地球科学の開拓:微生物酵素により生成するナノ結晶の形成過程の研究(16740300)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】鈴木 庸平 独立行政法人産業技術総合研究所, 深部地質環境研究センター, 研究員 (00359168)
【キーワード】ナノ結晶 / バイオミネラリゼーション / 電子伝達酵素 / 酸化還元 / 嫌気性細菌 (他16件)
【概要】初年度、透過型電子顕微鏡と磁性測定を用いた硫化鉄および酸化鉄のナノ結晶の解析法を確立した。また、生物由来の硫化鉄鉱物を人工的な変質を起こさずに電子顕微鏡用の試料を作成する事に成功した。嫌気性微生物のDesulfovibrio vulgarisが生成する結晶と無機的な反応で生成する結晶とを比較し、粒径が大きく結晶形態の異なる硫化鉄ナノ粒子を生成する事が明らかにした。次年度はDesulfovibrio...
【医歯薬学】外科系臨床医学:アップコンバージョンナノ粒子を含む研究件
❏ランタニドナノ粒子の光特性を利用する膜タンパク質光操作分析法の創発(18K19092)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】小澤 岳昌 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40302806)
【キーワード】アップコンバージョン / 光操作 / ナノ粒子 / 膜タンパク質 / オプトジェネティクス (他7件)
【概要】特定の細胞膜レセプターの活性を近赤外光により操作する新たな分析法を開発した.近赤外光を吸収し青色光を放出するアップコンバージョン粒子(LNP)をマウス肝臓に滞留させることに成功した.一方,青色光で操作可能な細胞膜リセプターを独自に開発し,マウス肝臓にアデノウィルスを用いて発現させた.マウス腹部に近赤外光を照射したところ,近赤外光を吸収したLNPが肝臓内で青色光を放出し,細胞膜リセプター活性を上昇さ...
❏アップコンバージョン効果による近赤外オプトジェネティクス(15K15025)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】八尾 寛 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (00144353)
【キーワード】光遺伝学 / 近赤外光駆動 / アップコンバージョン / ナノ粒子 / チャネルロドプシン (他13件)
【概要】光遺伝学(オプトジェネティクス)は、動物の狙った神経細胞に光感受性機能タンパク質を作らせ、光のオン・オフで神経細胞の活動を制御する革新技術です。近赤外光(波長、650-1450 nm)は、可視光に比べ組織透過性に優れ、体表から脳の中まで信号を送ることができます。しかし、この信号を受け取る仕組みが今までありませんでした。私たちは、可視光に高感度のチャネルロドプシンとランタニドナノ粒子(レアメタル元素...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:腹部大動脈瘤ナノ粒子を含む研究件
❏大動脈瘤拡張・破裂予防に向けた薬学および力学的アプローチ(18H02886)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90571761)
【キーワード】Drug delivery system / 大動脈瘤 / ナノ粒子 / ピタバスタチン / シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の柱であるラット大動脈瘤モデルを用い、ナノミセルによるDrug Delivery systemの構築を試みた。ナノミセルに内包する薬剤は、電荷によって制限されてきたが、今回スタチンを内包することが可能となった。スタチンは高脂血症に対する治療薬であるとともに、抗炎症作用がある。今回ピタバスタチン内包ミセルが腹部大動脈瘤に集積していることが組織的に確認され、瘤縮小に関与していることが示された。 ...
❏動脈瘤壁をターゲットとした新規ドラッグデリバリーシステムの基礎検討(23591859)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90571761)
【キーワード】血管外科学 / drug delivery system / ナノミセル / 腹部大動脈瘤 / ドラッグデリバリー (他9件)
【概要】腹部大動脈瘤に対するdrug delivery systemの開発に際しての基礎的な知見を得るため,我々はラットモデルにおけるナノ粒子の特性を検討した.蛍光標識されたサイズ調節可能なナノ粒子であるpolyion complex hallow vesicle (PICsome)をラット腹部大動脈瘤モデルに全身投与することにより,ナノ粒子が腹部大動脈瘤に集積すること,その集積性が粒子サイズによって変化...
【医歯薬学】外科系臨床医学:超分子ナノ粒子を含む研究件
❏ボロン酸修飾高分子による細菌の簡易迅速識別・分離法の開発(18K14255)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】土戸 優志 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (40737219)
【キーワード】細菌 / 分子認識 / ボロン酸 / デンドリマー / 超分子 (他19件)
【概要】ボロン酸修飾デンドリマーを用いた細菌の検出法を開発した。本手法は、ボロン酸修飾デンドリマーを細菌を含む溶液に添加してボルテックス撹拌するだけの非常に簡易な方法で、細菌凝集を引き起こすことによって検出することができる。その検出感度は、濁度法では約100万 CFU/mL、蛍光法では約1万 CFU/mLである。検出時間は5分~数十分程度であり、従来法に比べて大幅に短い時間での、迅速な細菌検出を達成した。...
❏人工球状タンパク質超分子を用いたナノスケール相分離の実現とその応用(18K05324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川上 了史 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (60566800)
【キーワード】ナノ粒子 / 自己組織化 / 化学修飾 / 相分離 / タンパク質 (他9件)
【概要】人工タンパク質ナノ粒子TIP60は中空構造を有する分子である。TIP60の内部空間を疎水化すれば、内部空間に水に溶けない難溶性分子を水中で分散できるカプセルとして、あるいは、外部表面を疎水化すれば有機溶媒に溶けるカプセルとして利用できるのではないかと考え、研究を進めてきた。その結果、内部空間の疎水化と疎水性分子の内包、水中での分散には成功した。外部表面については、疎水性分子ではなく、両親媒性ポリマ...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ナノミセルナノ粒子を含む研究件
❏急性下肢虚血に対するナノ粒子を活用した新規治療戦略の構築(16K10652)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 博之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (10241994)
【キーワード】Nano-micelle / ischemia / ナノ粒子 / 虚血肢モデル / PICsome (他8件)
【概要】手術不能の重症末梢動脈疾患に対する血管新生療法には未解決の問題が多い。今回、新たな血管新生療法としてポリイオン複合体型ナノ粒子による側副血行路形成部位へのドラッグデリバリーシステムの開発を試みた。本研究に於いては、その粒子サイズを精密に調整することによって、全身投与での標的部位への集積効率を制御できることが明らかにされた。更に、側副血行路形成の促進が期待できるIL-1βを薬物として内包した粒子の合...
❏動脈瘤壁をターゲットとした新規ドラッグデリバリーシステムの基礎検討(23591859)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90571761)
【キーワード】血管外科学 / drug delivery system / ナノミセル / 腹部大動脈瘤 / ドラッグデリバリー (他9件)
【概要】腹部大動脈瘤に対するdrug delivery systemの開発に際しての基礎的な知見を得るため,我々はラットモデルにおけるナノ粒子の特性を検討した.蛍光標識されたサイズ調節可能なナノ粒子であるpolyion complex hallow vesicle (PICsome)をラット腹部大動脈瘤モデルに全身投与することにより,ナノ粒子が腹部大動脈瘤に集積すること,その集積性が粒子サイズによって変化...
