突然変異体メダカ系統を用いた生殖細胞ゲノム維持機構の解析
【研究分野】放射線・化学物質影響科学
【研究キーワード】
放射線 / 動物 / 遺伝学 / ストレス / 遺伝子 / 細胞・組織 / メダカ / 突然変異 / 魚類
【研究成果の概要】
放射線高感受性ric1細胞は、DNA2本鎖切断の修復が遅延しており、γ線による断片化を伴う細胞死が起きない。緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子を生殖細胞特異的に発現するric1系統を用いたところ、卵割期にすでにric1生殖細胞は、放射線高感受性であり、生殖腺移行後に孵化率に影響を及ぼさない線量に対して大きな性差があることも分かった。また、酸化損傷修復に関わるOGG1遺伝子の突然変異ホモ接合体メダカを作製した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
尾田 正二 | 東京大学 | 大学院・新領域創成科学研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
石川 智子 | 大阪大学 | 大学院・医学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】17,820千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 2,520千円)