分子進化ファージライブラリー法を用いた感染阻害剤の開発
【研究分野】医用生体工学・生体材料学
【研究キーワード】
インフルエンザウイルス / ヘマグルチニン / 糖脂質 / ファージライブラリー / ペプチド / 感染阻害 / バイオパニング / 分子進化工学 / ガングリオシド / インフルエンザ / 分子進化 / 感染阻害剤 / 進化分子工学
【研究成果の概要】
本研究ではペプチドを用いた新しい作用機序の抗ウイルス薬の開発を目指して、ヘマグルチニン(HA)と細胞表面の糖鎖の間の相互作用を阻害するペプチド配列の分子進化を行った。種々の配列を有するペプチドを化学合成し、H1N1型とH3N2型のインフルエンザウイルスのMDCK細胞への感染をプラークアッセイ法で評価した。リポペプチドとして自己集合体を形成することで、5残基から15残基のペプチドにおいて感染阻害活性の向上を達成した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松原 輝彦 | 慶應義塾大学 | 理工学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2008
【配分額】15,320千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 1,920千円)