HBV複製におけるエピジェネティクス制御機構の解明と新規抗ウイルス療法の開発
【研究分野】消化器内科学
【研究キーワード】
HBV / エピジェネティクス / cccDNA / ヒストンアセチル化 / HBV再活性化 / 再活性化
【研究成果の概要】
本研究ではB型肝炎ウイルス(HBV)複製の鋳型であるcccDNAからのエピジェネティクス転写制御機構の解明を行った。cccDNAのヒストンアセチル化によりHBV プレゲノムRNAの転写が誘導され、複製が亢進することが明らかとなった。さらにデキサメタゾンにより誘導されるHBV複製にもヒストンアセチル化酵素、特にGCN5によるエピジェネティックな機序が関与しており、GCN5阻害剤によるHBV増殖抑制の可能性が示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
立石 敬介 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
建石 良介 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 特任講師 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)