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「同位体分析」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報基礎学:多変量解析同位体分析を含む研究件
❏高精度地球化学分析と数理手法で読み解く温室地球とレアアース資源生成の因果律(20H02678)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安川 和孝 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00757742)
【キーワード】レアアース泥 / 地球システム / 同位体分析 / 多変量解析 / 物質循環
【概要】本研究の目的は,新生代初期の温室地球における高品位レアアース泥の成因を解明することである.そのために,温室地球で生じた海底堆積物の広域地球化学データセットの構築,多変量統計解析と同位体分析による環境・物質循環変動の痕跡の抽出,および上記項目の成果を制約条件とした海洋元素マスバランス計算によるレアアース泥生成過程の定量的検討を行う.2020年度は,北太平洋ODP Site 1215コア試料のオスミウ...
❏高次元数理統計解析と多元素同位体分析で読み解く深海底のレアアース濃集メカニズム(18K14168)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】安川 和孝 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00757742)
【キーワード】レアアース泥 / 海底鉱物資源 / 多変量解析 / 独立成分分析 / クラスター分析 (他9件)
【概要】本研究は,南鳥島周辺海域に分布する有望な新規レアアース資源「超高濃度レアアース泥」の生成機構の解明を目的とした.本研究では,総計1646試料×41元素の大規模データセットを独立成分分析とクラスター分析により解析し,5つの独立成分と10個の地球化学クラスターを抽出した.これらの空間分布の特徴から,超高濃度レアアース泥直下に堆積層の削剥が存在することが示され,底層流の強化がレアアースホスト鉱物を物理的...
【複合領域】文化財科学・博物館学:産地同定同位体分析を含む研究件
❏縄文時代の氏族制社会の成立に関する考古学と集団遺伝学の共同研究(18H03590)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高橋 龍三郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80163301)
【キーワード】氏族制社会 / 環状集落 / 母系制 / ゲノム解析 / 同位体分析 (他29件)
【概要】本研究は縄文時代中期から後期、晩期への社会変動を、考古学的所見から予想される親族構造、出自制度、婚姻制度などの社会基盤の変動から読み解き、それをゲノム解析、同位体分析、古病理学などの分子レベルの生命科学と連携・融合して明らかにする研究である。千葉市や市原市周辺の貝塚遺跡などに地域を限定し、両分野の研究を進めた。考古学の調査研究では、遺構や遺物分析などに加えて、土器(動物形土製品)や黒曜石などの成分...
❏漆製品に使われた漆の産地に関する研究(23320167)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (10272527)
【キーワード】同位体分析 / 漆 / 年代測定 / 産地同定 / 考古学 (他7件)
【概要】漆塗膜に含まれるストロンチウムSrの同位体比(Sr-87/Sr-86)を測定することによって、日本列島産と中国産を識別出来ることを初めて示した。ウルシが生育した土壌中のSr同位体比が、漆液に保存され、漆塗膜を形成するまで同位体分別は起きていないことを確認した。赤色顔料を含む漆塗膜についても適用可能である。縄文時代後・晩期の遺跡の漆を分析し、遺跡で生育したウルシから漆液を採取していたことを初めて明ら...
【複合領域】文化財科学・博物館学:動物考古学同位体分析を含む研究件
❏アジア東西の農耕文化圏における先史時代ブタ飼育の比較(22H00734)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】板橋 悠 筑波大学, 人文社会系, 助教 (80782672)
【キーワード】ブタ飼育 / 同位体分析 / 動物考古学 / 西アジア型農耕 / 先史時代
【概要】
❏近世城下町の資源利用と文化・流通に関する動物考古学および同位体考古学的研究(26350376)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】石丸 恵利子 広島大学, 総合博物館, 研究員 (50510286)
【キーワード】動物遺存体 / 安定同位体分析 / 動物資源利用 / 近世城下町 / 中国四国地方 (他17件)
【概要】本研究では中国四国地方の近世城下町遺跡から出土した動物遺存体の分析によって、当時の多様な動物資源利用の様相やイヌやウシなど特定の動物と人との関わりについて考察した。また、屋敷地ごとの出土動物相の違いから、食環境の違いや貝類資源の道具としての利用、骨細工製作、イヌ利用の様相についても明らかにした。さらに、動物骨の同位体分析によって、当時利用された動物資源の炭素・窒素同位体比の値を示し、縄文時代と近世...
【複合領域】文化財科学・博物館学:安定同位体分析同位体分析を含む研究件
❏近世城下町の資源利用と文化・流通に関する動物考古学および同位体考古学的研究(26350376)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】石丸 恵利子 広島大学, 総合博物館, 研究員 (50510286)
【キーワード】動物遺存体 / 安定同位体分析 / 動物資源利用 / 近世城下町 / 中国四国地方 (他17件)
【概要】本研究では中国四国地方の近世城下町遺跡から出土した動物遺存体の分析によって、当時の多様な動物資源利用の様相やイヌやウシなど特定の動物と人との関わりについて考察した。また、屋敷地ごとの出土動物相の違いから、食環境の違いや貝類資源の道具としての利用、骨細工製作、イヌ利用の様相についても明らかにした。さらに、動物骨の同位体分析によって、当時利用された動物資源の炭素・窒素同位体比の値を示し、縄文時代と近世...
❏日本列島の南と北でヒト集団の生活誌と系統の多様性を探る(22370087)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】石田 肇 琉球大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70145225)
【キーワード】骨考古学 / 形態 / 古代 DNA / 縄文時代人骨 / 琉球人 (他16件)
【概要】オホーツク文化人集団は 55 歳以上で亡くなる個体がかなり多い。オホーツク文化集団は、船上の活動などが腰椎の関節症性変化発症に関与した。久米島近世集団は、男女とも腰椎の関節症の頻度が高い。四肢では、オホーツク文化人骨では肘関節、膝関節で高い傾向を示した。沖縄縄文時代人は、目と目の間が平たいという特徴がある。成人男性の平均身長が約 153cm と、南低北高の傾向がみえる。北東アジア人の大腿骨骨体上部...
