細胞と組織の関係を明らかにする新規数理モデルの開発
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
発生力学 / 統計学 / 組織力学 / ベイズ推定 / 発生学 / 国際情報交換 フランス / 国際研究者交流 / フランス
【研究成果の概要】
個体発生中に起こる組織の変形の背後にある力学過程について、その理解は進んでいません。大きな要因として、組織中の力の直接測定が難しい事があげられます。我々自身が開発してきた細胞形態からの力推定法について、レーザー切断実験との比較による実験検証、手法間の比較を行い、推定手法が妥当である事を確かめました。その手法をショウジョウバエの幾つかの上皮系に適用し、それぞれの組織に特有の発生様式(速さなど)とその背後にある細胞の機械的特性の違いを明らかにしています。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
杉村 薫 | 京都大学 | 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS) | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)