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研究分野別サイレントキーワード
「分類学」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】文化財科学・博物館学:博物館分類学を含む研究件
❏貝殻のミューゼオミクス:博物館の収蔵標本を活かすための実験的研究(19K21646)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】博物館 / 貝殻 / DNA / 博物館標本 / DNA抽出 (他8件)
【概要】本研究の目的は、博物館に収蔵されている貝殻標本からDNAを抽出することにより、古典的な博物館標本の新しい活用法を検討することである。貝類は種多様性・形態学的多様性が高く、しばしば収集の対象とされるため、各地の博物館に大量の標本が収蔵されている。それらを分子系統解析に用いることを想定して様々な分類群で実験を行った。本研究の結果から言えることは、どのような種でも貝殻からDNA抽出をすることは可能である...
❏カンキツの分類と種の起源・伝播の解明-田中標本の解析と人文・社会学的調査ー(16H05781)
【研究テーマ】園芸科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】北島 宣 京都大学, 農学研究科, 名誉教授 (70135549)
【キーワード】園芸学 / 在来カンキツ / 親子関係 / 博物館 / アーカイブ (他9件)
【概要】ウンシュウミカン、カボス、などの両親が明らかとなり、多くの日本在来カンキツは、キシュウミカン、ユズ、タチバナに起源していることが明らかとなった。キシュウミカンは中国江西省の「南豊蜜橘」に由来することが示された。タチバナは台湾に起源し、沖縄を経て本土に伝播したと考えられ、タチバナの沖縄系統はシークワーサーとの交雑によって生じたことが示唆された。 田中長三郎のカンキツ標本を整理してデジタル入力を行い、...
❏博物館の未同定標本を用いたきのこ分類学の推進:DNA情報の蓄積と野外調査の統合(15K16279)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】糟谷 大河 千葉科学大学, 危機管理学部, 講師 (90712513)
【キーワード】分類学 / 系統 / 生物地理 / きのこ / 標本庫 (他11件)
【概要】博物館の標本庫に長期間収蔵されているきのこ類の標本についてDNA情報の保存状態を評価した。その結果,DNA情報が救出不可能な標本については,野外調査により新たな標本を採集し,DNA情報を蓄積した。さらに,博物館に収蔵されている大量の未同定のきのこ類標本を対象に,形態形質とDNAの情報を併用しながら種レベルの分類学的検討をおこない,その実体を明らかにした。その結果,新種や日本新産種と考えられる複数の...
【数物系科学】地球惑星科学:軟体動物分類学を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流分類学を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏ヒマラヤ高山植物相の分子遺伝・地理・分類学的解析(18255004)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】大場 秀章 東京大学, 総合研究博物館, 名誉教授 (20004450)
【キーワード】国際研究者交流 / 中国・ネパール / 分類学 / 系統進化 / 植物相 (他9件)
【概要】ヒマラヤの高山植物の多様性を明らかにするため、ネパールに4回、中国に2回の調査隊を派遣し、材料の収集と解析をおこなった。その結果、新種・新産地報告を含む分類学的知見、木材解剖学的知見、DNAを用いた分子遺伝学的知見、系統地理学的知見など、多くの新知見が得られた。それらは40編の学術論文、24件の学会発表、6冊の図書として公表した。また、公開シンポジウムを国内で1回、国外(イギリス)で1回開催した。...
【生物学】基礎生物学:生物地理分類学を含む研究件
❏博物館の未同定標本を用いたきのこ分類学の推進:DNA情報の蓄積と野外調査の統合(15K16279)
【研究テーマ】文化財科学・博物館学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】糟谷 大河 千葉科学大学, 危機管理学部, 講師 (90712513)
【キーワード】分類学 / 系統 / 生物地理 / きのこ / 標本庫 (他11件)
【概要】博物館の標本庫に長期間収蔵されているきのこ類の標本についてDNA情報の保存状態を評価した。その結果,DNA情報が救出不可能な標本については,野外調査により新たな標本を採集し,DNA情報を蓄積した。さらに,博物館に収蔵されている大量の未同定のきのこ類標本を対象に,形態形質とDNAの情報を併用しながら種レベルの分類学的検討をおこない,その実体を明らかにした。その結果,新種や日本新産種と考えられる複数の...