【環境学】環境保全学:環境分析同位体分析を含む研究件
❏多種の長寿命放射性核種を超高感度で検出可能な加速器質量分析法の開発(15H02340)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】笹 公和 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (20312796)
【キーワード】加速器質量分析 / 長寿命放射性核種 / 環境動態研究 / 同位体トレーサー / 同位体分析 (他12件)
【概要】本研究で開発した6 MV加速器質量分析装置を用いて、長寿命放射性核種であるBe-10,C-14,Al-26,Cl-36,I-129の超高感度測定を実現した。また、環境試料中に存在する極微量核種の検出技術を確立した。Cl-36の加速器質量分析では、試料処理方法やスペクトル解析手法の開発を進展させ、検出限界としてCl-36同位体比で3×10E-15以下を達成した。また、Ca-41とSr-90について、...
❏一酸化炭素の安定同位体比のリアルタイム計測手法の開発(26288086)
【研究テーマ】グリーン・環境化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】戸野倉 賢一 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (00260034)
【キーワード】環境計測 / 一酸化炭素 / 同位体計測 / 環境分析 / 同位体分析
【概要】中赤外レーザーと多重反射長光路セルを用いた赤外波長変調吸収分光法による一酸化炭素(CO)の大気連続計測システムの開発、ならびにCO安定同位体比測定を行った。最適な波長を選択することによりCOの炭素安定同位体ならびに酸素安定同位体の測定が可能であることを明らかにした。 開発装置を用いた大気COの4日間の連続観測を行い、本装置の大気化学研究における有用性を明らかにした。大気微量気体の発生源の特定などに...
❏森林土壌における亜硝酸と一酸化窒素を介した窒素保持・放出プロセスの詳細解明(25550009)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】妹尾 啓史 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (40206652)
【キーワード】森林土壌 / トレーサー / 窒素 / 亜硝酸 / 一酸化窒素 (他11件)
【概要】本研究では窒素安定同位体(15N)を用いて森林表層土壌中の亜硝酸の変換速度を求め、消費の経路を追跡した。結果として、土壌理化学性が様々に異なる土壌において普遍的に亜硝酸は活発に生成・消費され、その速度や消費経路は土壌の条件によって異なった。従来は考慮されてこなかった溶存有機態窒素への変換や一酸化窒素としての放出が重要であることが示唆され、これらの知見は、植物や微生物に利用可能な窒素が土壌中でどのよ...
【数物系科学】物理学:原子・分子物理同位体分析を含む研究件
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
❏先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発(23244084)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30146576)
【キーワード】光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 (他18件)
【概要】86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペ...
【数物系科学】物理学:イオントラップ同位体分析を含む研究件
❏レーザを利用した同位体レベルでの単一原子分析装置の開発(17360455)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】同位体 / イオントラップ / レーザ / 同位体分析
【概要】レーザアブレーションにより発生するCaイオンを線形四重極型のイオントラップにより捕獲し,基底状態4^2S_<1/2>から励起状態4^2P_<1/2>への遷移に共鴫する波長397mmとリポンプのための866nmのレーザ光を照射することによりレーザ冷却を行った.さらに3波長(397,866,850nm)のレーザ光を用いて量子跳躍実験を行うことで,蛍光を通して単一カルシウムイオン...
❏レーザ共鳴イオン化された元素の同位体分析トラップ装置の開発(12878081)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000
【研究代表者】鈴木 篤之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50011135)
【キーワード】イオントラップ / レーザ冷却 / 微量分析 / 同位体分析
【概要】本研究ではイオントラップとレーザ冷却を用いたコンパクトで高精度な同位体計測のための装置を開発することを目的とし,半導体レーザ装置およびイオントラップ真空容器を設計・製作した。 レーザ冷却に用いるレーザ光源には日亜化学の紫色半導体レーザ、NLHV500の波長選別品(最大出力10mW)を用いた。再励起光源のレーザ光源には三洋電機の半導体レーザ(DL-6033-101)の波長選別品(最大出力50mW)を...
【数物系科学】物理学:飽和吸収分光同位体分析を含む研究件
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
❏先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発(23244084)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30146576)
【キーワード】光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 (他18件)
【概要】86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペ...
【数物系科学】地球惑星科学:イオン検出器同位体分析を含む研究件
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
❏原始太陽系物質進化過程を探る高感度同位体質量分析計の試作(07554023)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】平田 岳史 東京工業大学, 理学部, 助手 (10251612)
【キーワード】ICP質量分析計 / AMIイオン検出器 / マルチコレクター / 同位体分析 / 年代学 (他14件)
【概要】質量分析法において多重検出方式(マルチコレクション)は、同位体分析精度を高める最も有効な手段であるといえる。多重検出方式としては、これまでファラデー検出器が広く用く用いられてきた。しかし、高精度同位体分析に適したファラデー検出器は、イオン検出感度が低く(二次電子増倍管などの手法の1,000分の一程度)、微量元素の同位体分析を行う上で問題となっていた。そこで本研究では、高精度同位体分析を目的とした新...
