❏被子植物において葉の獲得を可能にした分子基盤の解明(20KK0340)
【研究テーマ】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
【研究期間】2021 - 2023
【研究代表者】中山 北斗 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (30610935)
【キーワード】Amborella trichopoda / Arabidopsis thaliana / Evo-Devo / RNA-seq / Solanum lycopersicum (他10件)
【概要】本共同研究の基課題では、様々なモデル植物を用いた比較トランスクリプトームにより、葉の獲得に関わった遺伝子を同定し、複数のモデル植物を用いて機能解析を行なう。そのなかで大規模なRNA-seqデータやゲノムデータをバイオインフォマティクスを用いて解析する必要があり、さらにその解析結果をもとに機能解析を行なう予定としている。機能解析を計画しているモデル植物の一つにSolanum lycopersicum...
❏陸上植物において側生葉状器官の獲得を可能にした根幹原理の探索と解析(20K06682)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】中山 北斗 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (30610935)
【キーワード】Amborella trichopoda / Arabidopsis thaliana / Evo-Devo / RNA-seq / Solanum lycopersicum (他11件)
【概要】本研究計画は、陸上植物において葉の獲得を可能にした分子機構を世界に先駆けて明らかにしようとするものである。応募者は、これまでその詳細が全くの謎であった葉の獲得を可能にした分子機構を、進化学的観点から複数の植物群を選択し、分子生物学的手法、インフォマティクスなどを駆使して、この課題の理解を進める計画である。 2021年度は、前年度に引き続き、複数のモデル植物を用いたRNA-seqとそのデータを用いた...
❏水草ミズハコベをモデルとした異形葉形成機構の進化発生学研究(16H06733)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2016-08-26 - 2018-03-31
【研究代表者】古賀 皓之 (古賀 晧之) 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (30783865)
【キーワード】異形葉性 / 葉の発生 / ミズハコベ / 水草 / アワゴケ属 (他11件)
【概要】本研究では、オオバコ科の水草ミズハコベ Callitriche palustrisをモデルとして、水草が沈水時に示す顕著な異形葉性がどのような発生メカニズムで制御され、どのように進化してきたのかを明らかにすることを目的とした。研究の結果、ミズハコベの異形葉性には種々の植物ホルモンが関与すること、また、本種、および異形葉性を示さない近縁種も用いた網羅的発現解析の結果、異形葉形成に重要な遺伝子群が明ら...