❏深海化学合成系における腹足類の進化・適応と分散(15H04412)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】化学合成群集 / 分子系統樹 / 生物地理 / 深海 / 幼生 (他13件)
【概要】熱水・冷湧水や鯨骨・沈木周辺堆積物を含む深海化学合成生物群集の諸系統がいつどのような環境から化学合成系に進出したのか、異なる環境への進出を容易にする特性はなにか? 本研究では、軟体動物門腹足綱の複数系統について、深海、干潟の嫌気環境および様々な好気環境の種を含めた網羅的な種間系統樹を作成、形態比較に基づく分類学的検討ならびに化石記録と幼生生態の詳細な検討とあわせて、各環境への進出の絶対年代とルート...
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
【生物学】基礎生物学:両側回遊分類学を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏コハクカノコ科腹足類における地下環境からの放散とその機構の解明(18770066)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】狩野 泰則 宮崎大学, 農学部, 助教 (20381056)
【キーワード】進化 / 生態学 / 分類学 / 解剖学 / 進化生態学 (他10件)
【概要】コハクカノコ科の貝類が、1)海底の洞窟から、2)様々な地下水環境を経て、2)地上の淡水河川へ進出したユニークな分類群であるという仮説のもと、同科貝類の自然史解明と系統解析を行った。その結果、暗所から明所という放散過程が確認された一方、地下水を経た地表進出という単純なモデルは否定された。この放散過程には、幼生期の極めて高い分散能力が大きな役割を果たしている可能性が高い。なお研究成果は3つの国際学術誌...
【生物学】基礎生物学:腹足類分類学を含む研究件
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
【生物学】基礎生物学:形態学分類学を含む研究件
❏高精細X線CT装置を活用した生物多様性研究の高精度化(15K14589)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】マイクロCT / 形態学 / 分類学 / 生物多様性 / 解剖学
【概要】X線マイクロCTを用いて、小型種、微小種の内部構造を高解像度で明かにすることを目的に、様々な生物で撮影実験を行った。石灰化した生物の骨格は比較的容易にデータを取得できたが、軟体部、化石を撮影する際には工夫が必要である。特に微小標本を撮影する際には温度変化や僅かな振動が結果に影響する。通常のCT装置では撮影困難なサンプルのデータを取得するために、放射光X線CTを用いて撮影実験を行い、良好な結果を得た...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【生物学】基礎生物学:系統分類分類学を含む研究件
❏日本産キセルガイ科の種多様性の解明と保全に関する基礎的研究(17K07525)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20241771)
【キーワード】系統分類 / 分類 / 系等進化 / 分類学 / 多様性保全 (他6件)
【概要】キセルガイ科は日本産陸産貝類で最も種多様性が多い分類群であり、狭い地域の固有種が多いため絶滅危惧種が多く含まれる。本研究では、分子系統解析をおこなうことにより、日本産キセルガイ科の種多様性を再検討した。特に、広域分布種を中心に地理的変異と隠蔽種の有無について検討した。その結果、ナミギセル、コンボウギセルのような広域分布種では、複数の隠蔽種が発見された一方で、形態学的に別種とされていた分類群が種内変...
❏分子系統解析手法を用いた現生渦鞭毛藻シストと遊泳細胞対応関係の再検討(18340166)
【研究テーマ】層位・古生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】松岡 數充 長崎大学, 環東シナ海海洋環境資源研究センター, 教授 (00047416)
【キーワード】分子系統解析 / SSUrDNA / LSUrDNA / 系統分類 / 渦鞭毛藻 (他11件)
【概要】従来の研究でも生シストから遺伝子情報を取得する方法はあり, それによって栄養細胞(プランクトン) とシストの対応関係を明らかにする研究はあった. しかし, それらは人工培養が可能な独立栄養性種のみであり, 従属栄養性種について遺伝子情報の抽出は困難とされてきた. 本研究ではこの点を改良すべく単細胞PCR法を活用して渦鞭毛藻の生シストから遺伝子情報を取得する方法の確立に取り組んだ. その結果, 独立...