【医歯薬学】外科系臨床医学:病理ナノ粒子を含む研究件
❏低侵襲性の反応性ナノ・マンガン造影剤開発による「MRI病理組織変性解析法」の創成(21H04966)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / 造影剤 / マンガン / ナノ粒子 / DDS (他7件)
【概要】
❏後天性FGF23関連低リン血症性骨軟化症の病因鑑別法の開発(18K09018)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊東 伸朗 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10731862)
【キーワード】低リン血症 / くる病 / 骨軟化症 / 骨粗鬆症 / FGF23 (他17件)
【概要】FGF23は骨で産生され腎臓に作用するリン調整ホルモンである。生後にFGF23分泌過剰により低リン血症性骨軟化症をおこす病気ではFGF23産生腫瘍による腫瘍性骨軟化症が最多だが、2-3割で原因腫瘍を確認できない。腫瘍性骨軟化症では骨のFGF23産生は生理的に抑制されているが、遺伝性FGF23関連疾患では抑制されていないため鑑別に利用できる。しかし従来の免疫染色はFGF23の抑制を検出する感度がない...
❏機能性ナノ・マンガン造影剤開発による「マンガン染色-MRI病理解析法」の創成(17H00860)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部・機能分子計測グループ, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / マンガン / 造影剤 / 病理診断 / 定量 (他12件)
【概要】分担者・宮島らが合成した超小粒径反応性MnOナノ粒子は、pH応答性を併せ持つ新たなMRI造影剤となった。ナノゲルによるMn錯体結合造影剤として、ゼラチンを基材に放射線架橋により極めて小粒径のナノ造影剤を開発し、良好な陽性造影効果および脳内に侵入しない安全性などが確認され論文発表を行った(Acta Biomater. 2021)。これは今後の臨床応用の可能性がある。超高解像MRI撮像法と病理組織との...
【医歯薬学】外科系臨床医学:ナノバイオナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子をビルディングブロックとした"大きくて小さい"ケージ型キャリアの創製(16K14468)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40723284)
【キーワード】ナノ粒子 / アッセンブリ / ビルディングブロック / DDS / ドラッグデリバリー (他13件)
【概要】金属や半導体など、非生分解性のナノ粒子を生体内で用いる際、粒子が体外に排泄されるためには粒径がシングル nm以下であることが必要だが、腫瘍組織への集積には100 nm程度が望ましい。このサイズのジレンマを解消するため、本研究では金ナノ粒子と有機半導体ポリマー蛍光ナノ粒子をビルディングブロックとして使用し、100 nm程度のナノ粒子集積体を作製した。作製された集積体は腫瘍環境に応答して一次粒子の状態...
❏高機能化タンパク質ナノスフィアによるがん細胞ターゲッティング(26289310)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小畠 英理 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (00225484)
【キーワード】タンパク質 / ナノ粒子 / DDS / 抗がん / 生体機能材料 (他10件)
【概要】疎水性温度応答性ポリペプチドとポリアスパラギン酸の融合タンパク質が、加温により直径30 nm程度の均一なナノスフィアを形成することが明らかとなった。このナノスフィアは、分子設計により表面に任意の機能タンパク質を提示することが可能であり、内部は疎水性コアを形成するため、疎水性化合物を容易に内包することができる。これを利用してがん細胞への特異的送達を行うため、表面に分子認識機能を有する分子を提示し、内...
❏ナノ帯電粒子-DNA複合体を用いた遺伝子トランジスタによる高感度遺伝子多型解析(17710107)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】坂田 利弥 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (70399400)
【キーワード】遺伝子トランジスタ / 遺伝子多型解析 / 電位計測 / ナノ粒子 / DNAチップ (他8件)
【概要】平成19年度は、平成18年度に実施したナノ帯電粒子の利用によるDNA検出の再現性を調査し精度の高いDNAハイブリダイゼーションの検出が可能であることがわかった。さらに、ナノ帯電粒子-DNA複合体を組み合わせた遺伝子トランジスタによる一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism, SNP)検出にライゲーションアッセイ法を利用する実験手法を確立した。ライゲーションアッセイ法...
【医歯薬学】歯学:ナノテクノロジーナノ粒子を含む研究件
❏MRリンパシステムイメージングに向けたナノ材料-環状錯体複合型造影剤の開発(21K07713)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松本 知博 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (30710983)
【キーワード】リンパシステム / MRリンパシステムイメージング / ナノダイヤモンド / MRI / ナノ粒子 (他7件)
【概要】低侵襲で簡便な リンパシステムイメージング技術は未確立である.その中で,磁気共鳴画像法(MRI)によるリンパシステムの画像化(MRリンパシステムイメージング)が,有望視されている.本研究の目的は,MRリンパシステムイメージング確立のため,ナノダイヤモンド-環状型Gd錯体複合体MRI造影剤を開発することである. この開発によって,これまで困難であったMRリンパシステムイメージングを日常臨床で可能にす...
❏後天性FGF23関連低リン血症性骨軟化症の病因鑑別法の開発(18K09018)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】伊東 伸朗 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10731862)
【キーワード】低リン血症 / くる病 / 骨軟化症 / 骨粗鬆症 / FGF23 (他17件)
【概要】FGF23は骨で産生され腎臓に作用するリン調整ホルモンである。生後にFGF23分泌過剰により低リン血症性骨軟化症をおこす病気ではFGF23産生腫瘍による腫瘍性骨軟化症が最多だが、2-3割で原因腫瘍を確認できない。腫瘍性骨軟化症では骨のFGF23産生は生理的に抑制されているが、遺伝性FGF23関連疾患では抑制されていないため鑑別に利用できる。しかし従来の免疫染色はFGF23の抑制を検出する感度がない...
❏抗炎症性脂質を内包化したナノ粒子による血管疾患治療における新たな治療戦略開発(17K10748)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】赤木 大輔 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (20464753)
【キーワード】ナノ粒子 / 抗炎症作用 / 内膜肥厚 / 血管外科 / Drug delivery system (他17件)
【概要】血管疾患は炎症を基盤とするものが多い。また、血管外科手術治療であるバイパス手術や血管内治療後に惹起される内膜肥厚はグラフトの開存などの治療成績を損なう大きな問題であるが、炎症がそのメカニズムの基盤となっている。その制御のために抗炎症脂質や核酸(マイクロRNAなど) などの抗炎症物質に注目した。抗炎症物質の血管平滑筋細胞への作用や抗炎症物質を内包したナノ粒子を作成し検討した。平滑筋細胞に対する抗炎症...
