適応的な学習支援を目指した生体情報計測による学習活動のモニタリング手法の確立
【研究キーワード】
生体情報 / モニタリング / アクティブラーニング / 遠隔授業 / 対面授業 / 生理指標 / 皮膚コンダクタンス / 覚醒度 / 教育工学 / 学習 / 評価
【研究成果の概要】
本課題では、対面授業と遠隔授業において生体情報計測モニタリングに関する実験的な検証を行った.対面授業での実験結果から,学生の「集中」や「緊張」は,教員やTAが観察しても判断できないが,皮膚電気抵抗を用いることによって、グループ活動における各学習者の覚醒度についてモニタリング可能であることを示した.また,遠隔学習者の生体情報リアルタイムモニタリングの実験結果から,皮膚電気抵抗を用いることで学習状態を測定できることを示した.主観評価を合わせた分析結果から,遠隔授業であっても授業で指名される可能性がある場合は,講義を受動的に視聴している時よりも,発言時に緊張が高まることが明らかになった.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
長野 祐一郎 | 文京学院大学 | 人間学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
長濱 澄 | 早稲田大学 | 人間科学学術院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2020-03-31
【配分額】6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)