【生物学】基礎生物学:分類分類学を含む研究件
❏日本産キセルガイ科の種多様性の解明と保全に関する基礎的研究(17K07525)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】上島 励 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20241771)
【キーワード】系統分類 / 分類 / 系等進化 / 分類学 / 多様性保全 (他6件)
【概要】キセルガイ科は日本産陸産貝類で最も種多様性が多い分類群であり、狭い地域の固有種が多いため絶滅危惧種が多く含まれる。本研究では、分子系統解析をおこなうことにより、日本産キセルガイ科の種多様性を再検討した。特に、広域分布種を中心に地理的変異と隠蔽種の有無について検討した。その結果、ナミギセル、コンボウギセルのような広域分布種では、複数の隠蔽種が発見された一方で、形態学的に別種とされていた分類群が種内変...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【生物学】基礎生物学:適応放散分類学を含む研究件
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
❏コハクカノコ科腹足類における地下環境からの放散とその機構の解明(18770066)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】狩野 泰則 宮崎大学, 農学部, 助教 (20381056)
【キーワード】進化 / 生態学 / 分類学 / 解剖学 / 進化生態学 (他10件)
【概要】コハクカノコ科の貝類が、1)海底の洞窟から、2)様々な地下水環境を経て、2)地上の淡水河川へ進出したユニークな分類群であるという仮説のもと、同科貝類の自然史解明と系統解析を行った。その結果、暗所から明所という放散過程が確認された一方、地下水を経た地表進出という単純なモデルは否定された。この放散過程には、幼生期の極めて高い分散能力が大きな役割を果たしている可能性が高い。なお研究成果は3つの国際学術誌...
【生物学】基礎生物学:幼生分類学を含む研究件
❏深海化学合成系における腹足類の進化・適応と分散(15H04412)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】化学合成群集 / 分子系統樹 / 生物地理 / 深海 / 幼生 (他13件)
【概要】熱水・冷湧水や鯨骨・沈木周辺堆積物を含む深海化学合成生物群集の諸系統がいつどのような環境から化学合成系に進出したのか、異なる環境への進出を容易にする特性はなにか? 本研究では、軟体動物門腹足綱の複数系統について、深海、干潟の嫌気環境および様々な好気環境の種を含めた網羅的な種間系統樹を作成、形態比較に基づく分類学的検討ならびに化石記録と幼生生態の詳細な検討とあわせて、各環境への進出の絶対年代とルート...
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
【生物学】基礎生物学:系統進化分類学を含む研究件
❏深海化学合成系における腹足類の進化・適応と分散(15H04412)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】化学合成群集 / 分子系統樹 / 生物地理 / 深海 / 幼生 (他13件)
【概要】熱水・冷湧水や鯨骨・沈木周辺堆積物を含む深海化学合成生物群集の諸系統がいつどのような環境から化学合成系に進出したのか、異なる環境への進出を容易にする特性はなにか? 本研究では、軟体動物門腹足綱の複数系統について、深海、干潟の嫌気環境および様々な好気環境の種を含めた網羅的な種間系統樹を作成、形態比較に基づく分類学的検討ならびに化石記録と幼生生態の詳細な検討とあわせて、各環境への進出の絶対年代とルート...
❏ヒマラヤ高山植物相の分子遺伝・地理・分類学的解析(18255004)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2006 - 2009
【研究代表者】大場 秀章 東京大学, 総合研究博物館, 名誉教授 (20004450)
【キーワード】国際研究者交流 / 中国・ネパール / 分類学 / 系統進化 / 植物相 (他9件)
【概要】ヒマラヤの高山植物の多様性を明らかにするため、ネパールに4回、中国に2回の調査隊を派遣し、材料の収集と解析をおこなった。その結果、新種・新産地報告を含む分類学的知見、木材解剖学的知見、DNAを用いた分子遺伝学的知見、系統地理学的知見など、多くの新知見が得られた。それらは40編の学術論文、24件の学会発表、6冊の図書として公表した。また、公開シンポジウムを国内で1回、国外(イギリス)で1回開催した。...