【医歯薬学】歯学:光操作ナノ粒子を含む研究件
❏ランタニドナノ粒子の光特性を利用する膜タンパク質光操作分析法の創発(18K19092)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】小澤 岳昌 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40302806)
【キーワード】アップコンバージョン / 光操作 / ナノ粒子 / 膜タンパク質 / オプトジェネティクス (他7件)
【概要】特定の細胞膜レセプターの活性を近赤外光により操作する新たな分析法を開発した.近赤外光を吸収し青色光を放出するアップコンバージョン粒子(LNP)をマウス肝臓に滞留させることに成功した.一方,青色光で操作可能な細胞膜リセプターを独自に開発し,マウス肝臓にアデノウィルスを用いて発現させた.マウス腹部に近赤外光を照射したところ,近赤外光を吸収したLNPが肝臓内で青色光を放出し,細胞膜リセプター活性を上昇さ...
❏アップコンバージョン効果による近赤外オプトジェネティクス(15K15025)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】八尾 寛 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (00144353)
【キーワード】光遺伝学 / 近赤外光駆動 / アップコンバージョン / ナノ粒子 / チャネルロドプシン (他13件)
【概要】光遺伝学(オプトジェネティクス)は、動物の狙った神経細胞に光感受性機能タンパク質を作らせ、光のオン・オフで神経細胞の活動を制御する革新技術です。近赤外光(波長、650-1450 nm)は、可視光に比べ組織透過性に優れ、体表から脳の中まで信号を送ることができます。しかし、この信号を受け取る仕組みが今までありませんでした。私たちは、可視光に高感度のチャネルロドプシンとランタニドナノ粒子(レアメタル元素...
【医歯薬学】薬学:近赤外光ナノ粒子を含む研究件
❏界面活性剤を含まないナフタロシアニンナノ粒子の作製と光音響イメージングへの応用(19K05398)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (00422527)
【キーワード】レーザー / ナノ粒子 / 近赤外光 / 光音響 / フタロシアニン (他6件)
【概要】2021年度には、ナフタロシアニンと同系列で様々な特性が既に多く調べられているフタロシアニンに関して、比較として中心金属がないものを主に検討を進めた。 フタロシアニンに対して、超純水中でレーザーフルエンスを振って532 nmのレーザー光を照射すると、走査電子顕微鏡観察により、レーザーフルエンスが増加すると共に微細化が進行し、柱状のミクロンサイズの原料が、1次粒径および2次粒径が数百ナノメートルから...
❏アップコンバージョン効果による近赤外オプトジェネティクス(15K15025)
【研究テーマ】生理学一般
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】八尾 寛 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (00144353)
【キーワード】光遺伝学 / 近赤外光駆動 / アップコンバージョン / ナノ粒子 / チャネルロドプシン (他13件)
【概要】光遺伝学(オプトジェネティクス)は、動物の狙った神経細胞に光感受性機能タンパク質を作らせ、光のオン・オフで神経細胞の活動を制御する革新技術です。近赤外光(波長、650-1450 nm)は、可視光に比べ組織透過性に優れ、体表から脳の中まで信号を送ることができます。しかし、この信号を受け取る仕組みが今までありませんでした。私たちは、可視光に高感度のチャネルロドプシンとランタニドナノ粒子(レアメタル元素...
【医歯薬学】薬学:触媒・化学プロセスナノ粒子を含む研究件
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
❏蛍光分光XAFSによる金・白金ナノ粒子および助触媒サイトの状態識別観測の研究(17550073)
【研究テーマ】分析化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2006
【研究代表者】泉 康雄 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 講師 (50251666)
【キーワード】触媒・化学プロセス / 放射線・X線・粒子線 / ナノ材料 / 構造・機能材料 / 解析・評価 (他10件)
【概要】本研究は、研究代表者が継続して行なっている状態識別XAFS(X線吸収微細構造)を用いた触媒および環境材料の研究の延長として行なった。白金-すず触媒について、すずK端の自然幅ブロード化を抑止したSn Kα_1選択状態識別XAFSを測定し、SiO_2表面に1nm程度に高分散したPt粒子に吸着したSnサイトの存在を示し、その電子状態を提示した。また均一な粒径分布をもつAu/TiO_2触媒を体系的に合成し...
【医歯薬学】薬学:造影剤ナノ粒子を含む研究件
❏MRリンパシステムイメージングに向けたナノ材料-環状錯体複合型造影剤の開発(21K07713)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】松本 知博 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (30710983)
【キーワード】リンパシステム / MRリンパシステムイメージング / ナノダイヤモンド / MRI / ナノ粒子 (他7件)
【概要】低侵襲で簡便な リンパシステムイメージング技術は未確立である.その中で,磁気共鳴画像法(MRI)によるリンパシステムの画像化(MRリンパシステムイメージング)が,有望視されている.本研究の目的は,MRリンパシステムイメージング確立のため,ナノダイヤモンド-環状型Gd錯体複合体MRI造影剤を開発することである. この開発によって,これまで困難であったMRリンパシステムイメージングを日常臨床で可能にす...
❏低侵襲性の反応性ナノ・マンガン造影剤開発による「MRI病理組織変性解析法」の創成(21H04966)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / 造影剤 / マンガン / ナノ粒子 / DDS (他7件)
【概要】
❏機能性ナノ・マンガン造影剤開発による「マンガン染色-MRI病理解析法」の創成(17H00860)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部・機能分子計測グループ, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / マンガン / 造影剤 / 病理診断 / 定量 (他12件)
【概要】分担者・宮島らが合成した超小粒径反応性MnOナノ粒子は、pH応答性を併せ持つ新たなMRI造影剤となった。ナノゲルによるMn錯体結合造影剤として、ゼラチンを基材に放射線架橋により極めて小粒径のナノ造影剤を開発し、良好な陽性造影効果および脳内に侵入しない安全性などが確認され論文発表を行った(Acta Biomater. 2021)。これは今後の臨床応用の可能性がある。超高解像MRI撮像法と病理組織との...
【医歯薬学】薬学:自己組織化ナノ粒子を含む研究件
❏エントロピー誘起相互作用による自己組織化ソフトマテリアルの創製(20K05623)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】浅井 誠 慶應義塾大学, グローバルリサーチインスティテュート(三田), 特任教授 (80609941)
【キーワード】コロイド / ナノ粒子 / 高分子 / 自己組織化 / 分子動力学 (他10件)
【概要】フォトニック結晶の分野では、自発的に形成される様々な結晶構造を実現するためのフレームを開発することが中心的な課題の1つとなっている。特に簡単な方法として、コロイド結晶を用いる方法があるが、コロイド結晶のバリエーションは限られており、その構造は壊れやすい。そこで、本研究では強靭な結晶構造を形成する可能性を持つPGNPに着目する。具体的には、本研究では高分子グラフトナノ粒子(PGNP)の多形構造を予測...
