ヒストン脱メチル化酵素Fbxl10は如何にして生殖細胞の発生を調整するのか?
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
精巣 / 精子形成 / エピジェネティクス / 生殖細胞 / 精子 / 減数分裂
【研究成果の概要】
持続的な精子形成にエピゲノム制御が重要な役割を果たしている。本研究ではエピゲノム調整因子であるFbxl10の精子形成における役割について検証した。結果、Fbxl10欠損マウスでは加齢に伴い精子形成不全が増加していた。また、Fbxl10欠損精原細胞では加齢が亢進し、細胞分裂の遅滞が生じることを観察した。以上よりFbxl10は精原細胞の加齢を抑制することで持続的な精子形成に寄与することが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2011-08-24 - 2013-03-31
【配分額】3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)