徴候的知におけるダイアグラム的表現をめぐる思想史的研究
【研究分野】思想史
【研究キーワード】
ダイアグラム / 徴候的知 / ヴァルター・ベンヤミン / アビ・ヴァールブルク / W・G・ゼーバルト / 写真 / 歴史的記憶 / イメージ / W・G・ゼーバルト / 歴史経験 / ヴァールブルク / ホイジンガ / ゼーバルト / ジークフリート・クラカウアー
【研究成果の概要】
ヴァルター・ベンヤミンやアビ・ヴァールブルクといった思想家たちが草稿などにおいて用いた、学術的言語表現と図像との中間的存在であるダイアグラムについて比較研究を行ない、徴候的知の表われとしてのダイアグラムが共通して有する規則性やその文化的背景を分析した。また、W・G・ゼーバルトの小説に数多く挿入されている写真を一種のダイアグラムとして考察し、それらが徴候的知としての歴史的記憶を喚起していることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)