症例対照研究による多発性骨髄腫のリスク要因と多段階的エピジェネティクス異常の探索
【研究分野】衛生学
【研究キーワード】
多発性骨髄腫 / エピジェネティクス / DNA メチル化 / リスク要因 / 反復配列 / LINE-1 / 多段階発がん
【研究成果の概要】
本研究では, 多発性骨髄腫における反復配列 LINE-1 の異常低メチル化とその染色体欠失との関連,低メチル化と予後不良との関連が示された.さらに,DNA 切断領域には LINE-1 密度が高い点や次世代シーケンサーのメチル化解析における有用性も見出された.以上の結果は Genome Medicine 2012;4:101 として報告した.本研究の成果により,反復配列メチル化異常を標的とした新規的診断法・治療法の発展が期待される.
【研究代表者】
【研究協力者】 |
青木 由佳 | 札幌医科大学 | 医学部 | 大学院生 |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)