【数物系科学】地球惑星科学:質量分析法同位体分析を含む研究件
❏Hf-W同位体系からみた地球内部構造進化と物質循環(15340191)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】平田 岳史 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (10251612)
【キーワード】タングステン同位体 / ハフニウム-タングステン年代測定法 / 地球化学試料 / イオンクロマトグラフィ / ICP質量分析法 (他22件)
【概要】地球中心部にある金属核が、地球史のどの時点で、どのようにして形成されたかを明らかにすることは、地球の形成・進化の歴史を理解する上で、最も基本的かつ重要なテーマであり、現在でも多くの研究者が精力的に研究を続けている難しいテーマでもある。本研究では、地球内部の核-マントル分離(核形成)に対して直接的な年代学的制約を与えることができると期待されているハフニウム-タングステン年代測定法の実用化を試みた。ハ...
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
❏原始太陽系物質進化過程を探る高感度同位体質量分析計の試作(07554023)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】平田 岳史 東京工業大学, 理学部, 助手 (10251612)
【キーワード】ICP質量分析計 / AMIイオン検出器 / マルチコレクター / 同位体分析 / 年代学 (他14件)
【概要】質量分析法において多重検出方式(マルチコレクション)は、同位体分析精度を高める最も有効な手段であるといえる。多重検出方式としては、これまでファラデー検出器が広く用く用いられてきた。しかし、高精度同位体分析に適したファラデー検出器は、イオン検出感度が低く(二次電子増倍管などの手法の1,000分の一程度)、微量元素の同位体分析を行う上で問題となっていた。そこで本研究では、高精度同位体分析を目的とした新...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体分別同位体分析を含む研究件
❏化学種解析による元素分配の系統的理解に基づく同位体分別の予測と分子地球化学的展開(15H02149)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】化学種解明 / 同位体分別 / モリブデン / 吸着構造 / XAFS (他16件)
【概要】天然試料やその模擬系での元素の分配と化学種を調べ、その化学種の特徴から同位体分別の向きや程度を予測し、いくつかの系で予想に近い同位体分別を観測した。これらの同位体系は、日本初の新しい地球化学ツールとして利用されることが期待される。例えば、溶液中の溶存タングステン酸と水酸化鉄・マンガン酸化物への吸着態との間で同位体分別が起こることを化学種解析から予想し、実際に0.8‰程度の同位体分別を観測した。同様...
❏Hf-W同位体系からみた地球内部構造進化と物質循環(15340191)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2005
【研究代表者】平田 岳史 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (10251612)
【キーワード】タングステン同位体 / ハフニウム-タングステン年代測定法 / 地球化学試料 / イオンクロマトグラフィ / ICP質量分析法 (他22件)
【概要】地球中心部にある金属核が、地球史のどの時点で、どのようにして形成されたかを明らかにすることは、地球の形成・進化の歴史を理解する上で、最も基本的かつ重要なテーマであり、現在でも多くの研究者が精力的に研究を続けている難しいテーマでもある。本研究では、地球内部の核-マントル分離(核形成)に対して直接的な年代学的制約を与えることができると期待されているハフニウム-タングステン年代測定法の実用化を試みた。ハ...
【数物系科学】地球惑星科学:EXAFS同位体分析を含む研究件
❏ルビジウムの分子地球化学:分子レベルの物理化学的普遍性が生む多様な地球惑星科学(19K21893)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】ルビジウム / 分子地球化学 / 同位体分析 / XAFS / 同位体比 (他11件)
【概要】分子地球化学の重要な役割の1つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン(Rb)や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水-岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...
❏化学種解析による元素分配の系統的理解に基づく同位体分別の予測と分子地球化学的展開(15H02149)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】化学種解明 / 同位体分別 / モリブデン / 吸着構造 / XAFS (他16件)
【概要】天然試料やその模擬系での元素の分配と化学種を調べ、その化学種の特徴から同位体分別の向きや程度を予測し、いくつかの系で予想に近い同位体分別を観測した。これらの同位体系は、日本初の新しい地球化学ツールとして利用されることが期待される。例えば、溶液中の溶存タングステン酸と水酸化鉄・マンガン酸化物への吸着態との間で同位体分別が起こることを化学種解析から予想し、実際に0.8‰程度の同位体分別を観測した。同様...
【数物系科学】地球惑星科学:XAFS同位体分析を含む研究件
❏ルビジウムの分子地球化学:分子レベルの物理化学的普遍性が生む多様な地球惑星科学(19K21893)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】ルビジウム / 分子地球化学 / 同位体分析 / XAFS / 同位体比 (他11件)
【概要】分子地球化学の重要な役割の1つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン(Rb)や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水-岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...
❏化学種解析による元素分配の系統的理解に基づく同位体分別の予測と分子地球化学的展開(15H02149)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】化学種解明 / 同位体分別 / モリブデン / 吸着構造 / XAFS (他16件)
【概要】天然試料やその模擬系での元素の分配と化学種を調べ、その化学種の特徴から同位体分別の向きや程度を予測し、いくつかの系で予想に近い同位体分別を観測した。これらの同位体系は、日本初の新しい地球化学ツールとして利用されることが期待される。例えば、溶液中の溶存タングステン酸と水酸化鉄・マンガン酸化物への吸着態との間で同位体分別が起こることを化学種解析から予想し、実際に0.8‰程度の同位体分別を観測した。同様...
【数物系科学】地球惑星科学:同位体同位体分析を含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏化学種解析による元素分配の系統的理解に基づく同位体分別の予測と分子地球化学的展開(15H02149)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】化学種解明 / 同位体分別 / モリブデン / 吸着構造 / XAFS (他16件)
【概要】天然試料やその模擬系での元素の分配と化学種を調べ、その化学種の特徴から同位体分別の向きや程度を予測し、いくつかの系で予想に近い同位体分別を観測した。これらの同位体系は、日本初の新しい地球化学ツールとして利用されることが期待される。例えば、溶液中の溶存タングステン酸と水酸化鉄・マンガン酸化物への吸着態との間で同位体分別が起こることを化学種解析から予想し、実際に0.8‰程度の同位体分別を観測した。同様...
