東アジアにおける『寒冷適応=肥満抗性仮説』の実証に向けたゲノム人類学研究
【研究分野】自然人類学
【研究キーワード】
モンゴル人 / ゲノム多様性 / 寒冷適応 / 正の自然選択 / 肥満 / SNP / 進化遺伝学 / 人類学 / 遺伝学 / 社会医学 / 進化 / ゲノム / 熱産生 / 東アジア
【研究成果の概要】
現代人の肥満はエネルギーの摂取量と消費量の不均衡にその原因がある。本課題では、エネルギー消費の一翼を担う「代謝性熱産生」に着目し、現代人の肥満感受性が、祖先集団が過去に獲得した寒冷環境への遺伝的適応形質の影響下にある、という仮説を実証すべく、全ゲノムレベルでのヒトの遺伝的様性パターンの解析、遺伝疫学解析、分子生物学解析を柱とする学際的研究を推進した。
【研究代表者】