ペプチドアレイ解析技術を用いた免疫寛容誘導ペプチドの設計
【研究分野】生物機能・バイオプロセス
【研究キーワード】
ペプチド / アレルギー / バイオチップ / マイクロアレイ
【研究成果の概要】
ペプチドマイクロアレイは、多数のペプチドに対する相互作用解析を一度に実施できることから、抗体エピトープ解析等を行う上で有用である。本研究では、カゼイン免疫によりミルクアレルギーマウスモデルを作製し、血清中のIgE抗体エピトープをミルクタンパク質全6種類のアミノ酸配列に基づいて合成したミルクペプチドマイクロアレイを用いて解析することで、アレルギー応答を抑制する短鎖エピトープペプチドを設計した。本ペプチドを経口免疫療法における補助剤として添加し、アレルギー応答を抑制しながら円滑に治療を行う可能性について検討した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
本多 裕之 | 名古屋大学 | 予防早期医療創成センター | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)