❏レーザーを駆使した極微量同位体分光分析手法の開発(15H04240)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90262047)
【キーワード】同位体分析 / レーザー / イオン / 原子・イオン / 同位体
【概要】本研究は,極微量同位体として41Ca+を対象とした超微細構造分光を目指し,それに必要となる同位体選別的操作技術の確立,およびそれらの技術を基盤として,極微量同位体分析法へと展開させることを目的に研究を行った.41Ca+と同じ核スピンをもつ43Ca+を用いて,超微細構造を考慮したレーザー冷却サイクルを確立し,効率的な冷却により43Ca+の個別イオンの観測に成功した.さらに,同位体選別的操作技術の向上...
【数物系科学】地球惑星科学:安定同位体同位体分析を含む研究件
❏日本列島の南と北でヒト集団の生活誌と系統の多様性を探る(22370087)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】石田 肇 琉球大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70145225)
【キーワード】骨考古学 / 形態 / 古代 DNA / 縄文時代人骨 / 琉球人 (他16件)
【概要】オホーツク文化人集団は 55 歳以上で亡くなる個体がかなり多い。オホーツク文化集団は、船上の活動などが腰椎の関節症性変化発症に関与した。久米島近世集団は、男女とも腰椎の関節症の頻度が高い。四肢では、オホーツク文化人骨では肘関節、膝関節で高い傾向を示した。沖縄縄文時代人は、目と目の間が平たいという特徴がある。成人男性の平均身長が約 153cm と、南低北高の傾向がみえる。北東アジア人の大腿骨骨体上部...
❏鮮更新世の初期人類をも含む哺乳動物相の進化古環学的研究(17207017)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】諏訪 元 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (50206596)
【キーワード】初期人類 / 哺乳動物相 / 古環境 / 咀嚼器 / 歯牙形態 (他9件)
【概要】本研究では、コンソ遺跡群出土の初期人類をも含む哺乳動物化石に関する形態ならびに同位体分析を進め、東アフリカの170万年前ごろに起こったとされる気候の乾燥化に対応した進化様式のあり方を検証した。結果、主要分類群であるウシ科においては、磨耗に対する適応進化とニッチェ分化が見られた。ボイセイ猿人においても臼歯構造ならびにエナメル質総量において特殊化が見られ、より特異的な食性環境への移行が示唆された。 ...
【数物系科学】地球惑星科学:年代学同位体分析を含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏原始太陽系物質進化過程を探る高感度同位体質量分析計の試作(07554023)
【研究テーマ】地球化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1996
【研究代表者】平田 岳史 東京工業大学, 理学部, 助手 (10251612)
【キーワード】ICP質量分析計 / AMIイオン検出器 / マルチコレクター / 同位体分析 / 年代学 (他14件)
【概要】質量分析法において多重検出方式(マルチコレクション)は、同位体分析精度を高める最も有効な手段であるといえる。多重検出方式としては、これまでファラデー検出器が広く用く用いられてきた。しかし、高精度同位体分析に適したファラデー検出器は、イオン検出感度が低く(二次電子増倍管などの手法の1,000分の一程度)、微量元素の同位体分析を行う上で問題となっていた。そこで本研究では、高精度同位体分析を目的とした新...
【数物系科学】地球惑星科学:古環境同位体分析を含む研究件
❏粘土板等土製品の分析から復元するイラクの環境史(26283012)
【研究テーマ】地域研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】渡辺 千香子 大阪学院大学, 国際学部, 准教授 (40290233)
【キーワード】粘土板 / 堆積土 / 珪藻 / 古環境 / メソポタミア (他10件)
【概要】本研究は古代メソポタミアの土製品と堆積土の分析から、古代の水質や土壌変化の復元を行った。文献研究においては、素材(粘土)の起源に関する記録を調べ、用途によって河川堤防やクレイピット等から採土されていたことがわかった。クレイピットから採土する場合には、入念な儀式が必要とされ、クレイピットは信仰と密接に結びついていた。古代流路跡の堆積土に含まれる珪藻分析では、清水性の付着性種が確認され、淡水の河川堆積...
❏鮮更新世の初期人類をも含む哺乳動物相の進化古環学的研究(17207017)
【研究テーマ】人類学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2008
【研究代表者】諏訪 元 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (50206596)
【キーワード】初期人類 / 哺乳動物相 / 古環境 / 咀嚼器 / 歯牙形態 (他9件)
【概要】本研究では、コンソ遺跡群出土の初期人類をも含む哺乳動物化石に関する形態ならびに同位体分析を進め、東アフリカの170万年前ごろに起こったとされる気候の乾燥化に対応した進化様式のあり方を検証した。結果、主要分類群であるウシ科においては、磨耗に対する適応進化とニッチェ分化が見られた。ボイセイ猿人においても臼歯構造ならびにエナメル質総量において特殊化が見られ、より特異的な食性環境への移行が示唆された。 ...
❏東アフリカ鮮更新世の古環境と人類進化に関する研究―コンソ遺跡群を中心に―(14255009)
【研究テーマ】人類学(含生理人類学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】諏訪 元 東京大学, 総合研究博物館, 助教授 (50206596)
【キーワード】エチオピア / 人類進化 / 哺乳動物進化 / 古環境 / 同位体分析 (他7件)
【概要】本研究ではコンソ遺跡群における現地調査を基軸に人類進化と古環境に関する研究を多面的に遂行した。従来の現地調査を継続し、地質、古生物、先史考古調査を進め、世界最古級のアシュール型石器群集の出土層位を確定し、その年代情報を充実した。その結果、最古のものが170万年前まで遡ることが確定され、ホモ・エレクトスの出現とのタイムラグが定説以上に小さいことが示された。コンソにおける石器群集の発展と動物相変遷の双...
