超高齢者の治癒力を最大限に引き出す創傷看護技術の開発―AHLに着目して
【研究分野】高齢看護学
【研究キーワード】
クオラムセンシング / 創傷治癒 / 高齢者 / 糖尿病 / 緑膿菌 / 感染 / 褥瘡 / 動物実験 / クオラオムセンシング
【研究成果の概要】
創傷の治癒力が低下している高齢者において難治性創傷が問題となっている。そこでクオラムセンシングシグナル(AHL)による創傷治癒促進技術開発を行った。糖尿病ラットに全層欠損創を作成し、AHLを投与すると炎症性細胞の集積の抑制、繊維芽細胞の増殖、酸化ストレスの低減が確認された。また、異なるアシル鎖長のAHLを用いた結果、C10は炎症を惹起することなく血管新生を促進し、創傷治癒を促進させる可能性があることを見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
真田 弘美 | 東京大学 | 大学院医学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
峰松 健夫 | 東京大学 | 医学(系)研究科(研究院) | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
峰松 健夫 | 東京大学 | 大学院医学系研究科 | 特任講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)