❏リラクサー強誘電体の基礎機能発現の起因(09440122)
【研究テーマ】固体物性Ⅰ(光物性・半導体・誘電体)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1997 - 1999
【研究代表者】上江洲 由晃 (上江州 由晃) 早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063744)
【キーワード】リラクサー / 強誘電体 / Pb(Mg1 / 3Nb2 / 3)O_3 (他14件)
【概要】リラクサーは巨大でブロードな誘電率のピークを室温付近で示すにもかかわらず,極低温まで長距離秩序が発達しない特異な強誘電体である。前年度までに,電場を極性軸方向に加えた場合には,長距離秩序すなわち自発分極が発達すること,しかしゼロ電場のもとでの温度下降(ZFC),電場のもとでの温度上昇(FH),電場のもとでの温度下降(FC),そのあとのゼロ電場での温度上昇(ZFCaFH)では全く異なる経路を辿ること...