【数物系科学】天文学:同位体比同位体分析を含む研究件
❏ルビジウムの分子地球化学:分子レベルの物理化学的普遍性が生む多様な地球惑星科学(19K21893)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】ルビジウム / 分子地球化学 / 同位体分析 / XAFS / 同位体比 (他11件)
【概要】分子地球化学の重要な役割の1つに、元素の性質や化学反応特性に基づいて、化学種が変化する反応に着目することで新しい同位体ツールを開発することがある。これまで、ルビジウムイオン(Rb)や他のアルカリ金属イオンは反応性が非常に低いと認識されており、水-岩石相互作用におけるRbの同位体分別に関する研究は殆ど行われていない。しかし、層状珪酸塩との相互作用を考えると、アルカリ金属の反応性は低いとは言えない。 ...
❏化学種解析による元素分配の系統的理解に基づく同位体分別の予測と分子地球化学的展開(15H02149)
【研究テーマ】地球宇宙化学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】高橋 嘉夫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10304396)
【キーワード】化学種解明 / 同位体分別 / モリブデン / 吸着構造 / XAFS (他16件)
【概要】天然試料やその模擬系での元素の分配と化学種を調べ、その化学種の特徴から同位体分別の向きや程度を予測し、いくつかの系で予想に近い同位体分別を観測した。これらの同位体系は、日本初の新しい地球化学ツールとして利用されることが期待される。例えば、溶液中の溶存タングステン酸と水酸化鉄・マンガン酸化物への吸着態との間で同位体分別が起こることを化学種解析から予想し、実際に0.8‰程度の同位体分別を観測した。同様...
【数物系科学】天文学:年代測定同位体分析を含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏漆製品に使われた漆の産地に関する研究(23320167)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (10272527)
【キーワード】同位体分析 / 漆 / 年代測定 / 産地同定 / 考古学 (他7件)
【概要】漆塗膜に含まれるストロンチウムSrの同位体比(Sr-87/Sr-86)を測定することによって、日本列島産と中国産を識別出来ることを初めて示した。ウルシが生育した土壌中のSr同位体比が、漆液に保存され、漆塗膜を形成するまで同位体分別は起きていないことを確認した。赤色顔料を含む漆塗膜についても適用可能である。縄文時代後・晩期の遺跡の漆を分析し、遺跡で生育したウルシから漆液を採取していたことを初めて明ら...
【数物系科学】天文学:隕石同位体分析を含む研究件
❏星と隕石の組成解読を基軸としたr過程元素の起源・進化の解明(18H01258)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】辻本 拓司 国立天文台, JASMINEプロジェクト, 助教 (10270456)
【キーワード】r過程元素 / 中性子星合体 / 超新星(強磁場超新星、コラプサー) / 隕石 / 矮小銀河 (他15件)
【概要】星の化学組成解読によるr過程元素解明については、以下の2つの業績を論文として残した。(1). 太陽でのr過程元素の含有量は、太陽近傍星での平均的な値と比べおよそ20-30%程度少ないことを観測的に指摘し、この原因について、太陽系が現在の場所ではなく銀河中心近く(バルジの外側付近)で生まれ、その場所でのバースト的な星形成に付随した化学進化を反映した結果であることを明らかにした。(2). 太陽と化学的...
❏ナノ領域の同位体分析を目指した質量分析法の開発(10354008)
【研究テーマ】岩石・鉱物・鉱床学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1998 - 2000
【研究代表者】圦本 尚義 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (80191485)
【キーワード】同位体顕微鏡 / 同位体組織学 / イオン検出器 / 二次イオン質量分析法 / 同位体 (他16件)
【概要】最近の急速な分析法の進歩により,微小な鉱物間および鉱物内の地球科学的・年代学的情報を引き出すことが可能になりつつある。それにより太陽系形成や惑星形成初期の物質科学的な進化過程が明らかになりつつある。特に,固体地球試料のミクロンサイズの局所表面分析から精密同位体情報を引き出す分析法の実用化により,鉱物の形成・進化過程についての詳細な環境情報並びに時間情報が同時に得られるようになり,従来の地球科学観は...
【生物学】人類学:形態同位体分析を含む研究件
❏日本列島の南と北でヒト集団の生活誌と系統の多様性を探る(22370087)
【研究テーマ】自然人類学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】石田 肇 琉球大学, 大学院・医学研究科, 教授 (70145225)
【キーワード】骨考古学 / 形態 / 古代 DNA / 縄文時代人骨 / 琉球人 (他16件)
【概要】オホーツク文化人集団は 55 歳以上で亡くなる個体がかなり多い。オホーツク文化集団は、船上の活動などが腰椎の関節症性変化発症に関与した。久米島近世集団は、男女とも腰椎の関節症の頻度が高い。四肢では、オホーツク文化人骨では肘関節、膝関節で高い傾向を示した。沖縄縄文時代人は、目と目の間が平たいという特徴がある。成人男性の平均身長が約 153cm と、南低北高の傾向がみえる。北東アジア人の大腿骨骨体上部...
❏日本列島におけるブタ飼育開始過程およびウマ飼育に関する動物考古学的研究(18300305)
【研究テーマ】文化財科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 一美 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 准教授 (20303919)
【キーワード】東アジア / ウマ / イノシシ / 形態 / mtDNA (他10件)
【概要】日本への家畜ブタ導入を判定する基礎資料として、現生および遺跡出土のイノシシ属の計測データを蓄積し、日本列島の南北におけるイノシシのサイズ変異の程度を明らかにした。また、東南アジア、琉球列島産の在来種ブタとイノシシおよび遺跡出土のイノシシ属のmtDNA分析を行った。日本在来馬の体格の変遷を探り、大陸のウマと比較するため、現生および中部~東北地方の古代、中世および近世の遺跡から出土したウマ骨格の計測デ...
