再生鱗をモデルとしたコラーゲン配向機構の解明-魚コラーゲンから生体修復材料を造る
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
コラーゲン / 配列制御 / 変性温度 / 組織再生医療用材料 / 角膜再生 / 骨再生 / ウロコ / キンギョ / 組織再生医療 / 硬骨魚類
【研究成果の概要】
ウロコのコラーゲンを用いて再生医療用人工基質の合成をめざして、生物学と材料科学の両面から研究を推進した。生物学的アプローチにより鱗形成細胞分化の分子機構、コラーゲン配向を制御する候補分子、組織ごとのコラーゲンα鎖組成を明らかにした。また、材料科学的アプローチにより、ブタ及びティラピアコラーゲン線維配向ゲルを高磁場内で実現するとともに、湿潤環境下による乾燥により10~20wt%の高密度化に成功した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
浦 和寛 | 北海道大学 | 大学院・水産科学研究院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
生駒 俊之 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 生体材料研究センター | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】14,520千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 1,620千円)