オートファゴソームをモデルとした真核細胞のオルガネラ形態形成機構の解明
【研究分野】細胞生物学
【研究キーワード】
オートファジー / タンパク質分解 / オルガネラ分解 / 出芽酵母 / オルガネラ / Atgタンパク質 / 生体膜 / 栄養飢餓 / ストレス / オートファゴソーム / 小胞体 / ER exit site / 膜輸送 / オルガネラ形成
【研究成果の概要】
真核細胞の内部ではオルガネラが必要に応じて形成と分解を繰り返すことにより恒常性が維持されている。オルガネラの分解にはオートファジーと呼ばれる細胞内分解システムが重要な役割を担っている。オートファジーとは、被分解オルガネラを取り囲むように二重膜オルガネラであるオートファゴソーム(以下AP)が形成され、APが分解コンパートメントである液胞と融合することにより、標的オルガネラの分解を達成するシステムである。本研究では隔離膜マーカーの探索を形態学的に進め、AP形成に必要なAtg3が隔離膜に局在することを示した。また、最近になって新たな隔離膜マーカータンパク質を同定した(論文投稿中)。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)