❏人工球状タンパク質超分子を用いたナノスケール相分離の実現とその応用(18K05324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川上 了史 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (60566800)
【キーワード】ナノ粒子 / 自己組織化 / 化学修飾 / 相分離 / タンパク質 (他9件)
【概要】人工タンパク質ナノ粒子TIP60は中空構造を有する分子である。TIP60の内部空間を疎水化すれば、内部空間に水に溶けない難溶性分子を水中で分散できるカプセルとして、あるいは、外部表面を疎水化すれば有機溶媒に溶けるカプセルとして利用できるのではないかと考え、研究を進めてきた。その結果、内部空間の疎水化と疎水性分子の内包、水中での分散には成功した。外部表面については、疎水性分子ではなく、両親媒性ポリマ...
❏レーザ照射によるSiマイクロピラーの高速生成と次世代Liイオン電池への応用探索(17K18833)
【研究テーマ】材料力学、生産工学、設計工学およびその関連分野
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2019-03-31
【研究代表者】閻 紀旺 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (40323042)
【キーワード】リチウムイオン電池 / シリコン負極 / レーザ照射 / マイクロピラー / 単結晶シリコン (他13件)
【概要】現在電子機器の消費電力の増加やスマートハウス,電気自動車などへの応用に伴い,リチウムイオン電池の高容量化が求められている.一方,半導体分野でSiウエハの生産においてワイヤソーによるインゴットの切断の際粒度がμmオーダーのSi粉末が切りくずとして大量に排出されいる.本研究では,銅箔上へ塗布された廃Si粉末へのナノ秒パルスレーザ照射を行った.その結果,Siマイクロピラーの形成に成功し,レーザフルエンス...
【医歯薬学】薬学:パラジウムナノ粒子を含む研究件
❏金属間化合物の触媒作用の解明およびナノ粒子化による新規な高機能触媒の創成(23360353)
【研究テーマ】機能物性化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 触媒 / 合金 / 水素化 / 脱水素 (他21件)
【概要】特殊な合金である金属間化合物の触媒としての可能性を明らかにすることを目的とした。金属間化合物微粒子の調製法を検討し、シリカ、アルミナなどの担体の表面に直径10 nm以下の単一相微粒子を形成することに成功した。Ptなどの貴金属とPbなどの典型元素との金属間化合物が、官能基選択的水素化や酸化脱水素などの反応に高い選択性を示すことを見出した。化合物表面における原子の幾何学的配列および電子状態を求め、それ...
❏新規ノン・ホスゲンDPC合成法の開拓(23656508)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】山中 一郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (90240051)
【キーワード】触媒反応 / ノン / ホスゲン法 / 炭酸ジフェニル / パラジウム (他14件)
【概要】ポリカーボネートの基幹原料である炭酸ジフェニル(DPC)の新合成法を開発した.通常DPC合成は猛毒のホスゲンを用いて行われているが,本研究においてホスゲンを用いない新規ノンホスゲン直接合成法を開発した.DPCは加水分解されるため酸素を用いたカルボニル化は不的確である.本研究において,パラジウム電極触媒を開発することで水が副生しない電解酸化カルボニル化によるDPCの直接合成を実現すると共に反応機構を...
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
【医歯薬学】薬学:DNA損傷ナノ粒子を含む研究件
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
❏ソフト溶液化学反応によるシリカ被覆セリアナノ粒子の合成と紫外線遮蔽特性(13555239)
【研究テーマ】無機工業化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】佐藤 次雄 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (90091694)
【キーワード】ソフト溶液反応 / セリアナノ粒子 / 紫外線遮蔽特性 / 可視光透明性 / 光触媒活性 (他17件)
【概要】塩化セリウム水溶液と水酸化ナトリウム水溶液を40℃で反応させた後、過酸化水素と反応させるソフト溶液反応により、セリアナノ粒子を合成し、セリアの形態、酸化触媒活性、光触媒活性、紫外線遮蔽能および可視部での透明性について評価した。試料の形態は、反応pHおよび金属イオンの固溶により著しく変化し、pH12付近のアルカリ性水溶液中では柱状、pH6〜7の中性水溶液中では球状の試料が得られ、カルシウムイオンや亜...
【医歯薬学】薬学:上皮細胞ナノ粒子を含む研究件
❏3次元組織培養における局所環境制御のためのハイドロゲルシステムの開発(21F20708)
【研究テーマ】
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2021-04-28 - 2022-03-31
【研究代表者】竹内 昌治 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (90343110)
【キーワード】Nanoparticles / hydrogel / controlled release / DNA / photothermal effect (他8件)
【概要】The focus of my research was the development of various nanoparticle systems that could be introduced into commercial hydrogels to tune their properties. Together with a collaborator, I developed a me...
❏初代培養細胞群からの生理学的肺胞モデルの構築と経肺吸収率予測への利用(26550046)
【研究テーマ】環境影響評価
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】酒井 康行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00235128)
【キーワード】細胞・組織 / 生物・生体工学 / 環境 / 薬学 / 培養モデル (他12件)
【概要】二重底培養器 (カルチャーインサート) 内にラット初代培養細胞のみを用いて肺胞上皮細胞と肺胞マクロファージによる共培養を形成した肺胞組織モデルを確立した.第二に,肺胞近傍の各組織を一定容量,一定濃度の液体の「箱」とみなす“コンパートメントモデル”を用いて,コンパートメント間のナノ粒子の移行速度を濃度の一次に依存するとした物質収支式で記述することにより,組織モデルの定量結果に基づく数理シミュレーショ...
【医歯薬学】薬学:ルテニウムナノ粒子を含む研究件
❏セラミックス材料の構造制御に立脚した高機能選択酸化触媒の開発(15H04184)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】鎌田 慶吾 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (40451801)
【キーワード】ペロブスカイト / 分子状酸素 / 選択酸化 / 金属酸化物 / ナノ粒子 (他13件)
【概要】錯体重合法により合成した六方晶ペロブスカイト型酸化物SrMnO3(SMO)が、O2を用いた液相選択酸化反応に有効であることを見いだした。アルコールの空気酸化反応に対するSMOの触媒活性は典型的なマンガン系酸化物触媒よりも高く、回収触媒は酸化雰囲気下での熱処理などを必要とせずに触媒性能の低下なく再使用可能であった。さらに、アモルファス前駆体調製の重要性に着目し、高表面積をもつペロブスカイト型酸化物の...