【生物学】人類学:分子系統分類学を含む研究件
❏深海化学合成系における腹足類の起源と進化(21770088)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】深海化学合成群集 / 腹足類 / 分類学 / 分子系統 / 適応放散 (他8件)
【概要】深海の熱水噴出孔・冷湧水域の化学合成群集,クジラ骨・沈木などの生物遺骸群集に生息する腹足綱貝類の6系統(ユキスズメ科・ネオンファルス上目・ホウシュエビス上科・ワダツミシロガサ上科・ワタゾコニナ上科・ミジンハグルマ科)について, DNA塩基配列の比較に基づく分子系統樹を構築した.その結果,深海の化学合成生物群集がこれまでの一般的認識より開放的な系である可能性が示された. ...
❏コハクカノコ科腹足類における地下環境からの放散とその機構の解明(18770066)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】狩野 泰則 宮崎大学, 農学部, 助教 (20381056)
【キーワード】進化 / 生態学 / 分類学 / 解剖学 / 進化生態学 (他10件)
【概要】コハクカノコ科の貝類が、1)海底の洞窟から、2)様々な地下水環境を経て、2)地上の淡水河川へ進出したユニークな分類群であるという仮説のもと、同科貝類の自然史解明と系統解析を行った。その結果、暗所から明所という放散過程が確認された一方、地下水を経た地表進出という単純なモデルは否定された。この放散過程には、幼生期の極めて高い分散能力が大きな役割を果たしている可能性が高い。なお研究成果は3つの国際学術誌...
【生物学】人類学:進化分類学を含む研究件
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
❏両側回遊性貝類の自然史(24770072)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】両側回遊 / 軟体動物 / 腹足類 / 幼生 / 河川 (他15件)
【概要】熱帯島嶼の河川は一般に急傾斜で流程が短い。腹足類は同環境に卓越する両側回遊動物の一群であり、アマオブネ・コハクカノコ・トウガタカワニナ・マミズスナウミウシ科の4系統が、白亜紀-新生代にかけ独立に河川進出した。多くは典型的な小卵多産で、孵化したプランクトン食幼生の生残に塩分を要する。本生活史復元には変態前後の殻体元素比解析が有用である。アマオブネ科では両側回遊から純海水性への進化的逆転がおきたほか、...
❏コハクカノコ科腹足類における地下環境からの放散とその機構の解明(18770066)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】狩野 泰則 宮崎大学, 農学部, 助教 (20381056)
【キーワード】進化 / 生態学 / 分類学 / 解剖学 / 進化生態学 (他10件)
【概要】コハクカノコ科の貝類が、1)海底の洞窟から、2)様々な地下水環境を経て、2)地上の淡水河川へ進出したユニークな分類群であるという仮説のもと、同科貝類の自然史解明と系統解析を行った。その結果、暗所から明所という放散過程が確認された一方、地下水を経た地表進出という単純なモデルは否定された。この放散過程には、幼生期の極めて高い分散能力が大きな役割を果たしている可能性が高い。なお研究成果は3つの国際学術誌...
【農学】森林圏科学:植物分類学を含む研究件
❏政治的及び地理的に隔離された少数民族独自生存圏での植物遺伝資源及び伝統知の賦存(17H01682)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渡邉 和男 筑波大学, 生命環境系, 教授 (90291806)
【キーワード】在来遺伝資源 / 生物多様性 / 持続的利用 / 民俗学 / 作物 (他26件)
【概要】紛争漸近地帯である政治的・地理的に隔離された山岳地・照葉樹林・少数民族地帯と相関の高い国境を越えた独自性高い民族活動のある地帯にての農業食料遺伝資源の賦存と利用調査が主体であった. ミャンマーと隣国国境を主体に, 2021年3月まで調査した. 紛争や現代化があるにかかわらず高い民族や文化意識による作物遺伝資源の保存と利用が見られたが, 今後は不明である. 収集遺伝資源は適正な手続きを経て日本に導入...
