オンデマンドゲノム編集技術の開発と実験動物学への応用
【研究分野】実験動物学
【研究キーワード】
実験動物 / ゲノム編集 / ウイルスベクター / CRISPR/Cas9 / 不妊 / CRISPR/cas9 / ES細胞
【研究成果の概要】
CRISPR/Cas9ゲノム編集技術を申請者が得意とするレンチウイルスベクターやES 細胞などと組み合わせ、任意の遺伝子改変を可能にするオンデマンドゲノム編集システムを開発した。さらに開発した遺伝子組換え技術・動物を用いて、精巣特異的発現遺伝子の機能解析に取り組み、精子形成や精子機能獲得メカニズムを明らかにした。
【研究の社会的意義】
生命科学研究の進展には、個体レベルで遺伝子機能を解析する手法が必要不可欠である。申請者はCRISPR/Cas9ゲノム編集技術を活用して任意の遺伝子改変マウスを作製するツールを開発した。さらに、開発した遺伝子組換え技術を用いて雄性不妊マウスを多数作製し、その原因を明らかにした。本研究成果は、社会問題にもなっている不妊症メカニズム解明と治療法開発に貢献する。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【配分額】41,730千円 (直接経費: 32,100千円、間接経費: 9,630千円)