概日時計を介するシアノバクテリアの動的環境適応ダイナミクス
【研究分野】遺伝・ゲノム動態
【研究キーワード】
シアノバクテリア / 概日リズム / 明暗応答 / Synechococcus, Anabaena / Anabaena / Synechococcus / パターン形成 / 時間生物学 / 発生学 / 微生物学 / ヘテロシスト / サーカディアン
【研究成果の概要】
単細胞性シアノバクテリアSynechococcus PCC 7942を用い、時計遺伝子の新規転写翻訳を伴わない転写リズムの存在を、あらゆる生物に先駆けて初めて明らかにした。また、kai遺伝子などの高振幅遺伝子の発現の新たな制御因子として、二成分制御系のRpaB蛋白質を同定し、生化学的な解析を行い、論文発表した。さらに、多細胞性シアノバクテリアAnabaena PCC 7120を用い、ゲノムワイドな発現プロファイリング、発光レポーターの開発などを通じ、その概日特性や分化細胞特異的な概日転写制御を初めての明らかにし、論文発表した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】28,340千円 (直接経費: 21,800千円、間接経費: 6,540千円)