運動に伴う脳機能変化を灰白質構造変化から予測する新手法の開発
【研究分野】身体教育学
【研究キーワード】
運動学習 / 磁気共鳴画像法 / Voxel-based morphometry / 灰白質 / 上肢リーチング / 眼球運動 / Voxel-Based Morphometry / 到達運動 / 眼球運動課題 / 機能的磁気共鳴画像法 / 脳・神経
【研究成果の概要】
本研究は、磁気共鳴画像法(MRI)により取得した脳構造情報に基づく新規な脳機能評価法の開発を目的とした。眼球または手首運動の直後に撮像したMRIの構造画像に対してVoxel-Based Morphometry(VBM)解析をおこない、運動中に撮像した機能的MRIにおける脳賦活部位と比較したところ、類似した部位で灰白質構造変化が認められた。上記の結果より、効果器の異なる複数の運動課題において短時間の灰白質構造変化が脳の機能的活動を反映することが明らかとなり、VBMの脳機能評価法としての妥当性が示された。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
鏑木 悠治 | 慶應義塾大学 | 理工学部 |
牛場 潤一 | 慶應義塾大学 | 理工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)