妊娠期から始める乳児の傷害予防:SNS・地域資源ハイブリッド型プログラムの開発
【研究キーワード】
傷害予防 / 妊婦 / 母子保健事業 / プログラム開発 / SNS / 乳児
【研究成果の概要】
新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、各自治体での住民サービスに影響が出ている中、妊娠~乳幼児の育児期の保護者への教育機会の場である母親・両親学級、育児グループ、乳幼児健康診査などの一次予防サービスの提供・利用が縮小を余儀なくされた。2021(令和3)年度は、それらの教育機会の減少により、保護者が傷害予防の情報を得られていない可能性を考え、家の中での乳幼児の傷害と事故リスクに関する状況、傷害予防の情報を得る機会の変化、情報提供方法の希望についてなど、地域の妊婦および母親の傷害予防教育の実態とニーズを把握することを目指した。
方法としては、国内外の学会発表・調査報告・論文等からコロナ禍における育児に関する課題を収集・整理し、かつ乳幼児を育児中の母親・妊婦へのヒアリングを加味し質問項目を作成した。オンラインによるウェブ調査を実施し、妊婦および0-2歳児を育児中の母親750名から回答を得た。現在、データ分析中である。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2021-04-01 - 2025-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)