自己免疫寛容に必須な微小環境を形成する遺伝子発現制御機構の解析
【研究分野】免疫学
【研究キーワード】
免疫寛容 / 自己免疫 / 胸腺 / T細胞 / 遺伝子発現 / TNFレセプターファミリー / NF-kappaB / 転写制御 / TNFレセブターファミリー / インターフェロン
【研究成果の概要】
免疫応答に重要なT細胞が胸腺で分化成熟する際、自己抗原を認識するT細胞が除去されることで、自己に対する免疫寛容が成立し、結果として自己免疫疾患の発症は抑制される。胸腺髄質上皮細胞は、通常は組織特異的に発現する抗原を胸腺で異所的に発現することで、それらを認識するT細胞の除去に寄与する。本研究課題で、髄質上皮細胞の遺伝子発現の制御し、それを介して髄質上皮細胞の分化を制御する転写因子が明らかとなった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
井上 純一郎 | 東京大学 | 医科学研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
下茂 佑輔 | 東京大学 | 新領域創成科学科 | 大学院生 |
大島 大輔 | 東京大学 | 新領域創成科学科 | 大学院生 |
新澤 未穂 | 東京大学 | 新領域創成科学科 | 大学院生 |
秋山 伸子 | 東京大学 | 医科学研究所 | 客員研究員 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)