【総合理工】エネルギー学:レアアース泥同位体分析を含む研究件
❏高精度地球化学分析と数理手法で読み解く温室地球とレアアース資源生成の因果律(20H02678)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】安川 和孝 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00757742)
【キーワード】レアアース泥 / 地球システム / 同位体分析 / 多変量解析 / 物質循環
【概要】本研究の目的は,新生代初期の温室地球における高品位レアアース泥の成因を解明することである.そのために,温室地球で生じた海底堆積物の広域地球化学データセットの構築,多変量統計解析と同位体分析による環境・物質循環変動の痕跡の抽出,および上記項目の成果を制約条件とした海洋元素マスバランス計算によるレアアース泥生成過程の定量的検討を行う.2020年度は,北太平洋ODP Site 1215コア試料のオスミウ...
❏高次元数理統計解析と多元素同位体分析で読み解く深海底のレアアース濃集メカニズム(18K14168)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】安川 和孝 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (00757742)
【キーワード】レアアース泥 / 海底鉱物資源 / 多変量解析 / 独立成分分析 / クラスター分析 (他9件)
【概要】本研究は,南鳥島周辺海域に分布する有望な新規レアアース資源「超高濃度レアアース泥」の生成機構の解明を目的とした.本研究では,総計1646試料×41元素の大規模データセットを独立成分分析とクラスター分析により解析し,5つの独立成分と10個の地球化学クラスターを抽出した.これらの空間分布の特徴から,超高濃度レアアース泥直下に堆積層の削剥が存在することが示され,底層流の強化がレアアースホスト鉱物を物理的...
【工学】建築学:考古学同位体分析を含む研究件
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...
❏近世城下町の資源利用と文化・流通に関する動物考古学および同位体考古学的研究(26350376)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】石丸 恵利子 広島大学, 総合博物館, 研究員 (50510286)
【キーワード】動物遺存体 / 安定同位体分析 / 動物資源利用 / 近世城下町 / 中国四国地方 (他17件)
【概要】本研究では中国四国地方の近世城下町遺跡から出土した動物遺存体の分析によって、当時の多様な動物資源利用の様相やイヌやウシなど特定の動物と人との関わりについて考察した。また、屋敷地ごとの出土動物相の違いから、食環境の違いや貝類資源の道具としての利用、骨細工製作、イヌ利用の様相についても明らかにした。さらに、動物骨の同位体分析によって、当時利用された動物資源の炭素・窒素同位体比の値を示し、縄文時代と近世...
❏漆製品に使われた漆の産地に関する研究(23320167)
【研究テーマ】考古学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】吉田 邦夫 東京大学, 総合研究博物館, 特招研究員 (10272527)
【キーワード】同位体分析 / 漆 / 年代測定 / 産地同定 / 考古学 (他7件)
【概要】漆塗膜に含まれるストロンチウムSrの同位体比(Sr-87/Sr-86)を測定することによって、日本列島産と中国産を識別出来ることを初めて示した。ウルシが生育した土壌中のSr同位体比が、漆液に保存され、漆塗膜を形成するまで同位体分別は起きていないことを確認した。赤色顔料を含む漆塗膜についても適用可能である。縄文時代後・晩期の遺跡の漆を分析し、遺跡で生育したウルシから漆液を採取していたことを初めて明ら...
【工学】総合工学:レーザーアブレーション同位体分析を含む研究件
❏廃炉に向けた高分解能レーザープラズマ分光法の遠隔核種分析へ適用研究(22H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究職 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザープラズマ / 遠隔分析 / 同位体分析 / ドップラーフリー分光
【概要】
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
❏波長可変半導体レーザーを用いた共鳴アブレーションによる中性子線量評価法の開発(09308014)
【研究テーマ】エネルギー学一般・原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】井口 哲夫 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60134483)
【キーワード】共鳴イオン化 / レーザーアブレーション / 同位体分析 / 波長可変半導体レーザー / 核変換生成物 (他6件)
【概要】本研究は、原理的に高感度かつ高選択性を持つレーザー共鳴イオン化質量分析(RIMS)法を用いて、工学的な極微量核変換物質の定量分析技術の確立と新しい応用展開(特に、中性子線量評価への適用)を目標としており、その具体的な研究課題として、波長可変半導体レーザーをベースとし、1波長のレーザーで試料元素のアブレーションと共鳴イオン化を同時に行う「共鳴レーザーアブレーション(RLA)」現象を活用した計測システ...
【工学】総合工学:ドップラーフリー分光同位体分析を含む研究件
❏廃炉に向けた高分解能レーザープラズマ分光法の遠隔核種分析へ適用研究(22H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究職 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザープラズマ / 遠隔分析 / 同位体分析 / ドップラーフリー分光
【概要】
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
【工学】総合工学:光共振器同位体分析を含む研究件
❏中赤外光コムと高反射率共振器による多核種・多分子種の革新的同時分析法の開発(20K15205)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺林 稜平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10870272)
【キーワード】レーザー分光 / 同位体分析 / 光周波数コム / 光共振器 / キャビティリングダウン分光 (他7件)
【概要】長半減期放射性核種を分子種ごとに定量分析可能な分析法として、中赤外光周波数コムと高反射率光共振器を利用した高感度レーザー吸収分光法の開発を行う。研究計画の2年目である令和3年度の研究実績を以下に示す。 (1)V字型光共振器光フィードバック法を用いた中赤外半導体レーザーの狭線幅化: 中赤外光周波数コムを周波数参照とした高感度キャビティリングダウン分光を実現するためには、プローブ光源として利用する中赤...
