メタボリック症候群新規治療法を目指したβ酸化調節鍵因子ACC2の発現制御機構解明
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
代謝 / メタボリックシンドローム / 胆汁酸 / 脂質代謝 / 肝臓 / 脂肪酸合成 / アセチルCoAカルボキシラーゼ / ACC / 発現解析
【研究成果の概要】
本研究では、メタボリックシンドローム治療標的としてAcetyl-CoA Carboxylase 2(ACC2)に着目した。ACC2はエネルギー代謝改善につながる治療標的たりうるが、我々は胆汁酸投与によるマウス肝ACC2遺伝子発現低下を見出しており、これを踏まえACC2転写制御機構解明を目指した。マウスACC2遺伝子には2つの転写開始点があり、本研究で各調節領域を検討、また各mRNAの諸条件下での発現変化を検討した。その結果、2種類のmRNAは異なる発現様式を示し、特に3’側のmRNA発現に関与する機序が肝内エネルギー代謝改善の治療標的となる可能性が示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
森本 耕吉 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)