ESおよびiPS細胞由来の小腸モデル細胞の作成
【研究分野】消化器内科学
【研究キーワード】
ヒトiPS細胞 / ES細胞 / モデル細胞 / 発生分化 / 再生医学 / 細胞・組織
【研究成果の概要】
これまでに、我々はマウス中腎由来培養細胞株M15細胞との共培養系を用いて、ES細胞から消化器官(膵臓、肝臓)細胞の分化誘導方法を開発し、分化に関わる因子を明らかにした。今回の研究では、M15細胞を用いてマウスES細胞から内胚葉細胞を効率的に分化させた後に小腸分化を促進する液性因子を添加することで、小腸前駆細胞を効率よく分化誘導することにも成功した。更に、M15細胞上で分化を進めることで、すべての小腸細胞が分化誘導可能であることも確認している。本方法は、マウスES細胞のみならずヒトiPS細胞にも応用可能であることも併せて確認した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)