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研究分野別サイレントキーワード
「カイラリティ」サイレントキーワードを含む研究
【数物系科学】物理学:トロイダルモーメントカイラリティを含む研究件
❏新・高機能な電気磁気応答物質および現象の開拓(24244058)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木村 剛 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80323525)
【キーワード】電気磁気効果 / マルチフェロイクス / トロイダルモーメント / 六方晶フェライト / 電気四極子 (他10件)
【概要】本研究課題では,絶縁性磁性体におけるエネルギー損失の少ない磁性の絡んだ未踏の複合電子物性の創成を目的とした。特に,電場による磁性の制御といった電気磁気効果に関連した新物質・新物理現象の発見および従来を越える高機能な電気磁気効果の実現をねらった。具体的な成果として,(1)フェライト磁石類似の鉄酸化物における電気磁気効果を利用した室温での不揮発的な磁化の電圧制御,(2)トロイダルグラスという新規なガラ...
❏磁気電気光学効果の開拓(15340112)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】十倉 好紀 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30143382)
【キーワード】磁気電気光学効果 / 磁気カイラル効果 / 時間・空間反転対称性の破れ / X線共鳴散乱 / トロイダル・モーメント (他9件)
【概要】通常の磁気光学効果、例えばファラデー効果とは異なり、無偏向においても光の進行方向により光学応答が異なる新しい磁気光学効果"磁気電気光学"あるいは"磁気カイラル効果"を開拓し、そのメカニズムを解明することを本研究では目的としていた。これらの現象の候補物質として、空間・時間反転対称性がともに破れている(自発磁化と自発電気分極を有する)フェリ磁性体GaFeO_3と、局所的...
【数物系科学】物理学:カイラル物質カイラリティを含む研究件
❏回転とカイラリティの誘起する新奇物性現象の探索(19K21874)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】福嶋 健二 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60456754)
【キーワード】高密度物質 / 強磁場 / クォーク物質 / スカーミオン / スカーミオン結晶 (他18件)
【概要】本年度は強い磁場中の高密度物質の性質について精力的に研究を展開した。このような物質は、例えば中性子星深部に存在しており、中性子星の観測データを説明するためにも必要不可欠な研究である。また物性系でも同じ対称性を持つ類似のセットアップを考えることができるため、普遍的な問題設定である。 強い相互作用の基礎理論であるQCDではクォークは3種類のカラーを持っているが、理論的な取り扱いを簡単化するため、しばし...
❏キラル物質における対称性の破れと電磁応答(17H02923)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / 電子 / スピン / 弾性 / 対称性 (他22件)
【概要】代表者は2005年頃よりカイラル結晶特有の磁性現象に取り組み、カイラル物質中で電子スピンのダイナミクスがカイラル環境下で示す非対称・非局所・非線形・非相反現象を明らかにしてきた。磁性研究は2016年頃までにほぼまとめ、光と弾性の研究に移った。2017年には、カイラル物質中を伝搬する電磁波が特有の保存量を運ぶことを示した。この保存量は電場と磁場の空間微分を含み、空間反転で符号を変える擬スカラー量であ...
【数物系科学】物理学:重い電子系カイラリティを含む研究件
❏ウラン化合物におけるカイラル超伝導の検証(15K13514)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芝内 孝禎 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00251356)
【キーワード】時間反転対称性 / カイラリティ / ドメイン / 強相関超伝導 / 重い電子系 (他14件)
【概要】強相関電子系における時間反転対称性の破れたカイラル超伝導状態を調べる2つの実験方法を提案し、その装置開発及び候補物質における測定を行った。1つは走査型磁気プローブ顕微鏡を用いた高分解能磁場分布測定であり、もう1つは極低温精密磁場侵入長異方性測定である。前者については、微小ホール素子およびSQUIDを用いた装置の立ち上げがほぼ完成し、カイラル磁性体における測定に成功した。後者については、30ミリケル...
❏強相関電子系における新しい量子液体(18684020)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中辻 知 東京大学, 物性研究所, 准教授 (70362431)
【キーワード】非フェルミ液体 / 超伝導 / スピン液体 / スピングラス / 重い電子系 (他16件)
【概要】新しい量子液体として超伝導、非フェルミ液体、スピン液体を取り上げ、以下の研究を行ってきた。 (1)新物質β-YbA1B_4を開発し、純良単結晶の育成に成功し、この物質がYb化合物の重い電子系として初の超伝導体であり、転移点直上で明瞭な非フェルミ液体性を示すことを明らかにした。超伝導特性からスピン揺らぎによる異方的超伝導が示唆される。 (2)三角格子磁性体NiGa_2S_4については自らの物質合成と...
