肝内胆管癌におけるIDH変異の生物学的意義の統合的解析
【研究分野】消化器内科学
【研究キーワード】
胆道癌 / 胆管癌 / 肝内胆管癌 / エピジェネテイクス
【研究成果の概要】
肝内胆管癌の約20%に見出されるIDH1変異について、その生物学的意義を解析することを目的とした。変異型IDH1の発現コンストラクトをmutagenesis 法にて作成した。マウス肝内胆管細胞に野生型IDH あるいは変異型を導入し、安定発現株を樹立した。変異IDH1の発現は変異型特異的抗体で、また質量分析計で変異特異的に産生される代謝産物2-HGの増加を確認した。グローバルレベルのゲノムDNA メチル化および各種ヒストンメチル化修飾の違いをドットブロット半定量系とImmunoblot にて評価した。変異型発現細胞ではヒストン修飾に影響がみられた。また増殖能や薬物感受性の違いについて解析した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
立石 敬介 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
濱田 毅 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 特任臨床医 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)