核分葉と遺伝子発現調節の関係:好中球およびATL細胞を利用した研究
【研究分野】血液内科学
【研究キーワード】
好中球 / ATL / エピジェネティクス / メチル化 / 遺伝子発現 / DNAメチル化
【研究成果の概要】
HTLV-1感染細胞が成人T細胞白血病・リンパ腫の腫瘍細胞へ多段階のステップを経て進展して行く過程を細胞表面のCD7、および癌抑制遺伝子産物であるCADM1の発現量の変化で解析できることを明らかにし、遺伝子のメチル化の網羅的解析の結果、この過程の変化は遺伝子のメチル化によって制御されていることが示唆された。腫瘍化の中間段階の細胞は無症候性キャリアの段階からすでに出現していた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
内丸 薫 | 東京大学 | 医科学研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)