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脳Saga
脳
に関するサイレントキーワード
網膜
が含まれる科研費採択研究1件
脳
に関するサイレントキーワード
網膜
が含まれる科研費採択研究 1件
脊椎動物の頭部の進化を可能にしたゲノム基盤の解明
【研究領域課題番号】
19H03213 (KAKENデータベースで見る)
【研究キーワード】
ホヤ /
脳
/ 感覚器 /
網膜
/ 進化
【研究成果の概要】
ホヤと脊椎動物の間で相同と考えられる組織・器官として、間
脳
(
網膜
、松果体、視床下部等)、鼻プラコード、後
脳
および中軸組織(フロアプレート、脊索、内胚葉索)について、RNA-seq法によりトランスクリプトームを解析するとともに、これらの組織の発生調節に関わる細胞間シグナル、小分子RNA、転写因子の機能解析を行った。ホヤはカタユウレイボヤ、モルグラ類などを、脊椎動物はメダカを用いた。器官の中でも、視細胞、ドーパミン細胞、GnRH細胞など、特定の細胞種に絞った解析も行った。
主な成果として、ホヤ
脳
内ドーパミン神経細胞群の正確な細胞系譜と形態形成過程を解明し、転写調節因子と細胞間シグナル因子によるドーパミン神経細胞の発生制御機構を明らかにし、脊椎動物のドーパミン神経細胞の発生機構との比較を行い、原著論文として発表した。1細胞トランスクリプトームと転写調節機構の解析から、胚の中軸組織の発生機構について脊椎動物とホヤの間の普遍性と相違点を明らかにし、原著論文として発表した。また、感覚神経細胞の発生について、転写調節因子のはたらきを操作することにより2種類の感覚神経の性質をあわせもつ新しい性質の感覚神経細胞が作られることを報告した。さらに、カルシウムイメージング、光遺伝学、行動解析を組み合わせて、運動ニューロンやグリア細胞の発生過程および生理機能を解析し、ホヤ-脊椎動物間の比較を行い、運動ニューロンについては原著論文として報告した。
【研究代表者】
日下部 岳広 甲南大学 理工学部 教授
(Kakenデータベース)
【研究分担者】
鈴木 穣
東京大学
大学院新領域創成科学研究科
教授
(Kakenデータベース)
中井 謙太
東京大学
医科学研究所
教授
(Kakenデータベース)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【配分額】17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)