❏抱き上げ場面における親子の間身体的相互作用の初期発達に関する研究(15K13134)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】根ケ山 光一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00112003)
【キーワード】抱き上げ / 母子関係 / 縦断的発達 / モーションキャプチャ / 抱きにくさ (他16件)
【概要】10組の母子に対して,それぞれの家庭を訪問して生後1.5か月,3か月,5か月,7か月の4時点でビデオによる乳児の抱き上げの縦断的行動観察を行った。抱き上げの速度は3か月以降有意に増加した。子どもの首のすわりにともない抱き方も変化した。モーションキャプチャの分析からも,抱き上げ時の母子の接近速度が月齢に伴い増加する傾向が見られた。また質問紙で尋ねた抱きにくさの値は,3か月では子どもの行動との相関が有...
❏身体接触を含む母子相互作用のモーションキャプチャによるタウ解析(23653193)
【研究テーマ】教育心理学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】根ケ山 光一 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00112003)
【キーワード】国際比較研究 / 日本と英国 / 母子相互作用 / 抱き / モーションキャプチャ (他16件)
【概要】日英の母子における初期コミュニケーションが,6か月齢と9か月齢の2時期において,抱き下ろし・抱き上げ,離乳食供給・摂取等の場面で,モーションキャプチャシステムとビデオ記録システムを使用して調べられた。その結果,母子は生後6か月からすでに相互の身体を協応させてコミュニケーションを行っており,9か月には子どもの能動的関与が強まり,一層相互調律的となることが明らかになった。母子には身体の周辺にそれ以遠と...