在宅で障害児をケアする養育者に向けた家族エンパワメントプログラムの開発と効果検証
【研究キーワード】
家族エンパワメントプログラム / 家族支援 / ケアラー支援 / 障害児 / ピアサポート / プログラム開発 / 比較介入研究 / 家族ケア / 家族エンパワメント / オンラインプログラム介入 / プログラム介入効果 / 介入プログラム / 家族 / 介入効果測定 / 在宅 / 重症児 / 家族看護 / 障害を有する子ども / 在宅看護 / 家族ケアプログラム / 障害 / エンパワメント / コミュニティ / 養育 / 社会的繋がり / 家族介入 / 効果検証 / 社会資源 / 介護負担 / サービスシステム
【研究成果の概要】
複数回のこれまでの科研で明らかにしたFaエンパワメントモデルに基づき「社会資源の活用」「介護負担感」とそれらに関連する複数の因子へのアプローチを中心に、参加者が「家族(内)」「サービスシステム」「コミュニティ」に焦点をあてたケアコーディネーションができるよう演習やロールプレイをプログラム内に取り入れ、当事者の視点で様々な意見を出せる複数の患者家族会をプログラム開発協力者として巻き込んで、家族エンパワメントプログラムの開発をおこなった。
プレテストを遂行したのち、CCTデザインにより介入群とWait-list-control群に分け、家族エンパワメントプログラムの効果検証をおこなった。
【研究の社会的意義】
全国数線規模の実態調査の遂行により、家族エンパワメントを規定する背景として「社会資源の活用」をコントロールできるようになり、「介護負担感」を下げるよう取り組める家族が、家族エンパワメントが高いことが我々の研究班で実証された。本研究では家族エンパワメントを規定する上述2因子に効果的に介入するプログラム(全4回、オンライン)を開発・実装することで家族エンパワメントを高めることができるか、また、家族エンパワメントの3側面(「家族(内)」「サービスシステム」「コミュニティ」)のどこがどの時点でエンパワーされるのかを検証した。
基盤研究Aへの採択が決まっており、本プログラムの継続的な社会実装が期待される。
【研究代表者】