胎生期における肺血管の発生機構の分子生物学的解明と新規肺血管特異的新生因子の探索
【研究分野】小児科学
【研究キーワード】
肺血管 / 発生 / 肺高血圧 / 発生・分化 / マイクロアレイ / 脈管形成 / 血管新生
【研究成果の概要】
胎児期において正常な肺血管を構築する血管内皮細胞由来の新規肺血管新生因子を探索することを目的に、肺血管内皮細胞を用いたマイクロアレイ解析を実施した。発生に伴い発現量が大きく変化するTbx4とSca-1に着目し、肺組織における発現様式を定量PCR法やin situ hybridization法によって観察し、さらに、肺間葉系細胞初代培養を用いて血管新生能に対するTbx4の役割をin vitroで解析した。また、肺血管における2型イノシトール三リン酸受容体に着目し肺高血圧症における役割をノックアウトマウスを用いて個体レベルで解析し、肺高血圧症の重症化を抑制する新たなメカニズムの可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
山岸 敬幸 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)