❏面構造制御ナノ金属粒子触媒の開発研究(14205115)
【研究テーマ】触媒・化学プロセス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2004
【研究代表者】秋鹿 研一 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (20016736)
【キーワード】表面構造効果 / ナノ粒子 / 白金 / ルテニウム / アルミナ (他8件)
【概要】含窒素感温性ポリマー存在下、塩化白金酸を水素で還元し、Pt(100)面を有する立方体白金粒子を70%の選択率で得ることに成功した。これをアルミナに担持し、NOとメタンの反応に用いた。500℃処理してもその特徴が残り、通常触媒と反応選択性が大きく異なることを見出した。調製方法を変えることにより、(111)表面を持つ正四面体白金ナノ粒子も開発した。このように単結晶でしか研究できなかった表面構造効果の成...
【医歯薬学】薬学:MRIナノ粒子を含む研究件
❏小区分37030:ケミカルバイオロジー関連(0)
【研究テーマ】2019
【研究種目】MRI
【研究期間】プローブ
【研究代表者】脳機能イメージング
【キーワード】ナノ粒子
【概要】低侵襲で簡便な リンパシステムイメージング技術は未確立である.その中で,磁気共鳴画像法(MRI)によるリンパシステムの画像化(MRリンパシステムイメージング)が,有望視されている.本研究の目的は,MRリンパシステムイメージング確立のため,ナノダイヤモンド-環状型Gd錯体複合体MRI造影剤を開発することである. この開発によって,これまで困難であったMRリンパシステムイメージングを日常臨床で可能にす...
❏低侵襲性の反応性ナノ・マンガン造影剤開発による「MRI病理組織変性解析法」の創成(21H04966)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / 造影剤 / マンガン / ナノ粒子 / DDS (他7件)
【概要】
❏磁性ナノプローブによる高感度全脳機能イメージング(19K15719)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡田 智 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (70785229)
【キーワード】MRI / プローブ / 脳機能イメージング / ナノ粒子
【概要】脳機能の解明には、神経細胞間の情報伝達に関わる神経伝達物質を観察する技術が必要不可欠である。一方、脳深部の伝達物質を観察する手法は限られており、新たな技術の開発が望まれていた。本研究では、ドーパミン、セロトニン、グルコースに応答し、MRI画像コントラストが変化する造影剤の開発に成功した。これらの造影剤とMRIの併用によって、脳深部や広域における神経伝達物質の観察を初めて達成できると考えられる。 ...
【医歯薬学】薬学:ドラッグ・デリバリー・システムナノ粒子を含む研究件
❏大動脈瘤拡張・破裂予防に向けた薬学および力学的アプローチ(18H02886)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (90571761)
【キーワード】Drug delivery system / 大動脈瘤 / ナノ粒子 / ピタバスタチン / シミュレーション (他14件)
【概要】本研究の柱であるラット大動脈瘤モデルを用い、ナノミセルによるDrug Delivery systemの構築を試みた。ナノミセルに内包する薬剤は、電荷によって制限されてきたが、今回スタチンを内包することが可能となった。スタチンは高脂血症に対する治療薬であるとともに、抗炎症作用がある。今回ピタバスタチン内包ミセルが腹部大動脈瘤に集積していることが組織的に確認され、瘤縮小に関与していることが示された。 ...
❏抗炎症性脂質を内包化したナノ粒子による血管疾患治療における新たな治療戦略開発(17K10748)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】赤木 大輔 東京大学, 医学部附属病院, 特任研究員 (20464753)
【キーワード】ナノ粒子 / 抗炎症作用 / 内膜肥厚 / 血管外科 / Drug delivery system (他17件)
【概要】血管疾患は炎症を基盤とするものが多い。また、血管外科手術治療であるバイパス手術や血管内治療後に惹起される内膜肥厚はグラフトの開存などの治療成績を損なう大きな問題であるが、炎症がそのメカニズムの基盤となっている。その制御のために抗炎症脂質や核酸(マイクロRNAなど) などの抗炎症物質に注目した。抗炎症物質の血管平滑筋細胞への作用や抗炎症物質を内包したナノ粒子を作成し検討した。平滑筋細胞に対する抗炎症...
❏動脈瘤壁をターゲットとした新規ドラッグデリバリーシステムの基礎検討(23591859)
【研究テーマ】外科学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】保科 克行 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90571761)
【キーワード】血管外科学 / drug delivery system / ナノミセル / 腹部大動脈瘤 / ドラッグデリバリー (他9件)
【概要】腹部大動脈瘤に対するdrug delivery systemの開発に際しての基礎的な知見を得るため,我々はラットモデルにおけるナノ粒子の特性を検討した.蛍光標識されたサイズ調節可能なナノ粒子であるpolyion complex hallow vesicle (PICsome)をラット腹部大動脈瘤モデルに全身投与することにより,ナノ粒子が腹部大動脈瘤に集積すること,その集積性が粒子サイズによって変化...
【医歯薬学】薬学:光増感剤ナノ粒子を含む研究件
❏金属酸化物ナノシートと第一遷移金属酸化物ナノ粒子からなる可視光水分解光触媒(19H02511)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】前田 和彦 東京工業大学, 理学院, 准教授 (40549234)
【キーワード】人工光合成 / 光触媒 / 光増感剤 / ナノシート / 過渡吸収分光 (他9件)
【概要】膨大な太陽光エネルギーと地球上に豊富な水から水素を作り出すことができれば、再生可能なクリーンエネルギー製造の観点から社会に大きなインパクトを与えると期待できる。そのような太陽光水素製造技術のひとつとして、強い可視光吸収能を有する金属錯体と安定な金属酸化物半導体粉末を組み合わせたハイブリッド型光触媒による、水からの水素生成反応が注目されている。 本研究では、フラックス法により高結晶性の HCa2Nb...
❏人工球状タンパク質超分子を用いたナノスケール相分離の実現とその応用(18K05324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川上 了史 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (60566800)
【キーワード】ナノ粒子 / 自己組織化 / 化学修飾 / 相分離 / タンパク質 (他9件)
【概要】人工タンパク質ナノ粒子TIP60は中空構造を有する分子である。TIP60の内部空間を疎水化すれば、内部空間に水に溶けない難溶性分子を水中で分散できるカプセルとして、あるいは、外部表面を疎水化すれば有機溶媒に溶けるカプセルとして利用できるのではないかと考え、研究を進めてきた。その結果、内部空間の疎水化と疎水性分子の内包、水中での分散には成功した。外部表面については、疎水性分子ではなく、両親媒性ポリマ...
❏光機能性DNAのナノサイエンス(17105005)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【研究代表者】真嶋 哲朗 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (00165698)
【キーワード】DNA / 光機能性 / 電荷分離 / 電荷移動 / DNA光損傷 (他24件)
【概要】様々な光機能性クロモフォアを修飾したDNAを用いて、DNA内の光電荷分離、電荷移動機構を明らかにし、高効率・長寿命電荷分離を実現した。さらに、光機能性DNA分子ワイヤー、光エネルギー変換などの光電変換デバイスや、高効率DNA損傷法への展開を行い、DNA光ナノサイエンスの創製を試みた。 ...