【数物系科学】物理学:スピングラスカイラリティを含む研究件
❏新・高機能な電気磁気応答物質および現象の開拓(24244058)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木村 剛 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80323525)
【キーワード】電気磁気効果 / マルチフェロイクス / トロイダルモーメント / 六方晶フェライト / 電気四極子 (他10件)
【概要】本研究課題では,絶縁性磁性体におけるエネルギー損失の少ない磁性の絡んだ未踏の複合電子物性の創成を目的とした。特に,電場による磁性の制御といった電気磁気効果に関連した新物質・新物理現象の発見および従来を越える高機能な電気磁気効果の実現をねらった。具体的な成果として,(1)フェライト磁石類似の鉄酸化物における電気磁気効果を利用した室温での不揮発的な磁化の電圧制御,(2)トロイダルグラスという新規なガラ...
❏強相関電子系における新しい量子液体(18684020)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】中辻 知 東京大学, 物性研究所, 准教授 (70362431)
【キーワード】非フェルミ液体 / 超伝導 / スピン液体 / スピングラス / 重い電子系 (他16件)
【概要】新しい量子液体として超伝導、非フェルミ液体、スピン液体を取り上げ、以下の研究を行ってきた。 (1)新物質β-YbA1B_4を開発し、純良単結晶の育成に成功し、この物質がYb化合物の重い電子系として初の超伝導体であり、転移点直上で明瞭な非フェルミ液体性を示すことを明らかにした。超伝導特性からスピン揺らぎによる異方的超伝導が示唆される。 (2)三角格子磁性体NiGa_2S_4については自らの物質合成と...
【数物系科学】物理学:ドメインカイラリティを含む研究件
❏結晶カイラリティの定量化とそれに基づくカイラル物性の理解(16K05449)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 健太 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / ドメイン / 旋光度 / 電気磁気効果 / 単結晶 (他9件)
【概要】本研究は、結晶構造のカイラリティ(右手系と左手系)の度合いを定量的に表す「カイラリティ強度」なる概念を導入し、これを用いてカイラリティ由来物性を定量的に理解することを目指した。カイラリティ強度を元素置換で制御できる物質群の単結晶合成に成功し、そのカイラルドメインの形成様相がカイラリティ強度と強く相関していることを見出した。また、カイラリティ強度を秩序変数とみなせる旋回相転移を発見し、相転移近傍では...
❏ウラン化合物におけるカイラル超伝導の検証(15K13514)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芝内 孝禎 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00251356)
【キーワード】時間反転対称性 / カイラリティ / ドメイン / 強相関超伝導 / 重い電子系 (他14件)
【概要】強相関電子系における時間反転対称性の破れたカイラル超伝導状態を調べる2つの実験方法を提案し、その装置開発及び候補物質における測定を行った。1つは走査型磁気プローブ顕微鏡を用いた高分解能磁場分布測定であり、もう1つは極低温精密磁場侵入長異方性測定である。前者については、微小ホール素子およびSQUIDを用いた装置の立ち上げがほぼ完成し、カイラル磁性体における測定に成功した。後者については、30ミリケル...
❏結晶カイラリティの外場制御に関する研究(26610103)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】木村 健太 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / フェロイック / ドメイン / 電気磁気効果 / 物性実験 (他7件)
【概要】鏡映対称性を持たない結晶構造における右手系と左手系を区別する物理量「結晶カイラリティ」は、多彩な物質機能の源泉であることが知られている。本プロジェクトでは、結晶カイラリティの外場制御に関する研究を行った。その結果、結晶カイラル秩序が別種の強的秩序と相関する物質においては、その強的秩序ドメインの外場スイッチを介した結晶カイラリティ制御が可能であることを示した。さらに、新規開発したカイラル化合物群の研...
【数物系科学】物理学:電気磁気効果カイラリティを含む研究件
❏結晶カイラリティの定量化とそれに基づくカイラル物性の理解(16K05449)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 健太 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / ドメイン / 旋光度 / 電気磁気効果 / 単結晶 (他9件)
【概要】本研究は、結晶構造のカイラリティ(右手系と左手系)の度合いを定量的に表す「カイラリティ強度」なる概念を導入し、これを用いてカイラリティ由来物性を定量的に理解することを目指した。カイラリティ強度を元素置換で制御できる物質群の単結晶合成に成功し、そのカイラルドメインの形成様相がカイラリティ強度と強く相関していることを見出した。また、カイラリティ強度を秩序変数とみなせる旋回相転移を発見し、相転移近傍では...