❏先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発(23244084)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30146576)
【キーワード】光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 (他18件)
【概要】86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペ...
【工学】総合工学:光周波数コム同位体分析を含む研究件
❏中赤外光コムと高反射率共振器による多核種・多分子種の革新的同時分析法の開発(20K15205)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺林 稜平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10870272)
【キーワード】レーザー分光 / 同位体分析 / 光周波数コム / 光共振器 / キャビティリングダウン分光 (他7件)
【概要】長半減期放射性核種を分子種ごとに定量分析可能な分析法として、中赤外光周波数コムと高反射率光共振器を利用した高感度レーザー吸収分光法の開発を行う。研究計画の2年目である令和3年度の研究実績を以下に示す。 (1)V字型光共振器光フィードバック法を用いた中赤外半導体レーザーの狭線幅化: 中赤外光周波数コムを周波数参照とした高感度キャビティリングダウン分光を実現するためには、プローブ光源として利用する中赤...
❏先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発(23244084)
【研究テーマ】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々田 博之 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30146576)
【キーワード】光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 (他18件)
【概要】86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペ...
【工学】総合工学:遠隔分析同位体分析を含む研究件
❏廃炉に向けた高分解能レーザープラズマ分光法の遠隔核種分析へ適用研究(22H02011)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2022-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究職 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザープラズマ / 遠隔分析 / 同位体分析 / ドップラーフリー分光
【概要】
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
【工学】総合工学:微量分析同位体分析を含む研究件
❏レーザを用いた放射性廃棄物の分析方法の研究および開発(13308025)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】長谷川 秀一 (2003) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90262047)
【キーワード】レーザ / 同位体分析 / 放射性廃棄物 / 微量分析
【概要】高効率で同位体レベルの分析が可能なレーザを用いた分析方法を新たに提案し、それに必要となる分析装置の開発を行った。その結果、以下のことが明らかとなった。(1)試料の原子蒸気化をレーザアブレーションで行い、発生したイオンを電場によりトラップするための四重極ラジオ波電場トラップの設計・開発を行い、実際にCaイオンがトラップされることを確認した。(2)Caイオンを冷却するためには397nmの紫外レーザ光が...
❏レーザ共鳴イオン化された元素の同位体分析トラップ装置の開発(12878081)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】萌芽的研究
【研究期間】2000
【研究代表者】鈴木 篤之 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (50011135)
【キーワード】イオントラップ / レーザ冷却 / 微量分析 / 同位体分析
【概要】本研究ではイオントラップとレーザ冷却を用いたコンパクトで高精度な同位体計測のための装置を開発することを目的とし,半導体レーザ装置およびイオントラップ真空容器を設計・製作した。 レーザ冷却に用いるレーザ光源には日亜化学の紫色半導体レーザ、NLHV500の波長選別品(最大出力10mW)を用いた。再励起光源のレーザ光源には三洋電機の半導体レーザ(DL-6033-101)の波長選別品(最大出力50mW)を...
【工学】総合工学:レーザー同位体分析を含む研究件
❏レーザーを駆使した極微量同位体分光分析手法の開発(15H04240)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (90262047)
【キーワード】同位体分析 / レーザー / イオン / 原子・イオン / 同位体
【概要】本研究は,極微量同位体として41Ca+を対象とした超微細構造分光を目指し,それに必要となる同位体選別的操作技術の確立,およびそれらの技術を基盤として,極微量同位体分析法へと展開させることを目的に研究を行った.41Ca+と同じ核スピンをもつ43Ca+を用いて,超微細構造を考慮したレーザー冷却サイクルを確立し,効率的な冷却により43Ca+の個別イオンの観測に成功した.さらに,同位体選別的操作技術の向上...
❏レーザを利用した同位体レベルでの単一原子分析装置の開発(17360455)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】長谷川 秀一 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (90262047)
【キーワード】同位体 / イオントラップ / レーザ / 同位体分析
【概要】レーザアブレーションにより発生するCaイオンを線形四重極型のイオントラップにより捕獲し,基底状態4^2S_<1/2>から励起状態4^2P_<1/2>への遷移に共鴫する波長397mmとリポンプのための866nmのレーザ光を照射することによりレーザ冷却を行った.さらに3波長(397,866,850nm)のレーザ光を用いて量子跳躍実験を行うことで,蛍光を通して単一カルシウムイオン...
❏レーザを用いた放射性廃棄物の分析方法の研究および開発(13308025)
【研究テーマ】原子力学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】長谷川 秀一 (2003) 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (90262047)
【キーワード】レーザ / 同位体分析 / 放射性廃棄物 / 微量分析
【概要】高効率で同位体レベルの分析が可能なレーザを用いた分析方法を新たに提案し、それに必要となる分析装置の開発を行った。その結果、以下のことが明らかとなった。(1)試料の原子蒸気化をレーザアブレーションで行い、発生したイオンを電場によりトラップするための四重極ラジオ波電場トラップの設計・開発を行い、実際にCaイオンがトラップされることを確認した。(2)Caイオンを冷却するためには397nmの紫外レーザ光が...
【工学】総合工学:レーザー分光同位体分析を含む研究件
❏中赤外光コムと高反射率共振器による多核種・多分子種の革新的同時分析法の開発(20K15205)
【研究テーマ】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】寺林 稜平 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (10870272)
【キーワード】レーザー分光 / 同位体分析 / 光周波数コム / 光共振器 / キャビティリングダウン分光 (他7件)
【概要】長半減期放射性核種を分子種ごとに定量分析可能な分析法として、中赤外光周波数コムと高反射率光共振器を利用した高感度レーザー吸収分光法の開発を行う。研究計画の2年目である令和3年度の研究実績を以下に示す。 (1)V字型光共振器光フィードバック法を用いた中赤外半導体レーザーの狭線幅化: 中赤外光周波数コムを周波数参照とした高感度キャビティリングダウン分光を実現するためには、プローブ光源として利用する中赤...