【医歯薬学】薬学:触媒ナノ粒子を含む研究件
❏サブナノ粒子の動力学作用を活用した高難度多電子移動反応の加速(22H02091)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】サブナノ粒子 / ナノ粒子 / 触媒
【概要】
❏動的金属ナノ粒子の機構解明(19H02535)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】電子顕微鏡 / クラスター / ナノ粒子 / サブナノ粒子 / 原子動態 (他8件)
【概要】金属ナノ粒子やクラスターの触媒活性を決定する本質的要因はなにか?この問いは構成原子数により大きく異なるクラスター触媒の活性が見出されてから長らく疑問とされてきたものであり、特に構造的要因は特に未解明な部分が多く、クラウターの特性を考えるうえで理解を深める必要があった。そこで研究代表者らは原子分解能電子顕微鏡を用いてクラスターの原子動態をリアルタイムで観測し、原子配列構造のダイナミクスについて重要な...
❏機能性メタロマクロサイクルクラスターの創製(16H04115)
【研究テーマ】無機化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】今岡 享稔 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (80398635)
【キーワード】白金 / クラスター / 触媒 / 金属クラスター / 銀 (他12件)
【概要】[PtL2]5から[PtL2]12までの多核錯体がすべて生成し、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)にて単離可能であることを見出した。これら構成原子数の明確な白金チオラート[PtL2]xを原料として、Pt-S結合の解離によるチオール脱保護を行うことによって構成原子数が明確な超微小白金クラスター(Pt5-Pt12)を合成した。 ...
【医歯薬学】薬学:受容体ナノ粒子を含む研究件
❏ランタニドナノ粒子の光特性を利用する膜タンパク質光操作分析法の創発(18K19092)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2022-03-31
【研究代表者】小澤 岳昌 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40302806)
【キーワード】アップコンバージョン / 光操作 / ナノ粒子 / 膜タンパク質 / オプトジェネティクス (他7件)
【概要】特定の細胞膜レセプターの活性を近赤外光により操作する新たな分析法を開発した.近赤外光を吸収し青色光を放出するアップコンバージョン粒子(LNP)をマウス肝臓に滞留させることに成功した.一方,青色光で操作可能な細胞膜リセプターを独自に開発し,マウス肝臓にアデノウィルスを用いて発現させた.マウス腹部に近赤外光を照射したところ,近赤外光を吸収したLNPが肝臓内で青色光を放出し,細胞膜リセプター活性を上昇さ...
❏新しい電子顕微鏡タグの開発と生体内分子の絶対数計測(15651062)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】重本 隆一 生理学研究所, 大脳皮質機能研究系, 教授 (20221294)
【キーワード】金クラスター / 分子数計測 / 受容体 / イオンチャネル / タグ (他11件)
【概要】生体分子の絶対数の定量を目的として、メタルチオネインを融合させた蛋白質を細胞に発現させメタルゴールドをその場で形成させる実験を行った。しかし、生体に存在するメタルチオネインに金イオンを結合させたあと還元しても、メタルチオネインのノックアウト動物と金標識の有意な差を見出す事はできず、in situの金クラスターの形成はメタルチオネイン以外の理由による核形成に伴って起こっている事が明らかとなった。そこ...
【医歯薬学】薬学:生体分子ナノ粒子を含む研究件
❏高機能化タンパク質ナノスフィアによるがん細胞ターゲッティング(26289310)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小畠 英理 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (00225484)
【キーワード】タンパク質 / ナノ粒子 / DDS / 抗がん / 生体機能材料 (他10件)
【概要】疎水性温度応答性ポリペプチドとポリアスパラギン酸の融合タンパク質が、加温により直径30 nm程度の均一なナノスフィアを形成することが明らかとなった。このナノスフィアは、分子設計により表面に任意の機能タンパク質を提示することが可能であり、内部は疎水性コアを形成するため、疎水性化合物を容易に内包することができる。これを利用してがん細胞への特異的送達を行うため、表面に分子認識機能を有する分子を提示し、内...
❏質量分析用高性能標識試薬の開発と生体分子の高感度分析(24590047)
【研究テーマ】物理系薬学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】三田 智文 東京大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30187306)
【キーワード】標識試薬 / 質量分析 / クロマトグラフィー / 生体分子 / 新生児マススクリーニング (他9件)
【概要】近年、高速液体クロマトグラフィー(LC)とタンデム型質量分析計(MS/MS)を組み合わせたLC/MS/MS が広く用いられている。そこで、LC/MS/MS における検出感度および選択性の向上を目的として、LC/MS/MS用の標識試薬を作製することを目的として研究を行った。また、作製した標識試薬を用いて疾患のマーカーとなる生体分子の高感度な分析法を開発した。本研究で開発した分析法は、先天性代謝異常症...
【医歯薬学】薬学:蛍光ナノ粒子を含む研究件
❏ボロン酸修飾高分子による細菌の簡易迅速識別・分離法の開発(18K14255)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】土戸 優志 早稲田大学, 理工学術院, 講師(任期付) (40737219)
【キーワード】細菌 / 分子認識 / ボロン酸 / デンドリマー / 超分子 (他19件)
【概要】ボロン酸修飾デンドリマーを用いた細菌の検出法を開発した。本手法は、ボロン酸修飾デンドリマーを細菌を含む溶液に添加してボルテックス撹拌するだけの非常に簡易な方法で、細菌凝集を引き起こすことによって検出することができる。その検出感度は、濁度法では約100万 CFU/mL、蛍光法では約1万 CFU/mLである。検出時間は5分~数十分程度であり、従来法に比べて大幅に短い時間での、迅速な細菌検出を達成した。...
❏太陽電池の効率を改善するAgゼオライト蛍光ナノ粒子を利用した透明波長変換膜の開発(17K18098)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】磯 由樹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 助教 (00769705)
【キーワード】蛍光体 / ナノ粒子 / ゼオライト / Agクラスター / 波長変換膜 (他11件)
【概要】太陽電池の発電効率を改善する方法として、発電に利用できない近紫外光を可視光に変換する透明な波長変換膜の利用が提案されている。本研究では波長変換材料として、ゼオライト骨格内に蛍光性Agクラスターを担持した、Agゼオライト蛍光ナノ粒子に着目した。まずX線照射による蛍光特性の改善について評価を行った。作製したAgゼオライトにPdの特性X線を照射すると、蛍光強度の増大が見られた。これは、ゼオライト内で蛍光...
