口腔粘膜に蓄積する稀少ゲノム異常・エピゲノム異常の同定とリスクマーカーへの応用
【研究分野】外科系歯学
【研究キーワード】
口腔がん / エピジェネティクス / 口腔粘膜 / DNAメチル化
【研究成果の概要】
口腔粘膜は食物や化学物質をはじめ多種多様な外的刺激に曝露されており、それによるジェネティックおよびエピジェネティック異常の蓄積が、口腔がんの素地を形成すると考えられている。本研究では、新規突然変異検出法を用いた口腔粘膜における発がんリスクを反映する稀少突然変異(ジェネティック異常)とDNAメチル化異常の蓄積(エピジェネティック異常)を探索・同定を試みた。
【研究の社会的意義】
最新の解析手法を用いて、がん化のリスクが高いと考えられる非がん口腔粘膜において、ジェネティックおよびエピジェネティック異常の同定を試みた。口腔がんの早期発見を可能にする異常の同定に成功すれば、口腔がんのリスクの高い人を見極めることが可能となり、がんの予防や早期発見に大きく貢献することが予測される。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小笠原 徹 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
安部 貴大 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)