唾液中アミラーゼを指標としたストレス評価とストレスマネジメントへの応用
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
唾液 / アミラーゼ / ストレス / ストレスマネジメント / リラクセーション / 変動 / 交感神経
【研究成果の概要】
唾液αアミラーゼ活性を用いたストレス評価の有用性を明らかにするために、大学生と事務系企業社員を対象として、種々のストレス負荷やリラクセーションの際の変動、入社後の変化や日常の職業性ストレスとの関係、職業生活における長期的な個人内変動などの観点から、唾液αアミラーゼ活性について検討した。厳密な安静や頻回な測定などの条件下では、唾液αアミラーゼ活性とストレスとの関連が認められた。しかし、測定値の個人差が大きく、個人内変動も少なくないことが問題であり、横断的調査よりも縦断的調査のストレス評価指標とする方が妥当と考えられた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
林 直亨 | 九州大学 | 健康科学センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)