❏環境要因がいかにして個体発生を制御するかに関する分子生態発生学的研究(18370007)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】三浦 徹 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 准教授 (00332594)
【キーワード】表現型可塑性 / 環境要因 / 化学生態 / 個体間相互作用 / 後胚発生 (他7件)
【概要】生物の形質は遺伝子によってのみ一義的に決まるわけではなく, 取り巻く環境条件に応じて状況依存的に形質を発現したり修飾したりする. しかしどのような生理発生機構によりそのようなしなやかな形質発現が行われているかは未解明であった. 本研究課題では, 表現型可塑性を発揮する節足動物のいくつかの種を用い, 化学物質によるコミュニケーション, 環境要因を介する生理機構, 発生プログラムの改編機構と, 段階的...