工学的展開を目指す天然変性蛋白質の構造・機能解析
【研究分野】生物機能・バイオプロセス
【研究キーワード】
蛋白質 / 分子認識 / 生物・生体工学 / ナノバイオ / 天然変性 / 蛋白質間相互作用 / スクリーニング
【研究成果の概要】
天然変性蛋白質が示す新規な特異的相互作用と会合形成能に着目し、その機構を種々の物性・構造解析に加え、熱力学的解析および速度論的解析に基づいて記述した。具体的には、2つの天然変性蛋白質をモデルに、構造解析に加え、熱力学的および速度論的解析、変異導入解析により、標的分子・リガンドとの相互作用の相互作用機構、触媒機構を明らかにした。新規な添加剤系による蛋白質ハンドリング系を構築した。また、機能未知であった分子種については、in vivo解析からその機能を明らかにした。さらに、新規標的分子を用いた物質集積の制御、材料設計などボトムアッププロセスの工学的応用への展開の可能性を示した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)