❏中国横断山脈とマレー半島をつなぐ植物回廊:植物の高い種多様性と南北移動史の解明(16H05763)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】田村 実 京都大学, 理学研究科, 教授 (20227292)
【キーワード】分類学 / 植物 / 植物の種多様性 / 植物の南北移動史
【概要】2019年度は、2回の海外植物調査を行うことができた。1回目は、中国科学院昆明植物研究所との共同で、6月に中国雲南省南部の西双版納で調査を行った。モンラーの標高約560mの熱帯雨林から、モンハイの標高約1700mのブナ科を中心とした熱帯山地常緑広葉樹林まで、標高差約1140mの範囲内の11ヶ所の植物を調べ、34科58属の維管束植物を同定し、合計137点のさく葉標本を作製した。2回目は、タイの国立公...
❏養菌性キクイムシが媒介する樹木萎凋病の国際的なリスク評価に必要な基礎データの収集(23255011)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】鎌田 直人 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
【キーワード】キクイムシ / 共生菌 / 樹木萎凋病 / 発生リスク / 群集 (他32件)
【概要】誘引剤としてエタノールを使ったトラップでは、高緯度ほど捕獲種数が少なく、群集の季節変動は大きいが年変動は安定的だった。餌木では、高緯度ほど樹種間での養菌性昆虫群集の類似度が低かった。これらの結果は、高緯度では樹木-養菌性昆虫間の共進化の歴史が短く、新たな侵入・定着のリスクが高いことが示唆された。カリフォルニア州で樹木萎凋病を媒介するナンヨウキクイムシ(以下、同種)は台湾・ベトナムが起源だった(共同...
【農学】水圏応用科学:生態学分類学を含む研究件
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
❏極限環境下の生物多様性-モデルサイトとしての南極湖沼(23247012)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊村 智 国立極地研究所, 研究教育系, 教授 (90221788)
【キーワード】環境変動 / 極限環境 / 生態学 / 生物多様性 / 分類学 (他7件)
【概要】南極湖底のコケ坊主については、原核・真核生物を網羅するメタゲノム解析等により多様性解析がほぼ完了した。微生物の多様性とそれらによる物質循環構造が再構築されたことで、モデル生態系としての意義が確立した。コケ植物、珪藻類、菌類に関しては、南極の広範囲に渡る多様性解析が進み、地域間比較や種間関係に関する研究へと発展した。クマムシについては昭和基地周辺の多様性の概要が明らかになったほか、飼育系を確立し繁殖...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【農学】水圏応用科学:生物多様性分類学を含む研究件
❏政治的及び地理的に隔離された少数民族独自生存圏での植物遺伝資源及び伝統知の賦存(17H01682)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】渡邉 和男 筑波大学, 生命環境系, 教授 (90291806)
【キーワード】在来遺伝資源 / 生物多様性 / 持続的利用 / 民俗学 / 作物 (他26件)
【概要】紛争漸近地帯である政治的・地理的に隔離された山岳地・照葉樹林・少数民族地帯と相関の高い国境を越えた独自性高い民族活動のある地帯にての農業食料遺伝資源の賦存と利用調査が主体であった. ミャンマーと隣国国境を主体に, 2021年3月まで調査した. 紛争や現代化があるにかかわらず高い民族や文化意識による作物遺伝資源の保存と利用が見られたが, 今後は不明である. 収集遺伝資源は適正な手続きを経て日本に導入...