❏液中レーザーアブレーションによる蛍光ナノ粒子形成の機構解明と医工学応用(25390014)
【研究テーマ】ナノ材料化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】和田 裕之 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 准教授 (00422527)
【キーワード】アップコンバージョン / 蛍光体 / ナノ粒子 / レーザー / がん治療 (他10件)
【概要】水中の物質に集光パルスレーザー光を照射する「液中レーザーアブレーション」によりアップコンバージョンナノ粒子を作製し、がん細胞を用いた実験によりこのナノ粒子ががん治療に利用可能であることを示した。このがん治療法としては光線力学的療法を用いており、従来、この治療法では大きながんや深部のがんは治療できないが、アップコンバージョンナノ粒子と生体透過性の高い近赤外光を用いると、この問題を克服できる可能性があ...
【医歯薬学】薬学:プローブナノ粒子を含む研究件
❏磁性ナノプローブによる高感度全脳機能イメージング(19K15719)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岡田 智 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (70785229)
【キーワード】MRI / プローブ / 脳機能イメージング / ナノ粒子
【概要】脳機能の解明には、神経細胞間の情報伝達に関わる神経伝達物質を観察する技術が必要不可欠である。一方、脳深部の伝達物質を観察する手法は限られており、新たな技術の開発が望まれていた。本研究では、ドーパミン、セロトニン、グルコースに応答し、MRI画像コントラストが変化する造影剤の開発に成功した。これらの造影剤とMRIの併用によって、脳深部や広域における神経伝達物質の観察を初めて達成できると考えられる。 ...
❏分子レベルで神経活動を可視化するMRIプローブの開発(18H05985)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2018-08-24 - 2020-03-31
【研究代表者】岡田 智 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (70785229)
【キーワード】MRI / プローブ / 神経伝達物質 / ナノ粒子
【概要】脳科学研究に汎用されるfunctional MRIは、脳広域の神経活動を網羅的に観察できる一方、低感度で分子特異性がない等の問題を有する。これらの問題を解決できれば、高次脳機能の理解や中枢神経疾患の創薬研究が大きく進展すると考えられる。そこで、脳神経活動を分子レベルで可視化するMRIプローブの開発を目的として研究を行った。 Bacillus megaterium由来シトクロムP450-BM3のヘム...
【医歯薬学】薬学:タンパク質ナノ粒子を含む研究件
❏人工球状タンパク質超分子を用いたナノスケール相分離の実現とその応用(18K05324)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】川上 了史 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (60566800)
【キーワード】ナノ粒子 / 自己組織化 / 化学修飾 / 相分離 / タンパク質 (他9件)
【概要】人工タンパク質ナノ粒子TIP60は中空構造を有する分子である。TIP60の内部空間を疎水化すれば、内部空間に水に溶けない難溶性分子を水中で分散できるカプセルとして、あるいは、外部表面を疎水化すれば有機溶媒に溶けるカプセルとして利用できるのではないかと考え、研究を進めてきた。その結果、内部空間の疎水化と疎水性分子の内包、水中での分散には成功した。外部表面については、疎水性分子ではなく、両親媒性ポリマ...
❏高機能化タンパク質ナノスフィアによるがん細胞ターゲッティング(26289310)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小畠 英理 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (00225484)
【キーワード】タンパク質 / ナノ粒子 / DDS / 抗がん / 生体機能材料 (他10件)
【概要】疎水性温度応答性ポリペプチドとポリアスパラギン酸の融合タンパク質が、加温により直径30 nm程度の均一なナノスフィアを形成することが明らかとなった。このナノスフィアは、分子設計により表面に任意の機能タンパク質を提示することが可能であり、内部は疎水性コアを形成するため、疎水性化合物を容易に内包することができる。これを利用してがん細胞への特異的送達を行うため、表面に分子認識機能を有する分子を提示し、内...
❏タンパク質のみを構成成分とする高機能ナノ粒子の構築(21651050)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】小畠 英理 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 准教授 (00225484)
【キーワード】タンパク質 / ナノ粒子 / エラスチン / 自己集合 / 遺伝子工学 (他6件)
【概要】本申請課題は、タンパク質のみを構成成分とする高機能ナノ粒子の構築を目的として行った。エラスチン由来のポリペンタペプチド(GVGVP)nは、周囲の温度上昇に応答して構造変化を起こし自己集合する性質を持っている。そこでこの配列をベースにしたタンパク質を遺伝子工学的に合成し、温度応答特性を有する粒子状ナノ構造体を構築する。タンパク質のみを構成成分とするため、高度な機能を容易に付与することが可能であり、か...
【医歯薬学】薬学:DDSナノ粒子を含む研究件
❏低侵襲性の反応性ナノ・マンガン造影剤開発による「MRI病理組織変性解析法」の創成(21H04966)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2021-04-05 - 2026-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / 造影剤 / マンガン / ナノ粒子 / DDS (他7件)
【概要】
❏酸素産生ナノ粒子を用いた革新的細胞組織移植法の確立(18K19938)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】長瀬 健一 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (10439838)
【キーワード】バイオマテリアル / 再生医療 / 組織工学 / DDS / 細胞組織 (他11件)
【概要】本研究課題では、ポリ乳酸-ポリグリコール酸共重合体(PLGA)という生体内で分解する材料を原料としたナノ粒子の開発をおこなった。電圧をかけながら、原料の溶液を噴射する粒子の作製方法(エレクトロスプレー法)を用いて、電圧や原料溶液の組成を調節することで、ナノ粒子の形状、粒子径、生体条件での分解速度を制御することが可能となった。開発したナノ粒子を細胞と一緒に移植することで、移植した細胞の機能を改善でき...
❏機能性ナノ・マンガン造影剤開発による「マンガン染色-MRI病理解析法」の創成(17H00860)
【研究テーマ】生体医工学・生体材料学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】青木 伊知男 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部・機能分子計測グループ, 上席研究員 (10319519)
【キーワード】MRI / マンガン / 造影剤 / 病理診断 / 定量 (他12件)
【概要】分担者・宮島らが合成した超小粒径反応性MnOナノ粒子は、pH応答性を併せ持つ新たなMRI造影剤となった。ナノゲルによるMn錯体結合造影剤として、ゼラチンを基材に放射線架橋により極めて小粒径のナノ造影剤を開発し、良好な陽性造影効果および脳内に侵入しない安全性などが確認され論文発表を行った(Acta Biomater. 2021)。これは今後の臨床応用の可能性がある。超高解像MRI撮像法と病理組織との...
【医歯薬学】薬学:ドラックデリバリーナノ粒子を含む研究件
❏ナノ粒子への異物認識を巧みに利用/制御した新規アルツハイマー病治療システムの開発(19K15364)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2019-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (40723284)
【キーワード】アミロイドβ / 医用ナノ粒子 / バイオマーカー / ターゲティング / アルツハイマー病 (他12件)
【概要】ナノ粒子を薬物送達に使用する際には粒子が免疫系に”ゴミ”として認識され貪食されてしまうことが課題であった。本研究ではこれを逆手にとり、アルツハイマー病の原因とされるAβに金ナノ粒子を特異的に結合させ、Aβと共にミクログリア細胞に効率的に除去させる新たなアルツハイマー病治療法の開発を目指した。金ナノ粒子の表面にAβ結合性色素であるコンゴーレッド(CR)を修飾し、Aβ標的ナノ粒子を合成した。合成した粒...
