リンパ球とマクロファージの分化を支配する転写因子NFkBの免疫制御機構の解明
【研究分野】血液内科学
【研究キーワード】
NF-kB / RelA / c-Rel / Hematopoiesis / Lym / phocytes / Macrophages Maturation / Apoptosis / Lymphocyte / Macrophage / Maturation arrest / Apopotsis / 造血機構 / リンパ球 / マクロファージ
【研究成果の概要】
RelAおよびc-Relは、造血幹細胞の発生および維持には必須ではないものの、細胞自発的な分化促進因子の制御には必須であることが明らかとなった。また、RelAおよびc-Relそれぞれ単独の欠損マウスでは、これらの表現型が見られないことから、RelAとc-Relが協調的に血球分化を制御していることが明らかとなった。そして、血球分化の過程に於いてRelAとc-Relは、分化と共に、増殖と細胞死の制御を担っていることも判明した。さらに当初の狙いを遙かに超えて、RelAとc-Relが、リンパ球、マクロファージのみならず、赤血球系および血小板系の分化にも必須であることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
三瀬 節子 | 独立行政法人理化学研究所 | 生体情報統合技術開発チーム | 開発研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)