低分子化合物を用いたマウスES細胞からの効率的な膵β細胞誘導法の確立
【研究分野】消化器内科学
【研究キーワード】
ES細胞 / 膵臓 / β細胞 / インスリン / 糖尿病 / 低分子化合物 / スクリーニング / 発生・分化 / 再生医学 / 細胞・組織
【研究成果の概要】
マウスES細胞から膵β細胞を誘導する手法の効率化は将来的にヒトの糖尿病治療に有効な知見を得るために重要な研究である。我々は、1300種の低分子化合物からβ細胞の誘導効率を上昇させる化合物をスクリーニングした。その結果、10個のヒット化合物を発見し、これらの作用から特定の生体内の経路がβ細胞への細胞分化とインスリンの分泌能に深くかかわることを見出した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)