間質流制御による三次元複合肝組織の血管化
【研究分野】医用生体工学・生体材料学
【研究キーワード】
マイクロ流体デバイス / 肝臓 / 血管 / 生物・生体工学 / マイクロ・ナノデバイス / 細胞・組織
【研究成果の概要】
近年の再生医療において複雑な三次元臓器の再生技術が求められている。特に、毛細血管を含む三次元複合組織の再生が課題であり、本研究は生体工学の立場から三次元肝細胞組織に毛細血管を導入する血管化の技術を検討した。具体的には、微細加工技術によって作製したマイクロ流体デバイスを用いることで細胞周囲の微小環境(流れ、細胞配置など)を時空間的に調節し、肝細胞組織と毛細血管の相互作用を明らかにし、三次元肝組織の血管化に重要な因子を見出した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】25,870千円 (直接経費: 19,900千円、間接経費: 5,970千円)