標的タンパク質の機能とダイナミズムの制御に基づく難病多重薬理療法の構築
【研究分野】創薬化学
【研究キーワード】
多重薬理 / 核内受容体リガンド / 構造展開 / 阻害剤 / プロテインノックダウン / ハンチンチン / ブロモドメイン / ケイ素 / 生理活性物質 / 核内受容体 / マルチテンプレート / 分子設計 / 薬理シャペロン
【研究成果の概要】
多くの難病の特徴は増悪因子の多重性である。よって、その効果的な治療には複数の機能と持つ化合物、すなわち多重薬理化合物、が有効なはずである。本研究課題では、(1)同時に複数の疾病増悪因子を標的とする化合物や、(2)複数の作用機序を同時に発揮しうる化合物、特に、標的タンパク質の機能制御活性に加えて存在状態の制御活性(凝集阻止や分解誘導など)を併せ持った化合物の創製研究を展開した。(1)については各種核内受容体や、エピジェネティック因子、(2)については疾病関連凝集性タンパク質を主たる対象とした。
加えて、創製した化合物の有用性を生物検定系を通じて評価し、多重薬理化合物の優位性を実験的に検証した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
石川 稔 | 東京大学 | 分子細胞生物学研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
藤井 晋也 | 東京大学 | 分子細胞生物学研究所 | 講師 | (Kakenデータベース) |
谷内出 友美 | 東京大学 | 分子細胞生物学研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)