❏結晶カイラリティの外場制御に関する研究(26610103)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】木村 健太 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / フェロイック / ドメイン / 電気磁気効果 / 物性実験 (他7件)
【概要】鏡映対称性を持たない結晶構造における右手系と左手系を区別する物理量「結晶カイラリティ」は、多彩な物質機能の源泉であることが知られている。本プロジェクトでは、結晶カイラリティの外場制御に関する研究を行った。その結果、結晶カイラル秩序が別種の強的秩序と相関する物質においては、その強的秩序ドメインの外場スイッチを介した結晶カイラリティ制御が可能であることを示した。さらに、新規開発したカイラル化合物群の研...
❏新・高機能な電気磁気応答物質および現象の開拓(24244058)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木村 剛 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80323525)
【キーワード】電気磁気効果 / マルチフェロイクス / トロイダルモーメント / 六方晶フェライト / 電気四極子 (他10件)
【概要】本研究課題では,絶縁性磁性体におけるエネルギー損失の少ない磁性の絡んだ未踏の複合電子物性の創成を目的とした。特に,電場による磁性の制御といった電気磁気効果に関連した新物質・新物理現象の発見および従来を越える高機能な電気磁気効果の実現をねらった。具体的な成果として,(1)フェライト磁石類似の鉄酸化物における電気磁気効果を利用した室温での不揮発的な磁化の電圧制御,(2)トロイダルグラスという新規なガラ...
【数物系科学】物理学:磁性カイラリティを含む研究件
❏キラル物質における対称性の破れと電磁応答(17H02923)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / 電子 / スピン / 弾性 / 対称性 (他22件)
【概要】代表者は2005年頃よりカイラル結晶特有の磁性現象に取り組み、カイラル物質中で電子スピンのダイナミクスがカイラル環境下で示す非対称・非局所・非線形・非相反現象を明らかにしてきた。磁性研究は2016年頃までにほぼまとめ、光と弾性の研究に移った。2017年には、カイラル物質中を伝搬する電磁波が特有の保存量を運ぶことを示した。この保存量は電場と磁場の空間微分を含み、空間反転で符号を変える擬スカラー量であ...
❏カイラル結晶構造に宿る新磁性機能の探索(25287087)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】対称性の破れ / カイラリティ / 磁性 / スピントロニクス / 対称性 (他18件)
【概要】左右対称性の概念は自然科学のあらゆる分野で重要な役割を果たす。我々は、左右対称性の破れた結晶において実現するカイラルらせん磁性体が、対称性の破れを直接反映する機能性を持つことに着目し、その機構を記述する理論基盤の構築とそれを実験検出に結び付ける指導原理の策定を進めてきた。 本研究の結果、「1軸的らせん磁性体のグローバル相図」、「有限領域に閉じ込めたカイラルソリトン格子の共鳴ダイナミクス」という二つ...
【数物系科学】物理学:強相関電子系カイラリティを含む研究件
❏結晶カイラリティの定量化とそれに基づくカイラル物性の理解(16K05449)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 健太 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / ドメイン / 旋光度 / 電気磁気効果 / 単結晶 (他9件)
【概要】本研究は、結晶構造のカイラリティ(右手系と左手系)の度合いを定量的に表す「カイラリティ強度」なる概念を導入し、これを用いてカイラリティ由来物性を定量的に理解することを目指した。カイラリティ強度を元素置換で制御できる物質群の単結晶合成に成功し、そのカイラルドメインの形成様相がカイラリティ強度と強く相関していることを見出した。また、カイラリティ強度を秩序変数とみなせる旋回相転移を発見し、相転移近傍では...
❏結晶カイラリティの外場制御に関する研究(26610103)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】木村 健太 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / フェロイック / ドメイン / 電気磁気効果 / 物性実験 (他7件)
【概要】鏡映対称性を持たない結晶構造における右手系と左手系を区別する物理量「結晶カイラリティ」は、多彩な物質機能の源泉であることが知られている。本プロジェクトでは、結晶カイラリティの外場制御に関する研究を行った。その結果、結晶カイラル秩序が別種の強的秩序と相関する物質においては、その強的秩序ドメインの外場スイッチを介した結晶カイラリティ制御が可能であることを示した。さらに、新規開発したカイラル化合物群の研...
