ゲノム情報を利用した魚類汎用連鎖解析システムの開発
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
遺伝 / 育種 / トラフグ / メダカ / 棘鰭上目魚類 / ゲノム / 比較ゲノム / 進化 / 連鎖地図 / 集団遺伝学 / フグ
【研究成果の概要】
魚類に分子育種法を適用するためには、全ゲノムを覆うマーカー座が必須あるが、マーカー座の種特異性は著しく高い。多くの魚種に利用可能なマーカー座を得るため、まず、トラフグのゲノム地図を作製した。次に、これを既報のメダカのゲノム地図と比較して、魚類において保存されたゲノム構造の特徴を明らかとした。この情報をもとに、モデル魚類間で保存されたマーカー座を同定した。これらの座を用いることで、非モデル魚であるマサバの連鎖地図を作製できた。従って、得られたマーカー座は多くの魚で利用可能と考えられる。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
城 由香 | 東京大学 | 東京大学技術職員 |
甲斐 渉 | 東京大学 | 大学院生 |
神谷 隆史 | 東京大学 | 大学院生 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)