老化に関わる難治性疾患の予防・改善を目指した天然薬物の研究
【研究分野】化学系薬学
【研究キーワード】
糖尿病 / 神経保護 / アルツハイマー / フラバノノール誘導体 / 小胞体ストレス / 筋委縮性側索硬化症 / マクロファージ / アルツハイマー病 / adiponectin
【研究成果の概要】
白桃花から分離したアロマデンドリンは、脂肪細胞のアディポネクチン発現量を上昇させるため、類似化合物を合成して神経細胞に対して試験を行い、神経細胞を保護する可能性が認められた。ベンケイソウ科植物Rhodiola sacraからマクロファージの活性化を抑制する2-phenylethyl gallateを明らかにし、類似化合物を合成し慢性炎症に有効である可能性が示唆された。アルツハイマー疾患などで問題となる神経疾患を保護する化合物を探索する目的でLicopodium serratum var. longipetiolatumの成分研究を行い新規アルカロイドeffususol Aを単離した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
中村 智徳 | 慶応大学 | 薬学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
草間 國子 | 日本大学 | 薬学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)