❏高精細X線CT装置を活用した生物多様性研究の高精度化(15K14589)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】マイクロCT / 形態学 / 分類学 / 生物多様性 / 解剖学
【概要】X線マイクロCTを用いて、小型種、微小種の内部構造を高解像度で明かにすることを目的に、様々な生物で撮影実験を行った。石灰化した生物の骨格は比較的容易にデータを取得できたが、軟体部、化石を撮影する際には工夫が必要である。特に微小標本を撮影する際には温度変化や僅かな振動が結果に影響する。通常のCT装置では撮影困難なサンプルのデータを取得するために、放射光X線CTを用いて撮影実験を行い、良好な結果を得た...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
【医歯薬学】歯学:解剖学分類学を含む研究件
❏高精細X線CT装置を活用した生物多様性研究の高精度化(15K14589)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】マイクロCT / 形態学 / 分類学 / 生物多様性 / 解剖学
【概要】X線マイクロCTを用いて、小型種、微小種の内部構造を高解像度で明かにすることを目的に、様々な生物で撮影実験を行った。石灰化した生物の骨格は比較的容易にデータを取得できたが、軟体部、化石を撮影する際には工夫が必要である。特に微小標本を撮影する際には温度変化や僅かな振動が結果に影響する。通常のCT装置では撮影困難なサンプルのデータを取得するために、放射光X線CTを用いて撮影実験を行い、良好な結果を得た...
❏深海化学合成系における腹足類の進化・適応と分散(15H04412)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】狩野 泰則 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (20381056)
【キーワード】化学合成群集 / 分子系統樹 / 生物地理 / 深海 / 幼生 (他13件)
【概要】熱水・冷湧水や鯨骨・沈木周辺堆積物を含む深海化学合成生物群集の諸系統がいつどのような環境から化学合成系に進出したのか、異なる環境への進出を容易にする特性はなにか? 本研究では、軟体動物門腹足綱の複数系統について、深海、干潟の嫌気環境および様々な好気環境の種を含めた網羅的な種間系統樹を作成、形態比較に基づく分類学的検討ならびに化石記録と幼生生態の詳細な検討とあわせて、各環境への進出の絶対年代とルート...
❏コハクカノコ科腹足類における地下環境からの放散とその機構の解明(18770066)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】狩野 泰則 宮崎大学, 農学部, 助教 (20381056)
【キーワード】進化 / 生態学 / 分類学 / 解剖学 / 進化生態学 (他10件)
【概要】コハクカノコ科の貝類が、1)海底の洞窟から、2)様々な地下水環境を経て、2)地上の淡水河川へ進出したユニークな分類群であるという仮説のもと、同科貝類の自然史解明と系統解析を行った。その結果、暗所から明所という放散過程が確認された一方、地下水を経た地表進出という単純なモデルは否定された。この放散過程には、幼生期の極めて高い分散能力が大きな役割を果たしている可能性が高い。なお研究成果は3つの国際学術誌...
【医歯薬学】薬学:DNA分類学を含む研究件
❏貝殻のミューゼオミクス:博物館の収蔵標本を活かすための実験的研究(19K21646)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【研究代表者】佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
【キーワード】博物館 / 貝殻 / DNA / 博物館標本 / DNA抽出 (他8件)
【概要】本研究の目的は、博物館に収蔵されている貝殻標本からDNAを抽出することにより、古典的な博物館標本の新しい活用法を検討することである。貝類は種多様性・形態学的多様性が高く、しばしば収集の対象とされるため、各地の博物館に大量の標本が収蔵されている。それらを分子系統解析に用いることを想定して様々な分類群で実験を行った。本研究の結果から言えることは、どのような種でも貝殻からDNA抽出をすることは可能である...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【医歯薬学】看護学:ゲノム分類学を含む研究件
❏ゲノム情報に基づくタイラギの遺伝子攪乱リスクの評価(16K07859)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】關野 正志 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 中央水産研究所, グループ長 (90371799)
【キーワード】交雑 / 遺伝子浸透 / 集団遺伝学 / 集団ゲノム学 / 一塩基多型 (他17件)
【概要】大型二枚貝のタイラギは,貝殻表現型に基づき有鱗型と無鱗型に分けられる。しかし両種の同所分布域(瀬戸内海)では、形態が不明瞭な中間型個体が頻繁に観察される。このような個体は、種間交雑と,それに続く遺伝子浸透(雑種F1を介した種間の遺伝子交換)により生じていると考えられるが,十分な検証がなされていない。そこで本研究では,核DNAの一塩基多型解析により、有隣型-無鱗型間の交雑・遺伝子浸透を調べた。その結...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...