神経変性疾患に関与する転写因子のSUMO化による機能変換の解析
【研究分野】神経解剖学・神経病理学
【研究キーワード】
タンパク質翻訳後修飾 / SUMO化 / ユビキチン化 / 神経変性疾患 / パーキンソン病 / 転写因子 / 遺伝子発現 / タンパク質分解 / 転写制御 / 発現制御
【研究成果の概要】
Parkinの基質として同定された転写因子PARISがSUMO化されることを発見し、その機能とパーキンソン病発症へのSUMO化の関与を解析した。その結果、PARISのSUMO化依存的な転写活性調節を明らかにした。さらにPARISのSUMO化はそのユビキチン化も制御していることを明らかにした。さらにPARISのSUMO化を制御する因子を同定し、それらがPARISの転写活性やユビキチン化に与える影響を明らかにした。本研究の成果はパーキンソン病発症メカニズムにおけるSUMO化の重要性を示唆した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
榊原 伸一 | 早稲田大学 | 人間科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)