多能性幹細胞由来血管前駆細胞の骨髄移植による戦略的血管再生療法の開発
【研究分野】循環器内科学
【研究キーワード】
ES細胞 / マイクロRNA(miRNA) / 血管内皮細胞 / 血管平滑筋細胞 / 血管前駆細胞 / iPS細胞 / EPC(内皮前駆細胞) / マイクロアレイ
【研究成果の概要】
骨髄由来血管前駆細胞の代替としての、ES細胞由来血管前駆細胞の血管再生細胞ソースとしての有用性に関し検討を行った。我々の方法で誘導されたES細胞由来血管平滑筋細胞はその分化が不充分であり、マイクロRNA(miRNA)-145導入により、より分化した平滑筋細胞となった。また、我々のES細胞由来血管平滑筋細胞は、継代初期は抗老化性を示すものの、比較的早期の継代で細胞老化を起こすことが明らかとなり、ES細胞を用いた血管再生療法の確立には、より至適な血管前駆細胞誘導法の樹立が必要と考えられた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
伊藤 裕 | 慶應義塾大学 | 医学部・腎臓内分泌代謝内科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
本間 康一郎 | 慶応義塾大学 | 医学部・腎臓内分泌代謝内科 | 助教 |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)