❏時空間データのブートストラップ法と経験尤度法の理論的展開(17K12652)
【研究テーマ】統計科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】劉 言 早稲田大学, 理工学術院, 研究院講師 (10754856)
【キーワード】時系列解析 / 経験尤度法 / 予測・補間 / 漸近理論 / 高次元統計解析 (他26件)
【概要】これまでの時系列解析では、正則な条件のもとで統計的推測が展開されてきた。しかし、金融データの分散が非有限であるなど正則条件を満たさないことがしばしば指摘されている。非有限分散モデルとして知られる安定過程について、自己基準化ピリオドグラムを利用して、経験尤度法を適用し、様相の異なる漸近分布を導き、重要指標に関する信頼領域の構築法を提案した。安定過程を含む広い時系列モデルのクラスにおいて、予測・補間誤...
❏論述文の文章構造の研究とその日本語教育への応用(11680317)
【研究テーマ】日本語教育
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】1999 - 2001
【研究代表者】村田 年 慶應義塾大学, 国際センター, 助教授 (50225372)
【キーワード】論述文 / ジャンル / 文型 / 判別分析 / 論理構造 (他14件)
【概要】専門日本語教育における学習者にとって,論文に代表される論述文の論理構造の理解は不可欠であり,その理解には文型が指標として役立つと考えられる.本論文では,論述文の論理構造を支える文型を抽出する研究の一環として,6ジャンル(物理学論文,工学論文,文学論文,経済学教科書,文学作品,新聞社説)計132編の文章における62の文型項目の出現率を調査し,以下の分析を行う. (1)6ジャンル計132編の資料を対象...