心不全における交感神経機能の可塑性に関する研究
【研究分野】循環器内科学
【研究キーワード】
神経科学 / 循環器・高血圧 / 生体分子 / 脳・神経 / 発生・分化 / 心臓 / 心不全 / 白血病抑制因子 / LIF(白血病抑制因子) / 循環器 / 高血圧 / 発生分化 / 交感神経
【研究成果の概要】
心不全では、全身の交感神経活動が亢進することが知られているが、逆説的に交感神経終末から分泌されるノルエピネフリンの心筋内含量は減少している。この現象が交感神経の副交感神経化によるものかどうかを検証するために研究を行った。結果、交感神経を副交感神経に変換する因子として知られる白血病抑制因子とカルジオトロフィン-1の発現が、不全心筋において増加し、これらの因子により、心臓を支配する交感神経が副交感神経に分化転換することが明らかになった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】46,150千円 (直接経費: 35,500千円、間接経費: 10,650千円)