❏ナノ粒子をビルディングブロックとした"大きくて小さい"ケージ型キャリアの創製(16K14468)
【研究テーマ】反応工学・プロセスシステム
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】太田 誠一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (40723284)
【キーワード】ナノ粒子 / アッセンブリ / ビルディングブロック / DDS / ドラッグデリバリー (他13件)
【概要】金属や半導体など、非生分解性のナノ粒子を生体内で用いる際、粒子が体外に排泄されるためには粒径がシングル nm以下であることが必要だが、腫瘍組織への集積には100 nm程度が望ましい。このサイズのジレンマを解消するため、本研究では金ナノ粒子と有機半導体ポリマー蛍光ナノ粒子をビルディングブロックとして使用し、100 nm程度のナノ粒子集積体を作製した。作製された集積体は腫瘍環境に応答して一次粒子の状態...
❏急性下肢虚血に対するナノ粒子を活用した新規治療戦略の構築(16K10652)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 博之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (10241994)
【キーワード】Nano-micelle / ischemia / ナノ粒子 / 虚血肢モデル / PICsome (他8件)
【概要】手術不能の重症末梢動脈疾患に対する血管新生療法には未解決の問題が多い。今回、新たな血管新生療法としてポリイオン複合体型ナノ粒子による側副血行路形成部位へのドラッグデリバリーシステムの開発を試みた。本研究に於いては、その粒子サイズを精密に調整することによって、全身投与での標的部位への集積効率を制御できることが明らかにされた。更に、側副血行路形成の促進が期待できるIL-1βを薬物として内包した粒子の合...
【医歯薬学】薬学:虚血ナノ粒子を含む研究件
❏酸素産生ナノ粒子を用いた革新的細胞組織移植法の確立(18K19938)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【研究代表者】長瀬 健一 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (10439838)
【キーワード】バイオマテリアル / 再生医療 / 組織工学 / DDS / 細胞組織 (他11件)
【概要】本研究課題では、ポリ乳酸-ポリグリコール酸共重合体(PLGA)という生体内で分解する材料を原料としたナノ粒子の開発をおこなった。電圧をかけながら、原料の溶液を噴射する粒子の作製方法(エレクトロスプレー法)を用いて、電圧や原料溶液の組成を調節することで、ナノ粒子の形状、粒子径、生体条件での分解速度を制御することが可能となった。開発したナノ粒子を細胞と一緒に移植することで、移植した細胞の機能を改善でき...
❏急性下肢虚血に対するナノ粒子を活用した新規治療戦略の構築(16K10652)
【研究テーマ】心臓血管外科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】小山 博之 東京大学, 医学部附属病院, 登録研究員 (10241994)
【キーワード】Nano-micelle / ischemia / ナノ粒子 / 虚血肢モデル / PICsome (他8件)
【概要】手術不能の重症末梢動脈疾患に対する血管新生療法には未解決の問題が多い。今回、新たな血管新生療法としてポリイオン複合体型ナノ粒子による側副血行路形成部位へのドラッグデリバリーシステムの開発を試みた。本研究に於いては、その粒子サイズを精密に調整することによって、全身投与での標的部位への集積効率を制御できることが明らかにされた。更に、側副血行路形成の促進が期待できるIL-1βを薬物として内包した粒子の合...
【医歯薬学】薬学:バイオテクノロジーナノ粒子を含む研究件
❏高機能化タンパク質ナノスフィアによるがん細胞ターゲッティング(26289310)
【研究テーマ】生物機能・バイオプロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】小畠 英理 東京工業大学, 生命理工学院, 教授 (00225484)
【キーワード】タンパク質 / ナノ粒子 / DDS / 抗がん / 生体機能材料 (他10件)
【概要】疎水性温度応答性ポリペプチドとポリアスパラギン酸の融合タンパク質が、加温により直径30 nm程度の均一なナノスフィアを形成することが明らかとなった。このナノスフィアは、分子設計により表面に任意の機能タンパク質を提示することが可能であり、内部は疎水性コアを形成するため、疎水性化合物を容易に内包することができる。これを利用してがん細胞への特異的送達を行うため、表面に分子認識機能を有する分子を提示し、内...
❏ナノ帯電粒子-DNA複合体を用いた遺伝子トランジスタによる高感度遺伝子多型解析(17710107)
【研究テーマ】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】坂田 利弥 東京大学, 大学院・工学系研究科, 講師 (70399400)
【キーワード】遺伝子トランジスタ / 遺伝子多型解析 / 電位計測 / ナノ粒子 / DNAチップ (他8件)
【概要】平成19年度は、平成18年度に実施したナノ帯電粒子の利用によるDNA検出の再現性を調査し精度の高いDNAハイブリダイゼーションの検出が可能であることがわかった。さらに、ナノ帯電粒子-DNA複合体を組み合わせた遺伝子トランジスタによる一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism, SNP)検出にライゲーションアッセイ法を利用する実験手法を確立した。ライゲーションアッセイ法...
【医歯薬学】看護学:環境ナノ粒子を含む研究件
❏初代培養細胞群からの生理学的肺胞モデルの構築と経肺吸収率予測への利用(26550046)
【研究テーマ】環境影響評価
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】酒井 康行 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00235128)
【キーワード】細胞・組織 / 生物・生体工学 / 環境 / 薬学 / 培養モデル (他12件)
【概要】二重底培養器 (カルチャーインサート) 内にラット初代培養細胞のみを用いて肺胞上皮細胞と肺胞マクロファージによる共培養を形成した肺胞組織モデルを確立した.第二に,肺胞近傍の各組織を一定容量,一定濃度の液体の「箱」とみなす“コンパートメントモデル”を用いて,コンパートメント間のナノ粒子の移行速度を濃度の一次に依存するとした物質収支式で記述することにより,組織モデルの定量結果に基づく数理シミュレーショ...
❏銅チタン系光触媒を用いた排水処理の研究(13F03376)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】堂免 一成 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10155624)
【キーワード】光触媒 / 水素 / 可視光 / ペロブスカイト / 水分解 (他12件)
【概要】エネルギーと環境問題は、地球規模での最重要課題であり、この解決のためにはクリーンで無尽蔵なエネルギー供給システムの開発が必要となる。光触媒を用いて太陽光のエネルギーにより水を水素と酸素に分解することにより、再生可能でクリーンなエネルギー貯蔵・輸送媒体である水素が得られる。この手法において太陽光を効率よく水素に変換するためには、利用可能な波長範囲の拡張と各波長での量子収率の向上という二つの要素を改善...