【数物系科学】物理学:スピン軌道相互作用カイラリティを含む研究件
❏ラシュバ系における量子スピン輸送現象(15H06133)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】井手上 敏也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90757014)
【キーワード】非相反電荷輸送現象 / 空間反転対称性の破れ / スピン軌道相互作用 / 極性 / ラシュバ系 (他8件)
【概要】ラシュバ型バンド構造を持つ極性半導体BiTeBrにおいて、結晶の空間反転対称性の破れに起因する電流の非相反性を検出することに成功した。観測された非相反電荷輸送現象は極性構造に特有の磁場・電流方位選択則を見たし、シグナルのキャリア数依存性や温度依存性から微視的機構を明らかにした。 また、非相反電荷輸送現象をカイラリティーを持つ物質に拡張し、特にWS2カイラルナノチューブの電界誘起超伝導相において巨大...
❏磁気電気光学効果の開拓(15340112)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】十倉 好紀 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30143382)
【キーワード】磁気電気光学効果 / 磁気カイラル効果 / 時間・空間反転対称性の破れ / X線共鳴散乱 / トロイダル・モーメント (他9件)
【概要】通常の磁気光学効果、例えばファラデー効果とは異なり、無偏向においても光の進行方向により光学応答が異なる新しい磁気光学効果"磁気電気光学"あるいは"磁気カイラル効果"を開拓し、そのメカニズムを解明することを本研究では目的としていた。これらの現象の候補物質として、空間・時間反転対称性がともに破れている(自発磁化と自発電気分極を有する)フェリ磁性体GaFeO_3と、局所的...
【数物系科学】物理学:対称性カイラリティを含む研究件
❏キラル物質における対称性の破れと電磁応答(17H02923)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / 電子 / スピン / 弾性 / 対称性 (他22件)
【概要】代表者は2005年頃よりカイラル結晶特有の磁性現象に取り組み、カイラル物質中で電子スピンのダイナミクスがカイラル環境下で示す非対称・非局所・非線形・非相反現象を明らかにしてきた。磁性研究は2016年頃までにほぼまとめ、光と弾性の研究に移った。2017年には、カイラル物質中を伝搬する電磁波が特有の保存量を運ぶことを示した。この保存量は電場と磁場の空間微分を含み、空間反転で符号を変える擬スカラー量であ...
❏カイラル結晶構造に宿る新磁性機能の探索(25287087)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】対称性の破れ / カイラリティ / 磁性 / スピントロニクス / 対称性 (他18件)
【概要】左右対称性の概念は自然科学のあらゆる分野で重要な役割を果たす。我々は、左右対称性の破れた結晶において実現するカイラルらせん磁性体が、対称性の破れを直接反映する機能性を持つことに着目し、その機構を記述する理論基盤の構築とそれを実験検出に結び付ける指導原理の策定を進めてきた。 本研究の結果、「1軸的らせん磁性体のグローバル相図」、「有限領域に閉じ込めたカイラルソリトン格子の共鳴ダイナミクス」という二つ...
【数物系科学】地球惑星科学:物性実験カイラリティを含む研究件
❏結晶カイラリティの定量化とそれに基づくカイラル物性の理解(16K05449)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】木村 健太 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / ドメイン / 旋光度 / 電気磁気効果 / 単結晶 (他9件)
【概要】本研究は、結晶構造のカイラリティ(右手系と左手系)の度合いを定量的に表す「カイラリティ強度」なる概念を導入し、これを用いてカイラリティ由来物性を定量的に理解することを目指した。カイラリティ強度を元素置換で制御できる物質群の単結晶合成に成功し、そのカイラルドメインの形成様相がカイラリティ強度と強く相関していることを見出した。また、カイラリティ強度を秩序変数とみなせる旋回相転移を発見し、相転移近傍では...
❏結晶カイラリティの外場制御に関する研究(26610103)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】木村 健太 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (70586817)
【キーワード】カイラリティ / フェロイック / ドメイン / 電気磁気効果 / 物性実験 (他7件)
【概要】鏡映対称性を持たない結晶構造における右手系と左手系を区別する物理量「結晶カイラリティ」は、多彩な物質機能の源泉であることが知られている。本プロジェクトでは、結晶カイラリティの外場制御に関する研究を行った。その結果、結晶カイラル秩序が別種の強的秩序と相関する物質においては、その強的秩序ドメインの外場スイッチを介した結晶カイラリティ制御が可能であることを示した。さらに、新規開発したカイラル化合物群の研...
