環境汚染物質の胎児期曝露による生後発癌リスクとそのエピジェネティク分子機構
【研究分野】応用獣医学
【研究キーワード】
有害化学物質 / ゲノム / 発生・分化 / 環境 / 薬剤反応性 / エピジェネティクス
【研究成果の概要】
胎生期の環境因子が子どもやさらには成人してからの健康に与える影響が懸念されている。胎生期にダイオキシンに曝露され生まれた実験動物では、ベンツピレンなどの変異原物質による成熟後の化学発癌感受性が高まる。本研究ではマウスを用いて、変異原物質の代謝活性化を司る酵素CYP1A1遺伝子におけるDNAメチル化などのエピジェネティックメモリーが、周産期のダイオキシン曝露で変化すること、およびその分子機構の一部を明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
宮原 裕一 | 信州大学 | 山岳科学総合研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
武田 真記夫 | 残留農薬研究所 | 毒性部 | 室長 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)