カザフスタンにおける現生人類北回り拡散ルートの解明に関する国際共同研究の基盤強化
【研究キーワード】
カザフスタン / 初期後期旧石器時代(IUP) / 後期旧石器時代前期(EUP) / チョーカン・バリハノフ遺跡 / ビリョックバスタウ・ブラック遺跡 / 石刃 / 小石刃 / 発掘調査 / IUP期 / EUP期 / 後期旧石器時代前期 / 石刃石器群 / クズルアウス2遺跡 / ビリョックバスタウ・ブラック1遺跡 / 後期旧石器時代前期(EUP期) / 小石刃核 / 地床炉 / 中型石刃核 / 放射性炭素年代測定 / 多層遺跡 / 中央アジア / 後期旧石器時代 / 北回り拡散ルート / 遺跡踏査 / 新規発見遺跡 / 分布調査
【研究成果の概要】
カザフスタンにおける野外調査を実施できなかったため、2019年に実施したクズルアウス2遺跡の発掘調査成果について論文の作成を行った。また、2018年と2019年に実施したビリョックバスタウ・ブラック遺跡の発掘調査成果について国際査読誌に投稿した。またその成果の中央アジアにおける意義を評価して、カザフスタン国内の査読誌にも投稿した。またこの遺跡の調査成果について、カザフスタン共和国国立博物館主催の国際シンポジウムにおいて、共同研究者のタイマガンベトフ教授とともに発表した。
加えて、カザフスタンで探索した初期後期旧石器時代の石器群とよく類似する長野県香坂山遺跡の2021年発掘調査で出土した炭化材の年代測定分析を実施した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
佐藤 宏之 | 東京大学 | 大学院人文社会系研究科(文学部) | 教授 | (Kakenデータベース) |
夏木 大吾 | 東京大学 | 大学院人文社会系研究科(文学部) | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
【研究期間】2018-10-09 - 2023-03-31
【配分額】18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)