❏新・高機能な電気磁気応答物質および現象の開拓(24244058)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木村 剛 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80323525)
【キーワード】電気磁気効果 / マルチフェロイクス / トロイダルモーメント / 六方晶フェライト / 電気四極子 (他10件)
【概要】本研究課題では,絶縁性磁性体におけるエネルギー損失の少ない磁性の絡んだ未踏の複合電子物性の創成を目的とした。特に,電場による磁性の制御といった電気磁気効果に関連した新物質・新物理現象の発見および従来を越える高機能な電気磁気効果の実現をねらった。具体的な成果として,(1)フェライト磁石類似の鉄酸化物における電気磁気効果を利用した室温での不揮発的な磁化の電圧制御,(2)トロイダルグラスという新規なガラ...
【総合理工】応用物理学:カイラル磁性体カイラリティを含む研究件
❏キラル物質における対称性の破れと電磁応答(17H02923)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / 電子 / スピン / 弾性 / 対称性 (他22件)
【概要】代表者は2005年頃よりカイラル結晶特有の磁性現象に取り組み、カイラル物質中で電子スピンのダイナミクスがカイラル環境下で示す非対称・非局所・非線形・非相反現象を明らかにしてきた。磁性研究は2016年頃までにほぼまとめ、光と弾性の研究に移った。2017年には、カイラル物質中を伝搬する電磁波が特有の保存量を運ぶことを示した。この保存量は電場と磁場の空間微分を含み、空間反転で符号を変える擬スカラー量であ...
❏カイラル結晶構造に宿る新磁性機能の探索(25287087)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】対称性の破れ / カイラリティ / 磁性 / スピントロニクス / 対称性 (他18件)
【概要】左右対称性の概念は自然科学のあらゆる分野で重要な役割を果たす。我々は、左右対称性の破れた結晶において実現するカイラルらせん磁性体が、対称性の破れを直接反映する機能性を持つことに着目し、その機構を記述する理論基盤の構築とそれを実験検出に結び付ける指導原理の策定を進めてきた。 本研究の結果、「1軸的らせん磁性体のグローバル相図」、「有限領域に閉じ込めたカイラルソリトン格子の共鳴ダイナミクス」という二つ...
【工学】材料工学:対称性の破れカイラリティを含む研究件
❏ウラン化合物におけるカイラル超伝導の検証(15K13514)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芝内 孝禎 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00251356)
【キーワード】時間反転対称性 / カイラリティ / ドメイン / 強相関超伝導 / 重い電子系 (他14件)
【概要】強相関電子系における時間反転対称性の破れたカイラル超伝導状態を調べる2つの実験方法を提案し、その装置開発及び候補物質における測定を行った。1つは走査型磁気プローブ顕微鏡を用いた高分解能磁場分布測定であり、もう1つは極低温精密磁場侵入長異方性測定である。前者については、微小ホール素子およびSQUIDを用いた装置の立ち上げがほぼ完成し、カイラル磁性体における測定に成功した。後者については、30ミリケル...
❏カイラル結晶構造に宿る新磁性機能の探索(25287087)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】対称性の破れ / カイラリティ / 磁性 / スピントロニクス / 対称性 (他18件)
【概要】左右対称性の概念は自然科学のあらゆる分野で重要な役割を果たす。我々は、左右対称性の破れた結晶において実現するカイラルらせん磁性体が、対称性の破れを直接反映する機能性を持つことに着目し、その機構を記述する理論基盤の構築とそれを実験検出に結び付ける指導原理の策定を進めてきた。 本研究の結果、「1軸的らせん磁性体のグローバル相図」、「有限領域に閉じ込めたカイラルソリトン格子の共鳴ダイナミクス」という二つ...
【工学】構造・機能材料:ドメイン構造カイラリティを含む研究件
❏ウラン化合物におけるカイラル超伝導の検証(15K13514)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】芝内 孝禎 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00251356)
【キーワード】時間反転対称性 / カイラリティ / ドメイン / 強相関超伝導 / 重い電子系 (他14件)
【概要】強相関電子系における時間反転対称性の破れたカイラル超伝導状態を調べる2つの実験方法を提案し、その装置開発及び候補物質における測定を行った。1つは走査型磁気プローブ顕微鏡を用いた高分解能磁場分布測定であり、もう1つは極低温精密磁場侵入長異方性測定である。前者については、微小ホール素子およびSQUIDを用いた装置の立ち上げがほぼ完成し、カイラル磁性体における測定に成功した。後者については、30ミリケル...