❏放射性物質の遠隔同位体分析に向けた高分解能レーザープラズマ共鳴分光・分析法の開発(18H01922)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】宮部 昌文 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島研究開発拠点 廃炉環境国際共同研究センター, 研究主幹 (20354863)
【キーワード】レーザーアブレーション / レーザー誘起共鳴蛍光 / ドップラーフリー分光 / 多段階共鳴励起 / 同位体分析 (他15件)
【概要】廃炉作業で生じる様々な高放射性分析試料に対し、遠隔性(非接触性)があり、速やかに結果の得られる分析法として、レーザーアブレーションとドップラーフリー共鳴蛍光分光を組み合わせた、高分解能分析法の開発を行った。これにより従来のドップラー拡がりのある共鳴分光法に比べて、波長分解能を10倍以上(100MHz)向上させることに成功した。本方法をコンクリート中の天然カルシウム同位体の分析に適用した結果、アバン...
【医歯薬学】社会医学:ゲノム解析同位体分析を含む研究件
❏縄文時代中期から後・晩期への社会変動に関する考古学とDNA分析の共同研究(22H00020)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2022-04-01 - 2026-03-31
【研究代表者】高橋 龍三郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80163301)
【キーワード】氏族制社会 / ゲノム解析 / 同位体分析 / 縄文人骨 / 自然科学分析
【概要】
❏縄文時代の氏族制社会の成立に関する考古学と集団遺伝学の共同研究(18H03590)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】高橋 龍三郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80163301)
【キーワード】氏族制社会 / 環状集落 / 母系制 / ゲノム解析 / 同位体分析 (他29件)
【概要】本研究は縄文時代中期から後期、晩期への社会変動を、考古学的所見から予想される親族構造、出自制度、婚姻制度などの社会基盤の変動から読み解き、それをゲノム解析、同位体分析、古病理学などの分子レベルの生命科学と連携・融合して明らかにする研究である。千葉市や市原市周辺の貝塚遺跡などに地域を限定し、両分野の研究を進めた。考古学の調査研究では、遺構や遺物分析などに加えて、土器(動物形土製品)や黒曜石などの成分...
【医歯薬学】社会医学:東南アジア同位体分析を含む研究件
❏日本列島におけるブタ飼育開始過程およびウマ飼育に関する動物考古学的研究(18300305)
【研究テーマ】文化財科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】本郷 一美 総合研究大学院大学, 葉山高等研究センター, 准教授 (20303919)
【キーワード】東アジア / ウマ / イノシシ / 形態 / mtDNA (他10件)
【概要】日本への家畜ブタ導入を判定する基礎資料として、現生および遺跡出土のイノシシ属の計測データを蓄積し、日本列島の南北におけるイノシシのサイズ変異の程度を明らかにした。また、東南アジア、琉球列島産の在来種ブタとイノシシおよび遺跡出土のイノシシ属のmtDNA分析を行った。日本在来馬の体格の変遷を探り、大陸のウマと比較するため、現生および中部~東北地方の古代、中世および近世の遺跡から出土したウマ骨格の計測デ...
❏サンゴ骨格年輪からのメコン川の汚染史の解読法の確立(16651005)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】萌芽研究
【研究期間】2004 - 2005
【研究代表者】北川 浩之 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 助教授 (00234245)
【キーワード】メコン川 / サンゴ / PIXE / 水質汚染史 / 年輪 (他9件)
【概要】本研究では人間活動による水質汚染の長期記録が残されていない、あるいは十分な水質観測が現在も行われていない東南アジア地域の水質汚染の実態把握に有効な方法の提案を目的とし、そのケーススタディとして過去50年間のメコン川水質汚染史の解読を季節分解能で復元することを目標とする。今年度は、メコン川の水質汚染史が記録されている可能性がある、メコン川河口から約90kmの距離にあるコンダオ島(ベトナムの南部)で採...
【医歯薬学】薬学:DNA同位体分析を含む研究件
❏稲作北限域における農耕化プロセスの研究(19H01334)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】上條 信彦 弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (90534040)
【キーワード】稲作 / 弥生時代 / 土器圧痕 / 東北 / 炭素・窒素同位体比分析 (他16件)
【概要】○研究実施計画ⅰについて: 遺跡出土イネの分析に適用できるマーカー開発を目的として,温帯・熱帯ジャポニカならびに日長反応に関わる遺伝子を対象とした分析を実施した。研究により、温帯・熱帯を識別可能なマーカーは開発困難であったが、日本の陸稲品種を温帯ジャポニカと分類しうるマーカーが開発できた。大阪府弥生文化博物館との共同研究に基づき、佐藤敏也資料炭化米塊のX線CT撮影を実施し、これを完了した。弘前市教...
❏考古学・人類学・文化財科学の学際的研究による縄文社会論の再構築(18H03593)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】山田 康弘 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (40264270)
【キーワード】考古学 / 人類学 / 学際的研究 / 出土人骨 / 縄文時代 (他14件)
【概要】2020年度は、コロナ禍のために、資料へのアクセスが不可能となったものも多く、研究そのものの進捗状況は決して芳しいものではなかった。そのような中でも、昨年度サンプリングを実施した愛知県伊川津貝塚出土人骨5体から、遺存状態のよいDNAを採取することができた。これらの事例は、年代測定の結果時期的に晩期後半にまとまり、同じ埋葬姿勢をとり、一つの埋葬小群を構成するものであり、今後の解析が順調に進めば、縄文...