小児がん・脳腫瘍患児ときょうだいとの関係に着目した家族支援プログラムの開発
【研究分野】生涯発達看護学
【研究キーワード】
小児がん看護 / 小児看護 / がん看護 / QOL / 家族支援 / きょうだい / 脳腫瘍 / 家族看護学 / 小児看護学 / 小児がん看護学 / がん看護学 / 外来看護 / PRO / 小児がん / 親 / 子ども / アセスメント / 臨床研究 / 介入研究
【研究成果の概要】
小児がん・脳腫瘍と診断された子どもの家族は、外傷的体験に晒され、大きな心理的影響を受ける(たとえばPTSD、心的外傷後成長など)。看護師には、本人ときょうだいを含む家族全体がストレスに対処できるようサポートすることが求められている。また、看護師は、看護師のみならず医療チーム全体を調整し、医療チームが全体として家族をサポートできるようにすることも求められている。本研究は、小児がん・脳腫瘍患児ときょうだいとの関係に着目した家族支援プログラムの開発に向けて、小児がん闘病が患者・家族に与える影響、医療者に与え・与えられる影響を多面的に明らかにした。
【研究の社会的意義】
本研究の成果は、小児がん・脳腫瘍患者本人およびその家族(両親、きょうだい)のためになるのは当然のことながら、それだけでなく、家族のきょうだいサブシステム機能向上に関する知見を得ることによって、より全般的なきょうだい支援の発展に寄与するものです。より具体的には、これまで無視されがちな家族員であったきょうだいについて小児保健・小児看護・小児医療の現場でどのようにアプローチすればよいかという提案に繋がった。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
高石 宏和 | |
高橋 梨沙 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)