❏新・高機能な電気磁気応答物質および現象の開拓(24244058)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】木村 剛 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (80323525)
【キーワード】電気磁気効果 / マルチフェロイクス / トロイダルモーメント / 六方晶フェライト / 電気四極子 (他10件)
【概要】本研究課題では,絶縁性磁性体におけるエネルギー損失の少ない磁性の絡んだ未踏の複合電子物性の創成を目的とした。特に,電場による磁性の制御といった電気磁気効果に関連した新物質・新物理現象の発見および従来を越える高機能な電気磁気効果の実現をねらった。具体的な成果として,(1)フェライト磁石類似の鉄酸化物における電気磁気効果を利用した室温での不揮発的な磁化の電圧制御,(2)トロイダルグラスという新規なガラ...
【工学】総合工学:スピンカイラリティを含む研究件
❏カイラリティが誘導するフォノン・スピン・フォトン交差結合の理論(21H01032)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / スピン偏極 / カイラリティ誘導スピン偏極 / フォノン / 電子 (他6件)
【概要】
❏回転とカイラリティの誘起する新奇物性現象の探索(19K21874)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2023-03-31
【研究代表者】福嶋 健二 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60456754)
【キーワード】高密度物質 / 強磁場 / クォーク物質 / スカーミオン / スカーミオン結晶 (他18件)
【概要】本年度は強い磁場中の高密度物質の性質について精力的に研究を展開した。このような物質は、例えば中性子星深部に存在しており、中性子星の観測データを説明するためにも必要不可欠な研究である。また物性系でも同じ対称性を持つ類似のセットアップを考えることができるため、普遍的な問題設定である。 強い相互作用の基礎理論であるQCDではクォークは3種類のカラーを持っているが、理論的な取り扱いを簡単化するため、しばし...
❏キラル物質における対称性の破れと電磁応答(17H02923)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】カイラリティ / 電子 / スピン / 弾性 / 対称性 (他22件)
【概要】代表者は2005年頃よりカイラル結晶特有の磁性現象に取り組み、カイラル物質中で電子スピンのダイナミクスがカイラル環境下で示す非対称・非局所・非線形・非相反現象を明らかにしてきた。磁性研究は2016年頃までにほぼまとめ、光と弾性の研究に移った。2017年には、カイラル物質中を伝搬する電磁波が特有の保存量を運ぶことを示した。この保存量は電場と磁場の空間微分を含み、空間反転で符号を変える擬スカラー量であ...
【工学】総合工学:スピントロニクスカイラリティを含む研究件
❏ラシュバ系における量子スピン輸送現象(15H06133)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2015-08-28 - 2017-03-31
【研究代表者】井手上 敏也 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (90757014)
【キーワード】非相反電荷輸送現象 / 空間反転対称性の破れ / スピン軌道相互作用 / 極性 / ラシュバ系 (他8件)
【概要】ラシュバ型バンド構造を持つ極性半導体BiTeBrにおいて、結晶の空間反転対称性の破れに起因する電流の非相反性を検出することに成功した。観測された非相反電荷輸送現象は極性構造に特有の磁場・電流方位選択則を見たし、シグナルのキャリア数依存性や温度依存性から微視的機構を明らかにした。 また、非相反電荷輸送現象をカイラリティーを持つ物質に拡張し、特にWS2カイラルナノチューブの電界誘起超伝導相において巨大...
❏カイラル結晶構造に宿る新磁性機能の探索(25287087)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】岸根 順一郎 放送大学, 教養学部, 教授 (80290906)
【キーワード】対称性の破れ / カイラリティ / 磁性 / スピントロニクス / 対称性 (他18件)
【概要】左右対称性の概念は自然科学のあらゆる分野で重要な役割を果たす。我々は、左右対称性の破れた結晶において実現するカイラルらせん磁性体が、対称性の破れを直接反映する機能性を持つことに着目し、その機構を記述する理論基盤の構築とそれを実験検出に結び付ける指導原理の策定を進めてきた。 本研究の結果、「1軸的らせん磁性体のグローバル相図」、「有限領域に閉じ込めたカイラルソリトン格子の共鳴ダイナミクス」という二つ...